JPS6330497Y2 - - Google Patents
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- JPS6330497Y2 JPS6330497Y2 JP1157385U JP1157385U JPS6330497Y2 JP S6330497 Y2 JPS6330497 Y2 JP S6330497Y2 JP 1157385 U JP1157385 U JP 1157385U JP 1157385 U JP1157385 U JP 1157385U JP S6330497 Y2 JPS6330497 Y2 JP S6330497Y2
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- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
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Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、固形異物とりわけ磁性屑を含有する
被処理液、例えば切消鉄屑を含むクーラント液よ
り固形異物を分離し、被処理液を清澄にする磁気
分離型浄化機に関する。
被処理液、例えば切消鉄屑を含むクーラント液よ
り固形異物を分離し、被処理液を清澄にする磁気
分離型浄化機に関する。
〈従来の技術〉
第3図は、従来の磁気分離型浄化機の一例を示
す。浄化機21は、磁石板3を浄化槽2の底部に
設置し、かつ所謂ベンジユラスボツクス22aを
浄化槽2内に磁石板3の上方に装置し、そして浄
化液取出管23をベンジユラスボツクス22aの
上部と連通して設け、さらに掻板12を磁石板表
面とベンジユラスボツクス下面の間に走行するよ
うに支持してなる。而して、切削鉄屑等を含む使
用済のクーラント液24を浄化槽内に注入、充満
すると、該クーラント液中の切削鉄屑等は、まず
重力によつて徐々に沈降し、続いて磁石板3の上
方近傍まで下降したとき、磁石板3の磁力によつ
て吸い寄せられて磁石板上に吸着、凝集する。そ
して、切削鉄屑等を分離したクーラント浄化液2
5は、ベンジユラスボツクス下面の流入口26よ
り該ボツクス22aの内部に流入し(同図中、矢
印A方向)、その後浄化液取出管23を通つて外
へ流出し(同図中、矢印B方向)、また一方磁力
板上に沈積した切削鉄屑等は、掻板12の走行に
よつて浄化槽外へ掻き出されるようになつてい
る。
す。浄化機21は、磁石板3を浄化槽2の底部に
設置し、かつ所謂ベンジユラスボツクス22aを
浄化槽2内に磁石板3の上方に装置し、そして浄
化液取出管23をベンジユラスボツクス22aの
上部と連通して設け、さらに掻板12を磁石板表
面とベンジユラスボツクス下面の間に走行するよ
うに支持してなる。而して、切削鉄屑等を含む使
用済のクーラント液24を浄化槽内に注入、充満
すると、該クーラント液中の切削鉄屑等は、まず
重力によつて徐々に沈降し、続いて磁石板3の上
方近傍まで下降したとき、磁石板3の磁力によつ
て吸い寄せられて磁石板上に吸着、凝集する。そ
して、切削鉄屑等を分離したクーラント浄化液2
5は、ベンジユラスボツクス下面の流入口26よ
り該ボツクス22aの内部に流入し(同図中、矢
印A方向)、その後浄化液取出管23を通つて外
へ流出し(同図中、矢印B方向)、また一方磁力
板上に沈積した切削鉄屑等は、掻板12の走行に
よつて浄化槽外へ掻き出されるようになつてい
る。
第4図は別のベンジユラスボツクスを設置した
磁気分離型浄化機を示す。この浄化機27も、前
記の浄化機21と同様に、浄化槽内に充満された
被処理液7より切削鉄屑等の異物を磁石板3の表
面近傍にて磁気的に分離して浄化し、続いて該被
処理液をベンジユラスボツクス22bの内部およ
び取出管23に通して外へ送り出し、これと共に
分離された異物を掻板12で外へ掻き出す構造の
ものであつた。
磁気分離型浄化機を示す。この浄化機27も、前
記の浄化機21と同様に、浄化槽内に充満された
被処理液7より切削鉄屑等の異物を磁石板3の表
面近傍にて磁気的に分離して浄化し、続いて該被
処理液をベンジユラスボツクス22bの内部およ
び取出管23に通して外へ送り出し、これと共に
分離された異物を掻板12で外へ掻き出す構造の
ものであつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかし、従来の磁気分離型浄化機21,27で
は、長く使用すると、第3図および第4図に示す
ように分離されなかつた微細な異物20がベンジ
