JPS63301687A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPS63301687A
JPS63301687A JP63008316A JP831688A JPS63301687A JP S63301687 A JPS63301687 A JP S63301687A JP 63008316 A JP63008316 A JP 63008316A JP 831688 A JP831688 A JP 831688A JP S63301687 A JPS63301687 A JP S63301687A
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solid
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color
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俊文 尾崎
Naoki Ozawa
直樹 小沢
Shinya Oba
大場 信弥
Itaru Mimura
三村 到
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、固体撮像装置に係り、特に垂直解像度の向上
を0指した新規なテレビジョン方式に好適な単板カラー
固体搬像装置に関する。
〔従来の技術〕
柄現行の日本、アメリカの標準テレビ方式であるNTS
C方式では、インタレース走査が行なわれている。第1
図に、インタレース走査の原理を示す1図中、縦軸はテ
レビ画面の垂直空間方向の軸を、横軸は時間軸を一平面
は、−フィールドを、Qは走査線を示す、Qのサフィッ
クスは走査線を区別するためにつけである。毎秒30枚
送受信されるフレームは、2つのフィールドより達成さ
れる。各フィールドは互いに1本おきの走査線で走査さ
れる。すなわち、第1フイールドでΩ11.Ω13.・
・・Ωly 11BBの奇数走査線が、第2フイー/L
/トチn 221  Q 24t ”’Q!+282の
偶数走査線が送受信され、第1フイールドと第2フイー
ルドで1フレームが構成される。このインクレース走査
を用いれば、フレーム周波数は30Hzであってもフィ
ールド周波数は60 Hy、になり、肉眼に対しては毎
秒の画面数があたかも60枚になったかに写るので、チ
ラッキを感じない。また、視覚は時間的ローパス特性を
持つため、1 / 60 s間の走査線数が262.5
本であるにもかかわらず、TV画面上ではあたかも52
5本の走査線があるかのごとくに見え、伝送帯域を1/
2に節約できる。
固体撮像素子においては、上記インタレース走査を実現
するために、第2図(a)(b)(c)に示す3つの信
号読み出し法のいずれかが行なわれる。図中、各正方形
は一画素を示し、実線が第1フイールドの画素の読み出
し順序、破線が第2フイールドの画素の読み出し順序を
示す、第2図(a)は、フレーム蓄積1行読み出しで、
各フィールドにおいて、垂直方向の各行を一行おきに順
次読み出す。画素の光蓄積時間は1フレ一ム時間となり
残像が生じる。第2図(b)は、フィールド蓄積2朽混
合読み出しで、素子内部で垂直2行を混合し、その混合
する2行の組み合せを各フィールドで交互に変更する。
第2図(C)は、フィールド蓄積2打同時読出しで、垂
直方向の2行を混合することなく、同時に読み出し、そ
の組み合せを各フィールドで変えている。第2図(b)
(c)の読み出し法では、各画素は1 / 60 sに
1回読み出される。
単板カラー固体撮像装置は、上記読み出し法のいずれか
1つを行なう固体撮像素子1枚を用いて。
カラーテレビジョン信号を得る装置である。撮像素子上
には分光感度特性の異なるフィルタが各画素毎に配置さ
れ、被写体像の色信号に従った信号が順次出力される。
この出力を信号処理することにより、被写体の明るさに
関する情報である輝度信号と色に関する情報である色信
号を得る。色フィルタ配置ならびに信号処理方式は、上
記3つの読み出し法について様々なものがある0例えば
、I EEE  Trans、 Electron D
evices。
Vol、ED−32pp、1381−1389゜Aug
、 1985、また、フレーム蓄積1行読み出しを行な
