JPS63302841A - 核磁気共鳴映像装置の計測デ−タ誤差補償方法 - Google Patents

核磁気共鳴映像装置の計測デ−タ誤差補償方法

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JPS63302841A
JPS63302841A JP62139256A JP13925687A JPS63302841A JP S63302841 A JPS63302841 A JP S63302841A JP 62139256 A JP62139256 A JP 62139256A JP 13925687 A JP13925687 A JP 13925687A JP S63302841 A JPS63302841 A JP S63302841A
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JP
Japan
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signal
data
real part
imaginary part
measuring means
Prior art date
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JP62139256A
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English (en)
Inventor
Tei Hiura
禎 日浦
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は核磁気共鳴(現象)(以下NMRとも略す)を
利用して、被検体中の特定の原子核のスピン密度、緩和
時間などの情報を映像化する核磁気共鳴映像装置に関す
るもので、特に受信コイルに誘起されたNMR信号を直
角二位相検波し、該NMR信号についての実数部のデー
タと虚数部のデータを求める計測機能部の誤差(直流オ
フセットおよびゲイン差)を自動的に補償する方法に関
する。 なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相当部
分を示す。
【従来の技術】
第3図は従来の直角位相検波方式のNMR映像装置の構
成を示すブロック回路図である。同図において01は図
外の受信コイルを介し被検体から受信されたNMR信号
、1は送信側(NMR励起側)と共通の基準発振器で基
準周波数fOの基準発振信号1aを発振出力する。2は
移相器で、この基準発振信号1aにそれぞれ次に述べる
ような位相シフトを施して実部参照信号rxおよび虚部
参照信号ryを出力する。ここで前記実部参照信号rX
は前記基準周波数foの基準位相と所定の位相差を持つ
信号であり、また前記虚部参照信号ryはこの実部参照
信号と906の位相差を持つ信号である。 前記NMR信号01を前記の2つの参照信号rx。 ryによりそれぞれ位相検波器3a、3bで位相検波を
行い、前記NMR信号O1の実部成分としての実部信号
X、虚部信号yを得る。この信号X。 yはそれぞれ増幅器4a、4b、フィルタ5a。 5 b、A/D変換器5a、5bを経て、実部デークル
、虚部データqとなり、計算機7に入力される。計算機
7はこのデータp、qを用いて複素フーリエ変換等1画
像形成のための各種の処理を実行する。
【発明が解決しようとする問題点】
ところで第2図の各手段4a、5a、  6aを系A、
同じ<4b、5b、6bを系Bとする時、系Aと系Bに
それぞれ直流オフセントがあったり、系Aと系Bのゲイ
ンに違いがあると、画像表示を行った場合、アーチファ
クト(虚像)を生ずる。 そこで従来は直流オフセット調整およびゲイン調整をそ
れぞれ系Aおよび系Bで個別に行っていた。しかしなが
らこの方法では調整に時間がかかったり、調整時と撮影
時とで誤差が生ずるという問題点があった、 本発明の目的は、NMR信号を直角位相検波するNMR
映像装置において、予め前記NMR信号に代わり零の信
号を前記系Aと系Bとに与えてこの2系の直流オフセン
トを求め、さらに前記基準周波数の基準位相に対し所定
の位相差を持つ信号を前記NMR信号に代わり前記系A
と系Bとに同時に与えてこの2系間のゲイン差を求め、
次にNMR信号入力時の実部データおよび虚部データの
誤差を前記直流オフセットとゲイン差を用いて補償する
計測データ誤差補償方法を提供することにより、 NMR信号の検波後の二相の信号の直流オフセントおよ
びゲイン差を自動的に補償しようとする点にある。
【問題点を解決するための手段】
前記の目的を達成するために本発明の方法はr核磁気共
鳴を励起するための基準周波数(foなど)の信号(基
準発振信号1aなど)を発振出力する基準発振手段(基
準発振器1など)、この核磁気共鳴により被検体から受
信したNMR信号(01など)を入力し、(実部参照信
号rxなどを介し)前記基準周波数の基準位相と所定の
位相差を持つ前記NMR信号の成分(以下実部成分とい
う)についてのデジタルデータ(pなど以下実部データ
という)を出力する実部データ計測手段(位相検波器3
a、増幅器4a、フィルタ5a、A/D変換器63など
