JPS6330553B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6330553B2 JPS6330553B2 JP60266044A JP26604485A JPS6330553B2 JP S6330553 B2 JPS6330553 B2 JP S6330553B2 JP 60266044 A JP60266044 A JP 60266044A JP 26604485 A JP26604485 A JP 26604485A JP S6330553 B2 JPS6330553 B2 JP S6330553B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- liquid pump
- oil
- clutch
- pump
- Prior art date
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- Expired
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- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 28
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 18
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 15
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 8
- 239000010724 circulating oil Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は軸受装置に対する給油技術に係る軸受
用油供給装置に関するものである。
用油供給装置に関するものである。
従来より回転部の各種軸受装置に対して強制的
に油を循環供給する構造として、軸受装置に構成
した給油ポートに液体ポンプを介して潤滑油を送
入するとともに、該軸受装置から排油ポートを介
して回収する巡回給油回路を構成した軸受用油供
給装置が一般に使用されている。
に油を循環供給する構造として、軸受装置に構成
した給油ポートに液体ポンプを介して潤滑油を送
入するとともに、該軸受装置から排油ポートを介
して回収する巡回給油回路を構成した軸受用油供
給装置が一般に使用されている。
しかし、この種の軸受用油供給装置は軸受装置
に潤滑油を送入する液体ポンプが電動機を動力源
として駆動されているため、ことに高慣性力を有
する回転装置に使用される軸受装置では、駆動中
に停電によつて動力源を失うと、軸受装置に対す
る潤滑油の供給ができなくなり、軸受装置が焼き
付き事故を生ずる問題を有していた。
に潤滑油を送入する液体ポンプが電動機を動力源
として駆動されているため、ことに高慣性力を有
する回転装置に使用される軸受装置では、駆動中
に停電によつて動力源を失うと、軸受装置に対す
る潤滑油の供給ができなくなり、軸受装置が焼き
付き事故を生ずる問題を有していた。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、停
電時においても、回転装置の回転中には潤滑油の
供給が停止することのない簡単な構造の軸受用油
供給装置を提供することを目的とするものであ
る。
電時においても、回転装置の回転中には潤滑油の
供給が停止することのない簡単な構造の軸受用油
供給装置を提供することを目的とするものであ
る。
本発明は回転装置の軸受装置に潤滑油を強制循
環供給する軸受用油供給装置の停電時における動
力源を本体装置の慣性力を利用して液体ポンプを
回転駆動する構造にしたものであり、本体側回転
装置の軸受装置に、電動機を駆動源として回転駆
動する液体ポンプを介して強制的に潤滑油を供給
する軸受用油供給装置において、上記液体ポンプ
の回動軸を本体側回転装置の回動軸と断電時接続
型のクラツチ、すなわち電動機の断電時のみに接
続作動するクラツチを介して回動連結した構造に
なるものである。
環供給する軸受用油供給装置の停電時における動
力源を本体装置の慣性力を利用して液体ポンプを
回転駆動する構造にしたものであり、本体側回転
装置の軸受装置に、電動機を駆動源として回転駆
動する液体ポンプを介して強制的に潤滑油を供給
する軸受用油供給装置において、上記液体ポンプ
の回動軸を本体側回転装置の回動軸と断電時接続
型のクラツチ、すなわち電動機の断電時のみに接
続作動するクラツチを介して回動連結した構造に
なるものである。
すなわち、通常状態で回転駆動中にはクラツチ
が開放されており、本体側回転装置に軸支してい
る軸受装置には電動機によつて液体ポンを回転駆
動する軸受用油供給装置から所定量の潤滑油が供
給されるとともに、停電等により液体ポンプを駆
動している電動機が停止すると同時にクラツチに
対する通電も停止するため、該クラツチが液体ポ
ンプの回動軸と本体側回転装置の回動軸を連結す
