JPS63303267A - 油圧機器の駆動軸シ−ル機構 - Google Patents

油圧機器の駆動軸シ−ル機構

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Publication number
JPS63303267A
JPS63303267A JP62138393A JP13839387A JPS63303267A JP S63303267 A JPS63303267 A JP S63303267A JP 62138393 A JP62138393 A JP 62138393A JP 13839387 A JP13839387 A JP 13839387A JP S63303267 A JPS63303267 A JP S63303267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
hydraulic equipment
peripheral surface
seal ring
inner peripheral
Prior art date
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Pending
Application number
JP62138393A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Oka
岡 登志夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riken Corp
Original Assignee
Riken Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Riken Corp filed Critical Riken Corp
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Publication of JPS63303267A publication Critical patent/JPS63303267A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、油圧機器に用いられるシール機構に係り、更
に詳しくは安定したシール性と軽量化を図った駆動軸シ
ール機構に関する。
(従来の技術と問題点) 近年、油圧装置が益々広範囲に使用されてきており、こ
の油圧装置の傾向として油圧機器の小型化と高性能化が
進むと共にその性能が安全確実であることが要求され、
特に駆動軸のシールは重要な問題となっている。
従来の油圧機器用の駆動軸のシール機構は、第2図に示
すように、一般に駆動軸に設けられたリング溝に高温・
高圧の条件に、および耐化学薬品用として極めて優れた
効果を示している4ふっ化エチレン樹脂(以下PTFE
と称する)をベースとした樹脂製シールリングが装着さ
れ使用されているが、このような従来技術にあっては駆
動軸径の小さいものに対しては軸強度が弱くなる為軸径
を小さくできない、又油圧機器本体を小型軽量化できな
いという問題点や、従来のシールリングのシール面は側
面と外周面であるため、熱膨張係数の大きなPTFE製
シールリングの外周面は油圧機器のケーシングの内周面
に拘束されるため、リング合い口部の突当りを生じ塑性
変形からの合い口すきまの拡大、更には苛酷な使用条件
での外周摩耗による合い口すきまの拡大が伴い、運転前
後の油温の変化に左右されて油洩れに大きな差が生じシ
ール性が不安定となる等の問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前述の問題点を解決するためになされたもので
あって、一般に市販されているシールリングに何ら加工
を施す必要がなく、且つ油温変化により油洩れが左右さ
れることなく安定したシール性を確保でき、且つ油圧機
器の小型化が図られるシール機構を提供することを目的
としている。
本発明は上記目的を達成するために、駆動軸に設けられ
ていたリング溝を油圧機器ケーシングの内周面に設けて
、可撓性を有するPTFE製のリング形状の一部を切欠
いた合い口すきまを形成した外径寸法が8〜50mmで
あるシールリングを装着したことを特徴とするものであ
る。
従って、本発明によるシールリングのシール面は側面と
内周面となるため、シールリングの外周面がケーシング
の内周面に拘束されず、そのためにリング合い口部の突
当りが緩和され、又仮りにシールリングの内周面に摩耗
が発生しても、合い口すきまはその摩耗分小さくなる方
向へと変化することから油洩れの増大は防止できる。
次に、本発明のシールリングの外径を8〜50mmに限
定した理由について説明する。
従来のシール機構によるシールリングはリング径に比例
して油洩れも増大傾向にある事実を基に、本発明のシー
ル機構にて試験を重ねた結果、外径が50mmより大き
いシールリングに対しては油洩れが多く、PTFE製シ
ールリング単体ではシールリングとして実用に耐えない
。一方外径が8mmより小さいシールリングでは油洩れ
が従来の機構と変わらず効果が認められず、且つリング
溝への装着が困難とされる。よって、本発明によるシー
ル機構ではシールリングの外径を8〜50mmの範囲と
した。
尚、外径が50mmを超えるシールリングでもエキスパ
ンダーなどの締付はリングをPTFE製シールリング外
周に併用することにより、油洩れ量を外径が8〜50m
m並みとなり、本発明のシール機構に使用することも可
能とすることができる。
(実施例) 本発明を実施例の図面に基づいて詳述する第1図に本発
明によるシール機構の概要を示す。
FC−25材からなり研磨仕上げしたケーシング5の内
周面に離間して設けられている2本のリング溝4に、供
試材のシールリング1を2本装着した後、FC−25材
からなる駆動軸3をケーシング5内に挿入して、両シー
ルリング間に空室7を作り、該空室7にケーシング5に
設けられたオイル供給孔6を介して油圧供給装置(図示
せず)に連通させ空室7に油圧を供給させて、下記の条
件にて油洩れ試験を行ない、油温変化による油洩れ量の
