JPS6334194Y2 - - Google Patents

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JPS6334194Y2
JPS6334194Y2 JP1981109759U JP10975981U JPS6334194Y2 JP S6334194 Y2 JPS6334194 Y2 JP S6334194Y2 JP 1981109759 U JP1981109759 U JP 1981109759U JP 10975981 U JP10975981 U JP 10975981U JP S6334194 Y2 JPS6334194 Y2 JP S6334194Y2
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JP
Japan
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valve
oil
pressure
hydraulic
engagement
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JP1981109759U
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JPS5814636U (ja
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は誤動作を防止するようにした油圧操
作装置に関する。
一般に電力用しや断器等の投入、しや断動作を
行う操作機構に使用される油圧操作装置は、油圧
状態に変化が生じても動作位置、すなわち、しや
断器の開又は閉位置を維持し、さらに、動作信号
を与えた時、高速で動作する必要がある。
第1図及び第2図は従来の油圧操作装置の構造
を示すものである。図において、1は電力用しや
断器の可動接触子、2はこの可動接触子1に固着
されこれを操作する操作棒、3は操作用差動ピス
トン、4は操作用シリンダ、5は高圧油を貯槽す
るアキユムレータ、6は油フイルタ、安全弁、逆
止弁を設けた油ポンプ部、7は投入用電磁コイ
ル、8は投入弁、9は引外し電磁コイル、10は
引外し弁、11は排油弁兼給油弁操作用操作弁、
12は給油弁、13は主給油弁、14は主給油弁
操作用操作弁、15は逆排油弁、16は油タン
ク、17は高圧油配管、18,19は低圧油配
管、20は主給油弁及び主給油弁操作用油配管、
21はシリンダ操作用油配管、22は圧力降下弁
である。
次にこの装置の動作を説明すると、第1図のし
や断器開放状態において、油圧昇圧後、しや断器
可動接触子1が引外し状態で投入信号が送られ、
投入用電磁コイル7が励磁されると、投入弁8が
開となり、高圧油が引外し弁10を経由して給油
弁操作用操作弁11の上部に入り、これを移動せ
しめて給油弁12を開となし、さらに高圧油は主
排油弁15の上部に送油され、主排油弁15の内
部に設けられた主給油弁13の操作用弁14を移
動せしめ、主給油弁13を開とし、高圧油がアキ
ユムレータ5より操作用油圧シリンダ4の下部に
給油され、ピストン3を上方に移動せしめ、ピス
トン3と連結された操作棒2を操作して電力用し
や断器の可動接触子1を操作し、投入状態とす
る。
次に引外しの場合であるが、第2図のしや断器
投入状態において引外し信号が送られ、引外し電
磁コイル9が励磁されると、引外し弁10が開と
なり、これにより排油弁11が開となり、同時に
給油弁12が閉となり、主排油弁15の上部に送
油されていた高圧油が排油され、これによりシリ
ンダ4の上部が閉となる。そうするとシリンダ4
の上部高圧油により主排油弁13が開となり、高
圧油が油タンク16に排出されると同時にシリン
ダ4の上方室に高圧油がアキユムレータ5により
給油され、ピストン3を下方に移動せしめ、ピス
トン3と連結された操作棒2を操作して引外し状
態とする。
ところが、以上のような油圧操作装置は、第1
図のしや断器の開放状態で、油圧力を変化させる
ために圧力降下弁22を開いて、アキユムレータ
5の圧力を低下させても、給油弁12と排油弁1
1の動作状態は変らず、操作用ピストン3は動作
しない。したがつてしや断器の可動接触子1は開
状態が維持される。この状態で、再び、圧力降下
弁22を閉じ、油ポンプ6を駆動させて、アキユ
ムレータ5の圧力を上昇させても、油圧力の低下
時と同様に可動接触子1は開放状態が維持され
る。
一方、第2図のしや断器の投入状態で、圧力降
下弁22を開いて、アキユムレータ5の圧力を低
下させると、給油弁12と排油弁11が図示の上
方向に動作し、流路17と流路20が給油弁12
によつて分離される。しかし、操作用シリンダ4
と接続された流路17,21の油圧は、アキユム
レータ5の圧力が零になるので、ピストン3は動
作せず、これによつて可動接触子1は投入状態で
維持される。この状態で再び、圧力降下弁22を
閉じ、油ポンプ6を駆動させてアキユムレータ5
の圧力を上昇させると、ピストン3の図示上端の
みへ油圧が供給される。この油圧は油ポンプ6か
ら一定の速度で昇圧される。したがつて、ピスト
ン3の上端は除々に圧力が上昇し、、ピストン3
は圧力の上昇とともに下方に動作する。このた
め、可動接触子1の投入状態が維持されず、緩放
動作で開位置へ誤動作をするという欠点があつ
た。このような油圧の変動によつて、可動接触子
1が閉位置から開位置への誤動作を防止するため
に、第3図に示すように係合軸23を有する補助
シリンダ24を設け、ピストン3を投入動作位置
で係合軸23の係合により、投入動作位置を維持
する手段が考えられている。
しかし、このような構成では、係合を解くため
に、投入用電磁コイル7を励磁して、配管20,
21を有圧の状態にし、これによつて、係合軸2
3を開放側に動作させる必要がある。
一般に、投入用電磁コイル7の制御電気回路
は、可動接触子1と正反対の動作をする補助スイ
ツチ(図示せず)が直列に接続されている。この
ため、可動接触子1が開放状態の時のみ、電磁コ
