JPS633016Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS633016Y2 JPS633016Y2 JP608982U JP608982U JPS633016Y2 JP S633016 Y2 JPS633016 Y2 JP S633016Y2 JP 608982 U JP608982 U JP 608982U JP 608982 U JP608982 U JP 608982U JP S633016 Y2 JPS633016 Y2 JP S633016Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- point
- disk
- force
- elevating member
- engaging part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 18
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 14
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はデイスククランプ装置に係り、デイス
クの昇降を利用してデイスクをクランプするよう
にしたデイスククランプ装置に関する。
クの昇降を利用してデイスクをクランプするよう
にしたデイスククランプ装置に関する。
ビデオデイスクの如く、高速での安定回転が再
生性能に大きな影響を与えるデイスクは、プラツ
タ上に載置したときに中央部をしつかりとクラン
プする必要がある。しかるに、従来のデイスクク
ランプ装置は構成が複雑なだけでなく、動作に確
実性がなく、クランプ位置がずれたり、クランプ
後もデイスクがガタつくことがある等の欠点があ
つた。
生性能に大きな影響を与えるデイスクは、プラツ
タ上に載置したときに中央部をしつかりとクラン
プする必要がある。しかるに、従来のデイスクク
ランプ装置は構成が複雑なだけでなく、動作に確
実性がなく、クランプ位置がずれたり、クランプ
後もデイスクがガタつくことがある等の欠点があ
つた。
本考案は上記欠点を除去したものであり、プラ
ツタ上でデイスクを昇降する昇降部材により爪部
材を押動するようにし、昇降部材の下降時、デイ
スクの孔に係合している係合部により爪部材を回
動させてデイスクの孔の周縁を上からクランプさ
せ、昇降部材の上昇時、自重により爪部材を回動
させてクランプ解除するようにしたデイスククラ
ンプ装置を提供することを目的とする。
ツタ上でデイスクを昇降する昇降部材により爪部
材を押動するようにし、昇降部材の下降時、デイ
スクの孔に係合している係合部により爪部材を回
動させてデイスクの孔の周縁を上からクランプさ
せ、昇降部材の上昇時、自重により爪部材を回動
させてクランプ解除するようにしたデイスククラ
ンプ装置を提供することを目的とする。
以下、図面を参照して本考案の一実施例につき
説明する。第１，２図は夫々本考案になるデイス
ククランプ装置の一実施例の異なる動作状態を示
す縦断面図である。
説明する。第１，２図は夫々本考案になるデイス
ククランプ装置の一実施例の異なる動作状態を示
す縦断面図である。
図中、デイスククランプ装置１は、中央にクラ
ンプ用の孔２ａをもつデイスク２をプラツタ３上
に載置したときに、デイスク２の中央部をクラン
プするものである。４は、リフトプレートと称さ
れる昇降部材であり、先端にデイスク２の孔２ａ
に係合するＬ字形フオーク状の係合部４ａを有す
る。この昇降部材４は、プラツタ３の下方に設け
た昇降機構（図示せず）により上下に昇降され
る。
ンプ用の孔２ａをもつデイスク２をプラツタ３上
に載置したときに、デイスク２の中央部をクラン
プするものである。４は、リフトプレートと称さ
れる昇降部材であり、先端にデイスク２の孔２ａ
に係合するＬ字形フオーク状の係合部４ａを有す
る。この昇降部材４は、プラツタ３の下方に設け
た昇降機構（図示せず）により上下に昇降され
る。
５は、クローと称される爪部材で、昇降部材４
の係合部４ａの下方に回転自在に配設してある。
爪部材５は、その軸５ａを挾んで回転半径の小な
る作用点Ａと回転半径の大なる力点Ｂをもち、昇
降部材４が第１図に示した上昇位置にあるときに
は、力点Ｂは係合部４ａの下降軌跡外に退避して
いる。なお、点Ｇは昇降部材４の重心を示す。
の係合部４ａの下方に回転自在に配設してある。
爪部材５は、その軸５ａを挾んで回転半径の小な
る作用点Ａと回転半径の大なる力点Ｂをもち、昇
降部材４が第１図に示した上昇位置にあるときに
は、力点Ｂは係合部４ａの下降軌跡外に退避して
いる。なお、点Ｇは昇降部材４の重心を示す。
ここで、第１図に示した如く、デイスク２が昇
降部材４の係合部４ａに係合したあと、昇降部材
４は下降する。昇降部材４の下降に伴ない、先ず
係合部４ａの下端が爪部材５の作用点Ａに当接
し、これを下方に押圧する。その結果、当接後の
下降により爪部材５は回動され、回動半径の大な
る力点Ｂがデイスク２の孔２ａの周縁を上から押
さえつける。こうしてデイスク２は、第２図に示
した如く、爪部材５により中央部をクランプされ
る。ここまでのクランプ動作は、全て昇降部材４
の下降動作に関連して行なわれ、従つてクランプ
用に特別な動力は全く不要である。
降部材４の係合部４ａに係合したあと、昇降部材
４は下降する。昇降部材４の下降に伴ない、先ず
係合部４ａの下端が爪部材５の作用点Ａに当接
し、これを下方に押圧する。その結果、当接後の
下降により爪部材５は回動され、回動半径の大な
る力点Ｂがデイスク２の孔２ａの周縁を上から押
さえつける。こうしてデイスク２は、第２図に示
した如く、爪部材５により中央部をクランプされ
る。ここまでのクランプ動作は、全て昇降部材４
の下降動作に関連して行なわれ、従つてクランプ
用に特別な動力は全く不要である。
中央部をクランプされたデイスク２は、プラツ
タ３の真上に載置固定され、しかも確実なクラン
プ状態にあるため、プラツタ３を回転駆動したと
きにデイスク２がずれる必配はない。
タ３の真上に載置固定され、しかも確実なクラン
