JPS6330397Y2 - - Google Patents

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JPS6330397Y2
JPS6330397Y2 JP15914079U JP15914079U JPS6330397Y2 JP S6330397 Y2 JPS6330397 Y2 JP S6330397Y2 JP 15914079 U JP15914079 U JP 15914079U JP 15914079 U JP15914079 U JP 15914079U JP S6330397 Y2 JPS6330397 Y2 JP S6330397Y2
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JP
Japan
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washing
ball bearing
dehydrating
bearing housing
flange
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JP15914079U
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JPS5674674U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は洗濯時に洗濯兼脱水槽内のパルセータ
を自動反転させる脱水洗濯機に関するもので、洗
濯時にパルセータを洗濯兼脱水槽の脱水時の回転
方向とは逆方向に回転させた時、洗濯物が洗濯兼
脱水槽に衝突する際の抵抗により洗濯兼脱水槽が
共回りするのを防止するために設けた回転防止用
バネの取付構造を改良することにより、コスト的
にも安価にして、かつ組立工数を低減させること
ができるようにしたものである。
従来のこの種の脱水洗濯機においては、第4図
に示すように脱水軸(図示せず)に固定したブレ
ーキホイール(図示せず)の上方に回転防止用バ
ネ41を設け、かつこの回転防止用バネ41は、
端部に設けた折曲部42を介してビス43により
下部玉軸受ハウジング44へ固着していたが、こ
の回転防止用バネ41には、洗濯兼脱水槽(図示
せず)と連結した脱水軸(図示せず)の回転運動
を阻止するための大きな荷重が加わるため、上記
構造では、ビス43により固定された回転防止用
バネ41の折曲部42より破損することがあつ
た。なお、バンドブレーキを有する脱水洗濯機に
おいては、回転防止用バネが破損した場合、洗濯
時に洗濯兼脱水槽が洗濯兼脱水槽内の洗濯物と同
様に回転運動を行うことになり、その結果、洗濯
物との相対運動がなされず、洗濯効果が著しく低
下し、洗えない状態になるという重大な悪影響を
与えるものであつた。この欠点を改良するため
に、第5図に示すように、回転防止用バネ45の
一端に一対の巻回部46,46′を形成し、かつ
この一対の巻回部46,46′に、下部玉軸受ハ
ウジング47の外径に沿うように加工されたコ字
状のピン48を貫通し、さらにこのピン48を固
定板49で押さえてビス50で固定するという取
付構造が提案されているが、この構造において
は、部品点数が多く、高価で、かつ組立工数が多
くかかるという欠点があつた。
本考案は上記従来の欠点を解消するもので、以
下、本考案をその実施例を示す図面にもとづいて
説明する。第1図〜第3図において、1は脱水洗
濯機本体、2は洗濯兼脱水槽で、底部中央にはパ
ルセータ3を配設している。4は水受槽で、上端
開口部に蓋体5を配設している。6は水受槽4の
外底部に固着された基板で、この基板6、防振装
置7、ロツド8等を介して前記洗濯兼脱水槽2は
本体1の上部より垂下支持されている。9は上端
に洗濯兼脱水槽2を連結した中空状の脱水軸で、
この脱水軸9には同軸的に洗濯軸10を内設し、
かつ洗濯軸10の上端には前記パルセータ3が取
り付けられている。11は基板6の下面に取り付
けたモータで、このモータ11の回転動力は、プ
ーリー12等を介して脱水軸9または洗濯軸10
に伝達される。
13は中央部に脱水軸9を受ける上部玉軸受1
4を設けた上部玉軸受ハウジングで、前記基板6
の底面に取り付けている。15は下端中央部に脱
水軸9を受ける下部玉軸受16を設けた下部玉軸
受ハウジングで、この下部玉軸受ハウジング15
は前記上部玉軸受ハウジング13に取り付けてい
る。17は脱水軸9に固着されたブレーキホイー
ルである。
18はブレーキホイール17の上方に位置して
脱水軸9に取り付けた回転防止用バネで、この回
転防止用バネ18は、洗濯時にパルセータ3を洗
濯兼脱水槽2の脱水時の回転方向とは逆方向に回
転させたとき、洗濯物が洗濯兼脱水槽2に衝突す
る際の抵抗により洗濯兼脱水槽2が共回りするの
を防止するもので、第2図に示すように、一端に
は一対の巻回部19,19′を端部に向つて順次
形成しており、この一端は下部玉軸受ハウジング
15外に延出させ、かつ前記一対の巻回部19,
19′に、ピン20,21を下部玉軸受ハウジン
グ15の鍔部22に設けた一部の切欠き部23よ
り挿入して貫通させ、さらにピン20,21の下
端は下部玉軸受ハウジング15より外方に切り起
こし形成した突出部24の上面に当接している。
そして下部玉軸受ハウジング15を上部玉軸受ハ
ウジング13に取り付けたときに、ピン20,2
1の上端は上部玉軸受ハウジング13の鍔部25
の底面に当接することになり、その結果、ピン2
0,21は突出部24と鍔部25との間で挾持さ
