JPS6330495A - リピドa単糖類縁体の立体異性体 - Google Patents

リピドa単糖類縁体の立体異性体

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JPS6330495A
JPS6330495A JP17443686A JP17443686A JPS6330495A JP S6330495 A JPS6330495 A JP S6330495A JP 17443686 A JP17443686 A JP 17443686A JP 17443686 A JP17443686 A JP 17443686A JP S6330495 A JPS6330495 A JP S6330495A
Authority
JP
Japan
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acid residue
group
deoxy
type
chloroform
Prior art date
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Pending
Application number
JP17443686A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hasegawa
明 長谷川
Makoto Kiso
木曾 真
Kazuyuki Morihara
森原 和之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOHO YAKUHIN KOGYO KK
Original Assignee
TOHO YAKUHIN KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔従来の技術〕 ダラム陰性細胞壁外膜に局在するリポ多糖が内毒素の主
成分として抗腫瘍性の外に様々な生物活性を発現するこ
とが知られ、更にリボ多糖の特異な生物活性は、その構
成々分であるリピドA部分に由来することが判明し、そ
の化学構造式が2個のグルコサミンが結合したものであ
り、かつ、そのグルコサミン骨格にはリン酸基および3
−ヒドロキシミリスチン酸が結合しているという特異な
ものであることが確定したのは1986年頃のことであ
る。
本発明者らは、とのリピドAの生物活性が発現する最小
化学構造部分を究明する意図の下に種々な単糖類縁体を
多数合成し、併せてそれらの薬理作用を検討中であった
これらの化合物中で下記に式示するA及びBの2個の化
合物: 番 A : R1=−CO−(CH2)、、2−cn3助=
H B:R1=H 顯=−CO−(CH2)12−CH3 すなわち、(A)テミ辛艶62−デオキシ−3−〇−(
3−ヒドロキシテトラデカノイル)−4−0−ホスホリ
ル−2−〔(3−0−テトラデカノイル)−テトラデカ
ノイルアミノ)−D−グルコピラノース、及び(B)ア
テ士勢Q2−デオキシ−3−〇−〔(s−0−テトラデ
カノイル)−テトラデカノイル) −4−0−ホスホリ
ル−2−(6−ヒドロキシテトラデカノイルアミノ)−
D−グルコピラノースがイン ビトロでリムスル活性や
マイトゲン活性の様なり細胞の活性化作用やインターフ
ェロンや腫瘍壊死の誘発活性を選択的に発現する医薬有
望物質と認められ、本発明者らはそれらの製造方法と物
性値を示して昭和60年11月28日付けで特願昭60
−268802号をもって特許出願に及んだところであ
る。
本発明は、この固化合物につき前記式示したR1及び助
基中の片印の不整炭素原子に注目し、ここにレクタス異
性体型(R,R型)及びシニスター異性体型(S 、 
S型)を新たに提供することにより、−層強力な生物活
性の発現を期待するものである。
そして、更に前記したR1基及びR2基として■R1基
が水素原子である場合には顯基は水素原子、ラウリン酸
残基(CH3(CH2)1oCO−)、ミリスチン酸(
テトラデカン酸とも呼ぶ)残基[CH3(CH2)12
CO−)およびパルミチン酸残基(CH3〔(:’H2
