JP2001120886A - 洗濯機用駆動装置 - Google Patents
洗濯機用駆動装置Info
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- JP2001120886A JP2001120886A JP30504399A JP30504399A JP2001120886A JP 2001120886 A JP2001120886 A JP 2001120886A JP 30504399 A JP30504399 A JP 30504399A JP 30504399 A JP30504399 A JP 30504399A JP 2001120886 A JP2001120886 A JP 2001120886A
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Abstract
たギヤケースを備えた洗濯機用駆動装置において、ステ
ータコイルと回転軸の絶縁を確保し、水の侵入による絶
縁性の劣化を防止するとともに、モータを強固に取り付
ける。 【解決手段】 モータ24の回転数を減速する減速機構
10を内蔵したギヤケース12を洗濯兼脱水槽4の下部
に設け、このギヤケース12に樹脂により形成した外郭
21を有するモータ24をギヤケース12と同一軸線上
に取り付ける。モータ24は、外郭21にリングまたは
馬蹄形の板金部材25を当ててギヤケース12に取り付
ける。
Description
減速する減速機構を内蔵したギヤケースを備えた洗濯機
用駆動装置に関するものである。
は図4および図5に示すように構成していた。以下、そ
の構成について説明する。
に脱水振動を防振するように、サスペンション2によっ
て懸架された水受け槽3を設け、水受け槽3内に洗濯兼
脱水槽4を回転自在に配設し、この洗濯兼脱水槽4の内
底部に洗濯物を撹拌する撹拌翼5を回転自在に配設して
いる。
受け槽3の底部に設けた軸受6によって軸支されている
脱水軸7と同一軸線上となるように、脱水軸7の上端部
に固定され、撹拌翼5は、脱水軸7の中空部に脱水軸7
と同軸上となるように配設し脱水軸7の中空部内に設け
た軸受8によって軸支した洗濯軸9の上端部に固定され
ている。また、洗濯軸9の下端部は減速機構10の出力
側に接続されている。
し開口部を下にして、減速機構10を包含したギヤケー
ス12に取り付け、このモータブラケット11の中にロ
ータ13に回転磁界を与えるステータ14を圧入し、こ
のステータ14にロータ13を対向させてモータ15を
構成し、減速機構10とモータ15とを同一軸線上に配
設している。
6に磁石17を配設して構成し、ロータ部材16の底部
中央に嵌合穴18を設けており、この嵌合穴18に減速
機構10の減速機構入力軸19を嵌合している。
脱水軸7、洗濯軸9のいずれかに切り換えるもので、ロ
ータ13の内部に設けた空間にスプリングクラッチ20
aを設け、外部にスプリングクラッチ20aを駆動する
クラッチ駆動手段20bを設けている。
すすぎ行程では、クラッチ機構20のクラッチ駆動手段
20bはスプリングクラッチ20aを解放し、脱水軸7
に回転力を伝達できない状態とする。モータ15の動力
は洗濯軸9を介して撹拌翼5に伝達されるのみとなり、
洗濯兼脱水槽4内の被洗濯物に機械力を与える。こうし
て洗濯兼脱水槽4に収容している洗濯物の洗濯、すすぎ
が進行する。
の脱水行程では、洗濯兼脱水槽4内の水が排水され、ク
ラッチ機構20のクラッチ駆動手段20bはスプリング
クラッチ20aを駆動し、脱水軸7に回転力を伝達でき
る状態とする。モータ15の動力は減速機構入力軸19
と脱水軸7とが連結され、洗濯兼脱水槽4が回転する。
洗濯、すすぎを終了した洗濯物の水分は、遠心力によっ
て洗濯兼脱水槽4の側面に多数設けている孔から水受け
槽3内に絞り出される。こうして洗濯物は自動的に脱水
される。このようにして、洗濯兼脱水槽4内に投入され
た洗濯物は、自動的に洗濯、すすぎ、脱水行程を終了す
る。
では、モータ15の回転が減速機構入力軸19、減速機
構10を介して洗濯軸9に加わる構成の場合、モータ1
5のコイルと減速機構入力軸19の絶縁が十分でなく安
全面に問題を有していた。
ト11とギヤケース12の接触面を絶縁するために、モ
ータブラケット11とギヤケース12の接触面を樹脂モ
ールドにて成形していた。しかしながらこの構成では、
コイルに水がかかった場合などに、絶縁性の劣化を引き
起こし、安全性が低下する支障をきたすという問題を有
していた。
で、コイルと回転軸の絶縁を確保し、水の侵入による絶
縁性の劣化を防止するとともに、モータを強固に取り付
けるようにすることを目的としている。
するために、モータの回転数を減速する減速機構を内蔵
したギヤケースを洗濯槽兼脱水槽の下部に設け、このギ
ヤケースに樹脂により形成した外郭を有するモータをギ
ヤケースと同一軸線上に取り付け、モータは、外郭にリ
ングまたは馬蹄形の板金部材を当てて取り付けたもので
ある。
