JPS63302222A - 電子レンジ用調理具 - Google Patents
電子レンジ用調理具Info
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- JPS63302222A JPS63302222A JP13699687A JP13699687A JPS63302222A JP S63302222 A JPS63302222 A JP S63302222A JP 13699687 A JP13699687 A JP 13699687A JP 13699687 A JP13699687 A JP 13699687A JP S63302222 A JPS63302222 A JP S63302222A
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Landscapes
- Electric Ovens (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電子レンジ内で発生するマイクロ波により被加
熱食品の表面に魚目を付けるための調理具に関する。
熱食品の表面に魚目を付けるための調理具に関する。
電子レンジの原理は、そのマイクロ波を被加熱食品中に
含有される水と特異的に反応するような周波数(日本で
は2.45GHz 、米国では1 、0OGHz)に設
定し、この反応により生ずる熱エネルギーにより被加熱
食品を加熱調理するものである。
含有される水と特異的に反応するような周波数(日本で
は2.45GHz 、米国では1 、0OGHz)に設
定し、この反応により生ずる熱エネルギーにより被加熱
食品を加熱調理するものである。
しかし乍ら、このような原理のみでは食品を本来の味を
損なわずに美味に加熱調理することが出来たとしても、
元来ベーキングする、即ち“焼く”という観点から食品
表面に魚目がつき、さらに魚目が付く際に生ずる煙りに
より燻されることによって美味に調理されることが自然
な食品についてはそのような調理を行うことができなか
った。
損なわずに美味に加熱調理することが出来たとしても、
元来ベーキングする、即ち“焼く”という観点から食品
表面に魚目がつき、さらに魚目が付く際に生ずる煙りに
より燻されることによって美味に調理されることが自然
な食品についてはそのような調理を行うことができなか
った。
そこで、従来より電子レンジ用に別途電気ヒータやガス
バーナ等の加熱装置を備えたオーブンレンジが提供され
ている。
バーナ等の加熱装置を備えたオーブンレンジが提供され
ている。
加熱装置が必要となるために装置自体が高価となる。
■魚目を付けるためにかなり長時間を要し電気又はガス
の消費が多く不経済である。
の消費が多く不経済である。
■被加熱食品の内部の焼は具合と表面の焦げ具合との調
整が容易でない。さらに、 ■被加熱食品表面の魚目の付は具合、即ち網目や筋目等
の模様や魚目を付ける部分の選択ができない。
整が容易でない。さらに、 ■被加熱食品表面の魚目の付は具合、即ち網目や筋目等
の模様や魚目を付ける部分の選択ができない。
等の問題が生じている。
本発明者等は上記問題点に鑑み研究の結果、電子レンジ
内の被加熱食品上もしくは近傍に電子レンジのマイクロ
波に合致して一定の発熱量が得られるように組成調合さ
れた強磁性体を設けることにより上記問題点を解消した
。
内の被加熱食品上もしくは近傍に電子レンジのマイクロ
波に合致して一定の発熱量が得られるように組成調合さ
れた強磁性体を設けることにより上記問題点を解消した
。
本発明においては電子レンジ内で被加熱食品表面に魚目
を付けるに当たり、電子レンジ内に別途高価な装置を必
要とせず調理の際に消費電力、ガスが経済的であり、食
品の焼は具合と焦げ具合の調整が不要であり、さらに任
意の魚目を形成することのできる調理具を提供すること
を目的とする。
を付けるに当たり、電子レンジ内に別途高価な装置を必
要とせず調理の際に消費電力、ガスが経済的であり、食
品の焼は具合と焦げ具合の調整が不要であり、さらに任
意の魚目を形成することのできる調理具を提供すること
を目的とする。
本発明によれば、電子レンジ内の被加熱食品上もしくは
近傍に設置するようにした網目又は筋目等の任意の模様
形状を有し、電子レンジのマイクロ波と反応して一定温
度に発熱する強磁性体からなる電子レンジ用調理具が提
供される。
近傍に設置するようにした網目又は筋目等の任意の模様
形状を有し、電子レンジのマイクロ波と反応して一定温
度に発熱する強磁性体からなる電子レンジ用調理具が提
供される。
さらに、本発明によれば前記強磁性体がNi−Znフェ
ライト系組成から成る電子レンジ用調理具が提供される
。
ライト系組成から成る電子レンジ用調理具が提供される
。
マイクロ波による加熱方式はσ(電導率)型、ε(誘電
