JPS6330101Y2 - - Google Patents

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JPS6330101Y2
JPS6330101Y2 JP14167083U JP14167083U JPS6330101Y2 JP S6330101 Y2 JPS6330101 Y2 JP S6330101Y2 JP 14167083 U JP14167083 U JP 14167083U JP 14167083 U JP14167083 U JP 14167083U JP S6330101 Y2 JPS6330101 Y2 JP S6330101Y2
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pressure
hydraulic
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oil
gas
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JP14167083U
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 この考案はしや断器の油圧操作器を主とする油
圧装置に用いられるアキユムレータの封入ガス圧
低下検出装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
しや断器の油圧操作器におけるアキユムレータ
は圧油の瞬時送油のためのエネルギー保持機能と
油圧操作時における圧油の蓄積をするために設け
られており、通常はN2ガスが所定圧力で封入さ
れているピストン形が多い。
この種のアキユムレータの封入ガス圧低下検出
装置の検出回路としては、たとえば第1図に示す
ものが知られている。図において電動油圧ポンプ
の駆動電動機Mは制御用の電磁接触器MCおよび
保護用のブレーカCBを介して三相電源R,S,
Tに接続されている。一方電磁接触器MCの制御
回路は油圧系統の圧力が規定値以下になつたとき
ONし電磁接触器MCおよび第1の補助リレーR
1を励磁する圧力スイツチPrSと、第1の補助リ
レーR1の動作にともなつてカウントを開始する
とともに自己保持回路を備えたタイマTとからな
つている。この検出回路はある定まつた二つの圧
力値間に昇圧するのに要する油圧ポンプの運転時
間は、アキユムレータの封入ガス圧に比例する原
理にもとづくものであり、油圧ポンプの運転時間
の過小をとらえて封入ガス圧の低下を検出するも
のである。ここで前記したように封入ガス圧が低
下した状態で油圧が上限界である規定値の圧力以
下の下限界になつたとき、前記規定値まで油圧ポ
ンプで昇圧するのに要する運転時間は、封入ガス
圧が正常時においての油圧の下限界から規定値ま
で昇圧する場合と比して、アキユムレータのガス
室に占めるガスの占有体積が封入ガスが低下した
時は、正常時よりも小さくなつているので油圧ポ
ンプの運転時間は短くなる。そこで第1図による
検出方式ではタイマTの時限がアキユムレータ封
入ガス圧正常時における昇圧に要する油圧ポンプ
の運転時間よりも短く設定されている。
ガス封入圧力低下による油圧系統の圧力が低下
し前記下限界の圧力になつて圧力スイツチPrSが
ONし油圧ポンプが運転し昇圧する場合、タイマ
Tがカウント完了時に油圧系統の圧力がすでに規
定値に達するので、圧力開閉器PrSがOFFし、前
記第1の補助リレーR1の励磁が解除されタイマ
の限時接点が閉じた第1図の状態となり第2の補
助リレーR2が励磁され、警報接点R2aを閉じ
て警報を発生する。
ガス封入圧力が正常時で油圧系統の圧力が下限
界になつた場合では、タイマTがカウント完了時
に油圧系統の圧力がまだ規定値に達していず圧力
開閉器PrSがON状態なので、第1の補助リレー
R1が励磁されており、かつタイマTの限時接点
が閉じるので第3の補助リレーR3が励磁され、
その接点によりタイマTをしや断して警報接点R
2aを開いたままとしておく。
以上の構成においてこの検出装置は、圧力開閉
器PrSが系統油圧低下により動作(ON)中にチ
ヤタリングが発生すると、これがあたかも油圧ポ
ンプの運転時間が極小になつたように判断され、
実際にはアキユムレータのガス封入圧が低下して
いないにもかかわらず警報接点R2aが閉じるす
なわち封入圧低下の警報(誤警報)を発する場合
があるという欠点があり、またチヤタリングを電
気的に吸収するためにさらにタイマを追加する手