)14CO−)なる群より選ばれたいずれかの基または
■逆にR2が水素原子である場合にばR1基が水素原子
、ラウリン酸残基、ミリスチン酸残基およびパルミチン
酸残基よりなる群より選ばれたいずれかの基であり、か
つ 印を付した2個の不整炭素原子が共にレクタス(R
R)・型か共にシニスター(SS)型か、あるいはいず
れか一方のみが孔型の化合物を新たに合成し、ここに提
供するものである。
本発明の化合物群の製造法の大要は、グルコピラデカ/
酸)はそのカルポキンル基をあらかじめフェナシル基に
より保護した後に遊離の水酸基をアシル化まだはベンジ
ルオキシメチル化することにより調製した。そして、第
2位アミン基への導入はジシクロへキシルカルボジイミ
ド(DOC)法、第3位水酸基への導入はDCC,ジメ
チルアミノピリジン(DMAP)法で行なった後、イソ
化 プロピリデン基の脱保護2、トリチル基による第6位O
H基の保護、第4位へのリン酸基の導入を行ない、次い
て保護基を頴次離脱する方法を原理としだ。
実施例1:化合物への製造(R1= ミIJスチン酸残
基、顯=HのRR型及びSS型) (1)側鎖用原料(3R)−又は(3S)−(ベンジル
オキシメトキシ)−テトラデカン酸の製造試薬として布
中より入手できる(R)−又は(S)−3−ヒドロオキ
シテトラデカン酸アセエトフェノンエステル: OH<H及びS型) の各232を夫々1:1=ジクロロメタン:ジイソプロ
ピルエチルアミン(18,4g/)に溶解し、水冷下ベ
ンジルオキシメチルクロライド(C6E[5−CH20
CH2CI、3.71肩りを加え室温にて攪拌する。反
応終了を薄層クロマト(150:1=ジクロロメタン:
メタノール)にて確認後、反応液にメタノールを加え減
圧濃縮する。得られた残渣をクロロホルムに溶解し、2
N塩酸、水で洗浄、乾燥し減圧濃縮する。得られたシラ
ツブをカラムク0’?ト (WtJo yet  C3
00)に供し、15:1=ヘキサン:酢酸エチル流出部
より得られた各生成物を酢酸(20tl)に溶解し、亜
鉛末(4,3y)を加え、50°Cにて一夜攪拌し、亜
鉛末を戸別し、ジクロロメタンにて洗浄し、p液と洗液
を合せて減圧濃縮し、得られたシラツブをカラムクロマ
ト(Wako yet  C−300)に供し、10:
1=ヘキサン:酢酸エチルあるいはジクロロメタン流出
部より得られる化合物を1,4−ジオキサンより凍結乾
燥して連記の(3R)−及(3S)−化合物(各2.2
1.95チ〕を得る。
R体ニジラップ状 〔α)D  b、 7″(CD、9
24、クロロホルム)。
元素分析〔(6): CZ!)(3504= 364.
51として計算値 J72.4JH19,96 実測値 C,72,30iH,10゜12S体ニジラッ
プ状 〔α)D + 4. oo(C1,34、クロロ
ホルム)。
元素分析(イ):上に同じ 計算値 C,72,49iH,9,96実測値 0. 
72.367H,9,89(2)側鎖用原料(3R)及
び(3S)−3−テトラゾカッイルオキシテトラデカン
酸の製造前工程と同じ(3R)−及び(3S)−出発物
質の各2,5りを夫々ピリジン(27g/)に溶解し、
ミリストイルクロライド(2,05P)、触媒量のDM
APを加え、室温にて一夜攪拌、常法に従い処理を行な
う。得られた生成物を酢酸(20肩l)に溶解し、亜鉛
末(4,31ii’)を加え、50°Cにて一夜攪拌、
亜鉛末を戸別し、ジクロロメタンでよく洗浄してろ液と
洗液を合せて減圧濃縮する。得られたシラツブをカラム
クロマト(Wako qet c−300)に供し、1
0:1=ヘキサン:酢酸エチルの流出部より得られた化
合物を1,4−ジオキサンよシ凍、結乾燥して連記の固
化合物(2,7″?、86%)を得る。
R体:融点3S.5〜40℃。〔α)D  o、 9ど
(C1,40、クロロホルム) 元素分析(4)” C28H5404” 454.71
として計算値 0. 73.95 、H,11,97実
測値 C173,84、H,12,00S体:〔α)D
+ 0.56” (CD、 924、クロロホルム) 元素分析(4)二上に同じ 計算値 C,73,95iH111,97実測値 01
74.15逼H111,88(3)ベンジル 2−デオ