率)型、μ(透磁率)型の3つが知られている。電子レ
ンジの調理原理は水の誘電損失を利用したものであるが
、Ni−Znフェライトとしては電子レンジ用マイクロ
波による透磁率の損失を応用している。
率)型、μ(透磁率)型の3つが知られている。電子レ
ンジの調理原理は水の誘電損失を利用したものであるが
、Ni−Znフェライトとしては電子レンジ用マイクロ
波による透磁率の損失を応用している。
発熱量は
μ(複素透磁率)=μ゛
(実数部透磁率)−3μ°゛(虚数部透磁率)と表わす
と、 tan δ(磁気損失)−μ°″/μ”にほぼ比例し、
マイクロ波の周波数に適合した発熱量を磁気損失(ta
nδ)より推定することができる。一定の発熱量、すな
わら磁気損失を得るにはNi−Znフェライト系組成中
のNi及びZnの組成比を変更すればよい。
と、 tan δ(磁気損失)−μ°″/μ”にほぼ比例し、
マイクロ波の周波数に適合した発熱量を磁気損失(ta
nδ)より推定することができる。一定の発熱量、すな
わら磁気損失を得るにはNi−Znフェライト系組成中
のNi及びZnの組成比を変更すればよい。
(実施例1)
FeZ031NIO及びZnOの各粉末を第1表に示す
各試料の組成範囲となるような混合粉末を約700〜8
00℃にて仮焼し、得られた仮焼体を粉砕・造粒後プレ
ス成形し、得られた成形体を約1200〜1300℃に
てホットプレスすることにより40 X 30 X 8
のNi−Znフェライトからなる第1図に示す形状の試
料N11l〜8の各強磁性体1を得た。得られた各強磁
性体の磁気損失(tanδ)を第1表に示す。
各試料の組成範囲となるような混合粉末を約700〜8
00℃にて仮焼し、得られた仮焼体を粉砕・造粒後プレ
ス成形し、得られた成形体を約1200〜1300℃に
てホットプレスすることにより40 X 30 X 8
のNi−Znフェライトからなる第1図に示す形状の試
料N11l〜8の各強磁性体1を得た。得られた各強磁
性体の磁気損失(tanδ)を第1表に示す。
次に、一般家庭用電子レンジ(約500W、2.45G
Hz)内に体長約17cmのニジマスを入れ、ニジマス
上に前記強磁性体を載置し、各々約3分及び6分間調理
した。調理後ニジマス表面の焦げ具合及びニジマス内部
の焼は具合を観察した。焦げ具合については魚目が付い
たと認められないものにX印、魚目が薄く付いたと認め
られるものにO印、魚目が良好に付いたと認められるも
のに◎印、魚目が付き過ぎたと認められるものに・印を
付して第1表に示した。焼は具合についてはちょうど良
い焼は具合のものに0印、焼は過ぎたと認められるもの
にX印を付して第1表に示した。尚、上記体長のニジマ
スを内部まで良好に焼くための調理時間は3分である。
Hz)内に体長約17cmのニジマスを入れ、ニジマス
上に前記強磁性体を載置し、各々約3分及び6分間調理
した。調理後ニジマス表面の焦げ具合及びニジマス内部
の焼は具合を観察した。焦げ具合については魚目が付い
たと認められないものにX印、魚目が薄く付いたと認め
られるものにO印、魚目が良好に付いたと認められるも
のに◎印、魚目が付き過ぎたと認められるものに・印を
付して第1表に示した。焼は具合についてはちょうど良
い焼は具合のものに0印、焼は過ぎたと認められるもの
にX印を付して第1表に示した。尚、上記体長のニジマ
スを内部まで良好に焼くための調理時間は3分である。
したがって、調理時間3分のものには焼は具合が不充分
であるものはない。
であるものはない。
第1表から理解されるように市販の一般家庭用電子レン
ジ(約500W、2.45GHz )において、磁気損
失(tanδ)が0.5でNiOが10モル%、ZnO
が47モル%の試料隘1のものは調理時間3分では焼は
具合は良好であっても魚目が付かず本発明の目的が達成
されなかった。これに比べ磁気損失(tanδ)が1以
上となるように調整された試料lI![L2〜8のもの
は魚目及び焼き具合が良好であり、特に磁気損失(ta
nδ)が3以上の試料ll&lL4,5.6及び8が特
に優れていた。
ジ(約500W、2.45GHz )において、磁気損
失(tanδ)が0.5でNiOが10モル%、ZnO
が47モル%の試料隘1のものは調理時間3分では焼は
具合は良好であっても魚目が付かず本発明の目的が達成
されなかった。これに比べ磁気損失(tanδ)が1以
上となるように調整された試料lI![L2〜8のもの
は魚目及び焼き具合が良好であり、特に磁気損失(ta
nδ)が3以上の試料ll&lL4,5.6及び8が特
に優れていた。
調理時間を6分とすると、前記調理時間3分の時に魚目
の付かなかった試料mlのものに魚目が付いたが、全試
料ともに焼は具合が焼き過ぎとなりニジマス内部の水分
が消失してかすかすとなった。上記の結果から本実施例
で使用した市販の一般家庭用レンジ(50(V、 2.