ユラスボツクス22a,22bの内部に堆積して
くるため、その堆積異物を定期的に除去する必要
があつた。その上、この異物除去のためベンジユ
ラスボツクス22a,22bの内部を清掃する場
合には、例えばまず一旦該ボツクス22a,22
bの装着を外し、次に洗浄ホース等を同ボツクス
内に差し入れて洗浄を行ない、その後再び浄化槽
内の所定位置に装着するという複数の工程を経て
清掃を遂行せねばならず、ベンジユラスボツクス
内の異物の除去作業が極めて面倒なものであつ
た。
は、長く使用すると、第3図および第4図に示す
ように分離されなかつた微細な異物20がベンジ
ユラスボツクス22a,22bの内部に堆積して
くるため、その堆積異物を定期的に除去する必要
があつた。その上、この異物除去のためベンジユ
ラスボツクス22a,22bの内部を清掃する場
合には、例えばまず一旦該ボツクス22a,22
bの装着を外し、次に洗浄ホース等を同ボツクス
内に差し入れて洗浄を行ない、その後再び浄化槽
内の所定位置に装着するという複数の工程を経て
清掃を遂行せねばならず、ベンジユラスボツクス
内の異物の除去作業が極めて面倒なものであつ
た。
また、従来の浄化機では、長期間の使用の後ベ
ンジユラスボツクス内の堆積鉄屑が次第に磁化
し、磁石板近傍で分離される異物が、磁石板3の
吸引作用の他に堆積鉄屑の吸引作用を相反する方
向に受けるようになり、異物分離の性能が低下す
ることが欠点であつた。この分離能力の低下現象
は、第3図の浄化機21の如く鉄屑がベンジユラ
スボツクス22aの下部に積もるタイプの浄化機
において特に顕著であつた。また、同図に示すよ
うに、長期間の使用後、異物がベンジユラスボツ
クス下面の被処理液流入口26の周縁に付着し
て、該流入口26の孔径が狭まり、浄化液の流量
が減少して浄化処理能力が低減してくることも問
題であつた。
ンジユラスボツクス内の堆積鉄屑が次第に磁化
し、磁石板近傍で分離される異物が、磁石板3の
吸引作用の他に堆積鉄屑の吸引作用を相反する方
向に受けるようになり、異物分離の性能が低下す
ることが欠点であつた。この分離能力の低下現象
は、第3図の浄化機21の如く鉄屑がベンジユラ
スボツクス22aの下部に積もるタイプの浄化機
において特に顕著であつた。また、同図に示すよ
うに、長期間の使用後、異物がベンジユラスボツ
クス下面の被処理液流入口26の周縁に付着し
て、該流入口26の孔径が狭まり、浄化液の流量
が減少して浄化処理能力が低減してくることも問
題であつた。
また、従来の浄化機21,27では、浄化能力
がベンジユラスボツクス22a,22bの設置数
に依存していた。しかし、浄化槽内に占めるベン
ジユラスボツクス22a,22bの占有体積が相
当に大きいため、該ボツクス22a,22bの許
容される設置数が大変小さく、よつて浄化機2
1,27の浄化能力が低いものであつた。例え
ば、従来では、底面積2ないし5m2の浄化槽につ
き数個のベンジユラスボツクスを設置するのが限
度であつた。
がベンジユラスボツクス22a,22bの設置数
に依存していた。しかし、浄化槽内に占めるベン
ジユラスボツクス22a,22bの占有体積が相
当に大きいため、該ボツクス22a,22bの許
容される設置数が大変小さく、よつて浄化機2
1,27の浄化能力が低いものであつた。例え
ば、従来では、底面積2ないし5m2の浄化槽につ
き数個のベンジユラスボツクスを設置するのが限
度であつた。
さらに、従来の浄化機21,27は、特にベン
ジユラスボツクス22a,22bの構造が複雑で
あり、かつ正確な加工精度が要求されるため、製
作、加工コストが非常に高いものであつた。
ジユラスボツクス22a,22bの構造が複雑で
あり、かつ正確な加工精度が要求されるため、製
作、加工コストが非常に高いものであつた。
本考案の目的は、清掃作業が簡便であり、その
上浄化性能を常に良好に保つことができ、かつ浄
化処理能力が格段に向上し、さらに構造が簡単な
磁気分離型浄化機を提供することにある。
上浄化性能を常に良好に保つことができ、かつ浄
化処理能力が格段に向上し、さらに構造が簡単な
磁気分離型浄化機を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案の磁気分離型浄化機は、上下二室に隔離
された浄化槽の下部に被処理液を供給し、続いて
該被処理液より異物を底部の磁石板によつて分離
し、その後分離された浄化液を浄化槽の上部に送
りそして外へ流出させる構造の浄化機であり、被
処理液の流れが従来の場合と逆になつている。す
なわち、浄化槽と、該槽の底部に設置された磁石
板と、該磁石板の上方に張設され、前記浄化槽の
