JP3910776B2 - 浄化システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、生産工程で使用した作業液に混入される不純物を除去する浄化システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
生産工程で使用される作業液としては、例えば、洗浄作業で使用される洗浄液や、研削作業で使用される研削液(クーラント)等がある。一般に、これらの作業液には、種々の不純物が混入されるため、再利用する際は、一旦浄化する必要がある。
【0003】
この作業液を浄化する手段としては、種々の提案がなされている。例えば、特開昭58−174211号公報には、マグネットドラムに磁性体を主とする切削粉等の不純物を吸着させ、このマグネットドラムに吸着された不純物をスクレーパで剥離して除去すると共に、沈澱した砥粒等の非磁性体の不純物をスクレーパチェーンで掻出除去する技術が開示されている。
【0004】
また、特開昭59−39309号公報には、タンクの側壁に超音波振動板を配設し、この超音波振動板から発振する超音波により作業液に混濁されている油分を主体とする不純物を加振して互いに凝集させると共に浮遊させ、この浮遊した不純物をスキーマで除去する技術が開示されている。
【0005】
さらに、特開平4−129643号公報には、表面に複数の溝をスパイラル或いは同心円状に有する回転板の下側を、タンクに貯留する作業液に垂直に浸漬して、ゆっくりと回転させることで、作業液の液面に浮遊する油分を主体とする不純物を上記回転板の表面に付着させて作業液から分離させ、その後、上記回転板の表面に付着した不純物をスクレーパで払拭して所定に集積する技術が開示されている。
【0006】
また、特開平3−294142号公報には、回転ドラムの胴体に濾布フィルタを張設し、この濾布を通過し回転ドラム内に入った切削油を導管から回収槽にくみ出す技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の何れかの浄化法を採用し、或いはこれらを組み合わせた浄化システムでは、ある程度の浄化作用は期待できるものの、作業液に混入されているより緻密な不純物を除去することは困難であった。
【0008】
このため、上記各浄化法を採用した従来の浄化システムによって浄化された作業液においては、緻密な残留物の腐食等によって作業液が劣化し易く、交換サイクルを長期化するには限界があり、ランニングコスト,廃液処理コスト等の高騰を招く。
【0009】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、作業液の浄化作用を大幅に向上させて、作業液を長期に亘り繰り返し使用することを可能とするとともに、ランニングコスト,廃液処理コスト等を低くすることのできる浄化システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明による第1の浄化システムは、生産工程で使用される作業液の循環回路に介装され、作業液中に混入された緻密な不純物を除去する浄化装置を備えた浄化システムにおいて、上記浄化装置は、テーパー状の底面を有する作業液貯留タンクと、上記作業液貯留タンクの略中央に立設され、上方から導入された作業液を上記作業液貯留タンクの下方で拡散流出可能な拡散孔を有する作業液導入筒と、上記作業液導入筒に周設され、上記作業液貯留タンクの中途を上下に区画する濾過フィルタと、上記作業液貯留タンクの上端部に形成した堰と、上記堰の内周に沿って配設するとともに、その下端を上記堰よりも低い位置に臨ませる油液分離壁と、上記堰の外周に併設した集液溝とを備え、上記作業液導入筒の下端を上記作業液貯留タンクの底面から離間して配設するとともに、上記作業液導入筒の底部に該作業液導入筒の下端開口部を閉塞する蓋体を設けたことを特徴とする浄化システム。
【0011】
また、本発明による第2の浄化システムは、上記第1の浄化システムにおいて、上記蓋体は、上記作業液導入筒内部で沈殿された不純物を上記拡散孔に導く突状の傾斜面を有することを特徴とする。
【0012】
