JPS6330481B2 - - Google Patents
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- JPS6330481B2 JPS6330481B2 JP55096921A JP9692180A JPS6330481B2 JP S6330481 B2 JPS6330481 B2 JP S6330481B2 JP 55096921 A JP55096921 A JP 55096921A JP 9692180 A JP9692180 A JP 9692180A JP S6330481 B2 JPS6330481 B2 JP S6330481B2
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- JP
- Japan
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- engine
- camshaft
- cam
- exhaust
- engine brake
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- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 14
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 11
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 10
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L13/00—Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
- F01L13/06—Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for braking
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/027—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、デイーゼル機関やガソリン機関等の
4サイクル内燃機関のエンジンブレーキ装置に関
するものである。
4サイクル内燃機関のエンジンブレーキ装置に関
するものである。
従来の技術
従来公知の排気管路中に排気制御用のバタフラ
イ排気弁を設けたエンジンブレーキ、いわゆる排
気ブレーキでは、前記排気弁のばね力に限界があ
るため、ある程度以上にはブレーキを増大させる
ことが不可能である。
イ排気弁を設けたエンジンブレーキ、いわゆる排
気ブレーキでは、前記排気弁のばね力に限界があ
るため、ある程度以上にはブレーキを増大させる
ことが不可能である。
また、少なくとも排気弁が液力的に制御される
内燃機関であり、カム軸のカムが液力作動式駆動
シリンダのピストンを作動し、該ピストンにより
圧力媒体が少なくとも1つの制御導管を介して作
業シリンダに圧送され、この作業シリンダのピス
トンが弁棒を押して排気弁を開かせ、排気弁が制
動過程中、膨脹行程がシリンダ内において開始さ
れるとき既に開かれているようにし、排気弁の弁
開放時期を早めた4サイクル往復動ピストン内燃
機関用の排気ブレーキ装置が特開昭53−81812号
公報として提案されている。
内燃機関であり、カム軸のカムが液力作動式駆動
シリンダのピストンを作動し、該ピストンにより
圧力媒体が少なくとも1つの制御導管を介して作
業シリンダに圧送され、この作業シリンダのピス
トンが弁棒を押して排気弁を開かせ、排気弁が制
動過程中、膨脹行程がシリンダ内において開始さ
れるとき既に開かれているようにし、排気弁の弁
開放時期を早めた4サイクル往復動ピストン内燃
機関用の排気ブレーキ装置が特開昭53−81812号
公報として提案されている。
しかし、このものは、車両のブレーキペダルに
より制御シリンダを介して切換スプールを切換
え、駆動シリンダが制御導管により作業シリンダ
の大径のピストンだけに作用し、大径のピストン
により作業シリンダの小径のピストンを下方に押
