JPH02114943A - Mri装置 - Google Patents

Mri装置

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JPH02114943A
JPH02114943A JP63267065A JP26706588A JPH02114943A JP H02114943 A JPH02114943 A JP H02114943A JP 63267065 A JP63267065 A JP 63267065A JP 26706588 A JP26706588 A JP 26706588A JP H02114943 A JPH02114943 A JP H02114943A
Authority
JP
Japan
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magnetic field
gradient magnetic
phase
static magnetic
encoding gradient
Prior art date
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Pending
Application number
JP63267065A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Suzuki
克法 鈴木
Koichi Nitta
浩一 新田
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、静磁場強度分布の均一性、不均一性を計測す
るMRI装置に関する。
(従来の技術〕 MRI装置においては、静磁場強度分布が場所のいかん
を問わず均一であることを必要とする。
かかる静磁場強度分布の均一性の測定を行う従来例には
、特開昭60−161552号、特開昭61−1801
30号がある。
この2つの従来例は、静磁場強度分布H(x、y)を、
下式から算出せしめた。
H(xty)=Ho+E(x、y)    −(L)こ
こで、X + Vは位置座標、Hoは静磁場強度定数、
E (x e y )は静磁場の誤差分布である。
静磁場強度定数HOは1次式で与える。
Ho= ”  fo      ・−=(1)’γ (1)7式で、fOは磁気共鳴信号の検波のための周波
数であり、γは磁気回転比である。
一方、(1)式のE(x、y)は以下の方法で求める。
(イ)、先ず、計測方法はスピンエコー法を採用する。
(ロ)、スピンエコー法による計測法において、第10
図に示す通り、900パルス高周波磁場の印加から18
0°パルス高周波磁場の印加までの時間間隔t1と、1
80°パルス高周波磁場の印加から磁気共鳴信号(エコ
ー信号)印加までの時間t2に注目する。
そこで、をt1=t2+tQとなる如き時間幅toを導
入する。尚、第10図によればX t 3’面がイメー
ジング面、Z方向が特定断面位置を示す。
(ハ)、一方、スピンエコー法のもとで実測された2次
元信号F (ax+ ty)とスピン密度分布C(x。
y)との間には、to≠0との条件のもとに1次式が成
立する。
F(Gxy ty)=fC(xty)Qxp ciy(
E(xpy)t。
+Gxxtx+(E(x、y)+Gyy)ty)]  
dxdy     −c2)(2)式でGyが十分大き
いどの仮定のもとで、F(Gx?j)’)を2次元フー
リエ変換して得られる画像S (x t y )は。
S(x、y)=C(x、y)expiyE(x、y)t
o  −・・・・−(3)となる。(3)式からの結論
は、静磁場に関する情報は画像に位相シフトとなって入
り込むということである。従って、この位相シフトから
静磁場分布を計算することができる。
(ニ)、具体的には、toを 1γE(x、y) to l <−・=・=(4)とな
るように選ぶ、但し、E(xty)は誤差分布の最大値
Emax(xyy)に設定する。これにより。
静磁場分布E (X t y )は、 となる。ここで、1.はS(x、y)の虚数部、Reは
S (x * y )の実数部である。(5)式に代っ
て、次式でもよい。
又は、 (6) (7)式は数学的にみて(5)式と同じである
然るに、NMRイメージング装置としての種々の不完全
さの故に1画像には、位相誤差が入り込む。(3)式か
られかるように1位相誤差は、最終的なE (x + 
y )の計算結果に直接誤差となって入り込む、この誤
差対策のためには、NMRイメージング装置の調整を完
全に行えばよい、しかし。
調整により除去しきれないことも多い。
そこで1位相誤差除去のために以下の方法をとる。