段があるが、これは検出回路が複雑になつて信頼
性の低下とともにコストアツプになるという欠点
があつた。
〔考案の目的〕
この考案は上述した従来の欠点を除去し回路構
成が簡単にして信頼性が高くかつ安価なアキユム
レータの封入ガス圧低下検出装置を提供すること
を目的とする。
〔考案の要点〕
この考案は上述の目的を達成するために、油タ
ンクおよび油圧ポンプを有する油圧操作装置にア
キユムレータを設け、油圧系統の油圧の上下限界
を設定してその限界内に圧力を維持して油圧ポン
プから油圧系統に送油するものにおいて、前記ア
キユムレータの許容最低封入ガス圧において、前
記油圧を上記上限界の圧力に昇圧するのに必要な
最低限の油タンクの油面の高さを決め、該油面の
高さの位置に前記油圧ポンプの吸入口を設けると
ともに、前記アキユムレータの許容最低封入ガス
圧における油圧が前記上限界の圧力に昇圧する際
の油圧ポンプの運転時間が、アキユムレータの許
容最低封入ガス圧において油圧が前記上限界の圧
力に昇圧するまでに必要な予め設定された運転時
間を超えると警報出力を発生するタイマを設けた
ことにある。
〔考案の実施例〕
第2図および第3図はこの考案によるアキユム
レータの封入ガス圧低下検出装置の一実施例を示
すもので、まず第2図により油圧操作器の油圧回
路について説明する。図においてしや断器1の可
動接触子1aに連結されるピストン2およびピス
トンロツド2aを備える油圧シリンダ3と、油圧
シリンダ3のピストンロツド2a側に常時圧油を
供給するとともに、該側に接続されたアキユムレ
ータ4の一定圧力範囲の圧油を蓄えておくための
電動油圧ポンプ5と、油圧ポンプ5に作動油6を
供給するとともに後述の切換弁7よりの排出油を
受ける油タンク8と、油圧シリンダ3の反ピスト
ンロツド側に接続されアキユムレータ4と油タン
ク8との接続の切換弁7とにより構成されてい
る。油圧シリンダ3は差圧動作形で、ピストン2
のピストンロツド2a側の面積が反対側に対して
小さく、このことからピストン2の両側に圧油が
供給されている場合は、差圧によつてピストン2
は図とは逆に上端すなわちしや断器1の閉成状態
側に移動している。油圧ポンプ5はその吸込管5
aをアキユムレータ4のガス封入圧が漏れなどに
より低下し、その値が許容最低封入ガス圧以下に
なつた場合に、油クンク8の油面上に吸込口がで
るように設けている。
すなわちアキユムレータ4の封入ガスがガス漏
れによりガス圧が低下し、油圧系統が圧力が下限
界の圧力になると油圧ポンプにて油タンク8の作
動油を給油するため、油タンク8の油面が封入ガ
ス圧が正常時のときより低下してくる。アキユム
レータ4の封入ガス圧が油圧操作装置のピストン
ロツドの操作に必要な許容最低封入ガス圧までガ
ス圧が低下した場合に、前記油圧系統の圧力の下
限界から規定圧力まで昇圧するのに要する油量を
得るため、必要な最低限の油タンク8の油面の位
置すなわち前記規定圧力まで作動油を給油するこ
とによる油面が低下する位置に油圧ポンプ5の吸
込管5aの吸込口を設けることにある。
なお図中に示す符号Aの状態は前記したアキユ
ムレータ4の封入ガス圧が正常な場合であり、油
タンク8内の作動油6の実線で示した油圧系統の
圧力の下限界の圧力の時の油面は油圧ポンプ5が
運転され油圧系統が規定圧力まで昇圧されると一
点鎖線で示すレベルまで低下し、同時にアキユム
レータ4のピストン4aも一点鎖線で示した位置
まで移動する。一方符号Bの状態はアキユムレー
タ4の封入ガス圧が許容最低封入圧力以下まで低
下した場合であり、前記の油圧系統の圧力の下限
界の時の油面を実線で示してある。この状態で油
圧ポンプ5が運転されると途中にて作動油6の油
面が吸込管5aの吸込口より下がつてそれ以降は
吸込み不能になり、アキユムレータ4のピストン
4aの移動も途中で停止し油圧も上昇しなくな
る。
この構成において正常時の動作は常時圧油が油
圧シリンダ3のピストンロツド2a側に供給され
ていることから操作は、切換弁7を介しての油圧
シリンダ3の反ピストンロツド側への圧油の送油
と、その排油だけによりピストン2は上、下の往
復動作することになる。そしてピストン2は動作
後の行程端において作動油の油圧クツシヨンに急
速停止がなされるようになつている。
一方検出回路は第3図に示すように電動油圧ポ
ンプ5の駆動電動機Mには前記第1図の従来例と
同様に制御用の電磁接触器MCおよび保護用のプ
レーカCBを介して三相電源R,S,Tに接続さ
れている。そして電磁接触器MCの制御回路は油
圧系統の圧力が規定値以下の下限界になつたとき