るようになる。したがつて停電中液体ポンプはク
ラツチを介して本体側回転装置から回転駆動力の
供給を受け、本体側回転装置が慣性により回動を
続行する間、軸受用油供給装置を強制的に駆動
し、潤滑油の供給を確保するものである。
が開放されており、本体側回転装置に軸支してい
る軸受装置には電動機によつて液体ポンを回転駆
動する軸受用油供給装置から所定量の潤滑油が供
給されるとともに、停電等により液体ポンプを駆
動している電動機が停止すると同時にクラツチに
対する通電も停止するため、該クラツチが液体ポ
ンプの回動軸と本体側回転装置の回動軸を連結す
るようになる。したがつて停電中液体ポンプはク
ラツチを介して本体側回転装置から回転駆動力の
供給を受け、本体側回転装置が慣性により回動を
続行する間、軸受用油供給装置を強制的に駆動
し、潤滑油の供給を確保するものである。
以下、本発明軸受用油供給装置の一実施例を図
面にしたがつて説明する。図面は油供給装置の配
管図を示すもので、符号1は本体側回転装置2の
回動軸3を軸設した本発明軸受用油供給装置から
の潤滑油の強制給排を受ける軸受装置であり、該
軸受装置1の給油ポート1aと供給ポンプ4の出
力ポート4a、排油ポート1bと回収ポンプ5の
吸引ポート5aをそれぞれ連通するとともに、油
タンク6を介して供給ポンプ4の吸引ポート4b
と回収ポンプ5の排出ポート5bを連通し、潤滑
油の循環系を形成する。また上記供給ポンプ4の
回動軸7と回収ポンプ5の回動軸8は遊動クラツ
チ9を介して回動連結されるとともに、回収ポン
プ5の回動軸8と電動機10の回動軸11を遊動
クラツチ12を介して回動連結して通常時におけ
る駆動系を構成する。さらに上記供給ポンプ4の
回動軸7は本体側回転装置2の回動軸3と遊動ク
ラツチ13および断電時接続型クラツチ14を介
して回動連結し、断電時における駆動系を構成し
てなる。なお、図中15はフイルターである。
面にしたがつて説明する。図面は油供給装置の配
管図を示すもので、符号1は本体側回転装置2の
回動軸3を軸設した本発明軸受用油供給装置から
の潤滑油の強制給排を受ける軸受装置であり、該
軸受装置1の給油ポート1aと供給ポンプ4の出
力ポート4a、排油ポート1bと回収ポンプ5の
吸引ポート5aをそれぞれ連通するとともに、油
タンク6を介して供給ポンプ4の吸引ポート4b
と回収ポンプ5の排出ポート5bを連通し、潤滑
油の循環系を形成する。また上記供給ポンプ4の
回動軸7と回収ポンプ5の回動軸8は遊動クラツ
チ9を介して回動連結されるとともに、回収ポン
プ5の回動軸8と電動機10の回動軸11を遊動
クラツチ12を介して回動連結して通常時におけ
る駆動系を構成する。さらに上記供給ポンプ4の
回動軸7は本体側回転装置2の回動軸3と遊動ク
ラツチ13および断電時接続型クラツチ14を介
して回動連結し、断電時における駆動系を構成し
てなる。なお、図中15はフイルターである。
上記構成の軸受用油供給装置は、通常運転時に
は断電時接続型クラツチ14が開いているため、
供給ポンプ4と回収ポンプ5は遊動クラツチ9,
12を介して回動連結された電動機10を駆動源
として回転駆動し、供給ポンプ4を介して潤滑油
aを油タンク6から軸受装置1に供給するととも
に、排出した潤滑油aを回収ポンプ5を介して油
タンク6に送り戻す作用をなすもので、本体側回
転装置2になんら影響をおよぼすことはない。
は断電時接続型クラツチ14が開いているため、
供給ポンプ4と回収ポンプ5は遊動クラツチ9,
12を介して回動連結された電動機10を駆動源
として回転駆動し、供給ポンプ4を介して潤滑油
aを油タンク6から軸受装置1に供給するととも
に、排出した潤滑油aを回収ポンプ5を介して油
タンク6に送り戻す作用をなすもので、本体側回
転装置2になんら影響をおよぼすことはない。
また停電等の事故により電動機10が停止した
場合は、本体側回転装置2も駆動源が停止するも
のであるが、該本体側回転装置2の慣性が大きい
場合軸受装置1に軸設した回動軸3は回動を続け
ることになる。しかるに、断電すると断電時接続
型クラツチ14により本体側回転装置2の回動軸
3と供給ポンプ4の回動軸7が接続されるため、
供給ポンプ4と回収ポンプ5は本体側回転装置2
の慣性回動を駆動源として駆動せしめられ、軸受
装置1に潤滑油aの供給を行なうもので、この駆
動作用は本体側回転装置2が停止するまで持続
し、軸受装置1が油ぎれ状態になることはない。
場合は、本体側回転装置2も駆動源が停止するも
のであるが、該本体側回転装置2の慣性が大きい
場合軸受装置1に軸設した回動軸3は回動を続け
ることになる。しかるに、断電すると断電時接続
型クラツチ14により本体側回転装置2の回動軸
3と供給ポンプ4の回動軸7が接続されるため、
供給ポンプ4と回収ポンプ5は本体側回転装置2
の慣性回動を駆動源として駆動せしめられ、軸受
装置1に潤滑油aの供給を行なうもので、この駆
動作用は本体側回転装置2が停止するまで持続
し、軸受装置1が油ぎれ状態になることはない。
以上説明したように、本発明では軸受装置に軸
設した回動軸と液体ポンプの回動軸を連結したの