れる。なお、前記回転防止用バネ18の一端に形
成した巻回部19′の端部は下部玉軸受ハウジン
グ15に固定されるものである。
26はブレーキホイール17の外周縁と当接す
るブレーキシユー27を内面に設けたブレーキバ
ンドで、このブレーキバンド26の一端はピン2
8により下部玉軸受ハウジング15に軸支してい
る。29はブレーキバンド26の遊端に一端を取
り付けた補助レバーで、ピン30により回動自在
に軸支されている。31は一端を補助レバー29
の他端に係着したブレーキ力付勢用のスプリング
で、このスプリング31は常時ブレーキバンド2
6をブレーキホイール17に締め付ける方向に付
勢している。32はピン33により中央部を軸支
した主レバーで、この主レバー32の一端は排水
コツク34の開閉を行なう電磁石35のロツド3
6に連結されており、かつ他端には、洗濯・脱水
を切り替えるクラツチスプリング(図示せず)を
内包したクラツチボス37に係合する爪38を備
えたクラツチレバー39を一体に取る付けてい
る。40は主レバー32に設けた移動自在な調整
ねじで、この調整ねじ40の先端部は補助レバー
29の他端に当接している。
上記構成において、回転防止用バネ18は、洗
濯時にパルセータ3を自動反転させる場合におい
て、パルセータ3が洗濯兼脱水槽2の脱水時の回
転方向とは逆方向に回転する際に、洗濯物が洗濯
兼脱水槽2に衝突する際の抵抗により洗濯兼脱水
槽2が共回りするのを防止するが、この回転防止
用バネ18は脱水軸9に装着されているため、上
記の動作時には、脱水軸9と連結した洗濯兼脱水
槽2は洗濯物の運動により、より回転する力が与
えられ、そして洗濯兼脱水槽2の径と脱水軸9の
径の比により回転防止用バネ18には大きな力が
加わることになる。
しかるに本考案によれば、上記動作時において
回転防止用バネに大きな力が作用しても、その力
は一対の巻回部19,19′に伝達されて回転防
止用バネが常に2本のピンに巻き付くように作用
するため、急激な荷重の変化に耐えることができ
るとともに、回転防止用バネを固定する部品は適
正な長さに切断した2本のピンのみでよく、しか
もこれらのピンは下部玉軸受ハウジングの突出部
と上部玉軸受ハウジングの鍔部との間に挾持され
て抜け止めがなされる等簡単な構成にしてコスト
的にも安価に得ることができ、かつ組立工数も低
減させることができるというすぐれた効果を発揮
し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す脱水洗濯機の
縦断面図、第2図は同要部の回転防止用バネの取
付状態を示す斜視図、第3図は同要部の一部断面
底面図、第4図および第5図は従来の回転防止用
バネの取付状態を示す斜視図である。 2……洗濯兼脱水槽、3……パルセータ、9…
…脱水軸、13……上部玉軸受ハウジング、15
……下部玉軸受ハウジング、18……回転防止用
バネ、19,19′……一対の巻回部、20,2
1……ピン、22……鍔部、23……切欠き部、
24……突出部、25……鍔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗濯時に洗濯兼脱水槽内のパルセータを自動反
    転させる脱水洗濯機において、前記洗濯兼脱水槽
    と連結した脱水軸に、洗濯兼脱水槽の脱水時の回
    転方向とは逆方向にパルセータを回転させたと
    き、洗濯兼脱水槽が共回りするのを防止する回転
    防止用バネを巻装し、この回転防止用バネの一端
    は、上部開口縁に一部の切欠き部を有する鍔部を
    設けた下部玉軸受ハウジング外に延出させるとと
    もに、その延出部に一対の巻回部を形成し、この
    一対の巻回部にはそれぞれピンを前記下部玉軸受
    ハウジングの鍔部の切欠き部より挿入して貫通さ
    せ、これらのピンは下部玉軸受ハウジングより外
    方に形成した突出部と、下部玉軸受ハウジングの
    鍔部上面に当接する上部玉軸受ハウジングの鍔部
    との間に挾持したことを特徴とする脱水洗濯機。
JP15914079U 1979-11-15 1979-11-15 Expired JPS6330397Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15914079U JPS6330397Y2 (ja) 1979-11-15 1979-11-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15914079U JPS6330397Y2 (ja) 1979-11-15 1979-11-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5674674U JPS5674674U (ja) 1981-06-18
JPS6330397Y2 true JPS6330397Y2 (ja) 1988-08-15

Family

ID=29670352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15914079U Expired JPS6330397Y2 (ja) 1979-11-15 1979-11-15

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Publication number Publication date
JPS5674674U (ja) 1981-06-18

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