圧して排気弁を直接開放するため、カム軸により
操作する複数の液力作動式駆動シリンダ、直径を
異にする2つのピストンを有する複数の作業シリ
ンダ及び液力作動式駆動シリンダ制御と作業シリ
ンダを連絡する制御導管とを必要とし、構造が複
雑となるものであつた。
より制御シリンダを介して切換スプールを切換
え、駆動シリンダが制御導管により作業シリンダ
の大径のピストンだけに作用し、大径のピストン
により作業シリンダの小径のピストンを下方に押
圧して排気弁を直接開放するため、カム軸により
操作する複数の液力作動式駆動シリンダ、直径を
異にする2つのピストンを有する複数の作業シリ
ンダ及び液力作動式駆動シリンダ制御と作業シリ
ンダを連絡する制御導管とを必要とし、構造が複
雑となるものであつた。
さらに、排気カムを有するカム軸に連結軸のヘ
リカルスプライン軸を相互回動自在にヘリカルス
プライン結合し、前記連結軸のスプライン軸と摺
動自在にカム歯車をスプライン結合し、連結軸を
軸方向に摺動させることにより、カム歯車とカム
軸の間に相対的角度変位を生じさせ、吸・排気弁
の開閉タイミングを制御するようにした装置が特
開昭54−53711号公報として提案されている。
リカルスプライン軸を相互回動自在にヘリカルス
プライン結合し、前記連結軸のスプライン軸と摺
動自在にカム歯車をスプライン結合し、連結軸を
軸方向に摺動させることにより、カム歯車とカム
軸の間に相対的角度変位を生じさせ、吸・排気弁
の開閉タイミングを制御するようにした装置が特
開昭54−53711号公報として提案されている。
しかしながら、このものは単に吸・排気弁の開
閉タイミングを制御するだけのものである。
閉タイミングを制御するだけのものである。
そして、補助カムを有するカム軸をシフトブロ
ツク内に回動自在にヘリカルスプライン結合する
と共に、シフトブロツク内に回動自在にカム歯車
を別にヘリカルスプライン結合し、シフトブロツ
クにシフトフオークを係合し、シフトフオークに
よりシフトブロツクを移動し、カム軸の補助カム
を進角し、エンジンブレーキ作動時において圧縮
行程の終了時に排気弁を開くようにしたエンジン
ブレーキ装置が特開昭48−61834号公報として提
案されている。
ツク内に回動自在にヘリカルスプライン結合する
と共に、シフトブロツク内に回動自在にカム歯車
を別にヘリカルスプライン結合し、シフトブロツ
クにシフトフオークを係合し、シフトフオークに
よりシフトブロツクを移動し、カム軸の補助カム
を進角し、エンジンブレーキ作動時において圧縮
行程の終了時に排気弁を開くようにしたエンジン
ブレーキ装置が特開昭48−61834号公報として提
案されている。
しかし、このものは補助カムを必要とすると共
に、膨脹過程中で排気弁を閉じてしまうために、
大きなエンジンブレーキ力を得ることができなか
つた。
に、膨脹過程中で排気弁を閉じてしまうために、
大きなエンジンブレーキ力を得ることができなか
つた。
発明が解決しようとする問題点
本発明の目的は、上記問題点に対処し、エンジ
ンブレーキの作動時に、アクセルを離すと共にエ
ンジンブレーキスイツチを入れるのみで、電磁コ
イルを作動し、その作動子が作動杆を回動し、作
動杆が受動体を介して排気カムを約100゜〜180゜進
角し、排気カムにより排気弁を開放し、膨脹過程
中において排気弁を開放状態とし、気筒内を外気
に連通し、空気膨脹による仕事をピストンに与え
ないようにし、わずかに排気カムを約100゜〜180゜
進角させるだけで補助カムや液力操作を必要とせ
ず、より大きなエンジンブレーキ力を得ることが
でき、エンジンブレーキの操作で燃料噴射も停止
でき、操作も容易で、構造も簡単な4サイクル内
燃機関のエンジンブレーキ装置を提供することに
ある。
ンブレーキの作動時に、アクセルを離すと共にエ
ンジンブレーキスイツチを入れるのみで、電磁コ
イルを作動し、その作動子が作動杆を回動し、作
動杆が受動体を介して排気カムを約100゜〜180゜進
角し、排気カムにより排気弁を開放し、膨脹過程
中において排気弁を開放状態とし、気筒内を外気
に連通し、空気膨脹による仕事をピストンに与え
ないようにし、わずかに排気カムを約100゜〜180゜
進角させるだけで補助カムや液力操作を必要とせ
ず、より大きなエンジンブレーキ力を得ることが
