JP3022484B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP3022484B2
JP3022484B2 JP10147139A JP14713998A JP3022484B2 JP 3022484 B2 JP3022484 B2 JP 3022484B2 JP 10147139 A JP10147139 A JP 10147139A JP 14713998 A JP14713998 A JP 14713998A JP 3022484 B2 JP3022484 B2 JP 3022484B2
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純一 高松
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Panasonic Corp
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    • D06F37/261Tubs made by a specially selected manufacturing process or characterised by their assembly from elements
    • D06F37/262Tubs made by a specially selected manufacturing process or characterised by their assembly from elements made of plastic material, e.g. by injection moulding

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類を洗い、すす
ぎ、脱水する洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗濯機は、図6および図
7に示すように構成していた。以下、その構成について
説明する。
【0003】図6に示すように、洗濯機本体1は、内部
に脱水振動を防振するように、サスペンション2によっ
て懸架された水受け槽3を設け、水受け槽3内に洗濯兼
脱水槽4を回転自在に配設し、この洗濯兼脱水槽4の内
底部に洗濯物を撹拌する撹拌翼5を回転自在に配設して
いる。
【0004】洗濯兼脱水槽4は、図8に示すように、水
受け槽3の底部に設けた軸受6によって軸支されている
脱水軸7の上端部に固定され、撹拌翼5は、脱水軸7の
中空部に脱水軸7と同軸上となるように配設し、脱水軸
7の中空部内に設けた軸受8によって軸支した洗濯軸9
の上端部に固定されている。また、洗濯軸9の下端部は
減速機構10の出力側に接続されている。
【0005】モータブラケット11は、カップ状に形成
し開口部を下にして減速機構10のハウジング12に取
り付け、このモータブラケット11の中にロータ13に
回転磁界を与えるステータ14を圧入し、このステータ
14にロータ13を対向させてモータ15を構成し、減
速機構10とモータ15とを同一軸線上に配設してい
る。
【0006】ロータ13は、有底円筒状のロータ部材1
6に磁石17を配設して構成し、ロータ部材16の底部
中央に嵌合穴18を設けており、この嵌合穴18に減速
機構10の減速機構入力軸19を嵌合している。
【0007】クラッチ機構20は、モータ15の回転を
脱水軸7、洗濯軸9のいずれかに切り換えるもので、ロ
ータ13の内部に設けた空間にクラッチスプリング20
aを設け、外部にクラッチスプリング20aを駆動する
クラッチ駆動手段20bを設けている。
【0008】上記構成において動作を説明する。洗濯、
すすぎ行程では、クラッチ機構20のクラッチ駆動手段
20bはクラッチスプリング20aを解放し、脱水軸7
に回転力を伝達できない状態とする。モータ15の動力
は洗濯軸9を介して撹拌翼5に伝達されるのみとなり、
被洗濯物に機械力を与える。こうして洗濯兼脱水槽4に
収容している洗濯物の洗濯、すすぎが進行する。
【0009】洗濯行程を終了すると脱水行程に入り、こ
の脱水行程では、洗濯兼脱水槽4内の水が排水され、ク
ラッチ機構20のクラッチ駆動手段20bはクラッチス
