JPH04294017A - 開閉器用油圧操作装置 - Google Patents

開閉器用油圧操作装置

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JPH04294017A
JPH04294017A JP5904291A JP5904291A JPH04294017A JP H04294017 A JPH04294017 A JP H04294017A JP 5904291 A JP5904291 A JP 5904291A JP 5904291 A JP5904291 A JP 5904291A JP H04294017 A JPH04294017 A JP H04294017A
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switch
solenoid valve
solenoid
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Munehiko Tsuchiya
土屋 宗彦
Kozo Matsushita
耕三 松下
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧操作装置を備えた
開閉器に係り、特に油圧操作装置の改良に関するもので
ある。
【0003】
【従来の技術】電力用開閉器としての遮断器は、系統中
の地絡事故等が検出されると、その検出による動作指令
を受けて極めて高速で遮断動作を行い、事故の拡大防止
を図るように構成されている。そして、この遮断動作の
駆動源になるエネルギーは、開閉器用油圧操作装置(以
下、油圧操作装置という)内に設けられているアキュム
レータに蓄えられている。
【0004】このアキュムレータとしては、通常ガス封
入型が用いられ、油ポンプにてガスを圧縮し、このガス
圧の形態でエネルギーを蓄積保存する。
【0005】以下、このアキュムレータを含む油圧操作
装置の配管系を図5を参照して説明する。同図において
、1はポンプで、モータ2により回転駆動され、低圧油
タンク3内に貯留されている作動油を、サクションフィ
ルタ4を吸込み口に取付けた配管5を介して吸込み、こ
の吸込んだ作動油を昇圧して逆止弁6,ラインフィルタ
7,止め弁8を順次配設した配管9を介してアキュムレ
ータ10に送り込む。このアキュムレータ10は、送り
込まれた作動油を蓄積保持する。以上の系統には、圧力
計11,圧力スイッチ12,フロートスイッチ13,止
め弁14,リリーフ弁15,流量計16が設けられてい
る。また、遮断器17を開閉するピストン21,シリン
ダ22からなる操作部は、一対の電磁弁で制御される主
弁23からの作動油により駆動される。この一対の電磁
弁は、閉路操作用電磁弁24と閉路操作用電磁弁25で
、それぞれ閉路操作用電磁弁ソレノイド(以下、ソレノ
イドという)101 ,開路操作用電磁弁ソレノイド(
以下、ソレノイドという)102 の付勢により、主弁
23内へアキュムレータ10,ポンプ1による作動油を
給排する。この給排のための配管系として、主弁23か
らの作動油を閉路操作用電磁弁24および開路操作用電
磁弁25へそれぞれ導く配管26,27、閉路操作用電
磁弁24および開路操作用電磁弁25からそれぞれ低圧
油タンク3へ作動油を導く配管28,29が接続されて
いる。一方、上記した主弁23は、図6に示すような構
造となっている。すなわち、遮断動作時には、主弁23
が配管30,27および開路操作用電磁弁25に連通し
、ピストン31の右側の背部の液室32内にある作動油
を排出することにより、ピストン31が右側に移動する
。この移動によって配管33と34が連通するので、シ
リンダ22のピストン21の下部の作動油は、低圧油タ
ンク3へ排出され、ピストン21が下降し、遮断器17
は遮断動作を行う。また、投入動作時には、主弁23が
配管35,26および閉路操作用電磁弁24に連通し、
ピストン31の左側の背部の液室36の作動油が排出さ