)、および 同じく前記NMR信号を入力し、(虚部参照信号ryな
どを介し)前記実部成分の位相と90@の位相差を持つ
前記NMR信号の成分(以下虚部成分という)について
のデジタルデータ(qなど以下虚部データという)を出
力する虚部データ計測手段(位相検波器3b、増幅器4
b、フィルタ5b、A/D変換器6bなど)、を備え、
前記実部データおよび虚部データに基づいて、被検体内
の特定原子核のスピン密度、緩和時間等の情報を得て画
像化する核磁気共鳴映像装置における、前記実部データ
および虚部データの誤差を(計算機7などを介し)補償
する方法において、予め、(切替器8などを介し)前記
NMR信号に代わり零の信号を前記実部データ計測手段
および虚部データ計測手段に与え、このとき前記2つの
計測手段からそれぞれ出力される前記実部データとして
の実部直流オフセット(poなど)および前記虚部デー
タとしての虚部直流オフセット(q。 など)を求め、 前記基準周波数の信号であって、前記実部データ計測手
段および虚部データ計測手段に直流オフセントおよびゲ
イン差が無いものとしたとき、前記実部成分の振幅と前
記虚部成分の振幅とが等しくなるような位相を持つ信号
(基準周波数信号laなど)を(切替器8などを介し)
前記NMR信号に代わり前記2つの計測手段に同時に与
え、このときこの2つの計測手段からそれぞれ出力され
る前記実部データとしての実部ゲイン差測定データ(p
lなど)および前記虚部データとしての虚部ゲイン差測
定データ(qlなど)を求め、この実部および虚部のゲ
イン差測定データ、並びに実部および虚部の前記直流オ
フセットから前記実部データ計測手段と虚部データ計測
手段とのゲイン差(k=β/αなど)を求め、 次に、前記NMR信号の入力に基づく前記実部データお
よび虚部データの誤差を前記実部および虚部の直流オフ
セット並びに前記ゲイン差によって補償するように」す
るものとする。
【作 用】
本発明はNMR映像装置における、NMR信号の直角検
波後の二相の信号の直流オフセットとゲイン差を補償す
るために、被検者撮影前に予め所定の偽像信号をNMR
信号の代わりに入力し、これを直角検波しA/D変換し
た後の値より、二相の系A、 Bの特性を測定し、この
値より被検者撮影時の系A、Bの計測データ(実部デー
タおよび虚部データ)に補償を施すようにする本のであ
る。
【実施例】
以下第1図および第2図に基づいて本発明の詳細な説明
する。第1図は本発明の一実施例としてのNMR映像装
置の構成を示すブロック回路図で第3図に対応する。ま
た第2図は第1図中の計算機7の要部動作を説明するた
めのフローチャートである。 第1図においてはNMR信号O1の入力部に切替器8が
新設されている。計算器7は、位相検波器3aおよび3
bの共通の入力端子31へ接点8aを介してNMR信号
01を、接点8bを介して零信号を、また接点8cを介
して基準発振信号1a入力するようにこの切替器8に対
する切替動作を行う。 次に第1図を参照しつつ第2図を用いて第1図の計算機
7の要部動作を説明する。 被検者撮影前に、計算機7はステップSlで切替器8を
接点8bに切換えて、位相検波器3a。 3bへの入力として、零信号を選択し、この時のA/D
変換器6’a、6bの出力値、即ち系A、 Bのそれぞ
れの直流オフセット値としての実部直流オフセットp’
+虚部直流オフセットqoを求める。 続いて計算機7はステップS2で切替器8の接点を80
に切換えて、基準発振器lの出力信号としての基準発振
信号1aを人力し、このときめA/D変換器6a、6b
のそれぞれの出力データとしての実部ゲイン差測定ブー
タル1.虚部ゲイン差測定データq1を求める。但しこ
の例では実部参照信号rxには予め基準発振信号1aに
対し、±45°±nX90”(ここでnは整数)の位相
差を持たせであるものとする。 従ってこのとき位相検波器3aから出力される基準発振
信号1aの実部成分(つまり実部信号X)をxl=X1
cosΔact、同じく位相検波器3bから出力される
基準発振信号1aの虚部成分(つまり虚部信号y)をy
l−YlsinΔωtとすると、両成分の振幅lX11
とIYllとは等しい。 また系A、Bのゲインをそれぞれα、βとすると、A/
D変換器6a、6bの各出力値、即ち実部ゲイン差測定
データpl、虚部ゲイン差測定データq1は p1=αX1cosΔωt + p o  −−−−−
−−−−−−・−−−−−−(1)Ql−βYlsin
Δωt + q o  ・−・−=−−−−−−−−(
2)従ってこの(11,(21式から系A、Bについて
のゲイン差kを下式(3)のように求める。 但しpi”、ql“はそれぞれ前記p1.qlの最大値
である。 次に被検者撮影時、計算機7はステップS3において、
A/D変換器6a、6bの出力値、即ち実部データル、
虚部データqに対して前記ステップSl、S2で求めた
直流オフセット値pO+  qOとゲイン差にの補償を
施し、それぞれの補償値pc、qcを次のように求める
ものである。 pc−k (p I)O)  ・−・−−−−−一−−
・−・・・−・−−−−−−・・・−・(4)qc=q
−qo     −・−−−−−一−−−・・−−−−
−−・・−・−・・−・・−・(5)
【発明の効果】