プリング20aを駆動し、脱水軸7に回転力を伝達でき
る状態とする。モータ15の動力は減速機構入力軸19
と脱水軸7とが連結され、洗濯兼脱水槽4が回転する。
【0010】洗濯兼脱水槽4が回転することによって、
洗濯、すすぎを終了した洗濯物の水分は、遠心力によっ
て洗濯兼脱水槽4の側面に多数設けている孔から水受け
槽3内に絞り出される。こうして洗濯物は自動的に脱水
される。このようにして、洗濯兼脱水槽4内に投入され
た洗濯物は自動的に洗濯、すすぎ、脱水行程を終了す
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、ステータ14とステータ14に巻回したコイル
(図示せず)との間の絶縁が万一劣化した場合、ステー
タ14はモータブラケット11に圧入し、モータブラケ
ット11は減速機構10のハウジング12に取り付けて
いるため、ステータ14のコイルと減速機構10との間
は導通状態になり、安全性が低下するという問題を有し
ていた。
【0012】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、ステータとステータのコイルとの間の絶縁が万一劣
化した場合でも、ステータのコイルと減速機構との絶縁
を確保し、安全性を向上することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するもので、減速機構と前記モータとを同一軸線上に配
設するとともに、前記モータを構成するモータブラケッ
トの上部に絶縁物を介してハウジングを設け、前記ハウ
ジング内部に前記減速機構を取り付けたものである。
【0014】これにより、ステータとステータのコイル
との間の絶縁が万一劣化した場合でも、ステータのコイ
ルと減速機構との絶縁を確保することができ、安全性を
向上することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、洗濯兼脱水槽を回転させる脱水軸と、前記洗濯兼脱
水槽内に配設した撹拌翼を回転させかつ前記脱水軸と同
軸上に配設した洗濯軸と、前記脱水軸と前記洗濯軸を回
転させるモータと、前記モータの回転を減速して前記洗
濯軸を回転させる減速機構と、前記モータの回転を脱水
軸、洗濯軸のいずれかに切り換えるクラッチ機構とを備
え、前記減速機構と前記モータとを同一軸線上に配設す
るとともに、前記モータを構成するモータブラケットの
上部に絶縁物を介してハウジングを設け、前記ハウジン
グ内部に前記減速機構を取り付けたものであり、ステー
タとステータのコイルとの間の絶縁が万一劣化した場合
でも、減速機構とモータとの間の絶縁物によりステータ
のコイルと減速機構との絶縁を確保することができ、安
全性を向上することができる。
【0016】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、モータを構成するモータブラケッ
トに樹脂を一体成型して絶縁物を形成し、前記絶縁物を
介して減速機構にモータを配設したものであり、ステー
タとステータのコイルとの間の絶縁が万一劣化した場合
でも、減速機構とモータとの間の絶縁物によりステータ
のコイルと減速機構との絶縁を確保することができ、安
全性を向上することができ、モータを構成するモータブ
ラケットに樹脂を一体成型して絶縁物を形成しているの
で、絶縁物の強度を向上できるとともに、組立性を向上
することができる。
【0017】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、減速機構を構成するハウ
ジングに複数のバーリング穴を設け、略ドーナツ状の補
強板とモータに形成した絶縁物とを貫通したねじを前記
バーリング穴に螺合し、前記モータを前記減速機構にね
じ止めしたものであり、略ドーナツ状の補強板をモータ
に形成した絶縁物に当てて、略ドーナツ状の補強板とモ
ータの絶縁物とを貫通するねじをバーリング穴に螺合し
て、モータを減速機構にねじ止めすることにより、モー
タを減速機構に確実に固定することができ、耐久性を向
上することができる。
【0018】請求項4に記載の発明は、上記請求項3に
記載の発明において、減速機構を構成するハウジングと
略ドーナツ状の補強板に複数の穴部を設け、前記穴部に