また、本発明による第3の浄化システムは、生産工程で使用される作業液の循環回路に介装され、作業液中に混入された不純物を除去する浄化装置を備えた浄化システムにおいて、上記浄化装置は、テーパー状の底面を有する作業液貯留タンクと、上記作業液貯留タンクの略中央に立設され、上方から導入された作業液を上記作業液貯留タンクの下方で拡散流出可能な拡散孔を有する作業液導入筒と、上記作業液導入筒に周設され、上記作業液貯留タンクの中途を上下に区画する濾過フィルタと、上記作業液貯留タンクの上端部に形成した堰と、上記堰の内周に沿って配設するとともに、その下端を上記堰よりも低い位置に臨ませる油液分離壁と、上記堰の外周に併設した集液溝とを備え、上記作業液導入筒の下端を上記作業液貯留タンクの底面から離間して配設するとともに、上記作業液導入筒の下端開口部に蓋体を設け、上記蓋体は、上記作業液導入筒内部で沈殿された不純物を上記蓋体上の所定位置に導く凹状の傾斜面を有し、この傾斜面の最下端位置に不純物排出用の小孔を有することを特徴とする。
【0013】
また、本発明による第4の浄化システムは、上記第3の浄化システムにおいて、上記小孔に対向する遮蔽部材を上記蓋体に設けたことを特徴とする。
【0014】
また、本発明による第5の浄化システムは、上記第1乃至第4の浄化システムにおいて、上記作業液貯留タンクの底部の下端にドレーンバルブを設けたことを特徴とする。
【0015】
また、本発明による第6の浄化システムは、上記第1乃至第5の浄化システムにおいて、上記浄化装置の上流側に、他の浄化装置を設けたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0017】
図1〜図9に、本発明の第1の実施の形態として、ハイポイドギヤセットの歯面仕上用のコンパウンドラップ盤によるラップ作業後の洗浄工程における洗浄機に用いられる作業液(洗浄液)の浄化システムを示す。図1は浄化システムの概略を示す上面図であり、図2は図1のI−I断面図、図3は図1のII−II断面図、図4はスクレーパコンベアの要部を示す断面図、図5はスクレーパの要部を示す正面図、図6は図5のIV−IV断面図、図7はフロートサクションの上面図、図8は図7のV−V断面図、図9は図1のIII−III断面図、である。
【0018】
図1に示すように、この浄化システムは、図示しない洗浄機で使用した後の作業液を一次浄化する第1の浄化装置1と、この第1の浄化装置1の下流に該第1の浄化装置1と連結可能に配設され作業液の二次浄化を行う第2の浄化装置2と、を備えて構成されている。なお、図中符号3は、本浄化システムで浄化処理された作業液を貯留するクリーンタンクである。
【0019】
上記第1の浄化装置1は、作業液を貯留可能な第1の作業液貯留タンク5を備えて構成されている。
【0020】
この第1の作業液貯留タンク5は略箱形に形成され、その内部は仕切板6によって第1のタンク室7と第2のタンク室8とに区画されている。
【0021】
また、上記仕切板6には、該仕切板6の長手方向略中央位置であって、第1の作業液貯留タンク5に貯留される作業液の液面の近傍位置に、第1のタンク室7と第2のタンク室8とを連通する連通口6aが開口されている(図2、図3参照)。
【0022】
また、上記第1の作業液貯留タンク5の上部には、作業液供給溝9が設けられている。この作業液供給溝9の下流端は第1のタンク室7に臨まされ、この作業液供給溝9を介して、洗浄機で使用された後の作業液が第1のタンク室7に供給されるようになっている。
【0023】
ここで、上記第1の作業液貯留タンク5の底部の要所には脚部5aが設けられ、この脚部5aによって、第1の作業液貯留タンク5は設置面から所定の高さ位置で支持されている(図2,図3参照)。
【0024】
図3に示すように、上記第1のタンク室7には、底面10に沈殿したスラッジや作業液の液面に浮遊した油脂等を除去するためのスクレーパコンベア11が設けられている。
【0025】
このスクレーパコンベア11は、第1のタンク室7の底面10に沿って摺動自在に配設されるもので、一端が第1のタンク室7の一方の側壁に摺設されるとともに、他端が第1のタンク室7の他方から突出されている。
【0026】
すなわち、上記第1のタンク室7の底面10には長手方向の中途から他端側にかけて上方に傾斜した傾斜面10aが形成され、スクレーパコンベア11の他端側は上記傾斜面10aに沿って傾斜されて第1のタンク室7の他端側から突出されている。また、上記第1のタンク室7の底面10の一端側には湾曲面10bが形成され、スクレーパコンベア11の一端側がこの湾曲面10bに沿って摺動されるようになっている。