れることにより、ピストン31が左側に移動する。この
移動によって配管33と37が連通するので、アキュム
レータ10から作動油は、シリンダ22のピストン21
の下部の液室へ流入し、ピストン21の上下面の面積差
によりピストン21が上昇し、遮断器17が投入動作を
行う。なお、各操作用電磁弁25,24のそれぞれのソ
レノイドへ投入および遮断の指令途絶後、各操作用電磁
弁25,24および主弁23内の液室36,32には、
絞り弁38,39を介してアキュムレータ10から作動
油が流入することにより、各操作用電磁弁25,24の
閉状態および主弁23のピストン31の位置が保持され
るようになっている。
【0006】このように構成された油圧操作装置は、図
7および図8に示す制御回路で制御される。すなわち、
図7は、各操作用電磁弁24,25を制御するための直
流回路を示し、図8は、油ポンプ1を制御するための交
流回路である。図8において、41は遮断器であり、こ
の遮断器41が投入状態にあり上記配管9内の作動油の
圧力が所定圧力以下であると、図7に示す閉じた状態に
ある圧力スイッチ12の1つ12aを介して補助開閉器
110が付勢され、補助開閉器接点110aを介して電
磁接触器42が付勢され、その接点42a を閉じる。 そこで、モータ2に電源が供給されて油ポンプ1が回転
する。油ポンプ1の回転により、アキュムレータ10へ
作動油の蓄積保持が進み、配管9内の作動油の圧力が所
定圧力に達すると、圧力スイッチ12の1つ12a が
開き、電磁接触器42が消勢され、その接点42a を
開く。したがって、モータ2への電源が遮断されて油ポ
ンプ1の回転が停止する。また、図7において、 10
1は上記した閉路操作用電磁弁24のソレノイド、 1
02は上記した閉路操作用電磁弁25のソレノイド、1
03aは遮断器17の主回路と連動しており、遮断器1
7の主回路が閉状態のとき閉となる補助開閉器接点を示
す。閉路操作指令が配電盤(図示しない)の端子104
 から入力されると、ソレノイド101 が付勢されて
閉路操作用電磁弁24を動作させ、遮断器17が閉路動
作をする。また、開路操作指令が配電盤(図示しない)
の端子105から入力されると、ソレノイド102 が
付勢されて開路操作用電磁弁25を動作させて、遮断器
17が開路動作をする。開路操作用電磁弁25が動作し
て遮断器17が開路動作をすると、補助開閉器接点10
3aが開状態となり、開路操作指令は切れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなアキュムレータを備えた油圧操作装置では、周囲温
度の上昇等により封入ガスが膨脹して作動油の圧力増大
を招来し、遮断器操作時の作動油圧力がかなり高くなり
、遮断器に機械的なダメージを与えたり、各相独立に油
圧操作装置を備えている場合に3相間の高圧作動油系に
大きな圧力差が生じて3相不揃いの原因となる等の欠点
があった。
【0008】本発明は、上記したような従来装置の欠点
を解消し、信頼性を向上した開閉器用油圧操作装置を提
供することにある。 [発明の構成]
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガスを充填し
たアキュムレータを油圧系統に接続し、この油圧系統の
作動油の圧力を油ポンプにより加圧してアキュムレータ
のガスを圧縮・畜圧すると共にこの畜圧エネルギーによ
り開閉器の可動接点を動作させる油圧シリンダを有し、
かつ操作指令を受けて油圧シリンダを閉路用動作および
開路用動作をそれぞれ行わせる閉路用電磁弁および開路
用電磁弁を備えた開閉器用油圧操作装置において、作動
油の圧力が所定以上に上昇したとき、開閉器が閉路状態
においては閉路用電磁弁を定期的に開き、また、開閉器
が開路状態においては開路用電磁弁を定期的に開くよう
に構成したものである。
【0010】
【作用】周囲温度の上昇等によりアキュムレータの封入
ガスが膨脹し、油圧系統の作動油の圧力が所定以上に上