で、断電後も潤滑油の供給を確保でき、軸受装置
に焼き付き事故が生ずるといつたことがない。そ
して、回動軸の連結は断電時接続型クラツチによ
つて行われるので、電動機によつて液体ポンプが
駆動されている間は回動軸は連結されていない。
したがつて、電動機によつて駆動される液体ポン
プと回動軸の連結によつて駆動される液体ポンプ
を別々に設ける必要がないので構造が簡単とな
る。
設した回動軸と液体ポンプの回動軸を連結したの
で、断電後も潤滑油の供給を確保でき、軸受装置
に焼き付き事故が生ずるといつたことがない。そ
して、回動軸の連結は断電時接続型クラツチによ
つて行われるので、電動機によつて液体ポンプが
駆動されている間は回動軸は連結されていない。
したがつて、電動機によつて駆動される液体ポン
プと回動軸の連結によつて駆動される液体ポンプ
を別々に設ける必要がないので構造が簡単とな
る。
図面は本発明軸受用油供給装置の一実施例を示
す給油系配管図である。 1……軸受装置、2……本体側回転装置、4…
…供給ポンプ、5……回収ポンプ、6……油タン
ク、9,12,13……遊動クラツチ、10……
電動機、14……断電時接続型クラツチ、a……
潤滑油。
す給油系配管図である。 1……軸受装置、2……本体側回転装置、4…
…供給ポンプ、5……回収ポンプ、6……油タン
ク、9,12,13……遊動クラツチ、10……
電動機、14……断電時接続型クラツチ、a……
潤滑油。
Claims (1)
- 1 軸受装置に対して電動機を駆動源として回転
駆動する液体ポンプにより潤滑油を強制的に供給
する軸受用油供給装置において、上記液体ポンプ
の回動軸を該軸受装置に軸設した回動軸と回転方
向を適合させ、断電時接続型クラツチを介して回
動連結してなり、断電時の上記液体ポンプの駆動
源が軸受装置に軸設した回転体の慣性力になるこ
とを特徴とする軸受用油供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26604485A JPS62127594A (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 | 軸受用油供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26604485A JPS62127594A (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 | 軸受用油供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62127594A JPS62127594A (ja) | 1987-06-09 |
JPS6330553B2 true JPS6330553B2 (ja) | 1988-06-20 |
Family
ID=17425613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26604485A Granted JPS62127594A (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 | 軸受用油供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62127594A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5031725A (en) * | 1989-12-01 | 1991-07-16 | Sundstrand Corporation | Gear box idle lubrication system |
CN104456033B (zh) * | 2014-11-28 | 2017-01-04 | 鞍钢集团铁路运输设备制造公司 | 一种间歇式定量润滑系统及润滑方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5425582A (en) * | 1977-07-27 | 1979-02-26 | Yachiyo Kougiyou Kenkiyuushiyo | Device for controlling feed of tools |
-
1985
- 1985-11-28 JP JP26604485A patent/JPS62127594A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5425582A (en) * | 1977-07-27 | 1979-02-26 | Yachiyo Kougiyou Kenkiyuushiyo | Device for controlling feed of tools |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62127594A (ja) | 1987-06-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |