JP2001009194A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2001009194A
JP2001009194A JP2000175451A JP2000175451A JP2001009194A JP 2001009194 A JP2001009194 A JP 2001009194A JP 2000175451 A JP2000175451 A JP 2000175451A JP 2000175451 A JP2000175451 A JP 2000175451A JP 2001009194 A JP2001009194 A JP 2001009194A
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JP
Japan
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motor
stator
washing
motor bracket
shaft
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Application number
JP2000175451A
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English (en)
Inventor
Kenji Koshiga
健二 越賀
Kenichi Akasaka
兼一 赤坂
Toshihiko Ura
敏彦 裏
Junichi Takamatsu
純一 高松
Norimasa Kondo
典正 近藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衣類を洗い、すすぎ、脱水する洗濯機におい
て、洗濯容量アップに対応して、脱水時におけるアンバ
ランスの発生を抑制するとともに、水受け槽から水が溢
れてきた場合においても、モータの内部に水が入らない
ようにして安全性を向上し、さらに、ステータを組み込
む作業を容易できるようにする。 【解決手段】 脱水軸22により洗濯兼脱水槽19を回
転させるとともに、減速機構25により減速して脱水軸
22と同軸上に配設した洗濯軸24により撹拌翼20を
回転させ、モータ27の回転をクラッチ機構29により
脱水軸22、洗濯軸24のいずれかに切り換える。減速
機構25にカップ状に形成したモータブラケット26を
開口部26aを下にして取り付け、モータブラケット2
6の中にモータ27を構成し、減速機構25とモータ2
7とを同一軸線上に配設し、モータブラケット26の開
口部26aの入口を内部の内径より広げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類を洗い、すす
ぎ、脱水する洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗濯機は、図9に示すよ
うに構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】図に示すように、洗濯機本体1は、内部に
サスペンション2によって支持した水受け槽3を設け、
水受け槽3内に洗濯兼脱水槽4を回転自在に設け、この
洗濯兼脱水槽4は天面を開口しており、洗濯物を天面か
ら投入できるようになっている。また、底部には撹拌翼
5を回転自在に設け、側面には多数の孔を有している。
【0004】洗濯兼脱水槽4は、図10に示すように、
水受け槽3の底面に設けた軸受6によって支持されてい
る脱水軸7に固定されており、撹拌翼5は、脱水軸7の
内部に軸受8によって支持されている洗濯軸9に固定さ
れている。この洗濯軸9は減速機構10につながり、減
速機構入力軸11にはプーリ12を取り付けている。
【0005】減速機構入力軸11のプーリ12の取り付
け部は4面を削り、プーリ12の取り付け孔はこれには
め合う形状として、プーリ12の回転力を伝達させてい
る。プーリ12はベルト13を介して、モータ14につ
ながる。また、減速機構入力軸11には、モータ14の
回転を洗濯軸9または脱水軸7に切り換えて伝達するた
めのクラッチ機構15を有する構成としている。
【0006】上記構成において洗濯、すすぎ行程では、