モータに形成した絶縁物の上下に設けた凸部を嵌合し、
位置決めしたものであり、減速機構とモータとの間、モ
ータと略ドーナツ状の補強板との間の位置決めができ、
組立性を向上することができる。
【0019】請求項5に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、モータに形成した絶縁物
は、前記モータの略中心部に嵌合穴を有し、前記嵌合穴
に減速機構を構成するハウジングの円筒部を嵌合したも
のであり、モータの軸心と減速機構の軸心とを容易にか
つ精度よく合わせることができ、減速機構の減速機構入
力軸に固定したロータとステータとの間隙をほぼ一定に
でき、モータ効率を向上できるとともに、異常音の発生
を防止することができる。
【0020】請求項6に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、モータを構成するモータ
ブラケットは、前記モータの略中心部に略円筒状のフラ
ンジ部を形成し、前記フランジ部を含めてモータブラケ
ットに樹脂を一体成型して絶縁物を形成したものであ
り、フランジ部に樹脂を一体成型して形成した絶縁物に
減速機構のハウジングの円筒部を嵌合することにより、
モータブラケットと減速機構のハウジングの円筒部との
間を絶縁物を介して面当たりさせることができ、ラジア
ル方向の荷重に対する耐量を大きくすることができる。
【0021】請求項7に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、クラッチ機構を駆動する
クラッチ切替レバーを備え、前記クラッチ切替レバーを
モータに形成した絶縁物を貫通させたものであり、クラ
ッチ切替レバーを回動させてクラッチスプリングを駆動
するとき、クラッチ切替レバーを回動させても、モータ
ブラケットに接触することがなく、ステータとステータ
のコイルとの間の絶縁が万一劣化した場合でも、クラッ
チ切替レバーを通してモータブラケットに導通するのを
防ぐことができ、安全性を向上することができる。
【0022】請求項8に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、モータの回転を検知する
回転検知手段を備え、前記回転検知手段の取付用の穴部
をモータに形成した絶縁物に設けたものであり、回転検
知手段の絶縁が万一劣化した場合に、モータブラケット
と導通するのを防止して、安全性を向上することができ
る。
【0023】請求項9に記載の発明は、上記請求項8に
記載の発明において、回転検知手段に凸部を設け、前記
凸部をモータに形成した絶縁物に設けた凹部に嵌合し、
位置決めしたものであり、回転検知手段をモータに取り
付ける取付位置位置の精度を向上することができ、モー
タの回転検知精度を向上することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0025】(実施例1)図2に示すように、洗濯機本
体21は、内部に脱水振動を防振するように、サスペン
ション22によって懸架された水受け槽23を設け、水
受け槽23内に洗濯兼脱水槽24を回転自在に配設し、
この洗濯兼脱水槽24の内底部に洗濯物を撹拌する撹拌
翼25を回転自在に配設している。
【0026】洗濯兼脱水槽24は、図1に示すように、
水受け槽23の底部に設けた軸受26によって軸支され
ている脱水軸27の上端部に固定され、撹拌翼25は、
脱水軸27の中空部に脱水軸27と同軸上となるように
配設し、脱水軸27の中空部内に設けた軸受28によっ
て軸支した洗濯軸29の上端部に固定されている。ま
た、洗濯軸29の下端部は減速機構30の出力側に接続
されている。
【0027】モータブラケット31は、カップ状に形成
し開口部を下にして減速機構30に取り付け、このモー
タブラケット31の中にロータ32に回転磁界を与える
ステータ33を圧入し、このステータ33にロータ32
を対向させてモータ34を構成し、減速機構30とモー
タ34とを同一軸線上に配設し、減速機構30の減速機
構入力軸35にモータ34を取り付けている。
【0028】ロータ32は、磁石36を固定した第1の
ロータ部材37と、減速機構入力軸35に固定した第2
のロータ部材38とを有し、これら第1のロータ部材3
