JPS63300250A - 複写条件メモリを備える複写機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）産業上の利用分野 この発明は、倍率９枚数等の各複写条件に対応して予め
記憶されている標準複写条件、またはそれ以外の複写条
件が設定され、それらの複写条件に基づいて複写処理が
行われる複写機に関する。

（ｂ）従来の技術 複写機により複写処理を行う場合には倍率２枚数等の複
写条件を設定することができる。これらの複写条件には
用いられ易い標準的なものがあり、このような複写条件
は一般に標準複写条件として予め記憶され、簡単なキー
操作で呼び出されるようになっている。一方、標準複写
条件以外の条件で複写する場合にはその都度条件設定を
しなければならない。特に標準複写条件以外の倍率を設
定する場合には１％づつ倍率を増減しなければならず、
大変面倒である。

このため従来、任意の倍率をキー操作により記憶できる
ようにし、その倍率で複写する場合には呼出キーを操作
するだけで呼び出され設定されるようにして、任意の倍
率の設定を簡単にしていた（Ｃ１発明が解決しようとす
る問題点 通常拡大複写や縮小複写を行う際には、その複写倍率に
応じたサイズの用紙をセ・ノドしなければならない。用
紙は各サイズに応じた給紙力セントに収納され、２〜３
種類の給紙カセットが常時複写機本体に装着される。標
準複写条件で複写を行う時にはセットされた倍率と原稿
サイズから必要な用紙サイズを求め、前記複写機本体に
装着されている給紙カセットから必要なカセットを選択
して設定するようにしている。これにより標準複写条件
として記憶されている倍率で複写する際には、倍率に見
合う用紙が自動的に給紙されることになる。

しかしながら、前述したような任意の倍率を記憶させ呼
び出す場合には倍率の設定のみが行われるだけであり給
紙力セントはその都度選択しなければならず、選択忘れ
による画像切れ等のミスコピーが発生することがあった
。またキー操作することにより倍率を記憶させており、
操作が面倒である欠点があった。倍率を記憶するアドレ
スを指定しなければならない複写機ではさらに操作が面
倒になった。

そこでこの発明は、標準でない複写条件が一つでも設定
されるとその時に設定されている全ての複写条件が記憶
されるようにすることによって、複写条件の記憶操作を
簡単にするとともに全ての複写条件を一括して呼び出す
ことのできる複写条件メモリを有する複写機を提供する
ことを目的とする。

（ｄ１問題点を解決するための手段 この発明の複写条件記憶メモリを備える複写機は、倍率
９枚数等の各複写条件に対応して標準複写条件を予め記
憶するとともに、標準複写条件およびそれ以外の複写条
件が設定可能な複写機において、 複写処理時に、各複写条件のうち少なくとも一つに前記
標準複写条件と異なる条件が設定されている時、その時
の各複写条件を全て記憶する手段を備えるとともに、記
憶した各複写条件を呼び出し設定する手段を設けたこと
を特徴とする。

（ｅｌ）作用 この発明の複写条件記憶メモリを備える複写機において
は、各複写条件のうち一つでも標準複写条件と異なる条
件が設定されるとその時に設定されている複写条件が記
憶される。記憶された複写条件は呼出手段によって一括
して呼び出される。

（ｆｌ実施例 第２図は発明の実施例である複写条件記憶メモリを備え
る複写機のブロック図である。

全体の制御はＣＰＵ２０によってなされ、その処理プロ
グラムが予めＲＯＭ２１に記憶されている。このプログ
ラムの実行に際してはＲＡＭ２２がワーキングエリアと
して用いられる。ＣＰＵ２０にはｌ１０２３を介して入
力部２４、表示部２５、センサ部２６、複写プロセス部
２７等が接続されている。

第３図は複写機本体上に配置される操作部の平面図であ
る。操作部は前記入力部２４に含まれ各入カキ−を有す
る操作パネル１と、前記表示部２５に含まれ各表示器を
有する表示パネル２とから構成される。

操作パネル１にはプリントスイッチ３、テンキー４、倍
率設定キー５、カセット選択キー６、モード呼出キー７
等が配置されている。また表示パネル２には複写枚数や
エラーメツセージ等の表示器８、倍率表示器９、給紙カ
セット表示器１０等が配置されている。

倍率設定キー５は予め記憶されている等倍、拡大、縮小
倍率の呼出・設定をするキー５１，５２．５３と、倍率
を１％づつ増減するズームキー５４．５５とからなる。

複写機本体には３つの給紙カセット（図示しない）が装
着可能である。この給紙カセットにはそれぞれ異なるサ
イズの用紙が収納され、各給紙カセットに貼付されたマ
ーキングと複写機本体のセンサとにより、給紙カセット
を複写機本体に装着した時に用紙サイズが読み取られ給
紙力セント表示器１０に表示される。

前記各給紙カセットのマーキングを読み取るセンサ、用
紙詰まりセンサ９等が第２図におけるセンサ部２６に含
まれる。また、複写プロセス部２７は、怒光体およびそ
の周囲の帯電器、現像器等を含む像形成部、用紙給紙部
、定着部等を有してトる。

第１図は前記ＲＯＭ２１に予め記憶されている処理プロ
グラムのフローチャートである。

複写機本体の電源が投入されるとｎｌにてメモリの初期
化や定着ローラ等のウオーミングアツプを行う。これら
が終了するとｎ２にてセンサや入カキ−からの読み込み
を行い、ｎ３にて何等かの入力が判別されれば以下にそ
の判別に応じた処理をする。