昇すると、開閉器が閉路状態においては閉路用電磁弁、
開閉器が開路状態においては開路用電磁弁をそれぞれ定
期的に開くことによって作動油の圧力が所定以上に上昇
するのを防止すると共に、閉路用電磁弁および開路用電
磁弁が開いているときに開閉器の操作指令が出されても
誤動作せず、正常の動作をさせる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。なお、配管系は、上述した従来のものと同様で
あるから説明を省略し、制御回路について説明する。図
1は、閉路および開路各操作用電磁弁24および25を
制御するための直流回路を示し、図2は、油ポンプ1を
制御するための交流回路である。図1において、 10
1は上記した閉路操作用電磁弁24のソレノイド、 1
02は上記した閉路操作用電磁弁25のソレノイド、1
03a,103bは遮断器17の主回路に連動する補助
開閉器の接点で、103aは主回路が開状態のときOF
Fとなる接点、103bは主回路が開状態のときONと
なる接点、 110は圧力スイッチ12a がONした
とき付勢される補助開閉器、111は圧力スイッチ12
a がOFFで補助開閉器110 が消勢されたとき動
作するタイマー、限時接点111aはタイマー111 
が付勢されてからある一定時間(例えば1日1回〜1日
3回)後にONとなる接点、 112は補助開閉器接点
103bがONのとき付勢される補助開閉器である。こ
のように構成された制御回路において、閉路操作指令が
入力されると、端子104 から通電された直流電流に
よりソレノイド101 が付勢力され、閉路操作用電磁
弁24を動作させて遮断器17を閉路動作させる。また
、開路指令が入力されると、端子105 から通電され
た直流電流によりソレノイド102 が付勢され、開路
操作用電磁弁25を動作させて遮断器17を開路動作さ
せる。ところで、アキュムレータ10が周囲温度の上昇
等により封入されたガスが膨脹し作動油の圧力が上昇す
ると、圧力スイッチ12a がOFFとなる。圧力スイ
ッチ12a がOFFになると、補助開閉器110 が
消勢されて補助開閉器接点110bがONとなるので、
タイマー111 は付勢される。限時接点111aは、
タイマー111 がONした後ある一定時間後ONとな
る。したがって、遮断器17が閉状態のとき、補助開閉
器接点103aもON状態にあるので、ソレノイド10
1 は通電回路121 ,122間に限時接点111a
および補助開閉器接点103aを介して接続されて付勢
される。ソレノイド101 の付勢によって閉路操作用
電磁弁24が動作し、高圧作動油が配管28を介して低
圧油タンク3に戻され、配管9の作動油の圧力が低下す
る。 なお、作動油の圧力が所定圧力以下になると、圧力スイ
ッチ12a がONする。圧力スイッチ12a がON
することにより、補助開閉器110 が付勢され補助開
閉器接点110 bがOFFするので、タイマー111
 は消勢される。タイマー111 の消勢により、限時
接点111aがOFFとなってソレノイド101 が消
勢されるので、閉路操作用電磁弁24が閉じ、閉路操作
用電磁弁24からの高圧作動油の流出が遮断される。一
方、油ポンプ1は、図4に示す交流回路で制御される。 同図において、41は遮断器、42は電磁接触器であり
、遮断器41が投入状態にあり、配管9内の作動油の圧
力が所定圧力以下になって補助継電器110 の補助開
閉器接点110aがONすると、電磁接触器42が付勢
されてその接点42a が閉じるので、モータ2に電源
が供給されてポンプ1が回転する。一方、遮断器17が
開路状態のとき、補助開閉器接点103bはON状態に
あり、補助開閉器112 が付勢されて補助開閉器接点
112aがONしている。上記した遮断器17が閉路状
態の場合と同様にタイマー111 がある一定時間後に
限時接点111aをONすることにより、ソレノイド1
02 は、通電回路121 ,122間に接続され、付
勢される。ソレノイド102 の付勢によって開路操作