(イ)1位相誤差をεとすると、(3)式は、以下とな
る。
S (x、y)=C(x +y)expx (y E 
(xty) to + E )  −(8)従って、 
to=Qの場合の画像をS o (X * y )とす
れば。
5o(xty)=C(xyy)expi t    ・
・・・・19)となる。
(ロ)、そこで、この5o(xty)を用いて、位相誤
差の除去のために、下式でE (x + y )を求め
る。
(10)式に例えば、調整不完全な装置であっても、位
相誤差のない誤差分布E(X + y )を得ることが
できる。
(ハ)、最終的な静磁場強度分布は、 (10)式を(
1)式に代入すればよい。即ち。
H(xty)=−L!−f γ となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来例では、jan”1の値域は、−T〜+T(主値と
呼ぶ)である、しかし、装置が完全に調整されでいない
場合は、t o = Oの場合のS o (x r y
 )の位相成分C及びt6≠0の場合のS(x、y)の
位相成分(γE (x r y ) t o+ε)は、
t l > 2           ・・・・・・(
12)1γE(xty)to+εl>−H・・・・・・
(13)になることが充分に考えられる。従って、(1
0)式では、誤差分布は正しく演算できない恐れがあり
、ひいては、 (11)式での静磁場分布H(K e 
y )も誤ったものになる。
(12) 、 (13)式となる理由は、磁気共鳴信号
(エコー信号)のピークがサンプルした磁気共鳴信号の
中心でない時、又はE rtraxが未知であるような
装置のWsm不完全な場合に生ずる。
更に、周波数エンコード傾斜磁場をオンし、設定時間後
にオフした時、前記周波数エンコード傾斜磁場が、渦電
流等のために完全にゼロにならない(以後、残留傾斜磁
場と呼ぶ)。また、ゼロになるために長時間を要するた
めに短時間で従来例の如き手法を利用すると、S (x
 t y )とS o (x t y )の位相((1
0)式のtan−1の部分)に残留傾斜磁場の影響によ
る位相誤差が入り込む。即ち、短時間での計測によれば
誤差が入り込み、誤差を少なくしようとすれば計測時間
は長い時間にしなければならない。
残留傾斜磁場の原因となる渦電流の発生を第11図で説
明する。第11図で、静磁場発生磁石6−1の内部に、
X方向傾斜磁場コイル6−2.6−7、X方向傾斜磁場
コイル6−3.6−6.2方向傾斜磁場コイル6−4.
6−5が設定されている。
ここで、今、X方向傾斜磁場コイル6−2.6−7に電
流を流し、数ミリ秒後に電流をオフすると、X方向傾斜
磁場コイル6−3.6−6.2方向傾斜磁場コイル6−
4.6−5.静磁場磁石6−1に起電力が生ずる。これ
が渦電流であり、残留傾斜磁場の原因となる。
本発明の目的は、位相誤差が生じている調整不完全な装
置においても、静磁場強度分布を精度よく測定可能にす
るMRI装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1の発明は。
t6=o(即ち、t1=t2)の条件でエコー信号eI
を、t6#o(即ち、  をt1≠t1=t2)の条件
でエコー信号ezを検出する第1の手段と、該エコー信
号e1. e2をそれぞれ2次元フーリエ変換して画像
SL、S2を求める第2の手段と、該画像5lpS2か
らそれぞれ位相の主値P l tPzを求める第3の手
段と。
該位相の主値PleP2をそれぞれ主値接続して連続位
相R1+ RZを求める第4の手段と、該連続位相R1
p R2とから静磁場誤差分布E(x+y)を求める第
5の手段と、 該誤差分布E (x v y )と静磁場強度定数HO
とから静磁場強度分布H(x + y )をH(x *
 y ) =Ho +E (x e y )より求める
第6の手段と。
より成る。
第2の発明は。
10=0(即ちt1=t2)の条件で通常のスピンエコ
ー法による位相エンコード傾斜磁場Gx、周波数エンコ
ード傾斜磁場Gy、z方向傾斜磁場Gzを印加してエコ
ー信号81を検出し、to≠0(即チt、≠t1=t2
)の条件で通常のスピンエコー法による位相エンコード
傾斜磁場Gx1周波数エンコード傾斜磁場Gy、Z方向
傾斜磁場Gzを印加してエコー信号e2を検出し、 t
(、=Oの条件で通常のスピンエコー法による位相エン
コード傾斜磁場Gxを本来の位相エンフード傾斜磁場方
向に代って周波数エンコード傾斜磁場方向とし、周波数
エンコード傾斜磁場Gyを本来の周波数エンコード傾斜
磁場方向に代って位相エンコード傾斜磁場方向とし、Z
方向傾斜磁場G、は方向を変えることなくそのままとし
て印加してエコー信号e3を検出し。
tQ≠0の条件で通常のスピンエコー法による位相エン
コード傾斜磁場Gxを本来の位相エンコード傾斜磁場方
向に代って周波数エンコード方向とし、周波数エンコー
ド傾斜磁場G、を本来の周波数エンコード傾斜磁場方向
に代って位相エンコード傾斜磁場方向とし、Z方向傾斜
磁場Gzは方向を変えることなくそのままとして印加し
てエコー信号e4を検出する第1の手段と、 該エコー信号ele eve 83* e4をそれぞれ
2次元フーリエ変換して画像SIt S2t S3t 
S4を求める第2の手段と。
該画像Sl + S2# S3? S4のそれぞれから
位相の主値P1、P2p P3v P4を求める第3の
手段と、該主値P1、P2t P3p P4のそれぞれ
を主値接続して連続位相R1t R2a R3p R4
を求める第4の手段と。
該連続位相R1* R2から周波数エンコード傾斜磁場
Gyの残留傾斜磁場強度gyと誤差分布E(x。
y)との関係であるE(x、y)+gyy=I(x+y
)を求め、連続位相R3tR4から位相エンコード傾斜
磁場Gxの残留傾斜磁場強度E(x、y)+gxX=J
 (x * y )を求める第5の手段と。
第5の手段で得た関係式より誤差分布E(x、y)を、
E(x*y)=I(Key)−I(oty)+J(or
y)又はE(x、y)=I(x、y)  J(x、o)
+I(x、、o)により求める第6の手段と。
該誤差分布E(X F y )と静磁場強度定数1−t
oとがら静磁場強度分布H(x e y )をH(x、
、y)=HO+E (x v y )から求める第7の
手段と、。
より成る。
〔作用〕
第1の発明によれば、位相が主値の範囲外であっても、
連続位相RIyR2を得ることができる。
これにより誤差のない静磁場強度分布を得ることができ
る。
第2の発明によれば1通常のスピンエコー法のもとでの
計測結果と−Gl+ c;、を逆にして加えた場合での
計測結果とを利用して残留傾斜磁場の強度の除去を計る
ことができる。
〔実施例〕
第6図は本発明のMRI装置の全体構成のブロック図で
ある。
磁気共鳴イメージング装置は、核磁気共鳴(NMR)現
象を利用して被検体1の断層画像を得るもので、静磁場
発生磁石10と、中央処理装置(以下、CPUという)
11と、シーケンサ12と、送信系13と、磁場勾配発
生系14と、受信系15と信号処理系16とからなる。
上記静磁場発生磁石lOは、被検体1の周りにその体軸
方向又は体軸と直交する方向に強く均一な静磁場を発生
させるもので、上記被検体1の周りのある広がりをもっ
た空間に永久磁石方式又は常電導方式あるいは超電導方
式の磁場発生手段が配置されている。上記シーケンサ1
2は、CPU11の制御で動作し、被検体1の断層画像
のデータ収集に必要な種々の命令を送信系13及び磁場
勾配発生系14並びに受信系15に送るものである。上
記送信系13は、高周波発振器17と変調器18と高周
波増幅器19と送信側の高周波コイル20aとからなり
、上記高周波発振器17から出力された高周波パルスを
シーケンサ12の命令に従って変調器18で振幅変調し
、この振幅変調された高周波パルスを高周波増幅器19
で増幅した後に被検体1に近接して配置された高周波コ
イル20aに供給することにより、電磁波が上記被検体
1に照射されるようになっている。上記磁場勾配発生系
14は、X + ’/ t Zの三軸方向に巻かれた傾
斜磁場コイル21と、それぞれのコイルを駆動する傾斜
磁場電源22とからなり、上記シーケンサ12からの命
令に従ってそれぞれのコイルの傾斜磁場電源22を駆動
することにより、Z + ’/ P Zの三軸方向の傾
斜磁場GxIG y −G zを被検体1に印加するよ
うになっている。
この傾斜磁場の加え方により、被検体1に対するスライ
ス面を設定することができる。上記受信系15は、受信
側のソレノイド形の高周波コイル20bと増幅器23と
直交位相検波器24とA/D変換器25とからなり、上
記送信側の高周波コイル20aから照射された電磁波に
よる被検体1の応答の電磁波(NMR信号)は被検体1
に近接して配置された高周波コイル20bで検出され、
増幅器23及び直交位相検波器24を介してA/D変換
器25に入力してデジタル量に変換され、さらにシーケ
ンサ12からの命令によるタイミングで直交位相検波器
24によりサンプリングされた二系列の収集データとさ
れ。
その信号が信号処理系16に送られるようになっている
。この信号処理系16は、CPUIIと、磁気ディスク
26及び磁気テープ27等の記録装置と、CRT等のデ
イスプレィ28とからなり、上記CPUIIでフーリエ
変換、補正係数計算像再構成等の処理を行い、任意断面
の信号強な分布あるいは複数の信号に適当な演算を行っ
て得られた分布を画像化してデイスプレィ28に表示す
るようになっている。
更にCI)UILは位相の主値接続及び誤差分布E(x
 t y )の算出、静磁場強度分布H(x e y 
)の算出演算を行う、なお1図において、送信側及び受
信側の高周波コイル20a、20bと傾斜磁場コイル2
1は、被検体1の周りの空間に配置された静磁場発生磁
石10の磁場空間内に配置されている。
以上の構成のもとての本発明の第1の実施例の動作を説
明する。
(イ)、先ず、to=Oの条件でスピンエコー法による
エコー信号e1の検出を行う5to=Oとはt盲=tz
を意味する。
(ロ)1次にt(1≠Oの条件でスピンエコー法による
エコー信号e2の検出を行う。to≠0とは1゜≠t2
を意味する。
(ハ)、エコー信号alp 62をそれぞれフーリエ変
換し画像SI+82を得る0画像S、と82とは次式%
式%)) =C(xpy)exp(it )        =−
−−−(14)Sz=S(xpy) =C(x、y)exp[1(yE(x、y)to+i)
]  −−・−・・Qs)尚、以下ではSlをS I(
K e y ) 、S 2を32 (x p y )で
表現する。
(ニ)0画像S I(x * y )から位相の生殖P
1、P2!から位相の生殖P2を求める。
かかる位相の主値例を第7図に示す、第7図は、横軸を
X、縦軸を位相Pで示した。図より1位相Pは、−↑〜
+÷をとることがわかる。この位相Pは、位[xに対し
て、不連続な値である。従って、第7図からは、位相の
正しい値は得られない。
そこで、−4−〜十号をとる第7図の位相の生殖に対し
て、レチ1より大なる位相をもとるように、位相の主値
接続を行う。第7図の位相の生殖を接続して得た連続位
相Rの例を第8図に示した。
この第8図では、中間位置の波形Aを基準にして主値接
続を行った。
(ホ)、連続位相R1y R2から誤差分布E (x 
+ y )を下記により求める。
ここで、連続位相R1+ R2とは、本来の正しい位相
であり、(14)、 (15)式のそれぞれの位相であ
る。
従って、(14) 、 (15)式の如きS I (X
 v V ) t S 2 (X ty)が求まったの
であるから、誤差分布E (x t y )は(16)
式で求めることができる((10)式を参照のこと)。
(へ)6次に、静磁場密度H(x r y )を下式で
求める。
H(x + y )=Ho + E (x + y )
=1工f γ このHの算出式は、(11)式と同じである。
次に、主値接続の処理フローチャートを第1図に示す、
1画像の大きさがnXnの画素とし、その任意の画素を
Cx+e yj)とする0位置(x+ty+)とは、左
右開始点である。第1図の処理内容は以下となる。
(イ)、生殖Pを、 i = 1〜n 、 j = 1
〜nについて計算(ステップ1−1)。任意の位置(X
+pyj)における生殖Pは。
となる。
(ロ)、j=1に固定し、1==1〜nのn個の生殖の
接続を行う(ステップ1−2〜1−7)。
具体的には、先ずi=2.j=1(ステップ1−2)と
し、i=1とi=2との生殖の間で差分Δをとる(ステ
ップ1−3)。
Δ=P (xpy yj)  P (xt−+ + y
j)    −・・(19)差分Δが基準値Tより大か
小かを比較する(ステップ1−4)、Δ〉T又はΔくT
であれば、(x++yj)の位相P(xttyj)をR
(zip yj)=P (X+y yj)  A   
−・・(20)又は R(x i+ )’j)= P (X i+ y j)
 + A    ・−・・(21)にする(ステップ1
−5)。R(X i * Y j )とは連続位相を示
す、尚、基準値T及びAは連続位相が得られるように事
前に設定しておく。従って、基準値Aは種々の値をとる
以下、iを次々に更新し、同様な処理を行う(ステップ
1−6.1−7)。
以上の処理を第7図の例でみれば、第7図のb点の主値
接続を行う場合、T=T、A=πとすると、C< x 
< bにおいてΔ〉■となるから、P−Aを演算し、位
相Rをφ−πとすることにより第8図の連続位相Rとな
る。
(ハ)、jを変更させながら上述と同様な処理を行う(
ステップ1−8〜1−15)。
(ニ)0次に第9図の例で具体的に説明する。第9図(
i)は、ファントムから検出したエコー信号を2次元フ
ーリエ変換して画像Sを得、この画像から求めた位相の
生殖Pの例を示す。ここで、Pとは、 である。
第9図(n)は、第9図(1)のA−8間のプロフィー
ルを示す。ここで1位相Pは一号〜+÷の範囲であり、
不連続である。
第9図(fit)は主鎖接続をはかり連続位相を得た例
であり、第9図(〜)は、そのA−8間のプロフィール
を示す。
尚、当然に、以上主鎖接続は、t=0とt≠Oでの2つ
の事例で行う。尚、1=0での主値Pとは、 であり、t≠0での主値Pとは。
である。
(ホ)、主鎖接続の詳細処理を第2図〜第4図に示す。
先ず、i=1〜n、j=1〜nについて位相の主値を算
出する(ステップ1O−1)。次に、j=1、i=1〜
nの位相P(x+tyj)をM(i)に格納する(ステ
ップl0−2〜1O−5)。
隣接する位置での位相差Δを求める(ステップ1O−8
)。
Δ=M(i)−(M(i−1)−A)      ・・
・・・・(25)3    3π π   3 位相差Δが、Δ〉iπ、Δ<−7,−H<Δ〈iπ。
一−πくΔ〈−7の各場合について、基準値Aを求める
(ステップ10−9〜1O−16)、尚、−工くΔく工
ではAは変化しない。
次にM(i)にAを加算(ステップ1O−18)L、加
算値Aを0(i)に格納する(ステップ1O−19)。
これをi=1〜nについて演算する0次に、i=1から
nまで変化させながらj=1〜nについて主値演算を行
う。
第2の実施例を説明する。
前記第1の実施例で得た誤差分布E(x、y)は周波数
エンコード傾斜磁場Gyの残留磁場強度gyの影響によ
る位相誤差を含んでおり、正確なものではないことがあ
る。そこで、残留磁場の影響を除去しなければならない
さて、(2)式は、残留磁場の影響を考慮すると。
次式となる。
F CGxv t y)−fC(x * y)exp 
[iy ((E (x s y)+gyy) to+G
xXtx +(E(x、y)+Gyy)ty)]dxdy  −(
26)ここで、gyは第4図のパルスシーケンス上で、
tQを付加した時刻での残留磁場の強度であり。
gyの時間的変化は緩慢であるため、gyをto時間内
において定数と仮定した。
(26)式を利用すれば、画像S (X T y )は
S(x+y)=C(x、y)exp[1y(E(xty
)+gyy)tol   −(27)となる。(27)
式のγgyV jOが残留磁場の影響による位相誤差で
ある。そこで、(10)式を変形すると次式となる。
更に、位相エンコード傾斜磁場をGyにして、周波数エ
ンコード傾斜磁場をGxにして、エコー信号を得る。こ
のエコー信号をフーリエ変換して画像を得、そこから誤
差分布E (x t y )と残留傾斜磁場の影響分と
の関係を求めると次式となる。
ニーで、gxは周波数エンコード傾斜磁場をGxの残留
傾斜磁場の強度である。
そこで、(28)式の右辺をI (x 、 y )、 
(29)式の右辺をj(x、y)と便宜上定義すると1
次式となる。
E(x、y)+gyl)/ = I (x、y)   
  −・−(:3o)E(x+y)+gxx=J(xt
y)     −(31)(30)式と(31)式との
差分をとり、E(X t y )を除去すると、 gyy−gxx=I(x+y) −J (xty)  
  ・・・・・(32)となる。従って、x=Oとすれ
ば次式となる。
gyy=I(o+y)−J(o+y)       ・
・・・・・(33)y=Qとすれば次式となる。
gx:[: I (x、o)−J (X、O)    
   −(34)(33)式のgyVを(30)式に代
入し、 (34)式のgxXを(31)式に代入すれば
E (x + y )を得る。
E(x、y)=I(x、y)−I(o、y)+J(o*
y)  −(35)E(x、y)=I(x、y)  J
(X、O)+I(X、O)  −(36)(36)式か
らE (x e y )を求めるか、(37)式からE
(x e y )を求めるかは任意である。かくして、
残留傾斜磁場の影響のない静磁場の誤差分布E(x。
y)を得ることができた。
この誤差分布E (x v y )から静磁場強度分布
H(x + y )は次式で求める。
H(x v y ) = Ho + E (x r y
 )=” f(1+E(x−y)    ・=(37)
γ かかる第2の実施例の処理を以下具体的に説明する。
(イ)9通常のスピンエコー法のパルスシーケンスに従
って、t、=o(t=t1=t2)でのエコー信号e1
゜to≠0(t+#t1=t2)でのエコー信号e2を
検出する。
(ロ)0通常のスピンエコー法でのやり方と異ったやり
方、即ち、位相エンコード傾斜磁場をGyにして1周波
数エンコード傾斜磁場をGxにして、t(、= Oでの
エコー信号e3、t6≠0でのエコー信号e4を検出す
る。
(ハ)、エコー信号eIを2次元フーリエ変換し、画像
S1を得る。同様にエコー信号e2〜e4を2次元フー
リエ変換し1画像82〜S4を得る。尚、(28)式の
S o (x t y )とは、本例ではS+であり。
(28)式のS(X v y )とは本例ではs2であ
る。同様に(29)式のS o (x p y )はS
 s −S (x t y )はS4である。
(ニ)0画像S1から位相の主値P1を求める。同様に
画像82〜S4についても位相の主値P2〜P4を求め
る。
(ホ)、主値p、を接続して連続位相R1を得る。同様
に画像82〜S4についても連続位相R2〜R4を求め
る。
(へ)、連続位相RI * R2から(33)式を用い
て残留傾斜磁場の影響成分gyVを求める。連続位相R
3TR4から(34)式を用いて残留傾斜磁場の影響成
分gxXを求める。
(ト)、残留傾斜磁場の影響成分gYye gxXを用
いて、この成分の影響のない誤差分布E (x + y
 )を(35)式又は(36)式を用いて求める。尚、
(35)式か(36)式かのいずれを使うからといって
、eIと02のみとかe3と04のみとかを使うことで
はなく、81〜e4のすべてを利用する。 (35)式
、 (36)式中にI、Jが共に存在、Iとはelとe
lから。
Jとはe3とe4から求めたものであることをみれば明
白である。
(チ)、静磁場強度分布H(x v y )を次式で求
める。
H(x、y)”Ho+E(x、y)     −=−−
・(3B)(す)1以上の(イ)〜(チ)の処理をフロ
ーチャートにまとめた図が第5図である。
第1.第2の実施例の処理は、CPUを利用してソフト
ウェアによって実現できる。パイプライン制御を利用す
れば、高速処理が可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、位相誤差が生じている調整不完全なM
RI装置においても、静磁場強度分布を精度よく検出で
きる。
更に1位相誤差中に傾斜磁場の残留磁場の影響があって
も、これを取り除くことができ、静磁場強度分布は更に
精度のよいものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の第1の実施例の処理フローチャート
、第2図〜第4図は本発明の第1の実施例の詳細な処理
フローチャート、第5図は1本発明の第2の実施例の処
理フローチャート、第6図は本発明のMRI装置の実施
例図、第7図は主値Pを示す図、第8図は主値接続した
連続位相Rを示す図、第9図は主値接続の処理過程を示
す図。 第10図はスピンエコー法のパルスシーケンス例図、第
11図は傾斜磁場による残留傾斜磁場強度を説明するた
めの図である。 11・・・CPU (プロセッサ)、12・・・シーケ
ンサ。 特許出願人 株式会社 日立メディコ 代理人 弁理士 秋  本  正  実外1名 第 第 図 図 第 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 90’ +80’

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、90°パルスを印加してから180°パルスを印加
    するまでの時間をt_1、180°パルスを印加してか
    らエコー信号を検出するまでの時間をt_2(但し、t
    _1=t_2+t_0とし、t_0はt_1とt_2と
    の差分をt_1−t_2である)としてスピンエコー法
    による計測を行い、静磁場強度分布H(x、y)を演算
    するMRI装置において、 t_0=0(即ちt_1=t_2)の条件でエコー信号
    e_1を、t_0≠0(即ちt_1≠t_2)の条件で
    エコー信号e_2を検出する第1の手段と、 該エコー信号e_1、e_2をそれぞれ2次元フーリエ
    変換して画像S_1、S_2を求める第2の手段と、 該画像S_1、S_2からそれぞれ位相の主値P_1、
    P_2を求める第3の手段と、 該位相の主値P_1、P_2をそれぞれ主値接続して連
    続位相R_1、R_2を求める第4の手段と、該連続位
    相R_1、R_2とから静磁場誤差分布E(x、y)を
    求める第5の手段と、 該誤差分布E(x、y)と静磁場強度定数H_0とから
    静磁場強度分布H(x、y)をH(x、y)=H_0+
    E(x、y)より求める第6の手段と、より成るMRI
    装置。 2、90°パルスを印加してから180°パルスを印加
    するまでの時間をt_1、180°パルスを印加してか
    らエコー信号を検出するまでの時間をt_2(但しt_
    1=t_2+t_0とし、t_0はt_1とt_2との
    差分である)としてスピンエコー法による計測を行い、