クラッチ機構15のクラッチ駆動手段15bを解放し、
モータ14の回転は洗濯軸9を介して撹拌翼5に伝達さ
れるのみとなり、被洗濯物に機械力を与える。こうして
洗濯兼脱水槽4に収容している洗濯物の洗濯、すすぎが
進行する。
【0007】また、脱水行程では、クラッチ機構15の
クラッチ駆動手段15bを駆動し、モータ14の回転は
脱水軸7を介して洗濯兼脱水槽4に伝達されるのみとな
り、洗濯兼脱水槽4全体が回転する。洗濯兼脱水槽4が
回転することによって洗濯、すすぎを終了した洗濯物の
水分は、遠心力によって洗濯兼脱水槽4の側面に多数設
けている多数の孔から水受け槽3内に、絞り出される。
こうして洗濯物は自動的に脱水される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、モータ14によりベルト13を介して減速機構1
0に動力を伝達しているため、洗濯容量の大容量化や洗
浄力の向上のために部品点数が増え、コストが高く、ま
た、洗濯物により大きな機械力を与えようとすると、ベ
ルトスリップ、ベルト伸び、ベルト切れなど、経時変化
によるベルト13の張力変化による伝達トルクに上限が
あり、大容量に対応する伝達トルクを得ることができな
かった。
【0009】また、重量物であるモータ14と減速機構
10とを水受け槽3の下方に並設しているので、洗濯機
本体1内に懸架されている洗濯兼脱水槽4、水受け槽3
などの重心位置が洗濯兼脱水槽4の回転中心(脱水軸
7)とずれてしまう。これにより、洗濯兼脱水槽4が脱
水回転を行うとき、アンバランスとなりやすく、回転に
よる振動が大きくなりやすかった。
【0010】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、部品点数を減らし、洗濯容量アップに対応して、脱
水時におけるアンバランスの発生を抑制するとともに、
何らかの原因により、水受け槽から水が溢れてきた場合
においても、モータの内部に水が入らないようにして安
全性を向上し、さらに、ステータを組み込む作業を容易
できるようにすることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するもので、中空の脱水軸と、この脱水軸と同軸上に配
設した洗濯軸とをモータにより回転させ、脱水軸により
洗濯兼脱水槽を回転させるとともに、モータの回転を減
速機構により減速して洗濯軸により洗濯兼脱水槽内に配
設した撹拌翼を回転させ、モータの回転をクラッチ機構
により脱水軸、洗濯軸のいずれかに切り換え、減速機構
にカップ状に形成したモータブラケットを開口部を下に
して取り付け、モータブラケットの中にモータを構成
し、減速機構とモータとを同一軸線上に配設し、モータ
ブラケットの開口部の入口を内部の内径より広げたもの
である。
【0012】これにより、部品点数を減らし、洗濯容量
アップに対応して、脱水時におけるアンバランスの発生
を抑制することができるとともに、何らかの原因によ
り、水受け槽から水が溢れてきた場合においても、モー
タの内部に水が入らないようにでき、安全性を向上する
ことができ、さらに、ステータを組み込む作業を容易で
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、洗濯兼脱水槽を回転させる脱水軸と、前記洗濯兼脱
水槽内に配設した攪拌翼を回転させかつ前記脱水軸と同
軸上に配設した洗濯軸と、前記脱水軸と前記洗濯軸を回
転させるモータと、前記モータの回転を減速して前記洗
濯軸を回転させる減速機構と、前記モータの回転を脱水
軸に伝達するよう切り換えるクラッチ機構とを備え、カ
ップ状に形成したモータブラケットを開口部を下にして
取り付け、前記モータブラケットの内部にクラッチ機構
を形成し、前記モータは、前記モータブラケットの内側
にステータを取り付け、前記ステータの内周側にロータ
を対向させて構成し、前記減速機構と前記モータとを同
一軸上に配設し、前記モータブラケットの開口部の入口
を内部の内径より広げるとともに前記モータブラケット
に設けたかしめ部によりステータを保持するよう構成
し、前記かしめ部を完全にステータに折り曲げず、折り
曲げ部先端を下方に向けたものである。
【0014】この構成は、モータブラケットに設けたか