用電磁弁25が開き、高圧作動油が配管29を介して低
圧油タンク3に戻され、配管9の作動油の圧力が低下す
る。なお、作動油の圧力が所定圧力以下になると、圧力
スイッチ12a がONする。圧力スイッチ12a が
ONすることにより、補助開閉器110 が付勢され補
助開閉器接点110bがOFFするので、タイマー11
1 は消勢される。 タイマー111 の消勢により、限時接点111aがO
FFとなりソレノイド101 が消勢されるので、閉路
操作用電磁弁24が閉じ、高圧作動油の閉路操作用電磁
弁24からの流出が遮断される。一方、油ポンプ1は、
補助開閉器110 が付勢されたことにより、電磁接触
器42が付勢されてその接点42a を閉じるので、モ
ータ2に電源が供給されて回転する。油ポンプ1の回転
により、アキュムレータ10への作動油の蓄積保持が進
み、配管9内の作動油圧力が所定圧力に達すると、圧力
スイッチ12a がOFFし、電磁接触器42が消勢さ
れてその接点42a を開き、モータ2への電源の供給
が遮断されて油ポンプ1の回転が停止する。
【0012】なお、上述したように遮断器が閉路状態で
閉路操作用電磁弁24が開いている状態、または遮断器
が開路状態で開路操作用電磁弁25が開いている状態に
おいて遮断器の操作指令が出された場合、遮断器が誤動
作しないようにするため、上記したタイマー,各補助開
閉器等は、遮断器の操作に対し、図3および図4のよう
に時間設定することが望ましい。ここで、図3は、遮断
器は閉路状態で閉路操作用電磁弁24が開いている状態
で遮断器の開路操作指令が出された場合における、タイ
マー111 ,限時接点111a,補助開閉接点103
aおよび103b,補助開閉器接点112a ,遮断器
開路操作指令,遮断器閉路操作指令,作動油圧力,圧力
スイッチ12a,補助開閉器110 ,補助開閉器接点
110b,遮断器動作ストロークの各設定時間の関係を
示したものである。また、図4は、遮断器は開路状態で
開路操作用電磁弁25が開いている状態で遮断器の閉路
操作指令およびそれに引続き開路操作指令が出された場
合における、タイマー111 ,限時接点111a,補
助開閉器接点103aおよび103b,補助開閉器接点
112a,遮断器開路操作指令,遮断器閉路操作指令,
作動油圧力,圧力スイッチ12a ,補助開閉器110
 ,補助開閉器接点110b,遮断器動作ストロークの
各設定時間の関係を示したものである。
【0013】以下、図3に示す各接点の動作タイミング
を説明する。まず、遮断器は閉路状態であるため、 (
3)補助開閉器接点103aはON状態であり、 (4
)補助開閉器接点103bはOFF状態、 (5)補助
開閉器接点112aはOFF状態にある。また、 (9
)圧力スイッチ12a は油ポンプ1の回転により作動
油圧が上昇してOFFとなったとき、 (1)タイマー
111 がONとなりある一定時間(t1)後、 (2
)限時接点111aがONとなり、ソレノイド101 
が図1に示すように通電回路121,122 間に接続
されて付勢されることにより、図3にAで示すように遮
断器閉路操作指令が出て閉路操作用電磁弁24が開き、
 (8)作動油圧力が低下し始める。もし、この状態で
、 (6)遮断器開路操作指令が出された場合、ソレノ
イド102が図1に示すように通電回路121,122
 間に接続されて付勢され、開路操作用電磁弁25が開
く。この遮断器開路操作指令により遮断器は、図3にC
で示すように(12)開路状態に向って動作を開始する
。遮断器が動作を開始してからある時間(t2 )後に
、 (3)補助開閉器接点103aは図3にDで示すよ
うにOFFに設定する。補助開閉器接点103a がO
FFすることにより、図1の通電回路121 ,122
 および端子105 から121への回路が切れ、 (
6)遮断器開始操作指令、 (7)遮遮断器閉路操作指
令が切れる。さらに、遮断器が開路動作を開始してから
ある一定時間(t3 )後に、 (4)補助開閉器接点
103bを図3にEで示すようにONに設定する。 (
