JPS6330231Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6330231Y2
JPS6330231Y2 JP5334881U JP5334881U JPS6330231Y2 JP S6330231 Y2 JPS6330231 Y2 JP S6330231Y2 JP 5334881 U JP5334881 U JP 5334881U JP 5334881 U JP5334881 U JP 5334881U JP S6330231 Y2 JPS6330231 Y2 JP S6330231Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
module
cubicle
ventilation
partition plate
modules
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5334881U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57165093U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5334881U priority Critical patent/JPS6330231Y2/ja
Publication of JPS57165093U publication Critical patent/JPS57165093U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6330231Y2 publication Critical patent/JPS6330231Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Rectifiers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、平面冷却による強制循環風冷式電力
変換装置の通風路形成構造の改良に関するもので
ある。
近来揚水発電所のポンプ水車用の発電々動機や
製鉄所の高炉送風機、駆動電動機のような大容量
同期電動機を始動するのにサイリスタを用いて直
接始動するサイリストモータ始動装置(スタテイ
ツクスタータ)のような電力変換装置が使用され
るようになつている。前記始動装置の容量は主機
の約10パーセント程度であるが、主機がきわめて
大容量であるから始動装置もこれに比例して大容
量となる。また直流送電用としての大容量高圧変
換装置を実用化されている。
第1図に変換装置の1例として直流式サイリス
トモータの電気回路を示しているが、一般的な構
成としては順変換器1および逆変換器2を各々独
立した密閉構造のキユービクル内に収納し、各々
のキユービクルには各相別にモジユールを複数段
積み上げ必要な容量となるようにしている。
各モジユールにはサイリスタと冷却フインを交
互に配置して圧接してなるサイリスタスタツクと
アノードリアクトル、およびサイリスタ点弧回路
等の電気用品が組み込まれている。各モジユール
は相互に必要に応じて電気的絶縁を施し、更に全
体として大地レベルから絶縁する必要がある。
サイリスタは通電時の温度上昇を一定の限度以
下に厳しく制限しなければならないので、隣接し
て圧接されている冷却フインに通風してこれを冷
却し併せて各モジユール内の電気用品も冷却す
る。このようにサイリスタ式電力変換装置におい
ては冷却はきわめて重要な技術課題となつてい
る。
第2図で従来の強制循環風冷式電力変換装置の
通風構造について説明する。密閉キユービクル3
の中に耐地間絶縁碍子4とモジユール間絶縁碍子
5を介してモジユール6が多段に積層されてい
る。
直方体の外殻ケースで囲つたモジユール6の中
には前記サイリスタスタツク7および其の他の電
気用品8が収納されている。モジユール6にはサ
イリスタスタツク7の冷却フインに対応した位置
に通風入口9が明けられている。キユービクルの
底部には強制循環通風用の送風機10と空気冷却
器11が設置されている。モジユール6の内部を
通る通風路を構成するため、各モジユール間およ
びモジユールとキユービクルの空間は絶縁物の仕
切板12によつて同一平面で仕切られている。
送風機10が運転されると、キユービクル内部
の空気は矢印13の方向に流れ各モジユール6の
通風入口9を通つてモジユール内に入り、サイリ
スタスタツク7の冷却フインや電気用品8を冷却
した後モジユールを出て矢印14に沿つて流れ空
気冷却器11に入りここでモジユールからの熱を
放出して低温となつた空気はまた送風機10によ
り矢印13に沿つて再循環される。
このような従来装置においてはモジユール6の
中に通る通風路を形成するための各モジユール間
の空間およびモジユールとキユービクルの空間を
仕切板12で密閉状に仕切る必要があり、これに
平板状の絶縁板を使用し各モジユールおよびキユ
ービクルにネジで固定していた。第3図にこの取
付部の詳細を示す。
第3図でモジユール6に取付フレーム15を固
定しこれに複数のネジ穴を設けておき、キユービ
クル1にも同様なネジ穴取付フレーム16を設け
る。仕切板12にはこの取付フレーム15,16
のネジ穴に合せて穴17を明けておきネジ18で
固定している。この仕切板12の取付は当然モジ
ユール6の積み重ね固定を完了後に行なわれるた
めモジユールや碍子およびキユービクルの寸法誤
差により仕切板と取付フレームの穴が一致せず、
モジユール段数が多くなる程この誤差が集積され
高所でそれが著しくなる為、作業がきわめて困難
になる欠点があつた。またこの方法は第3図にお
いてひだ付の絶縁碍子4にて絶縁しているにもか
かわらずこの間の絶縁距離はモジユール側取付フ
レーム15とキユービクル側取付フレーム16の
間の仕切板12の平板沿面距離で決まるので、こ
の距離が大きくなると、結果的に高さを延ばすこ
ととなり、多段になる程その影響が累積され高電
圧、大容量の場合耐震上大きな欠点となつてい
た。
本考案の目的は今後の高圧変換装置における重
要な課題となる耐震性を向上させるのみでなく小
形化、製作上の作業能率改善をはかつた強制循環
風冷式電力変換装置を提供することにある。
これまでの説明図と同一部品に同一番号を符し
た第4図で本考案の実施例を説明する。モジユー
ル6に固定した取付フレーム15には複数のネジ
穴21を設けている。絶縁物の蛇腹式仕切板19
は図の上・下方向に或る程度伸縮可能となつてお
り、弾性体のパツキン20を介してネジ18によ
り取付フレーム15に固定される。図示しない一
方の固定端も同様になされている。仕切板19の
伸縮可能な度合は各モジユール間およびモジユー
ルとキユービクル間に発生するであろう寸法誤差
にかかわらずネジ穴21と仕切板19の穴が一致
しネジ18による固定が可能であればよい。この
ように仕切板19のような蛇腹式仕切板を採用す
ることにより、第4図における上・下方向の沿面
距離を延長することが可能となるから第3図にお
ける従来装置と同一の沿面距離とすると高さを縮
少することが可能となりこの効果はモジユールの
積層段数が多くなる程累積され全体の高さを低く
することができる。
第5図に本考案における垂直方向の仕切板の固
定方法について説明する。第5図aはその平面図
であり、そのA−A断面を第5図bに示した。
第5図aにてキユービクル3に仕切板の取付フ
レーム16が固定されており、仕切板19は弾性
体のパツキン22を介してネジ21により複数個
所締め付けられている。パツキン22は仕切板1
9に内接する形状でその反対側は平面の帯状のも
のである。
以上のように本考案はいずれの方向に対しても
密閉状に取付け可能であり、各モジユール間およ
びモジユールとキユービクル間の空間を完全に仕
切つて各モジユール内への通風路を容易に形成す
ることができ、かつ本考案の目的とする全体の高
さを縮少することによる耐震性の向上、小形化、
仕切板取付時の作業能率の向上により今後ますま
す高圧、大容量化が予想される電力変換装置にと
つてきわめて有益な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は直流サイリストモータ(変換装置)の
電気回路図、第2図は従来の強制循環風冷式電力
変換装置の構造を断面図で示した図、第3図は従
来の通風路形成用仕切板の部分詳細図、第4図、
第5図は本考案の要部の一実施例を示す構成図で
ある。 3……キユービクル、4,5……絶縁碍子、6
……モジユール、7……サイリスタスタツク、1
0……送風機、11……空気冷却器、19……仕
切板、20,22……パツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半導体素子および附属電気用品を組込んだ風冷
    式のモジユールを複数段積層し、前記モジユール
    に強制循環通風するための送風機、各モジユール
    からの通風を冷却する冷却器、これらを密閉構造
    のキユービクル内に収納し、各モジユールに効果
    的に通風するため各モジユール間の空間部および
    モジユールとキユービクル内側との空間部をある
    面で通風方向に対して仕切板で仕切り通風路を形
    成してなる風冷式電力変換装置において、前記仕
    切り板を特定方向に伸縮可能な蛇腹構造としモジ
    ユールおよびキユービクルに前記蛇腹状仕切板の
    形状に沿つて内接する帯状の弾性体をはさんで取
    付けることを特徴とする強制循環風冷式電力変換
    装置。
JP5334881U 1981-04-14 1981-04-14 Expired JPS6330231Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5334881U JPS6330231Y2 (ja) 1981-04-14 1981-04-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5334881U JPS6330231Y2 (ja) 1981-04-14 1981-04-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57165093U JPS57165093U (ja) 1982-10-18
JPS6330231Y2 true JPS6330231Y2 (ja) 1988-08-12