う素子については、テレビジョン学会技術報告第7巻4
1号(1984,2)第1頁から第6頁、フィールドW
M2行混合読み出しを行なう素子については、テレビジ
ョン学会技術報告第8巻44号(1985,2)第1頁
から第6頁。
フィールド蓄積2打同時読み出し素子については、テレ
ビジョン学会全国大会予稿集4−13(1980)第8
3頁から第84頁、テレビジョン学会技術報告第9巻4
5号(1986,2)が挙げられる。ここでは、フィー
ルド蓄積2打同時読み出し素子を用いた単板カラー固体
撮像装置の例を第3図から第4図を用いて説明する。第
3図は、テレビジョン学会全国大会予稿集3−8(1,
986年)第59頁より第6項に記載のTSL固体撮像
素子の回路構成とフィルタ配置図第4図は、第3図の素
子を用いた甲、板カラー固体撮像装置の信号処理系のブ
ロック図である。
第3図において31は光電変換を行なう光ダイオード、
32.33は各光ダイオードの信号電荷を順次読み出す
ためのパルスを発生する垂直ならびに水平シフトレジス
タ、34は同時に読み出される2行の組み合せを変える
ためのインタレース回路、35は水平シフトレジスタの
パルスにより開閉する水平スイッチ、36は垂直シフト
レジスタのパルスにより開閉する垂直スイッチ、37は
読み出し行の選択を行なう行スイッチ、38は水平信号
線、39は垂直信号線、40.41は水平信号線内の不
要電荷を信号読み出しに先立ち排除するためのリセット
ドレインとリセットスイッチである。また、W、G 、
  Cy  、  Ye  の記号は各画素上に配置さ
れたホワイト、グリーン。
シアン、イエローの分光感度特性を持つフィルタを示す
、以下、本素子の動作を説明する。水平帰線期間に入る
と、リセットスイッチ41が開き、全水平信号線内の不
要電荷がリセットドレイン40に排除された後、リセッ
トスイッチ41が閉じる。この後、垂直シフトレジスタ
とインタレース回路により選択された2行の垂直スイッ
チ36と行スイッチ37が開く、この状態で、水平シフ
トレジスタ33が順次水平スイッチを開閉し、W、G 
 、  Cy  、  Ye  フィルタの配置された
各画素の信号電荷は、それぞれ独立した水平信号線38
ならびに垂直信号線39に出力される。
第4図において、42は第3図の固体撮像素子、43は
素子の4つの出力電流を増幅する4つのプリアンプ、4
4は素子出力より、輝度信号yと色信号r+ gt b
を得るためのマトリックス回路。
45はV*rvgvb信号より、輝度信号yと色差信号
V  rs’Y  bを出力するプロセス回路。
46はNTSC複号信複製信号するエンコーダである。
以下本装置の動作を説明する。固体撮像素子42から出
力されたW* Cy、Ye、Gの各色信号は、それぞれ
4個のプリアンプ43に導かれ増幅される。プリアンプ
出力は、積和演算を行なうマトリックス回路44に導か
れ1式(1)に従い、yrgb信号に変換される。
Y=W+Ye+1.4Cy+1.4G r=W+o°3 Y e−0°7Cy−G(1゜g=−
w      +0.4Cy+2.2Gb=W  0.
8Ye+1.6Cy−1,5Gついで、yrgb信号は
プロセス回路45により白圧縮、r補正、ブランキング
付加、白バランス。
自動利得制御後、輝度信号yと色差信号V  r+y−
bに変換される。この後、エンコーダ46により直角変
調されNTSC複合信号となり1本装置の出力信号とな
る。
本従来例の装置では、第3図に示したフィルタ配置なら
びに式(1)マトリックス回路から明らかな様に、−走
査線の輝度信号yならびに色差信号V  r*Y  b
は、固体撮像素子の一水平走査期間に読まれる2行分の
信号から形成されている。
一方、フレーム蓄積1行読み出し、フィールド蓄積混合
読み出しを行なう素子では、色差信号y−r、y−bは
、水平走査ごとにV  re3’  bがそれぞれ交互
に得られる、いわゆるR1A順次信号となっているが、
−走査線の輝度信号は同様に固体撮像素子の一水平走査
期間に読まれる一行もしくは二行の信号から形成される
一方、現行テレビ方式を変更することにより、精細度の
高い画像の送信を可能とするEDTV方式が提案されて
いる。この種の装置としては、テレビジョン学会誌第3
9巻10号(1985年)第891頁から第897頁、