【0027】
ここで、上記スクレーパコンベア11は、コンベア本体12と、長さが第1のタンク室7の幅と略等しい矩形の板状部材に形成され(図2参照)コンベア本体12上に配設された複数のスクレーパ13と、を備えて構成されている。
【0028】
具体的に説明すると、図4に示すように、上記コンベア本体12には、所定間隔毎に、スクレーパ13を取り付けるための取付板12aが設けられている。また、上記スクレーパ13には長穴13aが設けられ(図5参照)、スクレーパ13は、上記長穴13aにスペーサ14を介して挿通されたボルト15によって、上記取付板12aに変位自在に取り付けられている(図6参照)。
【0029】
そして、上記スクレーパ13は、コンベア本体12に変位自在に取り付けられることによって、コンベア本体12が矢印A方向(図3参照)に駆動された際に第1のタンク室7の底面10と確実に摺動され、スラッジや油脂等を傾斜面10aに沿って第1のタンク室7の他端側外部に排出するようになっている。なお、第1のタンク室7の他端側外部には、スクレーパコンベア11の他端が臨まされる位置に、排出されたスラッジや油脂等を回収するための回収箱16が設置されている。
【0030】
また、上記第1のタンク室7には、連通口6aを介して第2のタンク室8に流出される作業液から、液面に浮遊した油脂を分離するための油液分離板17が設けられている。
【0031】
この油液分離板17は、一側面と下面とが開口された箱形の形状に形成され、下端部が液面下に没して連通口6aを取り囲む位置で、仕切板6に取り付けられている。
【0032】
上記第2のタンク室8には、連通口6aに対向した位置に、第1のタンク室7から流入された作業液を加熱するための加熱板20が設けられている。
【0033】
ここで、加熱板20は、下端が第2のタンク室8の底面から10cm程度上方に離間して配置されている。なお、この配置は、流入された作業液に対流を発生させやすい配置である。
【0034】
また、上記第2のタンク室8の四隅には、該四隅に湾曲部を形成して第2のタンク室8内での作業液の流れを良好なものとするとともに四隅にスラッジ等が堆積するのを防止するための、コーナー板21が設けられている。
【0035】
また、上記第2のタンク室8の底面22の略中央部には、沈殿したスラッジ等を一ヶ所に集めて堆積させるための凹部22aが設けられ、この凹部22aの下端にはドレーンバルブ22bが設けられている。
【0036】
また、上記第2のタンク室8の略中央位置には、作業液の液面に浮遊した油脂等を吸い上げて第1のタンク室7に戻すためのフロートサクション23が設けられている。
【0037】
このフロートサクション23は、作業液の液面近傍に浮遊されて液面近傍の浮遊油脂等を吸入可能な油脂吸入部24を備えて構成されている。
【0038】
上記油脂吸入部24は、図7,図8に示すように、例えば三角形をなすステンレス部材の板体24aと、この板体24aの三隅に設けられた浮子24bと、上記板体24aの中央に設けられた油脂吸入口24cと、を備えて構成されている。
【0039】
この油脂吸入部24は、油脂吸入口24cの上端が作業液の液面よりもやや下方に臨まされる位置に浮遊するように設定されており、これにより、油脂吸入口24cから主として液面の浮遊油脂を吸入可能となっている。
【0040】
また、上記油脂吸入口24cの下端には、導油管26が接続されている。この導油管26の他端側は第1のタンク室7に臨まされ、導油管26の中途に介装されたポンプ25によって、油脂吸入口24cから吸入された油脂が第1のタンク室7に戻されるようになっている。
【0041】
ここで、上記板体24aには板体24a上にスラッジ等が堆積するのを防止するための複数の貫通孔24dが穿設されており、これにより、油脂吸入部24の浮力が一定に保たれて浮遊位置が一定に保持されるようになっている。
【0042】
上記第2の浄化装置2は、第1の浄化装置1の近傍に移動自在に設置されている。
【0043】
この第2の浄化装置2は、導液管29、第1の遠心分離機30,第2の遠心分離機31を介して上記第2のタンク室8と接続されている。
【0044】
詳しく説明すると、上記導液管29の中途には、ポンプ32が介装され、このポンプ32によって、第2のタンク室8内の一次浄化された作業液を汲み上げるようになっている。
【0045】