4)補助開閉器接点103bがONとなることにより、
補助開閉器112 が付勢され、 (5)補助開閉器接
点112aが図3にFで示すようにONとなり、図1の
通電回路121 から122 への回路(121−11
1a−103b−102−112a−121)が形成さ
れることによってソレノイド102 が付勢され(図5
のG)、図5に示す開路操作用電磁弁25が開くことに
より、 (8)作動油圧力はさらに低下し、 (9)圧
力スイッチ12a がONとなる設定圧力まで低下する
と、 (9)圧力スイッチ12a が図5にHで示すよ
うにONとなる。(9)圧力スイッチ12a がONと
なることにより、(10)補助開閉器110 が図5に
Iで示すようにONとなり、(11)補助開閉器接点1
10bが図5にJで示すようにOFFとなることから、
 (1)タイマー111 の通電回路は遮断されて図3
にKで示すようにOFFとなり、 (2)限時接点11
1aもOFF(図3のL)となる。限時接点111aが
OFFとなることにより、ソレノイド102 は図3に
Mで示すように消勢され、図5に示す開路操作用電磁弁
25は開く。一方、圧力スイッチ12a がONとなる
ことにより作動油圧力が上昇し、圧力スイッチ12a 
がOFFとなる所定圧力まで上昇すると、 (9)圧力
スイッチ12a が図3にNで示すようにOFFする。 この圧力スイッチ12a がOFFとなることにより、
 (1)タイマー111 は図3にOで示すように再び
ONとなるように設定する。
【0014】次に、図4に示す各接点の動作タイミング
を説明する。まず、遮断器は開路状態であるため、 (
3)補助開閉器接点103aはOFF状態であり、 (
4)補助開閉器接点103bはON状態、 (5)補助
開閉器接点112aはON状態にある。また、 (8)
圧力スイッチ12a がONとなり、油ポンプ1の回転
により作動油圧が上昇して圧力スイッチ12a がOF
Fとなったとき、 (1)タイマー111 がONとな
りある一定時間(t1 )後、 (2)限時接点111
aがONとなり、図1に示すように通電回路121 か
ら122 への回路(121−111a−103b−1
02−112a−122)が形成されることによってソ
レノイド102 が付勢され、図4にAで示すように遮
断器開路操作指令が出て、図5に示す開路操作用電磁弁
25が開き、(10)作動油圧力が低下し始める。 もし、この状態で、 (7)遮断器閉路操作指令(図4
のB)およびそれに引続いて (6)遮断器開路操作指
令(図4のA) が出された場合、まず、 (7)遮断
器閉路操作指令(図4のB)により、通電回路104−
101−122 が形成され、ソレノイド101 が付
勢され、閉路操作用電磁弁24が開く。この遮断器閉路
操作指令により、(11)遮断器は図4にCで示すよう
に閉路状態に向って動作を開始する。 遮断器がこの動作を開路してからある一定時間(t2 
)後に、 (4)補助開閉器接点103bが図4のDで
示すようにOFFとなるように設定する。これに伴い、
補助開閉器112 が消勢されるので、 (5)補助開
閉器接点112aが図4にEで示すようにOFFとなる
。補助開閉器接点112aがOFFすることにより、通
電回路121 から122 への回路が遮断され、遮断
器開路操作指令は図4にFで示すようにOFFとなる。 さらに、遮断器が閉路動作を開始してからある一定時間
(t3 )後に、 (3)補助開閉器接点103aはO
Nとなるように設定する。 (3)補助開閉器接点10
3aがONとなることにより、通電回路105−102
−103a−122が形成され、引続く (6)遮断器
開路操作指令(図4のG)が受けられる。この遮断器開
路操作指令により、遮断器は図4にHで示すように再び
開路状態に向って動作を開始する。なお、この間は通常
、 (7)遮断器閉路操作指令は配電盤からの指令が継
続される。遮断器が開路状態に向って動作し始めてから
ある一定時間(t4 )後、 (3)補助開閉器接点1
