JPS63303080A - 高速炭酸ガス溶接用鋼材 - Google Patents

高速炭酸ガス溶接用鋼材

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Publication number
JPS63303080A
JPS63303080A JP13768787A JP13768787A JPS63303080A JP S63303080 A JPS63303080 A JP S63303080A JP 13768787 A JP13768787 A JP 13768787A JP 13768787 A JP13768787 A JP 13768787A JP S63303080 A JPS63303080 A JP S63303080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel
welding
carbon dioxide
gas welding
coated layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13768787A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahide Ono
恭秀 大野
Ryohei Kumagai
熊谷 良平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp, Nippon Steel Welding and Engineering Co Ltd filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP13768787A priority Critical patent/JPS63303080A/ja
Publication of JPS63303080A publication Critical patent/JPS63303080A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は船舶、橋梁などのように外殻材料として使用さ
れる高速炭酸ガス溶接用鋼材に関するものである。
(従来の技術) 船舶や橋梁などの構造物の大型化に伴い建造能率を上げ
るため炭酸ガス(アーク)溶接法が使用され、使用され
る鋼材も優れた大入熱溶接特性が要求されることから特
公昭60−4886号公報、特公昭60−5647号公
報、特公昭60−10105号公報などに提案されてい
るように多くの種類の鋼材が開発され使用されている。
一方、本発明に関係した技術として特開昭61−388
70号公報記載のものがある。しかし、本先行技術に関
して、本発明のような分野への適用の記述はみられない
一方、炭酸ガス溶接法は、溶接部が健全でかつ機械的性
質が優れ、しかも全姿勢で用いられるなど被覆アーク溶
接法やサブマージドアーク溶接法に較べ多くの利点を有
するため、多く使用され、特に隅肉溶接に多用されてい
る。
また船舶や橋梁などに使用される鋼材は、腐食され易い
環境から防食するため、該鋼材の表面を通常のショツト
ブラスト清浄によりスケール除去する下地処理を施した
後、ジンクリンチブライマーが塗布される。
しかしながら船舶や橋梁などを建造する場合、前記した
ような溶接施工上の利点から炭酸ガス溶接法が多用され
ているが、溶接能率の観点から高速化をはかる事が大き
な課題となっていた。この高速化を阻害するもっとも大
きな問題点は溶着金属に発生するブローホールであり、
このブローホールが多量に発生すると安全上大きな問題
であり、その対策として溶接速度を50cm/win以
下に制限するか、溶接直前にジンクリンチプライマーを
溶接線近傍について除去して溶接を行なっている。
しかし、いずれの方法も能率を大幅に低下させることに
なり、このようなわずられしい制約なしに耐食性被覆層
を保ったまま高速炭酸ガス溶接可能な鋼材の出現が待望
されていた。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、この問題点を解消するため溶接速度を変
えて、種々の表面条件についてブローホールの発生状況
を調査した。結果を第1図に示す。
鋼表面にスケールを付着したままで実験をおこなった結
果第1図に示すように50cm/winよりブローホー
ルの発生面積が大幅に増加した0次に、鋼表面を研削し
、あるいはショツトブラストで表面のスケールを除去し
、速度100 cm/winの溶接を行なったが、いず
れの方法もブローホールは殆んどみられなかった。一方
、従来から用いられている鋼表面をショツトブラストし
た後ジンクリッチプライマーを20μ塗布した鋼につい
て同様のテストをおこなった結果、高速側で急激な発生
がみられた。これは、プライマーに含まれる水素その他
に起因するものと知見した。さきにも述べたように、こ
のような結果から従来耐食性がすぐれしかもブローホー
ルの発生しない高速炭酸ガス溶接可能な表面層の開発が
望まれていた。
さらに、本発明者らは、このような調査結果を基に多く
の防食塗料や防食金属を対象にして炭酸ガス溶接の利点
を阻害することなくかつ溶接後もブローホールの少ない
鋼を提供することを目的に検討した結果、亜鉛、アルミ
ニウムなどの耐食性軟質金属のドライコーティング層が
最適であることを知見した。