7と第2のロータ部材38とを間隔を隔てて樹脂39に
より成型して一体化している。
【0029】モータブラケット31は、モータ34の略
中心部に略円筒状のフランジ部31aを形成し、このフ
ランジ部31aを含めてモータブラケット31に樹脂を
一体成型して絶縁物40を形成している。この絶縁物4
0は、モータ34の略中心部に嵌合穴41を有し、この
嵌合穴41に減速機構30を構成するハウジング42の
円筒部43を嵌合している。
【0030】減速機構30を構成するハウジング42に
複数のバーリング穴44を設け、略ドーナツ状の補強板
45をモータ34に形成した絶縁物40に当て、ねじ4
6を略ドーナツ状の補強板45とモータ34の絶縁物4
0とに設けた穴部に貫通させ、ねじ46をバーリング穴
44に螺合し、モータ34を絶縁物40を介して減速機
構30のハウジング42にねじ止めし、モータ34を減
速機構30に同一軸線上に配設している。
【0031】クラッチ機構47は、モータ34の回転を
脱水軸27、洗濯軸29のいずれかに切り換えるもの
で、ロータ32の内部に設けた空間にクラッチスプリン
グ47aを設け、外部にクラッチスプリング47aを駆
動するクラッチ駆動手段47bを設けている。なお、4
8はモータブラケット31の下部開口部を覆うモータカ
バーである。
【0032】上記構成において動作を説明する。洗濯、
すすぎ行程では、クラッチ機構47のクラッチ駆動手段
47bはクラッチスプリング47aを解放し、脱水軸2
7に回転力を伝達できない状態とする。モータ34の動
力は洗濯軸29を介して撹拌翼25に伝達されるのみと
なり、被洗濯物に機械力を与える。こうして洗濯兼脱水
槽24に収容している洗濯物の洗濯、すすぎが進行す
る。
【0033】洗濯行程を終了すると脱水行程に入り、こ
の脱水行程では、洗濯兼脱水槽24内の水が排水され、
クラッチ機構47のクラッチ駆動手段47bはクラッチ
スプリング47aを駆動し、脱水軸27に回転力を伝達
できる状態とする。モータ34の動力は減速機構入力軸
35と脱水軸27とが連結され、洗濯兼脱水槽24が回
転する。
【0034】洗濯兼脱水槽24が回転することによっ
て、洗濯、すすぎを終了した洗濯物の水分は、遠心力に
よって洗濯兼脱水槽24の側面に多数設けている孔から
水受け槽23内に絞り出される。こうして洗濯物は自動
的に脱水される。このようにして、洗濯兼脱水槽23内
に投入された洗濯物は自動的に洗濯、すすぎ、脱水行程
を終了する。
【0035】このように本実施例によれば、洗濯軸2
9、脱水軸27が同軸の2重構造で、撹拌翼25側か
ら、減速機構30、クラッチ機構47、モータ34の順
に配列され、これらが同一軸線上にあることで、モータ
34と減速機構30が一体となり、水受け槽23の中心
に重心が来るため、アンバランスがなくなり、脱水時の
振動を抑えることができる。
【0036】また、減速機構30にモータ34を絶縁物
40を介して同一軸線上に配設しているので、ステータ
33とステータ33のコイル33aとの間の絶縁が万一
劣化した場合でも、減速機構30とモータ34との間の
絶縁物40により、ステータ33のコイル33aと減速
機構30との絶縁を確保することができ、安全性を向上
することができる。
【0037】また、絶縁物40は、モータブラケット3
1に樹脂を一体成型して形成し、この絶縁物40を介し
て減速機構30にモータ34を配設しているので、絶縁
物40の強度を向上できるとともに、組立性を向上する
ことができる。
【0038】また、絶縁物40は、モータ34の略中心
部に嵌合穴41を有し、この嵌合穴41に減速機構30
を構成するハウジング42の円筒部43を嵌合している
ので、モータ34の軸心と減速機構30の軸心とを容易
にかつ精度よく合わせることができ、減速機構30の減
速機構入力軸35に固定したロータ32とステータ33
との間隙をほぼ一定にできる。
【0039】また、モータブラケット31は、モータ3
4の略中心部に略円筒状のフランジ部31aを形成し、
このフランジ部31aを含めてモータブラケット31に
樹脂を一体成型して絶縁物40を形成しているので、フ
ランジ部31aに樹脂を一体成型して形成した絶縁物4
0に減速機構30のハウジング42の円筒部43を嵌合
することにより、モータブラケット31と減速機構30