テレビジョン学会誌第40巻3号(1986年)第15
4頁から第161頁、 I EEE  Trans、、
 C0M−32゜8、pp、948−953 (Aug
、、1984)、SMPTE  J、、93,10.p
p、923−929 (Oct、、  1984)が挙
げられる。水力式の主眼点の1つは、送受信機の走査方
式をインタレース走査から順次走査とすることにより、
実効的垂直解像度の向上を行なうことにある。以下。
第5図から第8図を用い走査線変換による垂直解像度向
上の原理を述べる。第5図はインタレース走査の時空間
周波数領域における標本化周波数と静止画を撮像したと
きの画像の信号成分を示す図、第6図は受像機側で行な
われるインタレース走査を順次走査に変換するための補
間法と補間フィルタの特性、第7図は送信側で行なわれ
る順次走査をインタレース走査に変換するEDTV用カ
ラー撮像装置のブロック図、第8図は第7図の動き適応
走査線変換部のブロック図と前置フィルタの特性を示す
第1図に示したインタレース走査では、例えばQ22が
表示されてからQ42が表示されるまで1/30sec
の時間差があるために、その間に表示されるρ31.Ω
33が視覚的に干渉し、インタラインフリッカを生じ、
垂直解像度が低下する。第5図はこの現象を、走査を時
間と空間領域における標本化とみなし、その標本化周波
数領域で説明する図である。第5図において、横軸は垂
直空間周波数、縦軸は時間周波数で、黒丸A−Dは標本
化周波数であり、領域Sは静止画を撮像した場合の画像
の信号成分、81〜S゛4は走査により生ずる側波帯成
分である。インクラインフリッカは領域S4の成分によ
り発生する。なお、動作像においては、信号スペクトル
は時空間の周波数領域で広がりを持つが、この場合にも
1点Cの周囲に側波帯成分が生じ、妨害となる。
このインタレース走査による画質劣化を除去するには、
受像機側で第5図の点Cで示される標本化周波数の周囲
に生じる側波帯成分を除去する補間フィルタを挿入すれ
ばよい。第6図は、この補間フィルタによる画質向上の
原理を示す図である。
同図(a)は補間フィルタ挿入後の受像機の走査線構造
と補間法を示す図である。第1図と同様、縦軸はテレビ
画像の垂直方向の軸を、横軸は時間軸を、一平面は一フ
イールドを、悲は走査線を示卸 す。また、X#中は伝送されてこない走査線、・印の走
査線は伝送されてきた走査線を示し、破線矢印は静止部
における補間法を、一点鎖線は動画部における補間法を
示す、また、同図(b)は、補間フィルタの特性を示す
図で、横軸は垂直空間周波数、縦軸は、時間周波数で、
黒丸A−Dはインタレース走査時の標本化周波数である
。また、ハツチした側が通過領域で a が静止画に対
する特性、 b が動画に対する特性、 Cが余り大き
くない動きに対する特性である。以下、補間の方法を説
明する。補間フィルタの挿入は、第6図(a)に余す様
にインタレース走査を順次走査に変換することに相当し
、伝送されてこないx印の走査線の情報は伝送されてき
た・印の走査線の情報から作り出される。これを行なう
ために、前フィールドの情報で補間する。すなわち、図
(a)に示すように例えばQ32を前フィールドのMi
llで補間する。この時の補間フィルタの特性は図(b
)で a に対応する。しかし、この補間法では輪郭部
に水平方向の動きに対しては櫛の歯状の画質劣化、垂直
方向には動きの滑らかさを欠くという画質劣化を生じる
。そこで、動画については、フィールド内の上下走査線
から補間する。
すなわち1図(a)に示すように、例えばQ32を上下
走査線”31tQ3□より補間する。この時の補間フィ
ルタの特性は図(b)の b に対応する。さらに、こ
の静動の切り換えを滑らかに行なうため、前フィールド
の情報と同フィールド内の上下ラインの情報を合わせて
用いる。この時の補間フィルタの特性は図(b)の C
に対応する。
以上述べた補間フィルタの挿入により同図(b)に示す
様にインタラインフリッカの原因となった点Cの周囲の
側波帯成分が除去できる。なお、本方式では動画の垂直
解像度が劣化するが、肉眼は、動画に対して解像度が劣
化する性質を有し、問題とならない。
さて、以上述べた受像機側のノンインタレース化により
、ラインフリッカの問題は解消できるが、更に以下の2