でき、エンジンブレーキの操作で燃料噴射も停止
でき、操作も容易で、構造も簡単な4サイクル内
燃機関のエンジンブレーキ装置を提供することに
ある。
問題点を解決するための手段
本発明の4サイクル内燃機関のエンジンブレー
キ装置は、排気カムを有するカム軸と、前記カム
軸に対して軸方向に摺動自在にスプライン結合し
た受動体と、前記受動体を回動自在にヘリカルス
プライン結合したカム歯車とからなり、前記受動
体に前記排気カムを約100゜〜180゜進角させる回動
自在の作動杆の一端を係合し、前記作動杆の他端
に電磁コイルの作動子を連結し、前記電磁コイル
にエンジンブレーキスイツチを連絡し、前記エン
ジンブレーキスイツチを燃料噴射ポンプに連絡す
ると共にアクセルを離したときに接続するスイツ
チを介して電源に接続したことを特徴とする構成
を有するものである。
キ装置は、排気カムを有するカム軸と、前記カム
軸に対して軸方向に摺動自在にスプライン結合し
た受動体と、前記受動体を回動自在にヘリカルス
プライン結合したカム歯車とからなり、前記受動
体に前記排気カムを約100゜〜180゜進角させる回動
自在の作動杆の一端を係合し、前記作動杆の他端
に電磁コイルの作動子を連結し、前記電磁コイル
にエンジンブレーキスイツチを連絡し、前記エン
ジンブレーキスイツチを燃料噴射ポンプに連絡す
ると共にアクセルを離したときに接続するスイツ
チを介して電源に接続したことを特徴とする構成
を有するものである。
作 用
エンジンブレーキ作動時にアクセルを離すと共
に、エンジンブレーキスイツチを入れて燃料噴射
ポンプの作動を停止し、エンジンブレーキスイツ
チにより電磁コイルを作動し、電磁コイルの作動
子が作動杆を回動し、作動杆の一端を係合した受
動体がスプライン結合したカム軸に対して軸方向
に摺動し、受動体が軸方向への摺動の際、ヘリカ
ルスプライン結合したカム歯車に対して回動し、
受動体を介してカム軸を回動し、カム軸の排気カ
ムを約100゜〜180゜進角する。
に、エンジンブレーキスイツチを入れて燃料噴射
ポンプの作動を停止し、エンジンブレーキスイツ
チにより電磁コイルを作動し、電磁コイルの作動
子が作動杆を回動し、作動杆の一端を係合した受
動体がスプライン結合したカム軸に対して軸方向
に摺動し、受動体が軸方向への摺動の際、ヘリカ
ルスプライン結合したカム歯車に対して回動し、
受動体を介してカム軸を回動し、カム軸の排気カ
ムを約100゜〜180゜進角する。
実施例
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本発明の実施例に係わるエンジンブレ
ーキ装置を備えた4サイクル内燃機関のクランク
回転角に対する気筒内圧力の変化を上方に示し、
それに対応する吸・排気カムリフトの変化を下方
に示す線図である。
ーキ装置を備えた4サイクル内燃機関のクランク
回転角に対する気筒内圧力の変化を上方に示し、
それに対応する吸・排気カムリフトの変化を下方
に示す線図である。
第1図中、aは出力時の気筒内圧力の変化を示
し、bはエンジンブレーキ時の気筒内圧力の変化
を示す。
し、bはエンジンブレーキ時の気筒内圧力の変化
を示す。
eは出力時及びモータリング時の排気カムリフ
トの変化を示し、sは出力時及びモータリング時
の吸気カムリフトの変化を示す。
トの変化を示し、sは出力時及びモータリング時
の吸気カムリフトの変化を示す。
e′はエンジンブレーキ作動時の排気カムリフト
の変化を示す。
の変化を示す。
そして、エンジンブレーキ作動時に、排気カム
リフトの変化がeからe′になるように、排気カム
を約100゜〜180゜進角させ、第1図のc線に示すよ
うに、圧縮過程及び排気過程においてピストンに
空気圧縮仕事をさせると共に、膨脹過程及び吸気
過程で排気弁及び吸気弁を開き、気筒内を外気に
連通させ、空気膨脹仕事をなくして大きなブレー
キ力を得る。
リフトの変化がeからe′になるように、排気カム
を約100゜〜180゜進角させ、第1図のc線に示すよ
うに、圧縮過程及び排気過程においてピストンに
空気圧縮仕事をさせると共に、膨脹過程及び吸気
過程で排気弁及び吸気弁を開き、気筒内を外気に
連通させ、空気膨脹仕事をなくして大きなブレー
キ力を得る。
第2図は本発明の実施例に係わるエンジンブレ