のハウジング42の円筒部43との間を絶縁物40を介
して面当たりさせることができ、ラジアル方向の荷重に
対する耐量を大きくすることができる。
【0040】また、ハウジング42に複数のバーリング
穴44を設け、略ドーナツ状の補強板45とモータ34
に形成した絶縁物40とを貫通したねじ46をバーリン
グ穴44に螺合し、モータ34をハウジング42にねじ
止めしているので、略ドーナツ状の補強板45をモータ
34の絶縁物40に当てて、略ドーナツ状の補強板45
とモータ34の絶縁物40とを貫通するねじ46をバー
リング穴44に螺合して、モータ34をハウジング42
にねじ止めすることにより、モータ34を減速機構30
に確実に固定することができ、耐久性を向上することが
できる。
【0041】また、ロータ32の磁石36とステータ3
3のコイル33aとの間の絶縁が劣化した場合でも、ロ
ータ32の第1のロータ部材37と第2のロータ部材3
8との間の絶縁を間隔を隔てて成型された樹脂39によ
り確保することができ、コイル33aと減速機構入力軸
35との絶縁を確実にし、減速機構30、洗濯軸29な
どに通電されることがなく、安全性を向上できる。
【0042】(実施例2)図3に示すように、ハウジン
グ49は、減速機構30を構成するもので、複数の穴部
49aを設け、略ドーナツ状の補強板50にも複数の穴
部50aを設けている。絶縁物51は、モータ34を構
成するモータブラケット31に樹脂を一体成型して形成
したもので、この絶縁物51の上下に凸部51a設け、
この凸部51aをハウジング49に設けた穴部49aと
略ドーナツ状の補強板50に設けた穴部50aに嵌合
し、位置決めしている。他の構成は上記実施例1と同じ
である。
【0043】上記構成において作用を説明すると、絶縁
物51の上下に設けた凸部51aをハウジング49に設
けた穴部49aと略ドーナツ状の補強板50に設けた穴
部50aに嵌合し、位置決めしているので、減速機構3
0とモータ34との間、モータ34と略ドーナツ状の補
強板50との間の位置決めができ、組立性を向上するこ
とができる。
【0044】(実施例3)図4に示すように、クラッチ
駆動手段47bは、クラッチ機構47aを駆動するクラ
ッチ切替レバー52を有しており、このクラッチ切替レ
バー52をモータ34のモータブラケット31に樹脂を
一体成型して形成した絶縁物53を貫通させている。他
の構成は上記実施例1と同じである。
【0045】上記構成において作用を説明すると、クラ
ッチ切替レバー52をモータブラケット31に形成した
絶縁物53を貫通させているので、モータ34の回転を
脱水軸27、洗濯軸29のいずれかに切り換えるため、
クラッチ切替レバー52を回動させてクラッチスプリン
グ47aを駆動するとき、クラッチ切替レバー52を回
動させても、モータブラケット31に接触することがな
く、ステータ33とステータ33のコイル33aとの間
の絶縁が万一劣化した場合でも、クラッチ切替レバー5
2を通してモータブラケット31に導通するのを防ぐこ
とができ、安全性を向上することができる。
【0046】(実施例4)図5に示すように、回転検知
手段54は、モータ34の回転を検知するもので、コネ
クタ部55にホールIC56を装着して構成し、ホール
IC56をロータ32の磁石36に対向して取り付け、
ホールIC56によりロータ32の磁石36の磁束を検
知することにより、モータ34の回転を検知するように
構成し、この回転検知手段54に凸部57を設けてい
る。
【0047】絶縁物58は、モータ34を構成するモー
タブラケット31に樹脂を一体成型して形成したもの
で、この絶縁物58に回転検知手段54の取付用の穴部
59を設けるとともに、凹部60を設けており、回転検
知手段54に設けた凸部57を凹部60に嵌合して、位
置決めしている。他の構成は上記実施例1と同じであ
る。
【0048】上記構成において作用を説明すると、回転
検知手段54の取付用の穴部59をモータブラケット3
1に形成した絶縁物58に設けているので、回転検知手
段54の絶縁が万一劣化した場合に、モータブラケット
31と導通するのを防止して、安全性を向上することが
できる。
【0049】また、回転検知手段54に凸部57を設
け、この凸部57を絶縁物58に設けた凹部60に嵌合