キシ−4,6= O−イソプロピリデン−2−[(3R
)又は(3S)−3−テトラデカノイルオキシテトラデ
カナミド〕−β−D−グルコピラノンドの製造(C−2
位への側鎖の導入) 別途ff造したベンジル 2−アミノ−2−デオキシ−
4,6−0−インプロピリデン−β−D−yルコピラノ
シド(22)を無水ジクロロメタン(20肩l)に溶解
し、前工程(2)の(3R)−生成物(3f) 、DC
C(2,77)を加え室温にて45時間攪拌し、DCC
−尿素を戸別し、ジクロロメタンにて洗浄、p液と洗液
を合して減圧濃縮、得られたシラツブをカラムクロマト
(WaJo yet C−200)に供し、400:1
=ジクロロメタン:メタノール流出化合物を1,4−ジ
オキサンより凍結乾燥して現記の(3R)−化合物(2
,2り、91%)を得る。
融点66〜70°Co〔α)D−49,3’(C1,1
27、クロロホルム) 元素分析(イ): C44H75NOB= 746.0
5として計算値 C,70,85,Hllo、1乙、N
、1.88実測値 C170,68逼H,9,99,N
、1.82前工程の(3S)−生成物を用い、現記の(
3S)−化合物(89チ)を得る。
融点79〜82℃。〔α)D−44,9’(C1,2G
、クロロホルム) 元素分析(4)二上に同じ 計算値 C170,83in、 10.13 iN、 
’1゜88実測値 C170,60;Hllo、23;
N、1.78(4)ベンジル 3−0−〔(3R)−又
は<58)−3−(ベンジルオキシメトキシ)−テトラ
デカノイル)−2−デオキシ−4,6−0−インプロピ
リデン−2−〔(3R)−又は(3S)−3−テトラデ
カノイルオキシテトラデカナミド〕−β−D−グルコピ
ラノシドの製造(C−3位への側鎖の導入) 前工程の各生成物(0,751)を無水ジクロロメタン
(5sr/)に溶解し、前工程(2)の各生成物(0,
37F) 、DCC(0,5グ)及びDMAP (o、
osy)を加え室温で攪拌し、薄層クロマト(1:1=
酢酸エチル:ヘキサン)で反応終了を確認した後、ウレ
アを炉別し、ジクロロメタンで洗浄、p液と洗液を合せ
て減圧濃縮して得られたシラツブをカラムクロマト(W
ako gel  C−200)に供し、10:1=ヘ
キサン:酢酸エチル流出化合物を1,4−ジオキサンよ
シ凍結乾燥して現記の両化合物(共にi、 o s ’
r、100%)を得る。
R1体:融点71〜72°C〔α〕D−2ダ(CO19
1、クロロホルム) 元素分析(%9 : 066H1ωN011=1092
.54として計算値 C,72,55;Hll 0.0
6 、N、 1.28実測値 C,72,76;L 1
0.20;N、1.31ss体:融点3S〜40°C〔
αID  52.1″″(01126、クロロホルム) 元素分析(4):上に同じ 計算値 C,72,55、Hll 0.06 iN、 
1.28実測値 C,72,80,H,10,31、N
、 1.30(5)ベンジル 3−0−[(3R)−又
は(3S)−(ベンジルオキシメトキシ)−テトラデカ
ノイルクー2−デオキシ−2−〔(3R)−又は(3S
)−3−テトラデカノイルオキシテトラデカナミド〕−
β−D−グルコピラノシド(脱インプロピリデン化) 前工程の両生成物(0,871,0,8r)を80多酢
酸20yttlに溶解し、45°Cにて3時間攪拌し、
反応液を減圧濃縮し、得られた残渣をカラムクロマト 
(Wako gel  C−200)に供し、100:
1=ジクロロメタン:メタノール流出部よシ連記の両化
合物(0,75?、87%;0.66f、85%)を得
る。
R孔体:融点100〜101.5°C(72)D−35
,9゜(00,754、クロロホルム) ss体:融点94〜96°C〔α)D−14’(C1,
215、クロロホルム) (6)ベンジル 5−O−〔(5R)−又は(3S)−
(ベンジルオキシメトキシ)−テトラデカノイルクー2
−デオキシ−2−C(3R)−又は(3S)−5−テト
ラデカノイルオキシテトラデカナミド)−6−0−トリ
チル−β−D−グルコピラノシドの製造(C−6位OH
基のトリチル保護化)前工程の両生成物(0,68r、