内部を上下二室に隔離する非磁性の隔離板と、被
処理液を槽外より浄化槽上部を経て該隔離板の下
側に導き前記磁石板の表面近傍に供給する非磁性
の供給管と、前記隔離板の適所に形成された浄化
液吐出孔と、前記隔離板より上側の浄化槽内部と
連通して設けられた浄化液取出管を備えてなるこ
とを特徴とするものである。
された浄化槽の下部に被処理液を供給し、続いて
該被処理液より異物を底部の磁石板によつて分離
し、その後分離された浄化液を浄化槽の上部に送
りそして外へ流出させる構造の浄化機であり、被
処理液の流れが従来の場合と逆になつている。す
なわち、浄化槽と、該槽の底部に設置された磁石
板と、該磁石板の上方に張設され、前記浄化槽の
内部を上下二室に隔離する非磁性の隔離板と、被
処理液を槽外より浄化槽上部を経て該隔離板の下
側に導き前記磁石板の表面近傍に供給する非磁性
の供給管と、前記隔離板の適所に形成された浄化
液吐出孔と、前記隔離板より上側の浄化槽内部と
連通して設けられた浄化液取出管を備えてなるこ
とを特徴とするものである。
〈作用〉
本考案の浄化機では、分離されなかつた微細異
物が隔離板の上にあるいは浄化液吐出孔の周縁に
堆積しても、ブラシやビニルホース等を槽上方よ
り浄化槽内に差し入れ、ブラシ掛け洗浄などを行
なつて堆積異物を前記吐出孔より再び磁石板上に
戻すことができ、非分離異物の除去のための清掃
が著しく簡便である。その上、この清掃の実行に
よつて異物が隔離板上や吐出孔周縁に残留しない
ようにすることにより、該異物の磁化によつて磁
石板の吸引作用が軽減されるのを防止することが
でき、かつ吐出孔の閉塞化によつて浄化液の流量
が制限されるのを抑止することができ、従つて浄
化機の浄化性能を常に良好に保つことができる。
物が隔離板の上にあるいは浄化液吐出孔の周縁に
堆積しても、ブラシやビニルホース等を槽上方よ
り浄化槽内に差し入れ、ブラシ掛け洗浄などを行
なつて堆積異物を前記吐出孔より再び磁石板上に
戻すことができ、非分離異物の除去のための清掃
が著しく簡便である。その上、この清掃の実行に
よつて異物が隔離板上や吐出孔周縁に残留しない
ようにすることにより、該異物の磁化によつて磁
石板の吸引作用が軽減されるのを防止することが
でき、かつ吐出孔の閉塞化によつて浄化液の流量
が制限されるのを抑止することができ、従つて浄
化機の浄化性能を常に良好に保つことができる。
また、本考案の磁気分離型浄化機は、浄化能力
が浄化槽内の浄化液吐出孔の全孔面積に依存し、
従つて吐出孔の配置や形状等の調節によつて吐出
孔の全孔面積を極めて大きなものにすることが可
能であり、浄化処理能力を格段に向上させること
ができる。例えば底面積約2ないし5m2の浄化槽
において孔面積0.02ないし0.1m2の吐出孔を15孔
近くまで形成することは容易である。
が浄化槽内の浄化液吐出孔の全孔面積に依存し、
従つて吐出孔の配置や形状等の調節によつて吐出
孔の全孔面積を極めて大きなものにすることが可
能であり、浄化処理能力を格段に向上させること
ができる。例えば底面積約2ないし5m2の浄化槽
において孔面積0.02ないし0.1m2の吐出孔を15孔
近くまで形成することは容易である。
〈実施例〉
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第1図および第2図に示す実施例の磁気分離型
浄化機1は、浄化槽2の底面全体に磁石板3を設
置してなる。磁石板3は、図示しないが、板状の
フエライト磁石の上下両面を非磁性板で被覆して
なる。また、浄化機1は、塩化ビニル樹脂よりな
る非磁性の隔離板4を磁石板3の上方に所定の間
隔をあけて張設してなり、これにより浄化槽2の
内部が上下二室に隔離されている。この隔離板4
は、多数の浄化液吐出孔5…を適宜形成し、各吐
出孔5の周縁部を下向きに夫々傾斜させてなる。
浄化機1は、浄化槽2の底面全体に磁石板3を設
置してなる。磁石板3は、図示しないが、板状の
フエライト磁石の上下両面を非磁性板で被覆して
なる。また、浄化機1は、塩化ビニル樹脂よりな
る非磁性の隔離板4を磁石板3の上方に所定の間
隔をあけて張設してなり、これにより浄化槽2の
内部が上下二室に隔離されている。この隔離板4
は、多数の浄化液吐出孔5…を適宜形成し、各吐
出孔5の周縁部を下向きに夫々傾斜させてなる。
また、浄化機1は、塩化ビニル樹脂よりなる非
磁性の複数の供給管6…を槽外より浄化槽上部に
そして同上部より隔離板4までほぼ鉛直に夫々配
管してなり、使用済クーラント液等の被処理液7
を浄化槽外より隔離板4の下側に導き磁石板3の
表面近傍に供給することができるようになつてい