また、上記第1,第2の遠心分離機30,31は、図示しない分離筒を備えた公知のもので、流入口30a,31aから流入された作業液が分離筒内を渦流状となって通過することにより作業液中に含まれるスラッジ等を分離するようになっている。そして、上記分離筒で浄化された作業液は流出口30b,31bから吐出され、一方スラッジ等を含む作業液はドレーン口30c,31cから吐出されるようになっている。なお、本実施の形態において、第1,第2の遠心分離機30,31には、例えば、ラバルセパレータ(登録商標;日本ラバル株式会社製)が採用されている。
【0046】
上記第1の遠心分離機30の流入口30aには、上記導液管29の下流端が接続されている。
【0047】
また、第1の遠心分離機30の流出口30bは、導液管35を介して、第2の遠心分離機31の流入口31aに接続されている。
【0048】
一方、第1の遠心分離機30のドレーン口30cは、導液管36を介して、第2の浄化装置2に接続されている。
【0049】
また、上記第2の遠心分離機31の流出口31bは、導液管37を介して、クリーンタンク3に接続されている。
【0050】
一方、第2の遠心分離機31のドレーン口31cは、導液管38を介して、第2の浄化装置2に接続されている。
【0051】
すなわち、上記第1,第2の遠心分離機30,31は直列に接続されており、これら上記第1,第2の遠心分離機30,31で浄化されたクリーンな作業液は直接クリーンタンク3に供給される一方、スラッジ等を含む作業液のみが第2の浄化装置2に供給される。
【0052】
ところで、上記導液管29のポンプ32よりも下流側の中途には、導液管29を流れる作業液を分岐する分岐管29aが設けられ、この分岐管29aの下流側は上記第2のタンク室8内の加熱板20近傍に臨まされている。すなわち、上記ポンプ32によって汲み上げられた作業液の一部は、分岐管29aによってタンク室8内に戻され、加熱板20の近傍で吐出されるようになっている。そして、この分岐管29aから吐出された作業液によって、第2のタンク室8内の作業液は凹部22aを中心として循環されるようになっている。
【0053】
上記第2の浄化装置2は、作業液を貯留可能な第2の作業液貯留タンク40を備えて構成されている。
【0054】
この第2の作業液貯留タンク40は、円筒形状のタンク本体40aと、このタンク本体40aの下端を一体形成されスラッジ等を堆積可能なテーパー状の底面40bと、この底面40bの下部に連結されたマットホール部40cとを備えて構成されている。
【0055】
ここで、上記第2の作業液貯留タンク40は、台車41上に裁置されるもので、これにより、第1の浄化装置1の近傍に移動自在に設置されるものである。
【0056】
上記第2の作業液貯留タンク40の略中央位置には、角筒状の作業液導入筒42が立設されている。
【0057】
この作業液導入筒42の上部には、上記導液管36,38を介して、第1,第2の遠心分離機30,31のドレーン口30c,31cが接続され、作業液が供給されるようになっている。
【0058】
また、上記作業液導入筒42の下端は、作業液貯留タンク40の底面40bから所定間隔隔てた場所に位置され、その下端開口部は平板状の蓋体60によって閉塞されている。さらに、作業液導入筒42の下部側壁には複数の拡散孔42aが穿設され、作業液導入筒42に供給された作業液は、拡散孔42aから第2の作業液貯留タンク40内に均一に拡散されるようになっている。
【0059】
また、上記タンク本体40aの中部よりやや上側に偏倚した位置には、濾過フィルタ保持部43が設けられ、この濾過フィルタ保持部43によって濾過フィルタ44が着脱自在に保持されている。
【0060】
すなわち、上記濾過フィルタ44は、濾過フィルタ保持部43に保持されることによって作業液導入筒42の外周に周設され、この濾過フィルタ44によって、タンク本体40aの内部が上下に区画されている。なお、上記濾過フィルタ44には、例えば、線径が約5μmφのグラスウールを約5cmの厚さに積層形成した建材用の断熱防音材が採用されている。
【0061】
また、上記タンク本体40aの上端のうち一側の半円弧部には、段部が形成され、この段部は浄化された作業液をオーバーフローさせる堰45として機能するようになっている。
【0062】