0.71)を夫々ピリジン(101/)に溶解し、トリ
チルクロライド(0,4251)を加え、90°Cにて
3S5時間攪拌、反応液にメタノールを加え過剰の試薬
を分解後減圧濃縮する。得られた残渣をクロロホルムに
溶解し、2N塩酸洗浄、水洗し芒硝で乾燥し減圧濃縮、
得られたシラツブをカラムクロマト(Wak。
yelc  200)に供し、500 : 1=ジクロ
ロメタン:メタノール流出化合物を1.4−ジオキサン
より凍結乾燥して現記の両化合物(0,78P、93チ
、 0.77 f、90%)を得る。
R1体:〔α〕D−61.ダ(CD、902、クロロホ
ルム) ss体:融点70〜72°C〔α〕D−1゛7°(CO
187、クロロホルム) ノイル〕−2−デオキシー4−0−ジフェニルホスホノ
−2−〔(3R)−又は(3S)−3−テトラデカノイ
ルオキシテトラナミド〕−β−D−グルコピラノシドの
製造(C−4位へのジフェニルホスホノ基の導入とC−
6位トリチル基の離脱)・前工程の両生成物(0,55
f、0.55P)を夫々2:1=無水ジクロロメタン:
ピリジン(3g/)に溶解し、DMAP (0,01?
>及びジフェニルリン酸クロライド(0,4f)を加え
室温にて一夜攪拌する。反応液にクロロホルムを加え、
2N塩酸洗浄、水洗浄、芒硝乾燥して減圧濃縮する。得
られたシラツブをカラムクロマト(Wain gel 
C−200)に供し、ジクロロメタン流出部よシ得られ
た中間体をアセトン(3C1g7りに溶解しHBF4(
0,01)を加え、室温にて1時間攪拌し、反応液にト
リエチルアミンを加えて中和し、減圧濃縮して得られた
シラツブをカラムクロマト(WaiOytlc  20
0)に供し、ジクロロメタン−メタノール流出化合物を
1,4−ジオキサンよシ凍結乾燥して現記の両化合物(
0,374f、68チ;0.3631,66チ)を得る
11体:融点695〜70.5℃ 〔α)D−14,5
@(00,724、クロロホルム) ss体:融点67〜70℃ (/2−)D  I 6.
3@(C1,02、クロロホルム) (8) 2−デオキシ−4−〇−ジフェニルホスホノー
3−0−〔(3R)−又は(3S)−3−ヒドロキシテ
トラデカノイル)−2−〔(3R)−又は(3S)−テ
トラデカノイルオキシテトラデカナミド)−D−グルコ
ースの製造(C−1位の脱ベンジル化とC−2位側鎖9
脱ベンジルオキシメトキシ化) 前工程の両生成物(0,158P、0.169)を夫々
メタノール(2C1wl)に溶解し、あらかじめ予備還
元したパラジウム黒(0,05F)を加え、水素気流下
室温にて一夜攪拌する。触媒を戸別、メタノールにてよ
く洗浄し、p液、洗液を合せて減圧濃縮し、得られたシ
ラツブをカラムクロマト(Wako gel  C−2
00)に供し、100 : 1=ジクロロメタン:メタ
ノール流出部より現記の両化合物(0,128f、97
チる0、14?、定量的)を得る。
11体:融点87〜88°C〔α)D−2,1°(C1
,17、クロロホルム) 88体:融点64.5〜65℃ (a )n + 95
’ (C0,786、クロロホルム) (9)最終目的化合物2−デオキシ−3−0−〔(3R
)−又は(58)−5−ヒドロキシテトラデカノイル)
−4−0−ホスホノ−2−〔(SR)−又は(3S)−
5−テトラデカノイルオキシテトラデカナミド)−D−
グルコースの製造(C’4位の脱ジフェニル化) 前工程の両生成物(0,128flo、14 P)を夫
々1:1=メタノール:エタノール(50肩l)に溶解
し、あらかじめ予備還元した酸化白金(0,01?)を
加え、水素気流中室温にて一夜攪拌する。触媒を炉別し
、1:1=クロロホルム:メタノール混合液にてよく洗
浄し、ろ液、洗液を合せて減圧濃縮して得られた化合物
を1.4−ジオキサンより凍結乾燥して目的両化合物を
得る。
11体:融点172〜174°C〔α)D+12.8゜
(C0,97,3:1=クロロホルム:メタノール) IRuKB’a’ ; 3680−2500 (0焦N
焦CH)az 、1740.1720(エステル)、1645.165
0  (アミド) 元素分析(搬: C48H92N013P= 922.