測定と油洩れ試験前後の合い口すきま2の寸法変化の測
定を行なった。
供試材のシールリング1は、カーボン系充填材入りPT
FE製からなり、リング形状の一部を切欠いたすきまC
が0.3mmに設定された直角合い口2が形成された外
径寸法りが夫々8mm、47mm、52mmの3種類を
用いた。
シール機構の下方に油漏れ測定容器8が配設されている
試験結果を第3図に示す。
試験条件 油   圧:   10 kg/cm2軸回転数:  
6000r、p、m オイル二 市販品の乗用車用ATF 油   温:  20〜120℃ 試験時間二 連続100時間 比較品として、第2図に示す従来のシール機構について
、FC−25材からなり研磨仕上げしたケーシング5a
内に、FC−25材がらなり外周面に離間して設けられ
ている2本のリング溝4aを有する駆動軸3aに、前述
の3種類の供試材のシールリング1を2本装着して挿入
し、両シールリング間に空室7aを作り、同様に油洩れ
試験を行なった。
試験結果を第4図に示す。
油洩れ試験の結果、従来のシール機構では第4図から明
らかなように、各リングサイズとも、高油温になるに従
って油洩れが減少し、高油温域での油洩れが低油温域の
それに比べ約1/15〜1/30以下と油洩れが油温に
大きく左右され不安定なシール性を示している。
これに対し、本発明のシール機構では第3図から明らか
なように、リングサイズ8mm、47mmは油洩れが油
温変化に関係なく安定したシール性を示している。しか
し、52mmのシールリングは高油温域で500cc/
min以上と多い油洩れを示し、シールリングとしての
機能を果たし得ない状況である。しかしながら、52m
mのシールリングも前記した如くリング外周側にエキス
パンダーを併用することにより、シール性は8mm、4
7mm並となり使用が可能であることが確認された。
次に、上記供試シールリングの油洩れ試験前後のリング
合い口すきまCの変化を第1表に示した。
合い口2の形状は直角合い口とし、すきまCは夫々0.
3mmに設定した。すきまCの設定及び測定はシール面
が異なるため、従来のシール機構ではケーシング内径を
基準とし、本発明のシール機構では駆動軸外径を基準と
して行なった。
第1表から明らかなように試験後のシールリングの合い
口すきまCの拡大は、本発明のシール機構は従来のシー
ル機構に比べて1/3〜1/7と小さくシール性しこ優
れていることが認められる。
油圧機器を一旦停止冷却させると、このような合い口す
きまの拡大が生じ、2回目以降のシール性は更に悪化し
てしまう。
(効果) 本発明による油圧機器のケーシングの内周面に設けられ
たリング溝に、可撓性を有する樹脂製からなり合い口す
きまを設けたシールリングを装着−7= することによって、駆動軸の外径を小さくすることがで
きて油圧機器の軽量化が図られ、且つ油洩れが油温の変
化に左右されることがなく特に高温域における油洩れが
安定してシール性の向上が図られた実用上の効果は大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図 本発明によるシール機構を示す概要図第2図 
従来のシール機構を示す概要図第3図 本発明によるシ
ール機構による油洩れ試験の結果髪示すグラフ図 第4図 従来のシール機構による油洩れ試験の結果を示
すグラフ図 第5図 シールリングの斜視図 ]−:シールリング   2:合い口 3.3a:駆動軸   4..4a:リング溝5.5a
:ケーシング 6.6aニオイル供給孔   7.7a:空室8:油洩
れ測定容器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、油圧機器のシールリングを用いた駆動軸シール機構
    において、リング溝(4)が油圧機器ケーシング(5)
    の内周面に設けられており、該リング溝(4)にシール
    リング(1)が装着されていることを特徴とする油圧機
    器の駆動軸シール機構。 2、装着されるシールリング(1)は可撓性を有する樹
    脂製材料からなり、合い口(2)が形成された外径寸法
    Dが8〜50mmであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の油圧機器の駆動軸シール機構。
JP62138393A 1987-06-02 1987-06-02 油圧機器の駆動軸シ−ル機構 Pending JPS63303267A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62138393A JPS63303267A (ja) 1987-06-02 1987-06-02 油圧機器の駆動軸シ−ル機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62138393A JPS63303267A (ja) 1987-06-02 1987-06-02 油圧機器の駆動軸シ−ル機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63303267A true JPS63303267A (ja) 1988-12-09

Family

ID=15220894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62138393A Pending JPS63303267A (ja) 1987-06-02 1987-06-02 油圧機器の駆動軸シ−ル機構

Country Status (1)

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JP (1) JPS63303267A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104455451A (zh) * 2014-11-25 2015-03-25 重庆长安汽车股份有限公司 一种汽车三段式驱动轴的中间支撑结构及其使用的密封圈

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