この堰45の内周には、油液分離板46が設けられている。上記油液分離板46は、堰45の内周に沿って所定間隔を隔てて設けられている。また、この油液分離板46の上端は、堰45よりも所定高さ上方に位置し、油液分離板46の下端は、堰45よりも下方で作業液中に没している。
【0063】
また、上記堰45の外周には、堰45からオーバーフローした作業液を集液するための集液溝47が設けられている。この集液溝47は、導液管48を介してクリーンタンク3に接続されている。
【0064】
上記第2の作業液貯留タンク40には、タンク本体40aの濾過フィルタ44よりも下方位置にドレーンバルブ49が設けられ、マットホール部40cの下端にドレーンバルブ50が設けられている。
【0065】
なお、上記第2の貯留タンク40の形状は、円筒形状以外の例えば角筒形状等としてもよい。
【0066】
次に、上記構成による浄化システムの作用について説明する。
作業液供給溝9を介して、図示しない洗浄機から第1のタンク室7に流入した作業液は、緩やかに流動し、第1のタンク室7内に拡散する。
【0067】
この拡散時には、作業液中に含まれる不純物のうち、比較的粒径の大きいスラッジ等が第1のタンク室7の底面10に沈殿するとともに、油脂分等が作業液液面に浮遊する。
【0068】
このとき、スクレーパコンベア11は図3中矢印Aの方向に動作しており、沈殿したスラッジや浮遊した油脂分等は、スクレーパ13によって、底面10の傾斜面10aに沿って掻き上げられ、回収箱16に回収される。
【0069】
ここで、底面10の一端側に湾曲面10bが形成され、スクレーパ13が湾曲面10bに摺動されることにより、沈殿したスラッジ等が底面10に残留して腐敗することを防止できる。
【0070】
次に、上記第1のタンク室7内で拡散した作業液は、連通口6aを介して第2のタンク室8内に流入する。このとき、作業液は、油液分離板17の下方を通過して連通口6aに達するので、液面に浮遊した油脂等は油液分離板17にせき止められる。
【0071】
第2のタンク室8に流入した作業液は、先ず、加熱板20に衝突して対流を発生するとともに加熱板20によって加熱される。これにより、第1のタンク室7では除去しきれなかった10ミクロン以下の微細なスラッジ等が液面に浮遊するとともに、作業液中に残留した油脂分等が分解されて液面に浮遊する。
【0072】
次に、作業液は、分岐管29aから吐出される作業液によって、第2のタンク室8内を、凹部22aを中心として緩やかな流速で流れる。これにより、沈殿したスラッジ等は流れの中心である凹部22aに集中して堆積するとともに、液面に浮遊した微細なスラッジや油脂等も凹部22aの上方に集中する。
【0073】
そして、凹部22aに堆積したスラッジ等はドレーンバルブ22bを適宜開放することによって除去されるとともに、浮遊した微細なスラッジや油脂等はフロートサクション23によって第1のタンク室7に戻される。
【0074】
ここで、第2のタンク室8の四隅にコーナー板21が設けられているので、第2のタンク室8内を流れる作業液の流れを良好なものとすることができ、また、上記四隅にスラッジ等が堆積して腐敗することを防止できる。
【0075】
このようにして浄化された作業液は、導液管29から吸い上げられ、第1の遠心分離機30に流入される。ここで、導液管29から吸い上げられる作業液は、第1の浄化装置1で一次浄化が行われているため、緻密なスラッジや油脂等が僅かに残留している程度の比較的クリーンな作業液である。
【0076】
第1の遠心分離機30では、作業液の更なる浄化を行い、浄化された作業液を導液管36を介して第2の遠心分離機31に供給するとともに、スラッジ等を含む作業液を導液管36を介して第2の浄化装置2に供給する。
【0077】
第2の遠心分離機31では、作業液の更なる浄化を行い、浄化されたクリーンな作業液を導液管37を介してクリーンタンク3に流入するとともに、スラッジ等を含む作業液を導液管38を介して第2の浄化装置2に供給する。
【0078】
ここで、ドレーン口30c,31cには、図示しないドレーンバルブが設けられており、これらの開度を調整することにより、第2の浄化装置2への作業液の流入量を調整することができる。
【0079】
このように、上記第1,第2の遠心分離機30,31によって作業液の浄化を行うことによって、以下に説明する第2の浄化装置2による作業液浄化の負担を軽減することができる。なお、浄化処理する作業液の量が少量である場合や作業液中に含まれる不純物の量が少量である場合等には、第1の浄化装置1や第1,第2の遠心分離機30,31を適宜省略してもよい。