ーキ装置を備えた4サイクル内燃機関のエンジン
ブレーキ非作動時の気筒容積に対する気筒内圧力
の変化を示す線図、第3図はそのエンジンブレー
キ装置作動時の気筒容積に対する気筒内圧力の変
化を示す線図を示す。
ーキ装置を備えた4サイクル内燃機関のエンジン
ブレーキ非作動時の気筒容積に対する気筒内圧力
の変化を示す線図、第3図はそのエンジンブレー
キ装置作動時の気筒容積に対する気筒内圧力の変
化を示す線図を示す。
第4図は本発明の実施例の4サイクル内燃機関
の排気カム進角装置の概略説明図を示す。
の排気カム進角装置の概略説明図を示す。
1は排気カム8を有する排気弁作動用のカム軸
であり、カム軸1には受動体3がカム軸1に対し
て軸方向に摺動自在にスプライン結合されると共
に、受動体3とカム軸1とが一体に回動自在とさ
れ、受動体3にはカム歯車2が回動自在にヘリカ
ルスプライン結合され、カム歯車2に対して受動
体3が相対回転しながら軸方向移動自在とされて
いる。
であり、カム軸1には受動体3がカム軸1に対し
て軸方向に摺動自在にスプライン結合されると共
に、受動体3とカム軸1とが一体に回動自在とさ
れ、受動体3にはカム歯車2が回動自在にヘリカ
ルスプライン結合され、カム歯車2に対して受動
体3が相対回転しながら軸方向移動自在とされて
いる。
9はカム軸1の軸受である。
受動体3の外周には凹溝が形成され、受動体3
の凹溝には排気カム8を約100゜〜180゜進角させる
作動杆4の下端が係合され、作動杆4の長手方向
中央付近が支軸6により回動自在に軸支され、作
動杆4の上端には電磁コイル5の作動子の先端が
連結されている。
の凹溝には排気カム8を約100゜〜180゜進角させる
作動杆4の下端が係合され、作動杆4の長手方向
中央付近が支軸6により回動自在に軸支され、作
動杆4の上端には電磁コイル5の作動子の先端が
連結されている。
電磁コイル5にはエンジンブレーキスイツチ1
0が接続され、エンジンブレーキスイツチ10は
アクセルを離した時に作動するスイツチ11を介
して電源12が直列に接続されている。
0が接続され、エンジンブレーキスイツチ10は
アクセルを離した時に作動するスイツチ11を介
して電源12が直列に接続されている。
13はエンジンブレーキスイツチ10に接続さ
れた燃料噴射ポンプであり、エンジンブレーキス
イツチ10の作動により燃料噴射ポンプ13が無
噴射にされる。
れた燃料噴射ポンプであり、エンジンブレーキス
イツチ10の作動により燃料噴射ポンプ13が無
噴射にされる。
次に、この実施例の作動について説明する。
エンジンブレーキの作動時、エンジンブレーキ
スイツチ10を入れると共に、アクセルを離すこ
とによりスイツチ11が入り、燃料噴射ポンプ1
3は非作動とされ、電源12と電磁コイル5がエ
ンジンブレーキスイツチ10及びスイツチ11を
介して導通され、電磁コイル5が励磁され、電磁
コイル5により作動杆4が支軸6を中心として回
動し、作動杆4の下端に係合した受動体3がカム
軸1の軸方向に摺動移動する。
スイツチ10を入れると共に、アクセルを離すこ
とによりスイツチ11が入り、燃料噴射ポンプ1
3は非作動とされ、電源12と電磁コイル5がエ
ンジンブレーキスイツチ10及びスイツチ11を
介して導通され、電磁コイル5が励磁され、電磁
コイル5により作動杆4が支軸6を中心として回
動し、作動杆4の下端に係合した受動体3がカム
軸1の軸方向に摺動移動する。
そして、受動体3はカム軸1に対する軸方向へ
の摺動の際、カム歯車2とのヘリカルスプライン
結合により、カム歯車2に対して回動し、受動体
3がカム軸1を回転し、カム軸1の排気カム8を
約100゜〜180゜進角させる。
の摺動の際、カム歯車2とのヘリカルスプライン
結合により、カム歯車2に対して回動し、受動体
3がカム軸1を回転し、カム軸1の排気カム8を
約100゜〜180゜進角させる。
発明の効果
以上に述べたように、本発明の4サイクル内燃
機関のエンジンブレーキ装置によれば、エンジン
ブレーキの作動時に、エンジンブレーキスイツチ
を入れることにより、エンジンブレーキスイツチ
で電磁コイルを作動し、その作動子が排気カムを
約100゜〜180゜進角させる作動杆を回動し、作動杆
により受動体がスプライン結合した排気カムを有
するカム軸に対して軸方向に摺動し、受動体の摺