ONし電磁接触器MCを励磁する圧力開閉器PrS
と、電磁接触器MCの閉成にともなつてカウント
を開始し設定時限で動作する警報接点Taを備え
たタイマTとにより構成されている。
したがつて前述したアキユムレータ4の封入ガ
ス圧が低下してピストン4aの移動が途中で停止
し、油圧上昇を見なくなつた場合、油圧ポンプ5
の駆動電動機Mは停止されることなく運転を続け
ることになり、その時間がタイマTの設定時限よ
り延引すると、タイマTの限時接点が閉じ警報接
点Taが閉じ警報を発することになり、従来の圧
力開閉器PrSのチヤタリングによる油圧ポンプの
運転時間が短いことから封入ガス圧低下とみなさ
れる誤警報発生がなくなるとともに、検出回路も
大幅に簡単になる。
〔考案の効果〕
この考案によれば油タンク内の油圧ポンプの吸
込口をアキユムレータの許容最低封入ガス圧時の
油面のレベルにすることにより油圧ポンプによる
昇圧不能とし、油圧ポンプの運転時間の延引をと
らえる構成で、検出回路の構成の簡単化にともな
い信頼性が高くして安価なアキユムレータの封入
ガス圧低下検出装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアキユムレータの封入ガス低下
検出装置の一例を示す回路図、第2図および第3
図はこの考案によるアキユムレータの封入ガス低
下検出装置の一実施例を示す図で、第2図は油圧
系統図、第3図は検出回路図である。 4……アキユムレータ、5……電動油圧ポン
プ、5a……吸込管、8……油タンク、PrS……
圧力開閉器、T……タイマ、Ta……警報接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油タンクおよび油圧ポンプを有する油圧操作装
    置にアキユムレータを設け、油圧系統の油圧の上
    下限界を設定してその限界内に圧力を維持して油
    圧ポンプから油圧系統に送油するものにおいて、
    前記アキユムレータの許容最低封入ガス圧におい
    て、前記油圧を上記上限界の圧力に昇圧するのに
    必要な最低限の油タンクの油面の高さを決め、該
    油面の高さの位置に前記油圧ポンプの吸入口を設
    けるとともに、前記アキユムレータの許容最低封
    入ガス圧における油圧が前記上限界の圧力に昇圧
    する際の油圧ポンプの運転時間が、アキユムレー
    タの許容最低封入ガス圧において油圧が前記上限
    界の圧力に昇圧するまでに必要な予め設定された
    運転時間を超えると警報出力を発生するタイマを
    設けたことを特徴とするアキユムレータの封入ガ
    ス圧低下検出装置。
JP14167083U 1983-09-13 1983-09-13 アキユムレ−タの封入ガス圧低下検出装置 Granted JPS6050449U (ja)

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JP14167083U JPS6050449U (ja) 1983-09-13 1983-09-13 アキユムレ−タの封入ガス圧低下検出装置

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JP14167083U JPS6050449U (ja) 1983-09-13 1983-09-13 アキユムレ−タの封入ガス圧低下検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS6050449U JPS6050449U (ja) 1985-04-09
JPS6330101Y2 true JPS6330101Y2 (ja) 1988-08-12

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JP14167083U Granted JPS6050449U (ja) 1983-09-13 1983-09-13 アキユムレ−タの封入ガス圧低下検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021117110A1 (ja) * 2019-12-09 2021-06-17 株式会社 東芝 ガス密度スイッチ

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JPS6050449U (ja) 1985-04-09

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