21として計算値 C,62,51iH,10,06;
N、 1.52実測値 C,62,85;H,9,93
;N、1.60ss体:融点156〜158°C〔α〕
D+1Zダ(CO,571,3:1=クロロホルム:メ
タノール) IRvKB’z’ ÷3680−2500 (OB、 
NH,OH)ax 、1740.1720(エステル)、1655.155
0  (アミド) 元素分析(イ)二上に同じ 計算値 C,62,,51、H,10,06、N、 1
.52実測値 C,62,30;H,10,26iN、
1.65実施例1と同様の合成原理と操作を施こし、化
合物Bすなわち2−デオキシ−2−〔(3R)−又は(
3S)−5−ヒドロキシテトラデカナミド)−3−0−
〔(3R)−又は(3S)−テトラデカノイルオキシテ
トラデカノイル〕−4−ホスホノ−D−グルコピラノー
ス(u1=u、R2=ミリスチン酸残基)が得られる。
RR体:融点157〜159℃ 〔α)D+13.7”
(CD、512.3=1=クロロホルム:メタノール) IRν”cm’ : 3680−2500 (O焦N域
OH)、1735.1720(エステル)、1640.
1560(アミド) SS体:融点154〜155℃ 〔α〕D+184′1
(CO,896,3:1=クロロホルム:メタノール) 更に化合物A及びBと同じ製造原理と操作の下に製造し
た同族体の化合物の名称と物性値とを下記に連記する: (a)2−デオキシ−2−[(3R) −3−ヒ)”。
キシテトラデカナミド)−3−0−〔(′5R)−5−
ヒドロキシテトラデカノイル)−4−0−ホスホノ−D
−グルコピラノース(R1=12=HのRR体) 融点153〜155°C〔α〕D+8.5° (CO,
694,3:1=クロロホルム:メタノール)Br−1 1Rv  cm  ;3680−2500(OL、N焦
CH)ax 、1730 (エステル)、1650.1560(−1
アミド)、960z  のヒーク消失確認。
分子式” C34H66N012F= 71t 86(
b)2−デオキシ−3LO−[(3R) −3−ドデカ
ノイルオキシテトラデカノイル)−2−〔(3R)−3
−ヒドロキシテトラデカナミド]−4−〇−ホスホノー
D−グルコピラノース(R1−H1几2=ラウリル酸残
基のRR体) 融点156〜157°C(72)D+28.0グ〜+0
.114、DMSO) IRνKB’ff’ ; 3600−3050 (br
oad、OH,NH)、1710(エステル)、164
0.1550  (アミド) NMRデータ(CDα6−CD30D)  δ: 0.