ｎ５にて倍率設定キー５１〜５５の何れかが操作され倍
率が入力されたことが判別されれば、ｎ６にて設定され
た倍率を記憶するとともにその倍率を倍率表示部９に表
示する。そしてｎｌに進んで設定された倍率が標準複写
条件であるか特別な複写条件であるかを判別する。標準
複写条件は前述したように予め記憶されている倍率であ
り、等倍または規定サイズから規定サイズへの拡大、縮
小倍率である。標準複写条件は呼出・設定キー５１．５
２．５３によって簡単に呼び出され設定される。またそ
の他の倍率はズームキー５４．５５の操作により１％づ
づ増減して設定される。設定された倍率が標準複写条件
でない時にはｎ８に進んで、標準でない複写条件が設定
されたことを表すフラグＦをセントしてｎ２に戻る。ま
た設定された倍率が標準複写条件の時にはｎ９にてその
倍率に応じた給紙カセットを設定（給紙ローラのセント
等）してｎ２に戻る。例えば倍率が１．１５倍で８５サ
イズの原稿がセントされている場合、この原稿を１．１
５倍するとＡ４サイズに相当するため、Ａ４サイズの用
紙を収納する給紙カセットがセットされる。

カセット選択キー６が操作されるとｎｌｏにてこれが判
別され、ｎｉｌに進んで選択された給紙カセットを設定
するとともに、給紙カセット表示器１０にその給紙カセ
ットを表示する。ｎ１２にて設定された給紙カセットが
標準複写条件であるか否かを判別する。設定されている
倍率が標準複写条件で、かつ設定されている給紙力セン
トがその倍率に見合うサイズの用紙を収納したものであ
る時、給紙カセットは標準複写条件に設定されていると
判別され、そのままｎ２に戻る。また、設定されている
倍率が標準複写条件でない場合、または倍率が標準複写
条件であってもその倍率に見合う標準のサイズの用紙が
設定されていない場合（例えばＢ５サイズの原稿で倍率
が１．１５倍である時標準用紙ならＡ４サイズであるが
、例えばＢ５サイズの用紙が設定された場合等）には標
準複写条件でないと判別され、ｎ１３に進んでフラグＦ
をセットしてｎ２に戻る。

また、枚数、濃度、トナー色等他の複写条件において標
準複写条件と異なる複写条件が設定された場合にもフラ
グＦがセントされる。

ｎ４にてプリントスイッチ３の操作が判別されればｎ１
４に進んでフラグＦのセット状態を判別する。フラグＦ
は前述したように標準複写条件以外の複写条件が設定さ
れた時にセットされるものであり、これがセットされて
いる時はすなわち少なくとも一つの複写条件が標準複写
条件でないことを示している。

フラグＦがセントされているとｎ１５に進んでその時の
倍率、給紙カセット等の各複写条件をＲＡＭ２２の複写
条件メモリに記憶する。第４図は前記標準複写条件を記
憶する標準複写条件メモリと、標準と異なる複写条件を
記憶する複写条件メモリの、メモリマツプである。標準
複写条件メモリには各複写条件の標準的なものが記憶さ
れている。複写条件メモリは五つのエリアからなり、一
つのエリア毎に倍率、給紙カセ・ノド等各複写条件が記
憶される。すなわち五通りの複写条件が記憶される。前
回の記憶により五つのエリア全てに複写条件が記憶され
ると、今回の記憶時には一番古い複写条件が消去されて
、代わりに新しい複写条件が記憶される。

複写条件が記憶されるとｎ１６にてフラグＦをリセット
し、ｎ１７に進んで複写処理を行う。なお、ｎ１４にて
フラグＦがリセット状態である時にはそのままｎ１７に
進んで複写処理を行う。複写処理が終了するとｎ２に戻
る。

ｎ１８にてモード呼出キー７が操作されたことが判別さ
れると、ｎ１９に進んで前記複写条件メモリに記憶され
ている一つのエリア内の各複写条件（倍率、給紙カセッ
ト等）を呼び出して設定する。呼出時にはモード呼出キ
ー７の操作毎に、一番新しく記憶されたものから順に呼
び出して設定する。この後ｎ４でプリントスイッチ３の
操作が判別されれば、設定された複写条件に基づいて複
写処理が行われる。

このように標準でない複写条件で複写を行うとその時の
複写条件がｎ１５にて全て記憶され、その時の複写条件
はモード呼出キー７を操作することによってｎ１９にて
呼出・設定される。このため、例えば倍率、給紙力セラ
Ｉ・等を特別に設定しての複写処理途中で、複写条件の
異なる複写処理を割り込ませても、前回の複写処理を再
開させる時には単にモード呼出キー７を操作させるだけ
でよく操作が簡単であり、また給紙カセット等の設定間
違いが生じることもない。

なお、本実施例では複写条件メモリに三種類の複写条件
を記憶できるようにしているが、これらの数は幾つでも
良い。

（ｇ）発明の効果 この発明の複写条件メモリを備える複写機によれば、複
写条件は何等操作をすることなく自動的に記憶されるた
め操作の手間を省くことができ、また全ての複写条件を
一括して記憶させ、さらにそれを一括して呼び出し設定
することができるため、一つづつ条件を設定することに
よる設定ミスが生じることもない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例である複写条件メモリを備え
る複写機の処理プログラムのフローチャート、第２図は
同複写機のブロック図、第３図は同複写機本体上に配置
される操作部の平面図、第４図は標準複写条件メモリお
よび複写条件メモリのメモリマツプである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）倍率、枚数等の各複写条件に対応して標準複写条
   件を予め記憶するとともに、標準複写条件およびそれ以
   外の複写条件が設定可能な複写機において、 複写処理時に、各複写条件のうち少なくとも一つに前記
   標準複写条件と異なる条件が設定されている時、その時
   の各複写条件を全て記憶する手段を備えるとともに、記
   憶した各複写条件を呼び出し設定する手段を設けたこと
   を特徴とする複写条件メモリを備える複写機。