【0080】
導液管36,38から作業液導入筒42に作業液が供給されると、この作業液は、拡散孔42aを介して第2の作業液貯留タンク40内下部に緩やかな流速で流入し、側方に向かって略放射線状に拡散する。
【0081】
拡散された作業液は、緩やかな流速でタンク本体40aの上方に流れ、このとき、作業液内に僅かに残留しているスラッジ等の不純物が沈殿分離されてテーパー状の底面40bに堆積し、更にテーパー面を沈降してマットホール部40cに集積される。
【0082】
ここで、作業液導入筒42の下端開口部を蓋体60によって閉塞し、作業液が作業液導入筒42から第2の作業液貯留タンク40内に流入する際の流入方向を側方のみに規定することによって、一旦沈殿されたスラッジ等の不純物が作業液の流入によって作業液中に再び浮遊することが防止される。
【0083】
タンク本体40aの上方に流れた作業液は、その途中で濾過フィルタ44を通過する。このとき、沈殿分離されずに作業液内に僅かに残留されたスラッジ等の不純物は、濾過フィルタ44によって濾過される。
【0084】
このとき上記濾過フィルタ44に捕捉される不純物は僅かな量であり、また、たとえ濾過フィルタ44にある程度の不純物が捕捉された場合においても、作業液の濾過は下方から上方に向けての濾過であるため、捕捉された不純物は自重によってテーパー状のタンク底面40bに沈殿する。従って、濾過フィルタ44の交換寿命を長く維持することができる。
【0085】
上記濾過フィルタ44によって濾過された作業液は、さらに上方に流れ、堰45よりオーバーフローして集液溝47に流れ込む。このとき作業液液面に僅かに浮遊した油脂等は、油液分離板46によってせき止められ、集液溝47にはクリーンな作業液のみが流入される。この集液溝47に流入されたクリーンな作業液は、導液管48を介してクリーンタンク3に流入される。
【0086】
ここで、第2の浄化装置2による上述の浄化処理によってマットホール部40cに堆積されたスラッジ等の不純物は、ドレーンバルブ50を適宜開放することによって除去される。また、作業液液面に浮遊した油脂等の不純物は、バキュームエアー等により適宜除去される。なお、第2の作業液貯留タンク40の上方に、油脂等を除去するためのドレーンバルブを設けてもよい。
【0087】
このように、第2の作業液貯留タンク40は、下から順に沈殿槽、濾過槽、油液分離槽として作用して作業液を浄化することができる。
【0088】
なお、クリーンタンク3に貯留された作業液は、再び洗浄機に供給される。
【0089】
ところで、第2の浄化装置2を清掃する際には、、先ず、ドレーンバルブ49を開放して作業液の上澄み部分を抜き取る、次いで、ドレーンバルブ50を開放し、マットホール部40cに堆積されたスラッジ等を多く含む作業液を抜き取りその後マットホール部40cを開口させて清掃を行う。なお、作業液の上澄み部分は、再利用可能である。
【0090】
このような浄化システムによれば、高いレベルでの浄化を行うことができるため、作業液の交換サイクルを60週間程度まで引き延ばすことができる。
【0091】
従って、作業液の廃液処理回数を減少させることが可能となり、作業液の使用量を削減することができる。
【0092】
また、廃液排出量を削減することができるので、廃液処理コストを削減することができ、さらに環境にもよい。
【0093】
また、作業液の交換等に要するメンテナンス工数を大幅に削減することができる。
【0094】
また、第1のタンク室5の底面22にスラッジ等を堆積可能な凹部22aを設け、この凹部22aの下端にドレーンバルブを設けたので、沈殿したスラッジ等を容易に除去することができる。
【0095】
また、第2の作業液貯留タンク40の下方にスラッジ等を堆積し、かつ沈降集積可能なテーパー状の底面40bを設け、この下部のマットホール部40cの下端にドレーンバルブ50を設けたので、沈殿したスラッジ等を容易に除去することができる。
【0096】
また、作業液導入筒42の下端開口部を蓋体60によって閉塞し、作業液が作業液導入筒42から第2の作業液貯留タンク40に流入する際の流入方向を側方のみに規定したので、第2の作業液貯留タンク40の底面40bやマットホール部40cに一旦沈殿されたスラッジ等の不純物が、作業液の流入によって再び浮遊することを防止することができる。従って、沈殿浄化を効率よく確実に行うことができ、第2の浄化装置2による作業液の浄化性能を向上することができる。