点の問題が残る。第1には、現行のインタレース走査を
行なうカメラにおいては残像を防ぐために、各フィール
ドでフレームにおける2走査線分の幅を取出している。
この結果、前フィールドからの補間走査線は、上下走査
線と1/2ずつ同一情報を含んでいることになり、垂直
方向の解像度特性はこの分だけ劣化する。第2に、現行
カメラを用いたインタレース走査信号により、動きの判
定を行なうことがむずかしく、上記した動き適応処理を
行ないがたい、この2点を解消するために、カメラも順
次走査を行ない、これをインタレース走査に変換する方
法が提案された。以下、本方式を実施したEDTV用カ
ラー撮像装置の従来例を述べる。第7図は、EDTV用
カラー撮像装置のブロック図、第8図は動き適応走査変
換部のブロック図と前置フィルタの特性を示す。
第7図において、71は順次走査を行なう3管カラーカ
メラ、72は信号処理をデジタルで行なうためのA/D
変換器、73はRGB信号を輝度信号Yと色信号I、Q
 (I、Q信号は帯域帯を厳密に言わなければR−Y、
B−Yに等しい)に変換するYIQ変換回路、74は動
きを検知するための折り返し成分検出回路、75はYI
Q信号を順次走査からインタレース走査に変換する動き
適応走査変換回路、76はYIQ信号を多重化しNTS
C信号とするエンコーダ、77はディジタルのNTSC
信号をアナログに変換するD/A変換器である。また、
第8図(a)は走査変換部のブロック図で、74は同図
(b)の特性を持つ折り返し成分検出回路、81は折り
返し成分検出回路の出力のない時は同図(c−1)、あ
る時は同図(c −2)の特性を示す時空間フィルタ、
82る。第8図(b)〜(d)は時空間フィルタの特性
を示す図でそれぞれ横軸は垂直空間周波数、縦軸は時間
周波数に対応し、斜線部が通過帯域を示す。
以下、本装置の動作を説明する。光信号は、3管カラー
カメラ71内のプリズムにより分光され、各R,G、B
信号はそれぞれ対応する撮像管で光電変換がなされ、1
/60secに525本の順次走査により走査され出力
される。このR,G。
B信号はA/D変換器72により色副搬送波の8倍の速
度でディジタル信号に変換された後、YIQ変換回路で
輝度信号Yと色信号I、Qとなる。YIQ信号は、動き
適応走査線変換回路75で走査線を1本ごとに間引かれ
インタレース走査に変換される。この際サブサンプリン
グに伴う折り返しひずみを避けるために、各信号は第8
因に示す特性を持つ前置フィルタを通過する。すなわち
、輝度信号は折り返し検出回路74の出力がない時(静
止画に対応)には帯域制限をせず、出力がある時(動画
に対応)には第8図c−2の帯域制限を行なう。これに
より、静止画では時空間フィルタの特性に起因した垂直
解像度の低下がなくなり、解像度が向上する。一方、色
信号は視覚の色差信号に対する解像度特性が輝度信号に
較べて充分近いので、常に第8図(d)の帯域制限がな
され、折り返しひずみが発生することはない。インタレ
ース走査に変換された信号はエンコーダ76によりNT
SC信号となり、その後D/A変換器77を経て出力信
号となる。
以上述べた従来例によれば、静止画については、受像機
側でフィールド間で補間される走査線の情報は現フィー
ルドの走査線情報と同一部分は全くなくなり、525本
の走査線の持つ解像度そのものを実現することができる
。また、順次走査により、第5図に示す点Cの標本化周
波数がなくなり、時空間フィルタにより容易に動きの検
出ができる。
なお、適応型走査変換部の動作からもわかる様に、ED
TV用カラー撮像装置を実現するのに必要な1 / 6
0 sに525本の走査線が必要なのは輝度信号成分だ
けであり1色信号成分は525/2の走査線があればよ
い、なぜなら、色信号は動き検出に用いられず、常に5
25/4本の帯域制限がなされているからである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の単板カラー固体撮像装置は、上記EDTV方
式に必要な順次走査について配慮がなされておらず、E
DTV用の単板カラー撮像装置を上記従来技術により実
現するには、用いている固体撮像素子の垂直方向の画素
数を2倍にしなければならないという間層があった。な
ぜなら、順次走査におけるフィールドごとの走査線数は