動の際、ヘリカルスプライン結合したカム歯車に
対して受動体が回動し、受動体を介してカム軸を
回動し、カム軸の排気カムを約100゜〜180゜進角さ
せ、排気カムにより排気弁を確実に開放し、膨脹
過程で排気弁を開き、気筒内を外気に連通し、空
気膨脹による仕事をピストンに与えないようにす
ることにより、内燃機関のサイクル中にポンプ仕
事を行わせることができ、わずかに排気カムを約
100゜〜180゜進角させるだけで、より大きなエンジ
ンブレーキ力を得ることが可能であり、操作も容
易に行え、構成も簡単である。
機関のエンジンブレーキ装置によれば、エンジン
ブレーキの作動時に、エンジンブレーキスイツチ
を入れることにより、エンジンブレーキスイツチ
で電磁コイルを作動し、その作動子が排気カムを
約100゜〜180゜進角させる作動杆を回動し、作動杆
により受動体がスプライン結合した排気カムを有
するカム軸に対して軸方向に摺動し、受動体の摺
動の際、ヘリカルスプライン結合したカム歯車に
対して受動体が回動し、受動体を介してカム軸を
回動し、カム軸の排気カムを約100゜〜180゜進角さ
せ、排気カムにより排気弁を確実に開放し、膨脹
過程で排気弁を開き、気筒内を外気に連通し、空
気膨脹による仕事をピストンに与えないようにす
ることにより、内燃機関のサイクル中にポンプ仕
事を行わせることができ、わずかに排気カムを約
100゜〜180゜進角させるだけで、より大きなエンジ
ンブレーキ力を得ることが可能であり、操作も容
易に行え、構成も簡単である。
また、エンジンブレーキスイツチの作動で燃料
噴射ポンプの噴射を止めるため、燃料の節約と気
筒への燃料の遮断が同時に行われ、アクセルを離
さないとエンジンブレーキスイツチを入れても作
動が行われなので動作が確実である。
噴射ポンプの噴射を止めるため、燃料の節約と気
筒への燃料の遮断が同時に行われ、アクセルを離
さないとエンジンブレーキスイツチを入れても作
動が行われなので動作が確実である。
なお、本発明に係わるエンジンブレーキ装置
は、比較的エンジンブレーキ力の弱いターボチヤ
ージヤー付きの高過給内燃機関に特に有効であ
る。
は、比較的エンジンブレーキ力の弱いターボチヤ
ージヤー付きの高過給内燃機関に特に有効であ
る。
第1図は、本発明の実施例に係わるエンジンブ
レーキ装置を備えた4サイクル内燃機関のクラン
ク回転角に対する気筒内圧力変化と吸・排気カム
リフトの変化を示す線図、第2図は、本発明の実
施例に係わるエンジンブレーキ装置を備えた4サ
イクル内燃機関の出力時及びモータリング時の気
筒容積に対する気筒内圧力変化を示す線図、第3
図は、同上のエンジンブレーキ作動時の気筒容積
に対する気筒内圧力変化を示す線図、第4図は、
同上の排気カム進角装置の概略説明図である。 1……カム軸、2……カム歯車、3……受動
体、4……作動杆、5……電磁コイル、6……支
軸、8……排気カム、9……軸受、10……エン
ジンブレーキスイツチ、11……スイツチ、12
……電源、13……燃料噴射ポンプ。
レーキ装置を備えた4サイクル内燃機関のクラン
ク回転角に対する気筒内圧力変化と吸・排気カム
リフトの変化を示す線図、第2図は、本発明の実
施例に係わるエンジンブレーキ装置を備えた4サ
イクル内燃機関の出力時及びモータリング時の気
筒容積に対する気筒内圧力変化を示す線図、第3
図は、同上のエンジンブレーキ作動時の気筒容積
に対する気筒内圧力変化を示す線図、第4図は、
同上の排気カム進角装置の概略説明図である。 1……カム軸、2……カム歯車、3……受動
体、4……作動杆、5……電磁コイル、6……支
軸、8……排気カム、9……軸受、10……エン
ジンブレーキスイツチ、11……スイツチ、12
……電源、13……燃料噴射ポンプ。
Claims (1)
- 1 排気カムを有するカム軸と、前記カム軸に対
して軸方向に摺動自在にスプライン結合した受動
体と、前記受動体を回動自在にヘリカルスプライ
ン結合したカム歯車とからなり、前記受動体に前
記排気カムを約100゜〜180゜進角させる回動自在の
作動杆の一端を係合し、前記作動杆の他端に電磁
コイルの作動子を連結し、前記電磁コイルにエン
ジンブレーキスイツチを連絡し、前記エンジンブ
レーキスイツチを燃料噴射ポンプに連絡すると共