【0097】
次に、図10は、本発明の第2の実施の形態を示し、第2の浄化装置の要部縦断面図である。ここで、本実施の形態では、作業液導入筒42の下端開口部に設けた蓋体の構成が上述の第1の実施の形態と異なる。なお、他の同様な構成については同符号を付して説明を省略する。
【0098】
図示のように、作業液導入筒42の下端開口部は、蓋体61によって閉塞されている。この蓋体61には、作業液導入筒42内で沈殿された不純物を拡散孔42aに導く凸状の傾斜面61aが形成されている。
【0099】
具体的には、上記蓋体61は、例えば、上方に突出した4角錐体形状をなし、その下縁部近傍には、作業液導入筒42に設けられた拡散孔42aのうち、最下段に位置する拡散孔42a列が臨まされている。
【0100】
このような構成により、本実施の形態においては、上述の第1の実施の形態で得られる作用効果に加え、作業液導入筒42内で沈殿されたスラッジ等の不純物を、蓋体61の傾斜面61aに沿って拡散孔42aに導くことができ、拡散孔42aに導かれた不純物を作業液とともに拡散孔42aから排出することができるので、作業液導入筒42内での不純物の残留を確実に防止することができるという効果を奏する。
【0101】
次に、図11は、本発明の第3実施の形態を示し、第2の浄化装置の要部縦断面図である。ここで、本実施の形態では、作業液導入筒42の下端開口部に設けた蓋体の構成が上述の第1の実施の形態と異なる。なお、他の同様な構成については同符号を付して説明を省略する。
【0102】
図示のように、作業液導入筒42の下端開口部は、蓋体62が設けられ、この蓋体62には、作業液導入筒42内で沈殿された不純物を蓋体上の所定位置に導く凹状の傾斜面62aが形成されている。
【0103】
また、上記蓋体62の最下端位置には、傾斜面62aに沿って導かれた不純物を作業液導入筒42の外部に排出するための小孔62bが設けられている。
【0104】
具体的には、上記蓋体62は、例えば、下方に突出した4角錐体形状をなし、その最下端部に上記小孔62bが設けられている。
【0105】
ここで、上記小孔62bによる不純物の排出方向は、図示のように、マットホール部40cの中心からオフセットされた位置に指向されることが望ましい。
【0106】
このような構成により、本実施の形態においては、上述の第1の実施の形態で得られる作用効果に加え、作業液導入筒42内で沈殿されたスラッジ等の不純物を、蓋体62の傾斜面62aに沿って蓋体62上の最下端位置に導いて小孔62bから排出することができ、作業液導入筒42内での不純物の残留を確実に防止することができるという効果を奏する。
【0107】
次に、図12は、本発明の第4の実施の形態を示し、第2の浄化装置の要部縦断面図である。ここで、本実施の形態では、作業液導入筒42の下端開口部に設けた蓋体の構成が上述の第3の実施の形態と異なる。なお、他の同様な構成については同符号を付して説明を省略する。
【0108】
図示のように、作業液導入筒42の下端開口部は、蓋体63が設けられ、この蓋体63には、作業液導入筒42内で沈殿された不純物を蓋体上の所定位置に導く凹状の傾斜面63aが形成されている。
【0109】
また、上記蓋体63の最下端位置には、傾斜面63aに沿って蓋体63上の最下端位置に導かれた不純物を作業液導入筒42の外部に排出するための小孔63bが設けられている。
【0110】
具体的には、上記蓋体63は、例えば、下方に突出した4角錐体形状をなし、その下端部に小孔63bが設けられている。
【0111】
また、小孔63bの上部には、作業液導入筒42内を流れる作業液が上記小孔63bに直接流入することを防止するための遮蔽部材64が、小孔63bに対向して設けられている。
【0112】
このような構成により、本実施の形態においては、上述の第3の実施の形態で得られる作用効果に加え、遮蔽部材64によって、作業液が作業液貯留タンク40内下方に勢いよく流出されることを防止しつつ、作業液導入筒42内で沈殿されたスラッジ等の不純物を小孔62bから排出することができるという効果を奏する。
【0113】