、インタレース走査におけるフィールドごとの走査線数
は、インタレース走査におけるフィールドごとの走査線
数の2倍になるからである。この垂直方向の画素数の増
加の結果、素子製作にはより高度な集積回路技術が必要
となり、また、素子の光利用率の低下により信号対雑音
比の劣化をまねく等、EDTV用嘔板カラー撮像素子の
実現が著しく国定になっていた。
本発明の目的は、従来と同一の垂直方向の画素数を持つ
固体撮像素子を用い、EDTV方式に必要な順次走査の
可能な撮像装置を実現することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、該弔板カラー固体扱像素子の全画素の信号
を各フィールドごとに素子内で混合することなく独立に
読み出し、かつ、各行の信号よりそれぞれ独立した輝度
信号を各行ごとに得られるように色フィルタと信号処理
回路を構成することにより、達成される。
〔作用〕
単板カラー固体撮像素子に設けられた走査機能は、全画
素の信号電荷と各フィールドごとに素子内で混合するこ
となく独立に読み出す。このとき、素子上に設けられた
色フィルタは各行ごとに輝度信号が得られる様に形成さ
れている。素子外部の信号処理回路は、素子出力より各
行ごとに輝度信号を分離形成する。これにより、従来各
フィールド内では2行に1つ得られていた輝度信号成分
を1行に1つずつ得ることが可能となり、HDTVに必
要な順次走査信号を、従来と同一の垂直方向の画素数を
持つ固体撮像素子から得ることができるようになる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第9図〜第11図により説明
する。第9図は、本発明の固体撮像装置の構成図、第1
O図は、上記実施例の固体撮像素子上のフィルタ配置、
第11図は上記実施例の固体撮像素子の各線の信号出力
より輝度信号と色信号を作り出すためのマトリックス係
数を示す。
第9図において、91は、テレビジョン学会全国大会予
稿集3−8 (1986年)第59頁より第60頁に記
載の色フイルタ配置以外は第3図と同じフィールド蓄積
2行読出しを行なうTSL固体撮像素子、92は4本の
素子出力を増幅するプリアンプ、93は同時に独立して
読まれる2行のTSL固体撮像素子出力より2つの輝度
信号V1ty2と色信号r、bを作り出すマトリックス
回路、94は輝度信号719y2と色信号r、bを輝度
信号V1tVxと色差信号Y−r*Y−1)に変換する
プロセス回路、95は輝度信号)’ 、t )’ 2に
第8図のY信号に対して行なわれたと同様の走査線変換
を行なう走査線変換回路、96は走査線変換後のy信号
と色差信号Y−re7)よりNTSC複号信複製信号エ
ンコーダであることを示す。固体撮像素子91上に2次
元状に形成されるフィルタ配置を示す第10図において
、W、G。
C)’ e Y 8は、各色フィルタの分光感度特性を
示す、また、上記93のマトリックス回路の係数の詳細
を示す第11図において、各数値は、テレビジョン学会
技術報告(1986年)第13頁から第18頁に記載の
輝度信号yie)Illならびに色信号r、bを各色フ
ィルタの配置された画素の出力信号W * G s C
y s Y eの積和により作り出すための係数を示し
ている。
#;以下1本装置の動作を説明する。固体撮像素子91
から出力されたwt cyt Ya、Gの各色信号は、
それぞれ4個のプリアンプ92に導かれ増幅される。プ
リアンプ出力は、積和演算を行なうマトリックス回路9
3に導かれ、式(2)に従い、2つの輝度信号VxtV
gと色信号r、b信号に変換される。
y 1 =W         + 1 、4 Gこの
マトリックス回路の出力はプロセス回路94で輝度信号
Y t * Y 2と色差信号)’rtY−1)に変換
される。ここで1色差信号は式(3)により変換が行な
われる。
y−r=y“+y2−r    (3)V  b=Yt
+Yz  b この後、輝度信号)’ t t )’ xは、第8図で
述べた動き検出回路74と時空間フィルタ81よりなる
走査線変換回路95で第8図の輝度信号Yと同様の動き
適応走査線変換が行なわれ、インクレース走査信号とな
る。一方、色信号はマトリックス回路通過時点でインタ
レース走査信号となっているので何も行なわない。こう
