JPS63305788A - 電気掃除機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気掃除機の入力を位相制御でコントロール
する電気掃除機の制Ｗ装置に関するものである。

従来の技術 一般に電気掃除機の制御装置は第５図のような構成とな
っていた。電源周波数に同期して三角波発生部３１から
発生した三角波と、電源回路３２で作られた直流電圧を
比較電圧発生部３３で分圧した直流比較電圧とを電圧比
較部３４で比較し、電圧比較部３４の出力により出力パ
ルス発生部３５からトリガパルスを発生させ、このトリ
がパルスにより双方向性サイリスタ３６のゲートをトリ
ガしてモータ３１の回転を制御するものであった。

第６図はその動作波形図を示す。第６図（ａ）において
３８は比較電圧発生部３３から出力される直流比較電圧
、３９は三角波発生部３１から出力される三角波電圧で
、両者のクロスポイント４０で電圧比較部３４が動作状
態となり、そのクロスポイント４０を越えると、その時
点より出力パルス発生部３５から第６図（ｂ）に示すよ
うにトリガパルス４１が発生する。それ故、その時点で
双方向性サイリスタ３６はＯＮ状態となるので、モータ
３７に印加される電圧は第６図（Ｃ）に示すように４２
の斜線部分となり、この間だけモータ３７は回転される
。ここで、比較電圧発生部３３の直流比較電圧３８の電
圧を変化させると、クロスポイント４０の位置が移動し
、トリがパルス４１の発生タイミングがずれるため、モ
ータ３７に印加される電圧も増減し、モータ３７の入力
がコントロールされる。

発明が解決しようとする問題点 しかし、従来の電気掃除機の制御ＩＩでは、比較電圧の
発生部３３の直流比較電圧３８を一定にしておくと、商
ｍ’ｔｓｍ周波数がたとえば６０Ｈｚから５０Ｈ１に変
った場合、商用電源周波数の違いにより第７図（ａ）の
ようにクロスポイント４０が移動し、その結果発生する
第７図（ｂ）のような出力パルス４１により、モータ３
７に印加される電圧が第７図（Ｃ）に示す４２のような
斜線部分に変化するので、たとえば比較電圧発生部３３
を分圧するための可変抵抗４３の抵抗値をある値に固定
しても、商用電源周波数の違う地域では電気掃除機の入
力が゛大幅に変化し、使用者が引越などで周波数の違う
地域に移動して使用した場合、入力が思ったようにコン
トロールできない違和感を感じるという重大な問題点を
有している。

本発明は上記問題点を解決するもので、周波数の異なる
地域では抵抗値が一定でも自動的に入力を等しくさせ、
使用者の違和感を無くすることのできる電気鼎除機の制
御ｌｌ装置を提供することを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、電源周波数に同
期した三角波の波高値を検出し、電源周波数を判別する
周波数判別部と、電源周波数の違いにより大きさの異な
る直流比較電圧を切換えて電圧比較部に供給する回路を
設け、電圧比較部は上記三角波と直流比較電圧とを比較
して、出力パルス発生部を介して双方向性サイリスタの
ゲートトリガパルスを発生させるように構成したもので
ある。

作用 上記構成により、電圧比較部は電源周波数に応じて直２
！！比較電圧を自動的に切換えて選択するため、商用電
源周波数の違う地域でも電気掃除機の入力は変化するこ
とはなく、使用者の違和感は無くなり、思い通りの入力
コントロールが可能となる。

実施例 以下本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。

第１図は本発明の一実施例における電気鼎除機の制ｉＩ
ｌ＠ばの回路ブロック図を示す。１は商用電源で地域に
より５０Ｈｚと６０１１２の周波数の差がある。

この商用電源１と直列にモータ２と双方向性サイリスタ
３が接続きれている。４は商ｇ１電源１に接続された電
源回路で、これにより制御回路すべての電源を直流で供
給している。５は商用電源１に接続された三角波発生部
で、商用電源１の周波数に同期した三角波を作っている
。６は比較電圧発生部で、回Ｍ電源３で作られた直８！
電圧をボリューム７により分圧して直流比較電圧を出力
している。８．９は比較電圧発生部６の出力が入力され
る増幅部で、それぞれ周波数が５０Ｈｚ−６０Ｈｚとで
増幅度が興なる設定になっており、大きさの興なる直流
比較電圧が得られる。１０は周波数判別部で、ここで三
角波発生部５から出力される三角波の波高値を判別レベ
ルより高いときは５０Ｈ２，低いときは６０ｔｌＺと判
別し、この判別信号を周波数切換回路１１に送り、増幅
部８．９の選択を行う。１２は電圧比較部で、三角波発
生部５の出力電圧と周波数切換回路１１で選択された５
０Ｈ２または６０８２の直流比較電圧とを比較し、両者
の電圧のクロスポイントを検出する。１３は出力パルス
発生部で、三角波発生部５の出力電圧が電圧比較部１１
で検出されたクロスポイントを越すと、その時点より、
双方向性サイリスタ３のゲートトリガパルスを発生させ
る。