プ状態にあるため、プラツタ３を回転駆動したと
きにデイスク２がずれる必配はない。
次に、昇降部材４を上昇させると、前記とは逆
の動作により爪部材５が逆方向に回動し、係合部
４ａによる作用点Ａへの当接が解除されると、爪
部材５は自重により元の位置に回動復帰する。こ
の自重による回動復帰は、爪部材５の重心Ｇが、
第２図に示したクランプ時においても、回転中心
となる軸５ａの内側にあるからであり、自重によ
る復帰モーメントが常に同方向に作用する設計が
望まれる。
の動作により爪部材５が逆方向に回動し、係合部
４ａによる作用点Ａへの当接が解除されると、爪
部材５は自重により元の位置に回動復帰する。こ
の自重による回動復帰は、爪部材５の重心Ｇが、
第２図に示したクランプ時においても、回転中心
となる軸５ａの内側にあるからであり、自重によ
る復帰モーメントが常に同方向に作用する設計が
望まれる。
このように、上記構成になるデイスククランプ
装置１によれば、極めて簡単な構成で確実なクラ
ンプが可能である。又、昇降部材４がデイスク２
のアースを兼ねる場合等には、クランプがしつか
りしているだけに確実なアースが可能である。
装置１によれば、極めて簡単な構成で確実なクラ
ンプが可能である。又、昇降部材４がデイスク２
のアースを兼ねる場合等には、クランプがしつか
りしているだけに確実なアースが可能である。
以上説明したように、本考案になるデイスクク
ランプ装置によれば、デイスクのクランプ用の孔
に係合する係合部を有し、プラツタの上方で昇降
される昇降部材と、回転半径の小なる作用点と大
なる力点を有し、昇降部材が下降するときは、力
点が係合部の下降軌跡外に退避していて係合部が
作用点に当接するのを許容し、係合部が当接後、
作用点に及ぼす力により回動して力点がデイスク
のクランプ用の孔の周縁に上から当接し、かつ、
昇降部材が上昇するときは、自重により前記回動
方向とは逆方向に回動して元の位置に復帰する爪
部材とから構成しているため、昇降部材の係合部
の下方に爪部材を回動自在に配設するだけでよ
く、しかも昇降部材の昇降動作と爪部材の自重を
利用してクランプ及びクランプ解除がなされるか
ら、動作が簡単であり、それだけ確実なクランプ
が可能である等の優れた効果を奏する。
ランプ装置によれば、デイスクのクランプ用の孔
に係合する係合部を有し、プラツタの上方で昇降
される昇降部材と、回転半径の小なる作用点と大
なる力点を有し、昇降部材が下降するときは、力
点が係合部の下降軌跡外に退避していて係合部が
作用点に当接するのを許容し、係合部が当接後、
作用点に及ぼす力により回動して力点がデイスク
のクランプ用の孔の周縁に上から当接し、かつ、
昇降部材が上昇するときは、自重により前記回動
方向とは逆方向に回動して元の位置に復帰する爪
部材とから構成しているため、昇降部材の係合部
の下方に爪部材を回動自在に配設するだけでよ
く、しかも昇降部材の昇降動作と爪部材の自重を
利用してクランプ及びクランプ解除がなされるか
ら、動作が簡単であり、それだけ確実なクランプ
が可能である等の優れた効果を奏する。
第１，２図は夫々本考案になるデイスククラン
プ装置の一実施例の異なる動作状態を示す縦断面
図である。 １……デイスククランプ装置、２……デイス
ク、２ａ……クランプ用の孔、３……プラツタ、
４……昇降部材、４ａ……係合部、５……爪部
材、５ａ……軸、Ａ……作用点、Ｂ……力点、Ｇ
……重心。
プ装置の一実施例の異なる動作状態を示す縦断面
図である。 １……デイスククランプ装置、２……デイス
ク、２ａ……クランプ用の孔、３……プラツタ、
４……昇降部材、４ａ……係合部、５……爪部
材、５ａ……軸、Ａ……作用点、Ｂ……力点、Ｇ
……重心。
Claims (1)
- 中央にクランプ用の孔をもつデイスクの該孔に
係合する係合部を有し、該デイスクの載置面を形
成するプラツタの上方で昇降される昇降部材と、
該昇降部材の係合部の下方に回動自在に配設さ
れ、回転半径の小なる作用点と大なる力点を有
し、前記昇降部材が下降するときは、力点が前記
係合部の下降軌跡外に退避していて該係合部が作
用点に当接するのを許容し、該係合部が当接後、
作用点に及ぼす力により回動して力点が前記デイ
スクのクランプ用の孔の周縁に上から当接し、か
つ、前記昇降部材が上昇するときは、自重により
前記回動方向とは逆方向に回動して元の位置に復
帰する爪部材とから構成してなるデイスククラン
プ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP608982U JPS58109884U (ja) | 1982-01-19 | 1982-01-19 | デイスククランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP608982U JPS58109884U (ja) | 1982-01-19 | 1982-01-19 | デイスククランプ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58109884U JPS58109884U (ja) | 1983-07-26 |
| JPS633016Y2 true JPS633016Y2 (ja) | 1988-01-25 |
Family
ID=30018873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP608982U Granted JPS58109884U (ja) | 1982-01-19 | 1982-01-19 | デイスククランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58109884U (ja) |
-
1982
- 1982-01-19 JP JP608982U patent/JPS58109884U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58109884U (ja) | 1983-07-26 |
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