Family

ID=29849991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5334881U Expired JPS6330231Y2 (ja) 1981-04-14 1981-04-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6330231Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US12003187B2 (en) 2020-04-23 2024-06-04 Tmeic Corporation Power conversion apparatus

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5306623B2 (ja) * 2007-09-25 2013-10-02 東芝三菱電機産業システム株式会社 電動機装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US12003187B2 (en) 2020-04-23 2024-06-04 Tmeic Corporation Power conversion apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57165093U (ja) 1982-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7333331B2 (en) Power unit device and power converter device
US9526194B2 (en) Power conversion device with flow conduits for coolant
US20150319839A1 (en) Device having heat sink
JP2015076932A (ja) 電力変換装置
US11588413B2 (en) Power conversion device
JP2004096832A (ja) 液冷式電力変換装置
JP3481846B2 (ja) 電力変換装置
JPS6330231Y2 (ja)
US3646400A (en) Air-cooling system for hvdc valve with staggered rectifiers
JP5682550B2 (ja) 電力変換装置
JP2010087269A (ja) キャパシタモジュール
JPS5850029B2 (ja) サイリスタ変換器
JP3642548B2 (ja) 電力変換装置
CN219164241U (zh) 一种1.9kV油变一体式风冷无功补偿装置
JP3770482B2 (ja) 車両用電力変換装置
CN113329587B (zh) 电力转换装置
CN214154375U (zh) 一种电动汽车的电机控制器
JPS5814709Y2 (ja) 高電圧サイリスタバルブ
JPS5816175Y2 (ja) サイリスタヘンカンソウチ
KR102542936B1 (ko) 전력변환장치의 냉각 구조
SU957449A1 (ru) Шкаф радиоэлектронной аппаратуры,преимущественно высоковольтного полупроводникового преобразовател с принудительным охлаждением
JP3654496B2 (ja) 電力変換装置
JPS61285068A (ja) エレベ−タ−用インバ−タ装置
SU1356046A1 (ru) Компоновка высоковольтного блока выпр мителей
CN115966384A (zh) 一种适用于光伏直流升压变换器的中压高频变压器