して得られたインタレース走査に変換された信号はエン
コーダ96により、NTSC信号となる。
本実施例によれば、現行テレビ方式で用いられている撮
像装置に輝度信号を4画素から作るのではなく水平2画
素から作るというわずかな変換を行なうだけで、EDT
V方式に適合する順次走査信号を得ることができる。ま
た1色信号を2行分の信号より作り出し、かつ、2行の
組み合せを各フィールドごとに変えるという操作をして
いるため、EDTVの色信号がサブサンプリングをする
ことなく直ちに得られるという利点を有している。
=;第9図の実施例では、TSL固体撮像素子の例を述
べたが、固体撮像素子はフィールド蓄積2行同時読み出
しを行なう素子であれば、どの様なものでもよい、この
種の素子としては、例えば、I S S CCDig、
 Tech、 papers、 pp、 26−27.
1980に記載されたMO5型素子、I  E  E 
 E    Trans、  E 1ectron  
 Devices。
Vol、ED−32,pp、 1484−1487゜A
ug、 l 985に記載されたRANS回路を有する
MOS−CCD型素子、さらには、テレビジョン学会全
国大会予稿集4−12 (1987)第85頁から第8
6頁に記載されたI L−CCD型素子などが挙げられ
る。以下、第12図に、IL−CCD撮像素子を用いた
本発明の第2の実施例を示す、第12図(b)は本発明
の固体撮像装置の構成図、同図(a)は同図(b)に用
いられている固体撮像素子の回路構成図である。第12
図(a)において、121,124は垂直ならびに水平
走査を行なう垂直ならびに水平CCD、122は光ダイ
オード、123は光ダイオード中の過剰電荷を吸い出す
オーバーフロードレイン、125は出力アンプである。
また、W、G。
Cy、Ye  は、各画素上に配置されたフィルタの特
性を示す。以下1本回路の動作を説明する。光ダイオー
ド122で光電変換された信号電荷は垂直ブランキング
期間中に垂直CCD 12 Lに送られる。その後、各
水平ブランキング期間に2行が分離されて水平C:C’
D124に転送され、水平走査期間内に順次出力アンプ
125を介して出力される。出力信号はWとGが交互に
繰り返されるものとcyとYeが交互に繰り返される2
系列がある。なお、2行の組み合せは外部クロックのか
け方を変えることにより垂直CCDから水平CCDへ転
送される行の組み合せを変えることにより変えられる。
第12図(b)において、126は同図(b)に示した
固体撮像素子。
127はWとG、CyとYeを分離するための振り分は
回路である。93〜96は第9図と同じである。素子出
力は、127の振り分は回路を経てW v G ’* 
Cy t Y eの4信号に分離された後、第9図と同
様の信号処理により、NTSC信号となる。
以上、固体撮像素子としてフィールド蓄積2打同時読み
出しを行なう素子について述べたが、全画素を素子内で
1フイールドで独立に読み出させるものであれば、同時
に読み出す行の本数は任意でかまわない。
また、第1.第2の実施例では、フィルタ配置はW e
 Cy t Y e * Gの4画素繰り返しとし、こ
のフィルタ配置を持つ素子より2つの輝度信号V1eY
2と色差信号V  rtV−bを得る信号処理方法を述
べたが、色フィルタと信号処理形式は、各行の信号出力
より輝度信号を形成し得るものであれば、どの様なもの
でもよい、第13図(a)に同図(b)に示すRGBス
トライプフィルタを用いた本発明の他の実施例のブロッ
ク図を示す。同図(a)において13は第12図で述べ
たIL−CCD、132は水平方向の低域フィルタ、1
33は、素子出力よりRGBを分離する振り分は回路、
134は分離されたRGB信号の2行分を加算し、rb
倍信号する加算回路、94〜 ・96は第9図と同様で
ある。CCD131の出力は、各行ごとに水平方向の低
域フィルタ132を通過し、輝度信号Yt*Yzとなる
。一方、振り分は回路133により分離されたR、G、
B信号は加算回路134で2行分が加算された後r、b
信号となり、プロセス回路94に入力される。以後、第
9図と同様の信号処理によりNTSC信号となる。本実
施例では、輝度信号が水平3画素より形成されるので水
平解像度は第12図より劣るが、垂直解像度は、第1.