この発明によればNMR信号を直角位相検波により実部
成分と虚部成分に分解して画像化するNMR映像装置に
おいて、検波後、実部成分と虚部成分の各デジタル値を
求める2系の直流オフセットと、ゲインの不均一を補償
する方法として、従来の映像装置のNMR信号の入力部
に切替器をつなぎ、被検者撮影前、NMR信号に代わり
零信号および基準発振器よりの所定位相差の信号(つま
り前記2系に直流オフセットおよびゲイン差が無いもの
としたときに、実部成分と虚部成分の振幅が等しくなる
ような位相の信号)を与えて求め、被検者撮影時、前記
直流オフセットとゲイン差を自動的に補償するようにし
たので、従来の面倒な直流オフセット調整およびゲイン
調整無しに、アーチファクトの無い映像を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての構成を注連ブロック
回路図、第2図は第1図の要部動作を説明するためのフ
ローチャート、第3図は第1図に対応する従来のブロッ
ク回路図である。 01:NMR信号、1:基準発振器、1a:基準発振信
号、fo:基準周波数、2:移相器、3a。 3b:位相検波器、4a、4b:増幅器、5a。 5b:フィルタ、6a、6b:A/D変換器、7:計算
機、8:切替器、8a〜8c:接点、rx:実部参照信
号、ry:虚部参照信号、X:実部信号、y:虚部信号
、p:実部データ、q:虚部データ、po:実部直流オ
フセット、qo:虚部直流オフセット、k=β/αニゲ
イン差、pl:実部ゲイン差測定データ、ql:虚部ゲ
イン差測定データ。 〕 計算桟7のjob 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)核磁気共鳴を励起するための基準周波数の信号を発
    振出力する基準発振手段、 この核磁気共鳴により被検体から受信したNMR信号を
    入力し、前記基準周波数の基準位相と所定の位相差を持
    つ前記NMR信号の成分(以下実部成分という)につい
    てのデジタルデータ(以下実部データという)を出力す
    る実部データ計測手段、および 同じく前記NMR信号を入力し、前記実部成分の位相と
    90°の位相差を持つ前記NMR信号の成分(以下虚部
    成分という)についてのデジタルデータ(以下虚部デー
    タという)を出力する虚部データ計測手段、を備え、 前記実部データおよび虚部データに基づいて、被検体内
    の特定原子核のスピン密度、緩和時間等の情報を得て画
    像化する核磁気共鳴映像装置における、前記実部データ
    および虚部データの誤差を補償する方法において、 予め、前記NMR信号に代わり零の信号を前記実部デー
    タ計測手段および虚部データ計測手段に与え、このとき
    前記2つの計測手段からそれぞれ出力される前記実部デ
    ータとしての実部直流オフセットおよび前記虚部データ
    としての虚部直流オフセットを求め、 前記基準周波数の信号であって、前記実部データ計測手
    段および虚部データ計測手段に直流オフセットおよびゲ
    イン差が無いものとしたとき、前記実部成分の振幅と前
    記虚部成分の振幅とが等しくなるような位相を持つ信号
    を前記NMR信号に代わり前記2つの計測手段に同時に
    与え、このときこの2つの計測手段からそれぞれ出力さ
    れる前記実部データとしての実部ゲイン差測定データお
    よび前記虚部データとしての虚部ゲイン差測定データを
    求め、 この実部および虚部のゲイン差測定データ、並びに実部
    および虚部の前記直流オフセットから前記実部データ計
    測手段と虚部データ計測手段とのゲイン差を求め、 次に、前記NMR信号の入力に基づく前記実部データお
    よび虚部データの誤差を前記実部および虚部の直流オフ
    セット並びに前記ゲイン差によって補償するようにした
    ことを特徴とする核磁気共鳴映像装置の計測データ誤差
    補償方法。
JP62139256A 1987-06-03 1987-06-03 核磁気共鳴映像装置の計測デ−タ誤差補償方法 Pending JPS63302841A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02220635A (ja) * 1988-11-30 1990-09-03 General Electric Co <Ge> 基準マーカを使用したnmr信号位相および振幅補正方式
JP2007003458A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Jeol Ltd ディジタル直交ロックイン検出方法及び装置
JP2011189166A (ja) * 2011-05-30 2011-09-29 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置
JP2019027829A (ja) * 2017-07-26 2019-02-21 日本電子株式会社 Nmr測定装置

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