しめ部によりステータを保持するよう構成し、前記かし
め部を完全にステータに折り曲げず、折り曲げ部先端を
下方に向けたものであり、水受け槽から水が溢れた場合
に、モータブラケットの上面から表面を伝ってくる水が
モータブラケットに設けたステータを支持するかしめ部
から侵入しようとしても、かしめ折り曲げ部の先端がを
下方を向いているのでステータに侵入するのを防止する
ことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0016】(実施例1)図2に示すように、洗濯機本
体16は、内部に脱水振動を防振するように、サスペン
ション17によって懸架された水受け槽18を設け、水
受け槽18内に洗濯兼脱水槽19を回転自在に配設し、
この洗濯兼脱水槽19の内底部に洗濯物を撹拌する撹拌
翼20を回転自在に配設している。
【0017】洗濯兼脱水槽19は、図1に示すように、
水受け槽18の底部に設けた軸受21によって軸支され
ている脱水軸22の上端部に固定され、撹拌翼20は、
脱水軸22の中空部に脱水軸22と同軸上となるように
配設し、脱水軸22の中空部内に設けた軸受23によっ
て軸支した洗濯軸24の上端部に固定されている。ま
た、洗濯軸24の下端部は減速機構25の出力側に接続
されている。
【0018】モータブラケット26は、カップ状に形成
し開口部26aを下にして減速機構25に取り付け、こ
のモータブラケット26の中にロータ27aに回転磁界
を与えるステータ27bを圧入し、このステータ27b
にロータ27aを対向させてモータ27を構成し、減速
機構25とモータ27とを同一軸線上に配設し、減速機
構25の減速機構入力軸28をモータ27のロータ27
aの回転中心部に連結している。また、モータブラケッ
ト26の開口部の入口26bを内部の内径より広げてい
る。
【0019】クラッチ機構29は、モータ27の回転を
脱水軸22、洗濯軸24のいずれかに切り換えるもの
で、ロータ27aの内部に設けた空間にクラッチスプリ
ング29aを設け、外部にクラッチスプリング29aを
駆動するクラッチ駆動手段29bを設けている。
【0020】上記構成において動作を説明する。洗濯、
すすぎ行程では、クラッチ機構29のクラッチ駆動手段
29bはクラッチスプリング29aを解放し、脱水軸2
2に回転力を伝達できない状態とする。モータ27の動
力は洗濯軸24を介して撹拌翼20に伝達されるのみと
なり、被洗濯物に機械力を与える。こうして洗濯兼脱水
槽19に収容している洗濯物の洗濯、すすぎが進行す
る。
【0021】洗濯行程を終了すると脱水行程に入り、こ
の脱水行程では、洗濯兼脱水槽19内の水が排水され、
クラッチ機構29のクラッチ駆動手段29bはクラッチ
スプリング29aを駆動し、脱水軸22に回転力を伝達
できる状態とする。モータ27の動力は減速機構入力軸
28と脱水軸22とが連結され、洗濯兼脱水槽19が回
転する。
【0022】洗濯兼脱水槽19が回転することによっ
て、洗濯、すすぎを終了した洗濯物の水分は、遠心力に
よって洗濯兼脱水槽19の側面に多数設けている孔から
水受け槽18内に絞り出される。こうして洗濯物は自動
的に脱水される。このようにして、洗濯兼脱水槽19内
に投入された洗濯物は自動的に洗濯、すすぎ、脱水行程
を終了する。
【0023】このように本実施例によれば、洗濯軸2
4、脱水軸22が同軸の2重構造で、撹拌翼20側か
ら、減速機構25、クラッチ機構29、モータ27の順
に配列され、これらが同一軸線上にあることで、モータ
27と減速機構25が一体となり、水受け槽18の中心
に重心が来るため、従来のようにモータ27が水受け槽
18の中心にないために生じたアンバランスがなくな
り、脱水時の振動を抑えることができる。また、モータ
27により直接、減速機構25、脱水軸22を回転させ
るので、従来のベルトが不要となり、ベルトスリップや
耐久性も解消することができる。
【0024】また、カップ状に形成したモータブラケッ
ト26の中にモータ27を構成し、モータブラケット2
6の開口部26aを下にしているので、モータブラケッ
ト26の上面に継ぎ目がなく、水受け槽18から水が溢
れた場合でも、溢れた水がモータ27の内部に侵入を防
止できるともに、モータブラケット26が一体の部品と