45GHz)を使用したものでは強磁性体の磁気損失(
tanδ)は1以上が必要で、特に3以上が好ましい。
の付かなかった試料mlのものに魚目が付いたが、全試
料ともに焼は具合が焼き過ぎとなりニジマス内部の水分
が消失してかすかすとなった。上記の結果から本実施例
で使用した市販の一般家庭用レンジ(50(V、 2.
45GHz)を使用したものでは強磁性体の磁気損失(
tanδ)は1以上が必要で、特に3以上が好ましい。
Ni−Znフェライトの組成比においてはNiOが15
モル%以上が必要で、特に20〜32モル2と約48モ
ルχ前後が好ましいことが分かった。
モル%以上が必要で、特に20〜32モル2と約48モ
ルχ前後が好ましいことが分かった。
(応用例1)
第2図に示す如く、実施例1で述べた良好なNi−Zn
フェライトを成形して単一の板状強磁性体2を得た。該
強磁性体2の表面には横筋状の複数の凸部3 ・・・を
、裏面には格子状の凸部4を夫々形成している。この様
な強磁性体2の表面又は裏面上に被加熱食品を載置する
か又は別途皿上の被加熱食品の上にこの様な強磁性体2
の表面又は裏面が接する様に載置するか、何れかの方法
により電子レンジ内に納め調理する。この際、調理後の
被加熱食品には横筋状又は格子状の魚目を好みに応じ選
択して形成することができる。
フェライトを成形して単一の板状強磁性体2を得た。該
強磁性体2の表面には横筋状の複数の凸部3 ・・・を
、裏面には格子状の凸部4を夫々形成している。この様
な強磁性体2の表面又は裏面上に被加熱食品を載置する
か又は別途皿上の被加熱食品の上にこの様な強磁性体2
の表面又は裏面が接する様に載置するか、何れかの方法
により電子レンジ内に納め調理する。この際、調理後の
被加熱食品には横筋状又は格子状の魚目を好みに応じ選
択して形成することができる。
(応用例2)
第3図に示す如〈実施例1で述べた良好なNi−Znフ
ェライトを成形して強磁性体5及び6を得た。
ェライトを成形して強磁性体5及び6を得た。
強磁性体5は無熱伝導性把手7を有するフライパン状に
形成され、内部底面には応用例1と同様に横筋状の複数
の凸部又は格子状の凸部8を形成している。一方、強磁
性体6は同様に無熱伝導性把手9を有する前記フライパ
ン状強磁性体の上部開孔、領域によりやや小さい面積を
有する蓋体であり、内面に前記と同様の横筋状の複数の
凸部又は格子状の凸部10を形成している。
形成され、内部底面には応用例1と同様に横筋状の複数
の凸部又は格子状の凸部8を形成している。一方、強磁
性体6は同様に無熱伝導性把手9を有する前記フライパ
ン状強磁性体の上部開孔、領域によりやや小さい面積を
有する蓋体であり、内面に前記と同様の横筋状の複数の
凸部又は格子状の凸部10を形成している。
この様な構成において、被加熱食品はフライパン状強磁
性体5底面の凸部8上に載置され、その上部に前記蓋体
としての強磁性体6を載置して電子レンジ内に納め調理
する。この際、調理後の被加熱食品には横筋状又は格子
状の魚目を表裏面に同時に形成することができる。
性体5底面の凸部8上に載置され、その上部に前記蓋体
としての強磁性体6を載置して電子レンジ内に納め調理
する。この際、調理後の被加熱食品には横筋状又は格子
状の魚目を表裏面に同時に形成することができる。
(応用例3)
第4図に示す如く、前記実施例1で述べた良好なNi−
Znフェライトを成形して強磁性体11を得た。
Znフェライトを成形して強磁性体11を得た。
この強磁性体11は一方面に前記応用例1.2と同様に
横筋状の複数の凸部又は格子状の凸部12を形成してお
り、さらにその上面に耐熱性ガラスやテフロン等の耐熱
性樹脂からなるコーティング層13を形成する。被加熱
食品は強磁性体11のコーティング層13上に載置して
電子レンジ内に納め調理する。調理後の被加熱食品には
横筋状又は格子状の魚目を形成することができることは
勿論、この応用例では耐熱性ガラス(但し、フェライト
と反応しなもの)又はテフロン等の耐熱性樹脂から成る
コーティング層を設けているので、強磁性体の酸化W6
蝕や被加熱食品の強磁性体11からの肉離れが良好であ
る。
横筋状の複数の凸部又は格子状の凸部12を形成してお
り、さらにその上面に耐熱性ガラスやテフロン等の耐熱