る。また浄化機1は、浄化液取出管8を隔離板4
より上側の浄化槽内部と連通するように設けてな
る。
磁性の複数の供給管6…を槽外より浄化槽上部に
そして同上部より隔離板4までほぼ鉛直に夫々配
管してなり、使用済クーラント液等の被処理液7
を浄化槽外より隔離板4の下側に導き磁石板3の
表面近傍に供給することができるようになつてい
る。また浄化機1は、浄化液取出管8を隔離板4
より上側の浄化槽内部と連通するように設けてな
る。
また、浄化機1は、一対のスプロケツトホイー
ル9,9を浄化槽2の一端側上方に備え付け、か
つガイドレール10a,10aないし10d,1
0dを第1図に示すように槽2の内部および前記
ホイール9の近傍に夫々並列して設置し、さらに
第2図に示すように一対のチエーン11,11を
前記ホイール9,9に嵌め掛けかつガイドレール
10a,10aないし10d,10dに支持させ
てなる。そして、一対のチエーン11,11は多
数の掻板12…を外向きに装着してなる。また、
チエーン13をスプロケツトホイール9と減速機
14のスプロケツトホイール15との間に嵌め掛
け、かつ減速機14をモータ16と接続してな
る。従つて、モータ16を駆動させると、減速機
14、スプロケツトホイール9,9およびチエー
ン11,11が作動し、掻板12…が左回りに
(矢印X方向)循環走行するようになつている。
ル9,9を浄化槽2の一端側上方に備え付け、か
つガイドレール10a,10aないし10d,1
0dを第1図に示すように槽2の内部および前記
ホイール9の近傍に夫々並列して設置し、さらに
第2図に示すように一対のチエーン11,11を
前記ホイール9,9に嵌め掛けかつガイドレール
10a,10aないし10d,10dに支持させ
てなる。そして、一対のチエーン11,11は多
数の掻板12…を外向きに装着してなる。また、
チエーン13をスプロケツトホイール9と減速機
14のスプロケツトホイール15との間に嵌め掛
け、かつ減速機14をモータ16と接続してな
る。従つて、モータ16を駆動させると、減速機
14、スプロケツトホイール9,9およびチエー
ン11,11が作動し、掻板12…が左回りに
(矢印X方向)循環走行するようになつている。
次に、浄化機1の使用方法を説明すると、まず
被処理液7、例えば切削鉄屑等を含むクーラント
液を供給管6…に通して隔離板4の下側に導き
(第1図および第2図中、矢印C方向)、磁石板3
の表面近傍に供給する。すると、該被処理液7中
の異物は沈降し、とりわけ鉄屑等の磁性異物は磁
石板3の磁力によつて引き寄せられ、磁石板上に
吸着、凝集する。異物を分離し浄化された液17
は、隔離板4の下側を緩やかに流れ、続いて吐出
孔5…より溢れ出て隔離板4より上側の浄化槽内
部に貯留する(上記図中、矢印D方向)。その後、
浄化液17は取出管8を経て例えばクリーンタン
クなどに収容される。一方、チエーン11,11
を作動させ掻板12…を磁石板3の表面上に摺接
走行させることにより、磁石板上の沈積異物18
を浄化槽外へ排出口19より掻き出す。
被処理液7、例えば切削鉄屑等を含むクーラント
液を供給管6…に通して隔離板4の下側に導き
(第1図および第2図中、矢印C方向)、磁石板3
の表面近傍に供給する。すると、該被処理液7中
の異物は沈降し、とりわけ鉄屑等の磁性異物は磁
石板3の磁力によつて引き寄せられ、磁石板上に
吸着、凝集する。異物を分離し浄化された液17
は、隔離板4の下側を緩やかに流れ、続いて吐出
孔5…より溢れ出て隔離板4より上側の浄化槽内
部に貯留する(上記図中、矢印D方向)。その後、
浄化液17は取出管8を経て例えばクリーンタン
クなどに収容される。一方、チエーン11,11
を作動させ掻板12…を磁石板3の表面上に摺接
走行させることにより、磁石板上の沈積異物18
を浄化槽外へ排出口19より掻き出す。
而して、長期間の使用の後、分離されなかつた
異物が隔離板4の上に堆積あるいは吐出孔5の周
縁に付着したとき、ブラシおよびホース等を浄化
槽2の上方より該槽内に差し入れ、ブラシ掛け洗
浄を行なつて、異物20を吐出孔5…より磁石板
上に落とし、その後掻板12…の走行によつて浄
化槽外に廃棄することができる。非分離異物の残
留が無く、良好な分離性能が長く保たれた。
異物が隔離板4の上に堆積あるいは吐出孔5の周
縁に付着したとき、ブラシおよびホース等を浄化
槽2の上方より該槽内に差し入れ、ブラシ掛け洗
浄を行なつて、異物20を吐出孔5…より磁石板
上に落とし、その後掻板12…の走行によつて浄
化槽外に廃棄することができる。非分離異物の残
留が無く、良好な分離性能が長く保たれた。
〈考案の効果〉