なるため、部品点数が削減でき、組立性を向上させるこ
とができ、また、軽量化も図ることができる。
【0025】さらに、モータブラケット26の開口部の
入口26bを内部の内径より広げているので、ステータ
27bの圧入が容易で易く、組立性を向上することがで
きる。
【0026】(実施例2)図3に示すように、モータブ
ラケット30は、カップ状に形成し開口部30aを下に
して減速機構25に取り付け、モータ31を構成するス
テータ31bの中性点部31dに対向するモータブラケ
ット30の側面部30cを切り欠き、この切り欠き部3
0dをステータ31bより下方に設けている。モータ3
1は減速機構25と同一軸線上に配設し、減速機構25
の減速機構入力軸28をモータ31のロータ31aの回
転中心部に連結している。モータカバー32は、カップ
状に形成し、モータブラケット30の開口部30aを覆
っている。
【0027】また、コネクタ部31eは、ステータ31
bのコイル31cに接続するもので、モータブラケット
30にコネクタ部31eを逃げる切り欠きを設け、この
切り欠き部30eをステータ31bの取付位置より下方
に設けている。さらに、モータブラケット30は、モー
タ31のコネクタ部31eのみを張り出す形状としてい
る。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0028】上記構成において作用を説明すると、カッ
プ状に形成したモータブラケット30の中にモータ31
を構成し、モータブラケット30の開口部30aを下に
しているので、水受け槽から水が溢れた場合でも、モー
タブラケット30の上部から表面を伝ってくる水がステ
ータ中性点部31dに対向するモータブラケット30の
切り欠き部30dからステータ31bに侵入して絶縁不
良、錆が発生するのを防止することができ、耐久性を向
上することができる。
【0029】また、モータブラケット30にコネクタ部
31eを逃げる切り欠きを設け、この切り欠き部30e
をステータ31bの取付位置より下方に設けているの
で、モータブラケット30の上部から表面を伝ってくる
水がモータ31のコネクタ部31eを逃げる切り欠き3
0eからステータ31bに侵入して絶縁不良、錆が発生
するのを防止することができ、耐久性を向上することが
できる。
【0030】また、モータブラケット30は、モータ3
1のコネクタ部31eのみを張り出す形状としているの
で、コネクタ部31eの防水と絶縁のために、モータブ
ラケット30の外径全体を大きくせず、小型、軽量化す
ることができ、また、ステータ31bへの水の侵入を防
止することができる。
【0031】(実施例3)図4に示すように、モータブ
ラケット33は、カップ状に形成し開口部33aを下に
して減速機構に取り付け、このモータブラケット33の
中にモータ31を構成し、減速機構とモータ31とを同
一軸線上に配設している。このモータブラケット33に
切り起こしを設け、この切り起こし部をモータブラケッ
ト33の開口部33aを覆うモータカバー34の取り付
け部33fとし、このモータカバー34の取り付け部3
3fの位置をステータ31より下方に設けている。他の
構成は上記実施例1または2と同じである。
【0032】上記構成において作用を説明すると、モー
タブラケット33に切り起こしを設け、この切り起こし
部をモータブラケット33の開口部33aを覆うモータ
カバー34の取り付け部33fとすることで、ビス締め
作業の方向を一方向とすることができて組立の作業性を
高めることができ、また、モータカバー34の取り付け
部33fはモータブラケット33を切り起こして形成し
ているので、取り付け部33fのばね性により組立時の
ばらつきを吸収することができる。また、モータブラケ
ット33に切り起こし部の位置を選ぶことで、単体で置
いたときクラッチレバー等の変形、転がりを防止するこ
とができる。
【0033】また、モータカバー34の取り付け部33
fの位置をステータ31より下方に設けているので、カ
ップ状に形成したモータブラケット33の中にモータ3
1を構成し、モータブラケット33の開口部33aを下
にして、モータブラケット33の上部から表面を伝って
くる水がモータカバー34の取り付け部33fからステ