でき、水の侵入による絶縁性の劣化を防止できるととも
に、モータを強固に取り付けることができる。
は、洗濯槽兼脱水槽の下部に設けモータの回転数を減速
する減速機構を内蔵したギヤケースと、樹脂により形成
した外郭を有し前記ギヤケースにギヤケースと同一軸線
上に取り付けたモータとを備え、前記モータは、前記外
郭にリングまたは馬蹄形の板金部材を当てて取り付けた
ものであり、コイルと回転軸の絶縁を確保でき、水の侵
入による絶縁性の劣化を防止できて、安全性を向上する
ことができ、さらに、モータをギヤケースに取り付ける
際、樹脂により形成した外郭にリングまたは馬蹄形の板
金部材を当てて、ビスを締着して取り付けることによ
り、ビス締着時の力で外郭の割れを防止することがで
き、モータを強固に取り付けることができる。
記載の発明において、モータの上部にモータの回転数を
検知する回転数検知装置を取り付け、前記回転数検知装
置の少なくとも検知部をモータの外郭内に配置したもの
であり、回転数検知装置の少なくとも検知部をモータの
外郭内に配置することにより、ギヤケースとの間の絶縁
距離を確保することができ、安全性を確保することがで
きる。
にしながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは
同一符号を付して説明を省略する。
は、樹脂によりステータ22をモールド成型してカップ
状に形成し、ステータ22にロータ23を対向させてモ
ータ24を構成している。外郭21の開口部を下にして
ギヤケース12とモータ24とを同一軸線上に配置し、
モータ24をギヤケース12に取り付けている。
する面の反対側に、図2に示すように、馬蹄形の板金部
材25を当てて、ビス26でモータ24をギヤケース1
2に取り付けている。
7に磁石28を配設して構成し、ロータ部材27の底部
中央に嵌合穴29を設けており、この嵌合穴29に減速
機構10の減速機構入力軸19を嵌合している。他の構
成は従来例と同じである。
すすぎ行程では、クラッチ機構20のクラッチ駆動手段
20bはスプリングクラッチ20aを解放し、脱水軸7
に回転力を伝達できない状態とする。モータ24の動力
は洗濯軸9を介して撹拌翼5に伝達されるのみとなり、
洗濯兼脱水槽4内の被洗濯物に機械力を与える。こうし
て洗濯兼脱水槽4に収容している洗濯物の洗濯、すすぎ
が進行する。
の脱水行程では、洗濯兼脱水槽4内の水が排水され、ク
ラッチ機構20のクラッチ駆動手段20bはスプリング
クラッチ20aを駆動し、脱水軸7に回転力を伝達でき
る状態とする。モータ24の動力は減速機構入力軸19
と脱水軸7とが連結され、洗濯兼脱水槽4が回転する。
洗濯、すすぎを終了した洗濯物の水分は、遠心力によっ
て洗濯兼脱水槽4の側面に多数設けている孔から水受け
槽3内に絞り出される。こうして洗濯物は自動的に脱水
される。このようにして、洗濯兼脱水槽4内に投入され
た洗濯物は自動的に洗濯、すすぎ、脱水行程を終了す
る。
タ22をモールド成型した外郭21を有しているので、
ロータ23や減速機構入力軸19との絶縁を確保するこ
とができ、さらに、外郭21はカップ状に形成し、外郭
21の開口部を下にしてギヤケース12とモータ24と
を同一軸線上に配置しているので、モータ24内に水が
侵入することがなく、水の侵入による絶縁性の劣化を防
止できて、安全性を向上することができる。
り付ける際、樹脂により形成した外郭21に馬蹄形の板
金部材25を当てて、ビス26を締着して取り付けてい
るので、ビス26の締着時にビス26により局部的にか
かる力を板金部材25にて分散することができ、外郭2
1を薄い肉厚にて形成した場合でも、外郭21が割れる
のを防止することができ、モータ24を強固に取り付け
ることができる。また、外郭21の肉厚を薄くできるた
め、コストを低減できるとともに、高さ方向の高さを低
くすることができる。
形に形成しているが、リング状であっても、同様の作用
効果を得ることができる。
aは、樹脂によりステータ22aをモールド成型してカ
ップ状に形成し、ステータ22aにロータ23aを対向
させてモータ24aを構成している。外郭21aの開口
部を下にしてギヤケース12とモータ24aとを同一軸
線上に配置し、モータ24aをギヤケース12に取り付
けている。
転数を検知するもので、モータ24aの上部に取り付
け、ホールICなどで構成した検知部31をロータ23
aに対向して設け、検知部31をモータ24aの外郭2
1a内に配置している。他の構成は上記実施例1と同じ
である。
ルICなどで構成した検知部31はロータ23aに対向
させるため、リード部は上方向になり、かつリード部の
長さが不安定になる。このため、検知部31を含む回転
数検知装置30を樹脂でコーティングして覆い絶縁処理
を施しても、リード部が露出する場合がある。
の外郭21a内に配置することにより、ギヤケース12
との間の絶縁距離を確保することができ、安全性を確保
することができる。
発明によれば、洗濯槽兼脱水槽の下部に設けモータの回