し、位置決めしているので、回転検知手段54をモータ
34に取り付ける取付位置位置の精度を向上することが
でき、モータ34の回転検知精度を向上することができ
る。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、洗濯兼脱水槽を回転させる脱水軸と、前
記洗濯兼脱水槽内に配設した撹拌翼を回転させかつ前記
脱水軸と同軸上に配設した洗濯軸と、前記脱水軸と前記
洗濯軸を回転させるモータと、前記モータの回転を減速
して前記洗濯軸を回転させる減速機構と、前記モータの
回転を脱水軸、洗濯軸のいずれかに切り換えるクラッチ
機構とを備え、前記減速機構と前記モータとを同一軸線
上に配設するとともに、前記モータを構成するモータブ
ラケットの上部に絶縁物を介してハウジングを設け、前
記ハウジング内部に前記減速機構を取り付けたから、ス
テータとステータのコイルとの間の絶縁が万一劣化した
場合でも、減速機構とモータとの間の絶縁物によりステ
ータのコイルと減速機構との絶縁を確保することがで
き、安全性を向上することができる。
【0051】また、請求項2に記載の発明によれば、モ
ータを構成するモータブラケットに樹脂を一体成型して
絶縁物を形成し、前記絶縁物を介して減速機構にモータ
を配設したから、ステータとステータのコイルとの間の
絶縁が万一劣化した場合でも、減速機構とモータとの間
の絶縁物によりステータのコイルと減速機構との絶縁を
確保することができ、安全性を向上することができ、ま
た、絶縁物の強度を向上できるとともに、組立性を向上
することができる。
【0052】また、請求項3に記載の発明によれば、減
速機構を構成するハウジングに複数のバーリング穴を設
け、略ドーナツ状の補強板とモータに形成した絶縁物と
を貫通したねじを前記バーリング穴に螺合し、前記モー
タを前記減速機構にねじ止めしたから、略ドーナツ状の
補強板をモータに形成した絶縁物に当てて、略ドーナツ
状の補強板とモータの絶縁物とを貫通するねじをバーリ
ング穴に螺合して、モータを減速機構にねじ止めするこ
とにより、モータを減速機構に確実に固定することがで
き、耐久性を向上することができる。
【0053】また、請求項4に記載の発明によれば、減
速機構を構成するハウジングと略ドーナツ状の補強板に
複数の穴部を設け、前記穴部にモータに形成した絶縁物
の上下に設けた凸部を嵌合し、位置決めしたから、減速
機構とモータとの間、モータと略ドーナツ状の補強板と
の間の位置決めができ、組立性を向上することができ
る。
【0054】また、請求項5に記載の発明によれば、モ
ータに形成した絶縁物は、前記モータの略中心部に嵌合
穴を有し、前記嵌合穴に減速機構を構成するハウジング
の円筒部を嵌合したから、モータの軸心と減速機構の軸
心とを容易にかつ精度よく合わせることができ、減速機
構の減速機構入力軸に固定したロータとステータとの間
隙をほぼ一定にでき、モータ効率を向上できるととも
に、異常音の発生を防止することができる。
【0055】また、請求項6に記載の発明によれば、モ
ータを構成するモータブラケットは、前記モータの略中
心部に略円筒状のフランジ部を形成し、前記フランジ部
を含めてモータブラケットに樹脂を一体成型して絶縁物
を形成したから、モータブラケットと減速機構のハウジ
ングの円筒部との間を絶縁物を介して面当たりさせるこ
とができ、ラジアル方向の荷重に対する耐量を大きくす
ることができる。
【0056】また、請求項7に記載の発明によれば、ク
ラッチ機構を駆動するクラッチ切替レバーを備え、前記
クラッチ切替レバーをモータに形成した絶縁物を貫通さ
せたから、ステータとステータのコイルとの間の絶縁が
万一劣化した場合でも、クラッチ切替レバーを通してモ
ータブラケットに導通するのを防ぐことができ、安全性
を向上することができる。
【0057】また、請求項8に記載の発明によれば、モ
ータの回転を検知する回転検知手段を備え、前記回転検
知手段の取付用の穴部をモータに形成した絶縁物に設け
たから、回転検知手段の絶縁が万一劣化した場合に、モ
ータブラケットと導通するのを防止して、安全性を向上
することができる。
【0058】また、請求項9に記載の発明によれば、回
転検知手段に凸部を設け、前記凸部をモータに形成した
絶縁物に設けた凹部に嵌合し、位置決めしたから、回転