    静磁場強度分布H(x、y)を演算するMRI装置にお
    いて、 t_0=0(即ちt_1=t_2)の条件で通常のスピ
    ンエコー法による位相エンコード傾斜磁場G_x、周波
    数エンコード傾斜磁場G_y、Z方向傾斜磁場G_zを
    印加してエコー信号e_1を検出し、t_0≠0(即ち
    t_1≠t_2)の条件で通常のスピンエコー法による
    位相エンコード傾斜磁場G_x、周波数エンコード傾斜
    磁場G_y、Z方向傾斜磁場G_zを印加してエコー信
    号e_2を検出し、t_0=0の条件で通常のスピンエ
    コー法による位相エンコード傾斜磁場G_xを本来の位
    相エンコード傾斜磁場方向に代って周波数エンコード傾
    斜磁場方向とし、周波数エンコード傾斜磁場G_yを本
    来の周波数エンコード傾斜磁場方向に代って位相エンコ
    ード傾斜磁場方向とし、Z方向傾斜磁場G_zは方向を
    変えることなくそのままとして印加してエコー信号e_
    3を検出し、t_0≠0の条件で通常のスピンエコー法
    による位相エンコード傾斜磁場G_xを本来の位相エン
    コード傾斜磁場方向に代って周波数エンコード方向とし
    、周波数エンコード傾斜磁場G_yを本来の周波数エン
    コード傾斜磁場方向に代って位相エンコード傾斜磁場方
    向とし、Z方向傾斜磁場G_zは方向を変えることなく
    そのままとして印加してエコー信号e_4を検出する第
    1の手段と、 該エコー信号e_1、e_2、e_3、e_4をそれぞ
    れ2次元フーリエ変換して画像S_1、S_2、S_3
    、S_4を求める第2の手段と、 該画像S_1、S_2、S_3、S_4のそれぞれから
    位相の主値P_1、P_2、P_3、P_4を求める第
    3の手段と、 該主値P_1、P_2、P_3、P_4のそれぞれを主
    値接続して連続位相R_1、R_2、R_3、R_4を
    求める第4の手段と、 該連続位相R_1、R_2から周波数エンコード傾斜磁
    場G_yの残留傾斜磁場強度g_yと誤差分布E(x、
    y)との関係であるE(x、y)+g_yy=I(x、
    y)を求め、連続位相R_3、R_4から位相エンコー
    ド傾斜磁場G_xの残留傾斜磁場強度E(x、y)+g
    _xx=J(x、y)を求める第5の手段と、第5の手
    段で得た関係式より誤差分布E(x、y)を、E(x、
    y)=I(x、y)−I(o、y)+J(o、y)又は
    E(x、y)=I(x、y)−J(x、o)+I(x、
    o)により求める第6の手段と、 該誤差分布E(x、y)と静磁場強度定数H_0とから
    静磁場強度分布H(x、y)をH(x、y)=H_0+
    E(x、y)から求める第7の手段と、より成るMRI
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7151311B2 (en) 2002-11-11 2006-12-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Mold resin-sealed power semiconductor device having insulating resin layer fixed on bottom surface of heat sink and metal layer on the resin layer
US9978662B2 (en) 2013-09-11 2018-05-22 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor device and manufacturing method for same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7151311B2 (en) 2002-11-11 2006-12-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Mold resin-sealed power semiconductor device having insulating resin layer fixed on bottom surface of heat sink and metal layer on the resin layer
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