第2の実施例と同等のものが得られる。また、第14図
にはさらに別の本発明の実施例に用いられるG市松R/
B線順次フィルタを示す。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来と同一の垂直方向の画素数を持つ
固体撮像素子を用い、EDTV方式に必要な順次走査の
可能な撮像装置を実現できるので、安価で高画質なm板
カラー固体撮像装置を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はインタレース走査の原理を示す図、第2図はイ
ンタレース走査を実現する固体撮像素子の信号読み出し
法を示す図、第3図はTSL固体撮像素子の回路構成と
フィルタ配置図、第4図は第3図の素子を用いた従来の
単板カラー固体撮像装置の信号処理系を示す図、第5図
はインタレース走査の時空間周波数領域における標本化
周波数と静止画を撮像した時の画像の信号成分を示す図
、第6図は受像機側で行なわれるインタレース走査順次
走査をインタレース走査に変換するEDTV用カラー撮
像装置のブロック図、第8図は第7図中の動き適応走査
線変換部のブロック図と前置フィルタの特性を示す図、
第9図は本発明の一実施例の構成を示す図、第10図は
第9図の実施例のフィルタ配置を示す図、第11図は第
9図の実施例で素子出力信号から輝度信号と色信号を作
るためのマトリックス係数を示す図、第12図は本発明
の他の実施例の構成を用いられる撮像素子の回路構成図
を示す図、第13図は本発明の別の実施例の構成とフィ
ルタ配置を示す図、第14図は本発明のさらに別の実施
例を示す図である。 91.126,131・・・固体撮像素子、92・・・
プリアンプ、93・・・マトリックス、94・・・プロ
セス回路、95・・・走査線変換回路、96・・・エン
コーダ、127,133・・・振り分は回路、131・
・・低域フィルタ、134・・・加算回路。 邊 3 田 !4 田 撫五玄藺JlL数 (ブイクル/Jll斥す艷〕 4g圀 )InJet (a)(ンン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、同一半導体基板上に2次元状に配置された光電変換
    素子と、この光電変換素子に蓄積した光信号を読み出す
    ための走査回路よりなる固体撮像素子と、上記光電変換
    素子上に設けられたカラー化の色フィルタと、上記固体
    撮像素子の信号出力より輝度信号と色信号を生成するた
    めの信号処理装置よりなる固体撮像装置において、上記
    光電変換素子に蓄積された光信号は各フィールドに1回
    他の光電変換素子と上記固体撮像素子内で混合すること
    なく読み出され、かつ、輝度信号は各行の光電変換素子
    の光信号を信号処理することにより各行ごとに得られる
    ことを特徴とする単板カラー固体撮像装置。 2、特許請求の範囲第1項において、色信号を隣接する
    2行の光信号より得、かつ、2行の組が各フィールドご
    とに異なることを特徴とする単板カラー固体撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62176390A (ja) * 1986-01-30 1987-08-03 Shoichi Tanaka 電子スチルカメラ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62176390A (ja) * 1986-01-30 1987-08-03 Shoichi Tanaka 電子スチルカメラ装置

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