にアクセルを離したときに接続するスイツチを介
して電源に接続したことを特徴とする4サイクル
内燃機関のエンジンブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9692180A JPS5724431A (en) | 1980-07-17 | 1980-07-17 | Engine brake device for 4-cycle internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9692180A JPS5724431A (en) | 1980-07-17 | 1980-07-17 | Engine brake device for 4-cycle internal combustion engine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5724431A JPS5724431A (en) | 1982-02-09 |
JPS6330481B2 true JPS6330481B2 (ja) | 1988-06-17 |
Family
ID=14177814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9692180A Granted JPS5724431A (en) | 1980-07-17 | 1980-07-17 | Engine brake device for 4-cycle internal combustion engine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5724431A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4108454C2 (de) * | 1990-04-21 | 1994-07-21 | Usui Kokusai Sangyo Kk | Zeittaktmechanismus für das Einlaßventil eines Viertaktmotors |
GB2358453A (en) * | 2000-01-19 | 2001-07-25 | Tendayi Sailas Machakaire | Variable valve timing |
JP2006348758A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5381812A (en) * | 1976-12-24 | 1978-07-19 | Maschf Augsburg Nuernberg Ag | Exhaust gas brake equipment for 44cycle reciprocating piston engine |
JPS5453711A (en) * | 1977-10-06 | 1979-04-27 | Zenji Ishikawa | Valve control apparatus for internal combustion engine |
-
1980
- 1980-07-17 JP JP9692180A patent/JPS5724431A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5381812A (en) * | 1976-12-24 | 1978-07-19 | Maschf Augsburg Nuernberg Ag | Exhaust gas brake equipment for 44cycle reciprocating piston engine |
JPS5453711A (en) * | 1977-10-06 | 1979-04-27 | Zenji Ishikawa | Valve control apparatus for internal combustion engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5724431A (en) | 1982-02-09 |
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