本発明はこの知見に基づいて構成したもので、その要旨
は、鋼表面に50〜500mg/dm2の耐食性軟質金
属ドライコーティング層を施した高速炭酸ガス溶接用鋼
材である。
以下、本発明について詳細に説明する。
船舶、W梁など構造用材料として使用される鋼板、形鋼
、鋼管など各種形状の鋼の表面に耐食性軟質金属ドライ
コーティング層を施す、ドライコーティング層は鋼を防
食するものであって、亜鉛。
アルミニウム、mのような耐食性金属またはこれらの耐
食性合金のショット、あるいはこれらの合金等を鋼粒子
にまぶしたショットをスケールを付着しまた剥離した鋼
表面にプラストして形成される。スケールは、ショット
をプラストされた際除去される。また、耐食性金属等シ
ョットは、鋼表面にプラストされた時、該表面に密着す
るように軟質性金属等が使用される。このような耐食性
金属等のショットは樹脂等の有機物を含まない金属を使
用するため高速炭酸ガス溶接待発生するブローホールが
極めて少なく、第2図に示すように、ブローホールの発
生を完全に防ぐには50■/drd以上の付着量が必要
である。また、耐食性の観点からも第3図に示すように
、これ以上の付着量が望ましい。
また、さきに示した第1図に100■/dnfの亜鉛ド
ライコーティングした鋼板の例を図示しているが、従来
のスケール材またはジンクリッチプライマー材と比べ炭
酸ガス溶接の高速化を行なってもブローホールの発生率
は、極めて少ないことがわかった。また過剰の付着量は
特に加工の際剥離され易(経済的に不利であるので、そ
の上限を500■/ddとした。上記のような鋼表面に
耐食性軟質金属ドライコーティング層を施した鋼材は、
耐食層を有する鋼材に従来適用されていなかった高速炭
酸ガス溶接においても、ブローホールの発生の少ないも
のが得られた。
(実施例) 次に本発明の実施例について説明する。第1表に示す成
分組成の鋼板に第2表に示す各コーティング条件の防食
亜鉛、アルミニウム、亜鉛・アルミニウム合金金属層を
被覆し、炭酸ガス溶接法で隅肉溶接した。その時溶接金
属のブローホールの発生状況も示す。
(発明の効果) 上記の結果から明らかなように、比較材のコーティング
なし材とジンクリンチブライマー塗布材は多くのブロー
ホールの発生が見られたが、本発明材ではいずれもブロ
ーホールが少なく安全上問題ないことを示す、つまり、
防錆塗料を除去する作業を必要とせずに高速炭酸ガス溶
接が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は隅肉炭酸ガス溶接のブローホール発生傾向に対
する溶接速度の影響を示す図(供試材:3M41  (
t = 13m) 、各種表面処理材を1ケ月放置して
隅肉炭酸ガス溶接)、第2図は鋼表面の亜鉛コーテイン
グ付着量と隅肉炭酸ガス溶接後のブローホールの発生傾
向を示す図、(供試材:5M41  (t=12寵)、
試験は供試材を亜鉛ショットによるブラスト後1ケ月放
置して隅肉炭酸ガス溶接、溶接速度100 am/wi
n)、第3図はドライコーティングによる亜鉛付着量と
発錆面積率の関係を示す図(供試材:5M41(t=1
2寵)、屋外暴露し、1日1回人口海水散布)、第4図
は第2表における溶接条件を示す図である。 第1図 溶#速友(C悴、・り 第2図 第3図 亜(ト吋着t  (rn靴mυ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鋼表面に50〜500mg/dm^2の耐食性軟質金属
    ドライコーティング層を有することを特徴とする高速炭
    酸ガス溶接用鋼材。
JP13768787A 1987-06-02 1987-06-02 高速炭酸ガス溶接用鋼材 Pending JPS63303080A (ja)

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JP13768787A JPS63303080A (ja) 1987-06-02 1987-06-02 高速炭酸ガス溶接用鋼材

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JP13768787A Pending JPS63303080A (ja) 1987-06-02 1987-06-02 高速炭酸ガス溶接用鋼材

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JP (1) JPS63303080A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008019968A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Nsk Ltd センターベアリング用軸受
CN104646803A (zh) * 2015-02-15 2015-05-27 中船桂江造船有限公司 低合金钢板与船用钢板的焊接方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008019968A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Nsk Ltd センターベアリング用軸受
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