03aはOFFとなるように設定することにより、 (
6)遮断器開路操作指令は図4にJで示すように切れる
。また、この間に、またはその後に、作動油圧力が圧力
スイッチ12a のONとなる所定圧力まで低下すると
、 (8)圧力スイッチ12a が図4にKで示すよう
にONとなり、これに伴って (9)補助開閉器接点1
10bが図4にLで示すようにOFFとなるから、 (
1)タイマー111 は図4にMで示すようにOFFと
なり、 (2)限時接点111aも図4にNで示すよう
にOFFとなる。作動油の圧力は、ポンプ1の回転によ
り上昇し圧力スイッチ12a がOFFとなる所定の圧
力まで上昇すると、 (8)圧力スイッチ12a は図
4にOで示すようにOFFとなる。これにより、 (9
)補助開閉器接点110bは図4にPで示すようにON
となり、再び (1)タイマー111 が図4にQで示
すようにONとなる。タイマー111 がONしてから
ある一定時間(t1 )後、再び (2)限時接点11
1aがONとなる動作が繰返される。
【0015】したがって、以上のように各接点の動作時
間を設定することにより、遮断器が閉路状態で閉路操作
用電磁弁が開いている状態、または遮断器が開路状態で
開路操作用電磁弁が開いている状態において、遮断器の
操作指令が出された場合にも遮断器が誤動作することな
く正常に動作し、かつ3相間の高圧作動油系に大きな圧
力差が生じることを防止できる。
【0016】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
周囲温度の上昇等によって作動油の圧力が所定以上に上
昇することによって開閉器に機械的なダメージを与える
のを防止し、各相独立に油圧操作装置を備えた場合には
各相間の作動油の圧力差による開閉動作の不揃いを防止
し、信頼性を向上した開閉器操作装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の制御回路図。
【図2】本発明の一実施例の図1と異なる制御回路図。
【図3】図1に示す制御回路における各接点のタイミン
グを示す説明図。
【図4】図1に示す制御回路における各接点の図3と異
なるタイミングを示す説明図。
【図5】従来の開閉器用油圧制御装置の配管系統図。
【図6】図5に示す従来の開閉器用油圧制御装置の主弁
の構成図。
【図7】従来の開閉器用油圧制御装置の制御回路図。
【図8】図7と異なる従来の開閉器用油圧制御装置の制
御回路図。
【符号の説明】
1…油ポンプ、2…モータ、3…低圧油タンク、9…配
管、10…アキュムレータ、12,12a …圧力スイ
ッチ、17…遮断器、22…シリンダ、23…主弁、2
4…閉路操作用電磁弁、25…開路操作用電磁弁、41
…遮断器、42…電磁接触器、101 …閉路操作用電
磁弁ソレノイド、102 …開路操作用電磁弁ソレノイ
ド、103a,103b…補助開閉器接点、110 ,
112 …補助開閉器、111 …タイマー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ガスを充填したアキュムレータを油圧
    系統に接続し、この油圧系統の作動油の圧力を油ポンプ
    により加圧して前記アキュムレータの前記ガスを圧縮・
    畜圧すると共にこの畜圧エネルギーにより開閉器の可動
    接点を動作させる油圧シリンダを有し、かつ操作指令を
    受けて前記油圧シリンダを閉路用動作および開路用動作
    をそれぞれ行わせる閉路用電磁弁および開路用電磁弁を
    備えた開閉器用油圧操作装置において、前記作動油の圧
    力が所定以上に上昇したとき、前記開閉器が閉路状態に
    おいては前記閉路用電磁弁を定期的に開き、また、前記
    開閉器が開路状態においては前記開路用電磁弁を定期的
    に開くように構成したことを特徴とする開閉器用油圧操
    作装置。
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