以上説明したように、本考案の磁気分離型浄化
機は、上方から浄化槽内部を洗浄可能な構造とし
たことにより、非分離異物の除去のため浄化機を
分解、組立てする必要がなく、清掃が著しく簡便
である。その上、該清掃によつて磁石板の吸引力
軽減および浄化液の流量減少を無くすことがで
き、よつて浄化機の浄化性能を常に良好に保つこ
とができる。また、本考案の浄化機は、浄化液吐
出孔の全孔面積を浄化槽の底部面積に対して広く
取ることができる構造としたことにより、浄化処
理能力がベンジユラスボツクス設置の従来浄化機
と比較して格段に向上する。さらに、本考案の浄
化機は、隔離板および管等を浄化槽内に装着した
だけの装置であり、構造が簡単でかつ正確な加工
精度が要求されず、従つて製作、加工コストが従
来より格段に低減する。
機は、上方から浄化槽内部を洗浄可能な構造とし
たことにより、非分離異物の除去のため浄化機を
分解、組立てする必要がなく、清掃が著しく簡便
である。その上、該清掃によつて磁石板の吸引力
軽減および浄化液の流量減少を無くすことがで
き、よつて浄化機の浄化性能を常に良好に保つこ
とができる。また、本考案の浄化機は、浄化液吐
出孔の全孔面積を浄化槽の底部面積に対して広く
取ることができる構造としたことにより、浄化処
理能力がベンジユラスボツクス設置の従来浄化機
と比較して格段に向上する。さらに、本考案の浄
化機は、隔離板および管等を浄化槽内に装着した
だけの装置であり、構造が簡単でかつ正確な加工
精度が要求されず、従つて製作、加工コストが従
来より格段に低減する。
第1図は本考案の一実施例の磁気分離型浄化機
の内部を示す図、第2図は第1図の−線にお
ける断面図、第3図および第4図は従来の二種の
磁気分離型浄化機の主要内部を示す図である。 図中、1……浄化機、2……浄化槽、3……磁
石板、4……隔離板、5……浄化液吐出孔、6…
…供給管、7……被処理液、8……浄化液取出
管。
の内部を示す図、第2図は第1図の−線にお
ける断面図、第3図および第4図は従来の二種の
磁気分離型浄化機の主要内部を示す図である。 図中、1……浄化機、2……浄化槽、3……磁
石板、4……隔離板、5……浄化液吐出孔、6…
…供給管、7……被処理液、8……浄化液取出
管。
Claims (1)
- 浄化槽と、該槽の底部に設置された磁石板と、
該磁石板の上方に張設され、前記浄化槽の内部を
上下二室に隔離する非磁性の隔離板と、被処理液
を槽外より浄化槽上部を経て該隔離板の下側に導
き前記磁石板の表面近傍に供給する非磁性の供給
管と、前記隔離板の適所に形成された浄化液吐出
孔と、前記隔離板より上側の浄化槽内部と連通し
て設けられた浄化液取出管を備えてなることを特
徴とする磁気分離型浄化機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1157385U JPS6330497Y2 (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1157385U JPS6330497Y2 (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61130345U JPS61130345U (ja) | 1986-08-15 |
JPS6330497Y2 true JPS6330497Y2 (ja) | 1988-08-16 |
Family
ID=30493818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1157385U Expired JPS6330497Y2 (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6330497Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61249272A (ja) * | 1985-04-24 | 1986-11-06 | Akira Nakamura | 研削液処理装置 |
JP6206708B2 (ja) * | 2013-08-27 | 2017-10-04 | いすゞ自動車株式会社 | クーラント清浄装置 |
-
1985
- 1985-01-30 JP JP1157385U patent/JPS6330497Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61130345U (ja) | 1986-08-15 |
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