ータ31bに侵入して絶縁不良、錆が発生するのを防止
することができ、耐久性を向上することができる。
【0034】(実施例4)図5に示すように、モータブ
ラケット35は、カップ状に形成し開口部35aを下に
して減速機構に取り付け、このモータブラケット35の
中にモータ31を構成し、減速機構とモータ31とを同
一軸線上に配設している。このモータブラケット35に
かしめ部35gを設けるとともに、かしめ部35gに対
向する位置にステータ当て面35hを設け、ステータ当
て面35hとかしめ部35gとでステータ31bを保持
するようにしている。
【0035】このとき、モータブラケット35に設けた
ステータ31bを支持するかしめ部35gを完全にステ
ータ31bに折り曲げず、折り曲げ部の先端を下方に向
けておく。他の構成は上記実施例1または2と同じであ
る。
【0036】上記構成において作用を説明すると、モー
タブラケット35のステータ当て面35hとかしめ部3
5gとでステータ31bを保持することにより、ステー
タ31bが押されて変形を防止することができ、モータ
31の振動、トルク性能不足などが発生しないようにで
きる。
【0037】また、ステータ31bを支持するかしめ部
35gを完全にステータ31bに折り曲げず、折り曲げ
部先端を下方に向けているため、モータブラケット35
の上部から表面を伝ってくる水がモータブラケット35
に設けたステータ31bを支持するかしめ部35gから
侵入するが、かしめ部35gの先端がを下方を向いてい
るので、ステータ31bに侵入せず、耐久性を向上する
ことができる。
【0038】(実施例5)図6に示すように、モータブ
ラケット36は、カップ状に形成し開口部36aを下に
して減速機構に取り付け、このモータブラケット36の
中にモータ31を構成し、減速機構とモータ31とを同
一軸線上に配設している。このモータブラケット36に
かしめ部36gを設けるとともに、かしめ部36gに対
向する位置にステータ当て面36hを設け、ステータ当
て面36hとかしめ部36gとでステータ31bを保持
するようにしている。
【0039】モータブラケット36に回り止め突起36
iを設け、この回り止め突起36iをステータ31bに
設けた回り止めU溝31fに嵌合して、ステータ31b
の回り止め機能をもたせている。ステータ当て面36h
の幅をこの回り止めU溝31fの幅より広くしている。
他の構成は上記実施例1または2と同じである。
【0040】上記構成において作用を説明すると、ステ
ータ31bに設けた回り止めU溝31fがある位置で、
ステータ31bの回り止めとステータ31bを支持する
かしめを同時に行うことができる。また、ステータ当て
面36hの幅が広いので、ステータ31bをかしめると
きのステータ31bの傾きを防止することができる。
【0041】さらに、ステータ31bに設けた回り止め
U溝31fをステータ当て面36hが塞ぐので、回り止
めU溝31fを抜ける空気の抵抗となり、モータ31の
コイル31c側を空気が流れ、効率的にコイル31cを
冷却することができる。
【0042】(実施例6)図7に示すように、モータブ
ラケット37は、カップ状に形成し開口部37aを下に
して減速機構に取り付け、このモータブラケット37の
中にモータ31を構成し、減速機構とモータ31とを同
一軸線上に配設している。このモータブラケット37に
かしめ部37gを設けるとともに、かしめ部37gに対
向する位置にステータ当て面37hを設け、ステータ当
て面37hとかしめ部37gとでステータ31bを保持
するようにし、かしめ部37gの数をステータ31bを
支持可能な総数より多く設けている。
【0043】モータブラケット37に回り止め突起37
iを設け、この回り止め突起37iをステータ31bに
設けた回り止めU溝31fに嵌合して、ステータ31b
の回り止め機能をもたせている。他の構成は上記実施例
1または2と同じである。
【0044】上記構成において作用を説明すると、かし
め部37gの数をステータ31bを支持可能な総数より
多く設けているので、ステータ31bを固定するモータ
ブラケット37のかしめ作業の失敗の予備とすることが
でき、また、モータブラケット37を繰り返し使用する
ことができ、リサイクル性を向上することができる。
【0045】(実施例7)図8に示すように、モータブ
