JPS63299570A - ハンドスキヤナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、手動走査により画像を入力するハンドスキャ
ナに関するものである。

従来の技術 近年、画像読み取り装置の小型化、容易な操作性、低コ
ストなどの要求からハンドスキャナの高性能化が求めら
れている。

ハンドスキャナでは副操作を手動で行うため、１ライン
読み取る時間すなわちイメージセンサの積分時間を一定
にすると副走査速度の変化によって画像が伸び縮みする
ので調速機構が必要になる。

又エンコーダを設けて原稿の走査位置に同期して主走査
を行う場合は画像の伸び縮みはないがイメージセンサの
光量積分時間が変化するので、イメージセンサの出力す
る画像信号を２値化する際、２値化レベルを自動的に変
える必要がある。

以下、図面を参照しながら、上述した従来のハンドスキ
ャナの一例について説明する。

第２図は従来のハンドスキャナの概略構成図を示すもの
である。

第２図において、２０は原稿、２１はイメージセンサ、
２２はロンドレンズアレイ５．２３はＬＥＤアレイ、２
４はロータリーエンコーダ用スリット、２５は発光素子
一体のフォトデテクタであり２４と２５でエンコーダを
構成している。２６はハンドスキャナの国体である。以
下その動作の説明をする。

ＬＥＤアレイ２３から照射された光は原稿２０で反射し
、ロンドレンズアレイ２２でイメージセンサ２１上に結
像される。ハンドスキャナ筐体２７を第２図の矢印の方
向に手動で移動すると、エンコーダ２６はイメージセン
サ２１の読み取り中の原稿位置に同期した信号を発生す
る。

第３図は従来のハンドスキャナのブロック図を示すもの
である。

第３図において、３０はエンコーダの信号、３１はイメ
ージセンサを駆動するイメージセンサ駆動回路、３２は
イメージセンサ、３３はイメージセンサ３２の出力信号
を増幅するアンプ、３４はアナログ信号を２値化する２
値化回路である。以下その動作の説明をする。

エンコーダからの信号３０はイメージセンサ駆動回路３
１に入力される。イメージセンサ駆動回路３１はエンコ
ーダからの信号をトリガとしてイメージセンサ３２の走
査を行う。２値化回路３４はイメージセンサの積分時間
が変化しても正常に２値化するため、スライスレベルを
自動的に変化させる機能をもつ。

第４図は第３図の２値化回路のブロック図を示すもので
ある。

第４図において、４０はイメージセンサの出力信号、４
１はピークホールド回路、４２．４３は抵抗器、４４は
コンパレータである。以下その動作の説明をする。

イメージセンサの信号４０はピークホールド回路４１に
人力される。ピークホールド回路４１の出力信号は抵抗
器４２および４３で分圧され２値化回路のスライスレベ
ルとしてコンパレータ４４に入力される。

コンパレータ４４はスライスレベルとイメージセンサの
出力信号を比較して２値化を行う。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、２値化回路に自動
的にスライスレベルを変化させる機能を持っているが手
動走査速度が遅い場合、イメージセンサの出力が飽和し
たときは正常な画像の読み取りができない。またイメー
ジセンサの出力が飽和しないように光源の輝度を小さく
すると画像のＳ／Ｎが劣化するという問題点を有してい
た。

本発明は上記問題点に鑑み、手動走査速度に、かかわら
ず正常な画像の読み取りを行うノ１ンドスキャナを提供
するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のノ＼ンドスキャナ
は、原稿を照明するＬＥＤアレイと、イメージセンサと
、原稿からの反射した光を前記イメージセンサ上に集束
する光学系と、前記ＬＥＤアレイを含む走査部分と原稿
の位置に対応する信号を発生するエンコーダと、エンコ
ーダから出力された信号から一定の時間前記ＬＥＤアレ
イを点燈する回路とを備え、イメージセンサは、暗出力
信号及び読み取り画像信号を出力することを特徴とする
ものである。

作用 本発明は上記した構成によって光源をイメージセンサの
１ライン積分時間のうち、所定の時間だけ点燈すること
により、手動走査速度にかかわらず、伸び縮みがなく正
常に２値化された画像信号を得ることが出来る。

実施例 以下本発明の一実施例のハンドスキャナについて、図面
を参照しながら説明する。

概略構成は従来例の図２と同じであるので説明は省略す
る。　　− 第１図は本発明の実施例におけるプロ・ツク図を示すも
のである。

第１図において、１はエンコーダの信号、２は単安定マ
ルチバイブレーク、３はＬＥＤアレイドライバ、４はＬ
ＥＤアレイ、５はイメージセンサ駆動回路、６はイメー
ジセンサ、７はイメージセンサ６の読み取り信号出力、
８はイメージセンサ６の暗出力、９は差動増幅器、１０
はコンパレータ、１）はスライスレベル調整用ボリュー
ム、１２は２値化画像信号である。以上のように構成さ
れたＡンドスキャナについてその動作を説明する。

エンコーダの信号ｌは単安定マルチバイブレーク２およ
びイメージセンサ駆動回路５に入力される。単安定マル
チバイブレーク２はエンコーダの信号１によりトリガさ
れ所定のパルス幅のパルスを出力する。単安定マルチバ
イブレータ２の出力はＬＥＤアレイドライバに入力され
ＬＥＤアレイ４を所定の時間点燈させる。一方、イメー
ジセンサ駆動回路５はエンコーダの信号１によりトリガ
されイメージセンサ５を１ライン走査する。イメージセ
ンサ６の読み取り信号比カフと暗出力８は差動増幅器９
に入力され増幅される。差動増幅器９の出力はスライス
レベル調整用ボリューム１）で設定された電圧とコンパ
レータ１０により比較され２値化画像信号１２を得る。

以上のように、エンコーダの信号によりトリガされ所定
の時間のみＬＥＤアレイを点燈することにより、イメー
ジセンサの１ラインの走査周期が変化して２値化回路の
スライスレベルを変化させる必要がない。なお増幅器は
差動としたが、イメージセンサの暗出力が十分小さい時
は普通の増幅器でよく、イメージセンサも暗信号の信号
線のないものを使用できる。

発明の効果 以上のように本発明はエンコーダから出力された信号か
ら一定の時間前記ＬＥＤアレイを点燈する回路を設ける
ことによって副走査速度が大きく変化しても２値化回路
のスライスレベルを固定でき、画像の伸び縮みのない２
値化画像信号を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例におけるブロック図、第２図は
従来のハンドスキャナの概略構成図、第３図は従来のハ
ンドスキャナのブロック図、第４図は第３図の２値化回
路のブロック図である。 ２・・・・・・単安定マルチパイプレーク、９・・・・
・・差動増幅器、６・・・・・・イメージセンサ、２２
・・・・・・ロッドレンズアレイ、２３・・・・・・Ｌ
ＥＤアレイ、２４・・・・・・ロータリーエンコーダ用
スリット、２５・・・・・・フォトデテクタ。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　はか１名第１図 第　２　図 ７Ａ３図 第　４ｒＸｉ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿を照明するＬＥＤアレイと、イメージセンサ
   と、原稿からの反射した光を前記イメージセンサ上に集
   束する光学系と、前記ＬＥＤアレイを含む走査部分と原
   稿の位置に対応する信号を発生するエンコーダと、エン
   コーダから出力された信号から一定の時間前記ＬＥＤア
   レイを点燈する回路とを備えたことを特徴とするハンド
   スキャナ。
2. （２）前記イメージセンサは、暗出力信号及び読み取り
   画像信号を出力することを特徴とする特許請求の範囲第
   （１）項記載のハンドスキャナ。