89(−1,9H1MQ 、1.Q−1,7(ml 5
8H1メチレフ) 、2.2−2.75 (m16H1
cocu2)、5.15 (d、2H,H−1、■−3
(ラウロキシミリスチン酸エステル))、5.32(m
l、1H,H−3) (C)2−デオキシ−3−0−〔(3R)−3−ヘキサ
デカノイルオキシテトラデカノイル〕−2−〔(3R)
−ヒドロキシテトラデカ只LL)−4−0−ホスホノ−
D−グルコピラノシド(R1−H1顯=パルミチン酸残
基のRR体) 融点147〜149°C〔αID + 24.79” 
(C0121、DMSO) IRνKBr”’ i 3640 5000 (bro
ad、OH,NH)、2920.2860(OH,2、
cm3)、1720 (エステル)、1640.155
0(−1。
アミド)、960cI4 のヒーク消失確認。
(d′)2−デオキシ−2−[:(3R)−3−ドデカ
ノイルオキシテトラデカナミド)−3−0−〔(3R)
−3−ヒドロキシテトラデカノイル〕−4−0−ホスホ
/−D −グルコース(R1= ラウ’)ン酸残基、助
=HのRR体) 融点1775〜180°C IRνKB’z’  ; 3700−2500  (O
H1ax NH,OH)、1740(エステル)、164゜、15
60  (アミド) 元素分析(%) : C46HBBNO13P = 8
94.15として計算値 C,61,79,R19,9
2,N、1.57実測値 0.61.47 、H,10
,18、N、 1.69(1)2−デオキシ−2−〔(
3R)−3−ヘキサデカノイルオキシテトラデカナミド
)−3−o−〔(3R)−5−ヒドロキシテトラデカノ
イル〕−4−O−ホスホノ−D−グルコース(R1=パ
ルミチン酸残基、助=HのRR体) 融点175〜178℃ IRvKB’tyx’ ; 3700−2500 (O
H1NH10H)、1740(エステル)、1640.
1500(アミド) 元素分析(%) : C30H96NO13P = 9
50.26として計算値 0.63.19 、H,10
,18iN、 1.47実測値 C,63,53;H,
9,99iN、1.42〔発明の効果〕 前記したように本発明の化合物は天然リピドAが本来具
有しているリムスル活性、マイトゲン活性、腫瘍壊死誘
発性、インターフェロン誘発性やコロニー刺激因子活性
作用(C8F作用)などを−層強く発現し、特にB細胞
関与性が強いという特徴を有する。
(特許出願人 東宝薬品工業株式会社 ほか1名) (代理人 弁理士 糟谷 安)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式で表わされるリピドA単糖類縁体として
    のC−2位テトラデカノイルアミド基置換及びC−3位
    テトラデカノイルエステル基置換グルコピラノース環誘
    導体: ▲数式、化学式、表等があります▼ ここに、R_1が水素原子である場合にはR_2は水素
    原子、ラウリン酸残基、ミリスチン酸残基およびパルミ
    チン酸残基よりなる群より選ばれたいずれかの基であり
    、そしてR_1が水素原子、ラウリン酸残基、ミリスチ
    ン酸残基およびパルミチン酸残基よりなる群より選ばれ
    たいずれかの基である場合にR_2は水素原子を意味す
    るものとし、それらの各々の場合に2個の■印を付した
    不整炭素原子は共にレクタス型あるいは共にシニスター
    型か、またはいずれか一方のみがレクタス型での 異性体であるものとする。 2、対象とする化合物が2−デオキシ−3−〔(3R)
    −又は(3S)−O−(3−ヒドロキシテトラデカノイ
    ル)−4−O−ホスホリル−2−〔(3R)−又は(3
    S)−O−テトラデカノイル)−テトラデカノイルアミ
    ノ〕−D−グルコピラノースである特許請求の範囲第1
    項記載の誘導体。 3、対象とする化合物が2−デオキシ−2−〔(3R)
    −又は(3S)−O−(3−ヒドロキシテトラデカノイ
    ル)−4−O−ホスホリル−3−〔(3R)−又は(3
    S)−(3−O−テトラデカノイル)−テトラデカノイ
    ルアミノ〕−D−グルコピラノースである特許請求の範
    囲第1項記載の誘導体。
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