ラケット38は、カップ状に形成し開口部38aを下に
して減速機構に取り付け、このモータブラケット38の
中にモータ31を構成し、減速機構とモータ31とを同
一軸線上に配設している。このモータブラケット38に
かしめ部38gを設けるとともに、かしめ部38gに対
向する位置にステータ当て面38hを設け、ステータ当
て面38hとかしめ部38gとでステータ31bを保持
している。
【0046】ステータ31bには、かしめ部38gに対
向する位置に回り止めU溝31fを設けており、この回
り止めU溝31fに合わせて、ステータ31bのかしめ
を行い、回り止めU溝31fにモータブラケット38の
かしめ部38gをはまり込ませている。他の構成は上記
実施例1または2と同じである。
【0047】上記構成において作用を説明すると、ステ
ータ31bに設けた回り止めU溝31fに合わせて、モ
ータブラケット38のかしめ部38gをはめ込むこと
で、ステータ31bの回り止めとステータ31bの支持
とを兼ねることができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、モータブ
ラケットに設けたかしめ部によりステータを保持するよ
う構成し、前記かしめ部を完全にステータに折り曲げ
ず、折り曲げ部先端を下方に向けたから、水受け槽から
水が溢れた場合に、モータブラケットの上面から表面を
伝ってくる水がモータブラケットに設けたステータを支
持するかしめ部から侵入しようとしても、かしめ折り曲
げ部の先端がを下方を向いているのでステータに侵入す
るのを防止することができ、耐久性を向上することがで
きる。なお、かしめ部の先端がステータの接触していて
も、かしめ部の途中または折り曲げ部をふくらまして曲
げるようにし、先端より下方にあればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の要部断面図
【図2】同洗濯機の断面図
【図3】本発明の第2の実施例の洗濯機の要部断面図
【図4】本発明の第3の実施例の洗濯機の要部断面図
【図5】本発明の第4の実施例の洗濯機の要部断面図
【図6】本発明の第5の実施例の洗濯機の要部分解斜視
【図7】本発明の第6の実施例の洗濯機の要部分解斜視
【図8】本発明の第7の実施例の洗濯機の要部断面図
【図9】従来例の洗濯機の断面図
【図10】同洗濯機の要部断面図
【符号の説明】
19 洗濯兼脱水槽 20 撹拌翼 22 脱水軸 24 洗濯軸 25 減速機構 26 モータブラケット 26a 開口部 27 モータ 29 クラッチ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 裏 敏彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高松 純一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 近藤 典正 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯兼脱水槽を回転させる脱水軸と、前
    記洗濯兼脱水槽内に配設した攪拌翼を回転させかつ前記
    脱水軸と同軸上に配設した洗濯軸と、前記脱水軸と前記
    洗濯軸を回転させるモータと、前記モータの回転を減速
    して前記洗濯軸を回転させる減速機構と、前記モータの
    回転を脱水軸に伝達するよう切り換えるクラッチ機構と
    を備え、カップ状に形成したモータブラケットを開口部
    を下にして取り付け、前記モータブラケットの内部にク
    ラッチ機構を形成し、前記モータは、前記モータブラケ
    ットの内側にステータを取り付け、前記ステータの内周
    側にロータを対向させて構成し、前記減速機構と前記モ
    ータとを同一軸上に配設し、前記モータブラケットの開
    口部の入口を内部の内径より広げるとともに前記モータ
    ブラケットに設けたかしめ部によりステータを保持する
    よう構成し、前記かしめ部を完全にステータに折り曲げ
    ず、折り曲げ部先端を下方に向けた洗濯機。
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