上記構成において動作を説明する。第２図は周波数判別
部１０の電圧波形を示す。三角波発生部５の出力は、横
を時間軸とすると、実線が６０Ｈｚ、点線が５０Ｈ２と
なる。ここで、６０Ｈｚと５ｏｕｚの三角波の波高値の
中間に判別レベル１４の電圧Ｖａを設けると、三角波の
波高値がｖ決より高いときは商用電源１の周波数は５０
Ｈ２，低いときは６０Ｈ２と判別することができる。

第３図は周波数が６０Ｈ２のときの回路各部の電圧波形
図で、比較電圧発生部６の分圧用ボリューム７がＲ１と
いう値に固定されたとぎに、周波数切換回路１１から出
力される直流比較電圧１５が第３図（ａ）ようにＶｏで
あったとすると、出力パルス発生部１３の出力パルス１
６は第３図（ｂ）のようにＶ。

の直流比較電圧１５と三角波１７とのクロスポイント１
８の時点ｔ１で発生し、この出力パルス１６がゲートト
リガパルスとなって双方向性サイリスタ３はこの時点ｔ
１からＯＮし、モータ２に印加される電圧１９は第３図
（Ｃ）に示す斜線部分となる。

次に周波数が５０Ｈ２のときは、分圧用ボリューム７が
Ｒ１という値に固定されていても、周波数判別部１０テ
５０Ｈｚと判別し、５０１１Ｚｊｔｔａ部８の信号が周
波数切換回路１１から切換ねって出力されるので、周波
数切換回路１１から出力される直流比較電圧２０は第４
図（ａ）のように自動的に■１という値になり、出力パ
ルス２１は第４図（ｂ）のように■１の直流比較電圧２
０と三角波２２とのクロスポイント２３の時点ｔ２で発
生することになり、モータ２に印加される電圧２４は第
４図（Ｃ）に示す斜線部分となる。

これは第３図に示した６０Ｈ２のときのモータ印加電圧
１９と同面積となり、モータ２の入力は同一となる。

また、上記制御回路をＩＣ化し、スライドボリュームお
よび双方向性サイリスタのみを外付は部品とすると、回
路の小型、軽量化も可能となる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、商用電源周波数が５０１
１でも６０　ＩＩ　Ｚでも、ｉｉＩ流比較電圧を発生す
る比較電圧発生部のボリュームの位置が一定であれば、
入力は変化しないので、使用者がどの地域において掃除
を行っても適切な入力を得ることができ、違和感がなく
、思い通りの入力コントロールが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電気掃除機の制御１８
置の回路ブロック図、第２図は周波数判別部の動作原理
を示す波形図、第３図および第４図はそれぞれ６０Ｈ２
地域および５０Ｈｚｊｌ！域における動作原理を示す波
形図、第５図は従来の電気掃除機の制ｔＩＩＳｌｌ！の
回路ブロック図、第６図４３よび第７図はそれぞれ従来
の電気掃除機の１ＩＩＩＪＩＩ装置の６０Ｈ２地域およ
び５０Ｈｚ地域における動作原理を示す波形図である。 １・・・商用電源、２・・・モータ、３・・・双方向性
サイリスタ、５・・・三角波発生部、６・・・比較電圧
発生部、７・・・ボリューム、８，９・・・５０１１ｚ
および６０１１２増幅部、１０・・・周波数判別部、１
１・・・周波数切換回路、１２・・・電圧比較部、１３
・・・出力パルス発生部。 代理人　　　森　　本　　義　　弘 第２図 丁 第３図 第４図 第６因 第７厘

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、電気掃除機の入力を位相制御でコントロールする制
   御装置であって、電源周波数に同期した三角波と直流比
   較電圧とを比較し、出力パルス発生部を介して双方向性
   サイリスタのゲートトリガパルスを発生させる電圧比較
   部と、三角波の波高値を検出し、電源周波数を判別する
   周波数判別部と、電源周波数の違いにより大きさの異な
   る直流比較電圧を切換えて電圧比較部に供給する回路を
   有する電気掃除機の制御装置。