性樹脂からなるコーティング層13を形成する。被加熱
食品は強磁性体11のコーティング層13上に載置して
電子レンジ内に納め調理する。調理後の被加熱食品には
横筋状又は格子状の魚目を形成することができることは
勿論、この応用例では耐熱性ガラス(但し、フェライト
と反応しなもの)又はテフロン等の耐熱性樹脂から成る
コーティング層を設けているので、強磁性体の酸化W6
蝕や被加熱食品の強磁性体11からの肉離れが良好であ
る。
(応用例4)
第5図に示す如く、前記実施例1で述べた良好なNi−
Znフェライトを金属、セラミック又は耐熱性樹脂から
なる基板14上に蒸着又は印刷手法により横筋状又は格
子状の任意のパターン15を形成して、その上面に耐熱
ガラス、セラミック又はテフロン等の耐熱性樹脂から成
るコーティング116を形成する。基板14がセラミッ
ク又は耐熱性樹脂の場合は必ずしも上記コーティング層
を必要としないが、金属の場合は電子レンジ内のマイク
ロ波を受けるとスパークを発生させ危険であるので上記
の如きコーティング層が必ず必要となる。
Znフェライトを金属、セラミック又は耐熱性樹脂から
なる基板14上に蒸着又は印刷手法により横筋状又は格
子状の任意のパターン15を形成して、その上面に耐熱
ガラス、セラミック又はテフロン等の耐熱性樹脂から成
るコーティング116を形成する。基板14がセラミッ
ク又は耐熱性樹脂の場合は必ずしも上記コーティング層
を必要としないが、金属の場合は電子レンジ内のマイク
ロ波を受けるとスパークを発生させ危険であるので上記
の如きコーティング層が必ず必要となる。
(応用例5)
第6図に示す如く、前記実施例1で述べた良好なNi−
Znフェライトを棒状の強磁性体17に形成し、被加熱
食品の上面又は底面に接触するように複数本載置して電
子レンジ内で調理することにより、任意の筋状魚目を形
成することができる。
Znフェライトを棒状の強磁性体17に形成し、被加熱
食品の上面又は底面に接触するように複数本載置して電
子レンジ内で調理することにより、任意の筋状魚目を形
成することができる。
尚、強磁性体の形状、模様は上記応用例に示したものに
限られることなく、強磁性体の板面に穴を開けて、穴が
開設されていない板面で魚目を形成したり、前記の如く
、金属、セラミック又は樹脂の板面上に強磁性体の小片
を付設することにより、小片部分により魚目を形成した
りする等多くの応用例を考えることができる。
限られることなく、強磁性体の板面に穴を開けて、穴が
開設されていない板面で魚目を形成したり、前記の如く
、金属、セラミック又は樹脂の板面上に強磁性体の小片
を付設することにより、小片部分により魚目を形成した
りする等多くの応用例を考えることができる。
本発明は電子レンジ内の被加熱食品上若しくは近傍に載
置するようにした格子状又は筋状等の任意の形状、模様
を有し、電子レンジのマイクロ波と反応して一定温度に
発熱する強磁性体を設けたので、被加熱食品に魚目を形
成するに当り、電子レンジ内に別途高価な装置を設ける
必要がな(、調理の際に消費電力、ガスが経済的であり
、食品の焼は具合と焦げ具合との調整が不要であり、さ
らに任意の形状、模様の魚目を形成することができる。
置するようにした格子状又は筋状等の任意の形状、模様
を有し、電子レンジのマイクロ波と反応して一定温度に
発熱する強磁性体を設けたので、被加熱食品に魚目を形
成するに当り、電子レンジ内に別途高価な装置を設ける
必要がな(、調理の際に消費電力、ガスが経済的であり
、食品の焼は具合と焦げ具合との調整が不要であり、さ
らに任意の形状、模様の魚目を形成することができる。
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は実
施例1に使用した試料片の斜視図、第2図は応用例1の
板状調理具の表裏面を示す斜視図、第3図は応用例2の
蓋付きフライパン形状の調理具の断面図、第4図は応用
例3の耐熱性コーティング層を有する板状調理具の断面
図、第5図は応用例4の強磁性体をパターン印刷した調
理具の断面図、第6図は応用例5の棒状強磁性体の使用
状態を説明する図である。 1.2,5,6,11,15.17・・・強磁性体3.
4,8.10.12 ・・・・・横筋状又は格子状凸