なお、上述の実施の形態及び各変形例では、洗浄機で使用される洗浄液を作業液とし、この洗浄液の浄化について説明したが、本浄化システムで浄化される作業液は洗浄液に限らず、例えば、研削機に用いられる研削液(クーラント)を浄化してもよい。
【0114】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、作業液の浄化作用を大幅に向上させて、作業液を長期に亘り繰り返し使用することを可能とするとともに、ランニングコスト,廃液処理コスト等を低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】浄化システムの概略を示す上面図
【図2】図1のI−I断面図
【図3】図1のII−II断面図
【図4】スクレーパコンベアの要部を示す断面図
【図5】スクレーパの要部を示す正面図
【図6】図5のIV−IV断面図
【図7】フロートサクションの上面図
【図8】図7のV−V断面図
【図9】図1のIII−III断面図
【図10】第2の浄化装置の縦断面図
【図11】第2の浄化装置の縦断面図
【図12】第2の浄化装置の縦断面図
【符号の説明】
1 … 第1の浄化装置(他の浄化装置)
2 … 第2の浄化装置(浄化装置)
7 … 第2のタンク室
40 … 第2の作業液貯留タンク(作業液貯留タンク)
42 … 作業液導入筒
44 … 濾過フィルタ
45 … 堰
46 … 油液分離板
47 … 集液溝
50 … ドレーンバルブ
60 … 蓋体
61 … 蓋体
61a … 傾斜面
62 … 蓋体
62a … 傾斜面
62b … 小孔
63 … 蓋体
63a … 傾斜面
63b … 小孔
64 … 遮蔽部材
Claims (6)
- 生産工程で使用される作業液の循環回路に介装され、作業液中に混入された不純物を除去する浄化装置を備えた浄化システムにおいて、
上記浄化装置は、
テーパー状の底面を有する作業液貯留タンクと、
上記作業液貯留タンクの略中央に立設され、上方から導入された作業液を上記作業液貯留タンクの下方で拡散流出可能な拡散孔を有する作業液導入筒と、
上記作業液導入筒に周設され、上記作業液貯留タンクの中途を上下に区画する濾過フィルタと、
上記作業液貯留タンクの上端部に形成した堰と、
上記堰の内周に沿って配設するとともに、その下端を上記堰よりも低い位置に臨ませる油液分離壁と、
上記堰の外周に併設した集液溝とを備え、
上記作業液導入筒の下端を上記作業液貯留タンクの底面から離間して配設するとともに、上記作業液導入筒の底部に該作業液導入筒の下端開口部を閉塞する蓋体を設けたことを特徴とする浄化システム。 - 上記蓋体は、上記作業液導入筒内部で沈殿された不純物を上記拡散孔に導く突状の傾斜面を有することを特徴とする請求項1に記載の浄化システム。
- 生産工程で使用される作業液の循環回路に介装され、作業液中に混入された不純物を除去する浄化装置を備えた浄化システムにおいて、
上記浄化装置は、
テーパー状の底面を有する作業液貯留タンクと、
上記作業液貯留タンクの略中央に立設され、上方から導入された作業液を上記作業液貯留タンクの下方で拡散流出可能な拡散孔を有する作業液導入筒と、
上記作業液導入筒に周設され、上記作業液貯留タンクの中途を上下に区画する濾過フィルタと、
上記作業液貯留タンクの上端部に形成した堰と、
上記堰の内周に沿って配設するとともに、その下端を上記堰よりも低い位置に臨ませる油液分離壁と、
上記堰の外周に併設した集液溝とを備え、
上記作業液導入筒の下端を上記作業液貯留タンクの底面から離間して配設するとともに、上記作業液導入筒の下端開口部に蓋体を設け、
上記蓋体は、上記作業液導入筒内部で沈殿された不純物を上記蓋体上の所定位置に導く凹状の傾斜面を有し、この傾斜面の最下端位置に不純物排出用の小孔を有することを特徴とする浄化システム。 - 上記小孔に対向する遮蔽部材を上記蓋体に設けたことを特徴とする請求項3に記載の浄化システム。
- 上記作業液貯留タンクの底部の下端にドレーンバルブを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の浄化システム。
- 上記浄化装置の上流側に、他の浄化装置を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5に記載の浄化システム。
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