検知手段をモータに取り付ける取付位置位置の精度を向
上することができ、モータの回転検知精度を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の要部断面図
【図2】同洗濯機の断面図
【図3】本発明の第2の実施例の洗濯機の要部断面図
【図4】本発明の第3の実施例の洗濯機の要部断面図
【図5】本発明の第4の実施例の洗濯機の要部断面図
【図6】従来の洗濯機の断面図
【図7】同洗濯機の要部断面図
【符号の説明】
24 洗濯兼脱水槽 25 撹拌翼 27 脱水軸 29 洗濯軸 30 減速機構 34 モータ 40 絶縁物 47 クラッチ機構
フロントページの続き (72)発明者 近藤 典正 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 高松 純一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−193498(JP,A) 実開 昭61−151688(JP,U) 実開 昭61−77986(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 37/40

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯兼脱水槽を回転させる脱水軸と、前
    記洗濯兼脱水槽内に配設した撹拌翼を回転させかつ前記
    脱水軸と同軸上に配設した洗濯軸と、前記脱水軸と前記
    洗濯軸を回転させるモータと、前記モータの回転を減速
    して前記洗濯軸を回転させる減速機構と、前記モータの
    回転を脱水軸、洗濯軸のいずれかに切り換えるクラッチ
    機構とを備え、前記減速機構と前記モータとを同一軸線
    上に配設するとともに、前記モータを構成するモータブ
    ラケットの上部に絶縁物を介してハウジングを設け、前
    記ハウジング内部に前記減速機構を取り付けた洗濯機。
  2. 【請求項2】 モータを構成するモータブラケットに樹
    脂を一体成型して絶縁物を形成し、前記絶縁物を介して
    減速機構にモータを配設した請求項1記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 減速機構を構成するハウジングに複数の
    バーリング穴を設け、略ドーナツ状の補強板とモータに
    形成した絶縁物とを貫通したねじを前記バーリング穴に
    螺合し、前記モータを前記減速機構にねじ止めした請求
    項1または2記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 減速機構を構成するハウジングと略ドー
    ナツ状の補強板に複数の穴部を設け、前記穴部にモータ
    に形成した絶縁物の上下に設けた凸部を嵌合し、位置決
    めした請求項3記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】 モータに形成した絶縁物は、前記モータ
    の略中心部に嵌合穴を有し、前記嵌合穴に減速機構を構
    成するハウジングの円筒部を嵌合した請求項1または2
    記載の洗濯機。
  6. 【請求項6】 モータを構成するモータブラケットは、
    前記モータの略中心部に略円筒状のフランジ部を形成
    し、前記フランジ部を含めてモータブラケットに樹脂を
    一体成型して絶縁物を形成した請求項1または2記載の
    洗濯機。
  7. 【請求項7】 クラッチ機構を駆動するクラッチ切替レ
    バーを備え、前記クラッチ切替レバーをモータに形成し
    た絶縁物を貫通させた請求項1または2記載の洗濯機。
  8. 【請求項8】 モータの回転を検知する回転検知手段を
    備え、前記回転検知手段の取付用の穴部をモータに形成
    した絶縁物に設けた請求項1または2記載の洗濯機。
  9. 【請求項9】 回転検知手段に凸部を設け、前記凸部を
    モータに形成した絶縁物に設けた凹部に嵌合し、位置決
    めした請求項8記載の洗濯機。
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