イル7の励磁が可能とされている。したがつて、
ピストン3を動作可能とするように復帰させるた
めには、電磁コイル7の可動部を手動で操作しな
ければならないという欠点があつた。
この考案は上記欠点を解消するためになされた
もので、油圧源の油圧力が所定値以下になると、
給油弁の開いた位置で給油弁と係合する係合弁を
設けることによつて、操作の容易な油圧操作装置
を提供する。
以下、図について説明する。第4図〜第6図に
おいて、1〜22は従来と同様である。11aは
排油弁11を閉状態に押圧するばね、12aは給
油弁12を閉状態の方向に押圧するばねで、ばね
11aより荷重が大きい。12bは給油弁12の
所定の位置に設けられた溝である。25は給油弁
12とほぼ直角に設けられた弁室で、所定径の流
路で配管18,17に、それぞれ連通されてい
る。26は弁室25内に移動可能に収納された封
止部材を持つ係合弁で、一端に係合軸26bが設
けられている。26aは係合弁26を押圧するば
ねである。
このように構成された第4図のしや断器の開放
状態で、油圧力を変化させるために、圧力降下弁
22を開いてアキユムレータ5の圧力を低下させ
ても、係合弁26はばね26aの力で図示右方に
動作するが、係合軸26bは係合溝12bに入ら
ず、給油弁12と排油弁11の動作位置は変ら
ず、操作用ピストン3は動作しない。したがつ
て、しや断器の可動接触子1は開放状態が維持さ
れる。この状態で、再び、圧力降下弁22を閉
じ、油ポンプ6を駆動させてアキユムレータ5の
圧力を上昇させても、係合弁26が図示左方に動
作するのみで、給油弁12と排油弁11の動作位
置は変らず、油圧力低下時と同様に、可動接触子
1は開放状態が維持される。
一方、第5図のしや断器の投入状態で、圧力降
下弁22を開いて、アキユムレータ5の圧力を低
下させると、給油弁12と排油弁11が図示の上
方向に動作する前に、係合弁26がばね26aの
力で図示の右方に動作し、第6図の様に係合軸2
6bが係合溝12bに係合する。この係合によつ
て、給油弁12と排油弁11の動作位置は変ら
ず、操作用ピストン3は動作しない。したがつ
て、しや断器の可動接触子1は投入状態が維持さ
れる。この状態で、再び、圧力降下弁22を閉
じ、油ポンプ6を駆動させて、アキユムレータ5
の圧力を上昇させても、排油弁11は油圧力降下
前の状態位置のままから、油圧力で図示の下方向
の閉方向に押圧させた状態になつた後、給油弁1
2の摺動部のわずかな隙間を通つて高圧油が係合
溝12b内に入つて係合弁26を押圧するので、
係合弁26が図示の左方に動作する。したがつ
て、給油弁12と排油弁11の動作位置は変ら
ず、油圧力低下時と同様に、可動接触子1は開放
状態が維持される。
この考案によれば、油圧源の油圧力が所定値以
下になると、給油弁を開いた位置で給油弁と係合
する係合弁を設けることによつて、油圧力に変動
が生じても、誤動作の発生を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来の油圧操作装置を示す構
成図、第4図〜第6図はこの考案の一実施例を示
す構成図である。 図において、3は差動ピストン、4は操作用シ
リンダ、5はアキユムレータ、11は排油弁、1
2は給油弁、12bは係合溝、26は係合弁であ
る。なお各図中同一符号は同一又は相当部分を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の油圧を供給可能な油圧源、両端へそれぞ
    れ上記油圧が供給され、差圧によつて一端から他
    端へ移動可能な差動ピストンを有するシリンダ装
    置、このシリンダ装置と上記油圧源との間に設け
    られ上記シリンダ装置の一端へ送られる油圧の流
    路を閉塞する給油弁、指令によつて駆動され上記
    給油弁を開く操作部を有する排油弁を配置したも
    のにおいて、上記油圧源の油圧が所定値以下にな
    ると、上記給油弁が開いた位置で上記給油弁の摺
    動部に設けられた係合溝と一端が係合する係合弁
    を設け、上記油圧源の油圧が上昇すると上記給油
    弁の上記摺動部を介して上記油圧源からの圧力油
    が供給され、上記圧力油の油圧で上記係合弁の一
    端を押圧して上記給油弁と上記係合弁との係合を
    解除するように構成されていることを特徴とする
    油圧操作装置。
JP10975981U 1981-07-22 1981-07-22 油圧操作装置 Granted JPS5814636U (ja)

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JP10975981U JPS5814636U (ja) 1981-07-22 1981-07-22 油圧操作装置

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JP10975981U JPS5814636U (ja) 1981-07-22 1981-07-22 油圧操作装置

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JPS5814636U JPS5814636U (ja) 1983-01-29
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61153910A (ja) * 1984-12-26 1986-07-12 三菱電機株式会社 液圧式操作装置
JP2550519B2 (ja) * 1986-01-25 1996-11-06 日新電機株式会社 遮断器用油圧操作器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57109225A (en) * 1980-12-26 1982-07-07 Mitsubishi Electric Corp Hydraulic actuator

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