転数を減速する減速機構を内蔵したギヤケースと、樹脂
により形成した外郭を有し前記ギヤケースにギヤケース
と同一軸線上に取り付けたモータとを備え、前記モータ
は、前記外郭にリングまたは馬蹄形の板金部材を当てて
取り付けたから、コイルと回転軸の絶縁を確保でき、水
の侵入による絶縁性の劣化を防止できて、安全性を向上
することができ、さらに、モータをギヤケースに取り付
ける際、樹脂により形成した外郭にリングまたは馬蹄形
の板金部材を当てて、ビスを締着して取り付けることに
より、ビスよりかかる部分的荷重を分散できるため、取
付面の強度を増大することができ、ビス締着時の力で外
郭の割れを防止することができ、モータを強固に取り付
けることができる。
ータの上部にモータの回転数を検知する回転数検知装置
を取り付け、前記回転数検知装置の少なくとも検知部を
モータの外郭内に配置したから、回転数検知装置の少な
くとも検知部をモータの外郭内に配置することにより、
ギヤケースとの間の絶縁距離を確保することができ、安
全性を確保することができる。
部切欠した断面図
部切欠した断面図
図
Claims (2)
- 【請求項1】 洗濯槽兼脱水槽の下部に設けモータの回
転数を減速する減速機構を内蔵したギヤケースと、樹脂
により形成した外郭を有し前記ギヤケースにギヤケース
と同一軸線上に取り付けたモータとを備え、前記モータ
は、前記外郭にリングまたは馬蹄形の板金部材を当てて
取り付けた洗濯機用駆動装置。 - 【請求項2】 モータの上部にモータの回転数を検知す
る回転数検知装置を取り付け、前記回転数検知装置の少
なくとも検知部をモータの外郭内に配置した請求項1記
載の洗濯機用駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30504399A JP4296658B2 (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 洗濯機用駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30504399A JP4296658B2 (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 洗濯機用駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001120886A true JP2001120886A (ja) | 2001-05-08 |
JP4296658B2 JP4296658B2 (ja) | 2009-07-15 |
Family
ID=17940430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30504399A Expired - Fee Related JP4296658B2 (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 洗濯機用駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4296658B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103628280A (zh) * | 2012-08-28 | 2014-03-12 | 宁波吉德电器有限公司 | 一种能够多种洗涤的全自动洗衣机 |
CN103628279A (zh) * | 2012-08-28 | 2014-03-12 | 宁波吉德电器有限公司 | 一种全自动洗衣机的减速离合器 |
CN103668855A (zh) * | 2014-01-15 | 2014-03-26 | 济南大学 | 一种滚筒波轮混合式洗衣机 |
WO2017068977A1 (ja) * | 2015-10-23 | 2017-04-27 | 日本電産テクノモータ株式会社 | 洗濯機 |
-
1999
- 1999-10-27 JP JP30504399A patent/JP4296658B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103628279A (zh) * | 2012-08-28 | 2014-03-12 | 宁波吉德电器有限公司 | 一种全自动洗衣机的减速离合器 |
CN103668855A (zh) * | 2014-01-15 | 2014-03-26 | 济南大学 | 一种滚筒波轮混合式洗衣机 |
WO2017068977A1 (ja) * | 2015-10-23 | 2017-04-27 | 日本電産テクノモータ株式会社 | 洗濯機 |
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JP4296658B2 (ja) | 2009-07-15 |
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