部13.16 ・・・・・・・・コーティング層14
・・・・・・・・・・基板 特許出願人 京セラ株式会社 、ニアhtfJ 才J口 j 5
施例1に使用した試料片の斜視図、第2図は応用例1の
板状調理具の表裏面を示す斜視図、第3図は応用例2の
蓋付きフライパン形状の調理具の断面図、第4図は応用
例3の耐熱性コーティング層を有する板状調理具の断面
図、第5図は応用例4の強磁性体をパターン印刷した調
理具の断面図、第6図は応用例5の棒状強磁性体の使用
状態を説明する図である。 1.2,5,6,11,15.17・・・強磁性体3.
4,8.10.12 ・・・・・横筋状又は格子状凸
部13.16 ・・・・・・・・コーティング層14
・・・・・・・・・・基板 特許出願人 京セラ株式会社 、ニアhtfJ 才J口 j 5
Claims (1)
- 電子レンジ内の被加熱食品上もしくは近傍に設置する調
理具であって、該調理具がNi−Znフェライト系組成
物より成る強磁性体からなることを特徴とする電子レン
ジ用調理具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13699687A JPS63302222A (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 | 電子レンジ用調理具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13699687A JPS63302222A (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 | 電子レンジ用調理具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63302222A true JPS63302222A (ja) | 1988-12-09 |
Family
ID=15188352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13699687A Pending JPS63302222A (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 | 電子レンジ用調理具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63302222A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5935477A (en) * | 1996-07-22 | 1999-08-10 | Kontract Product Supply Inc. | Continuous microwave cooking grill having a plurality of spaced segments |
JP5804233B2 (ja) * | 2006-05-14 | 2015-11-04 | 河野 武平 | マイクロ波の波長を、磁性体によって波長転換するとき、加熱する物質が持つ熱吸収波長と最適温度に合わせて、磁性体を選択し最適温度のなかで波長の領域とその密度を高めて加熱加工、熱処理を行う方法並びに赤外線、遠赤外線エネルギーのトンネル効果の構造を示す。 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5392943A (en) * | 1977-01-26 | 1978-08-15 | Tdk Electronics Co Ltd | Culinary appliances for electronic range |
JPS63108122A (ja) * | 1986-10-23 | 1988-05-13 | Yukio Sawara | 電子レンジ用オ−ブン調理具 |
-
1987
- 1987-05-30 JP JP13699687A patent/JPS63302222A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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