JPS63299315A - 電解コンデンサ - Google Patents
電解コンデンサInfo
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- JPS63299315A JPS63299315A JP13509887A JP13509887A JPS63299315A JP S63299315 A JPS63299315 A JP S63299315A JP 13509887 A JP13509887 A JP 13509887A JP 13509887 A JP13509887 A JP 13509887A JP S63299315 A JPS63299315 A JP S63299315A
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Links
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Landscapes
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、電解コンデンサに関するものであり、さらに
詳しく言えば、耐熱性に秀れた封口体を採用することに
よシ耐熱性に秀れた電解コンデンサを提供するものであ
る。
詳しく言えば、耐熱性に秀れた封口体を採用することに
よシ耐熱性に秀れた電解コンデンサを提供するものであ
る。
従来の技術
従来この種の電解コンデンサは、弁作用金属箔を粗面化
したのち陽極酸化したものを陽極箔としそれに対極する
陰極箔とをセパレーターを介して巻回してコンデンサ素
子を作り、そのコンデンサ素子に駆動用電解液を含浸さ
せてケース内に収納し、このケースの開口部にコンデン
サ素子から引出されるリード線を貫通させる封口体を封
着して内部の駆動用電解液が蒸発乾固しないようにする
ことにより構成されていた。
したのち陽極酸化したものを陽極箔としそれに対極する
陰極箔とをセパレーターを介して巻回してコンデンサ素
子を作り、そのコンデンサ素子に駆動用電解液を含浸さ
せてケース内に収納し、このケースの開口部にコンデン
サ素子から引出されるリード線を貫通させる封口体を封
着して内部の駆動用電解液が蒸発乾固しないようにする
ことにより構成されていた。
このような電解コンデンサにおいては、表面積が拡大さ
れていること、誘電体皮膜が櫃めて薄いこと、誘電率が
高いこと、複雑に入り込んだ電極面へ駆動用電解液が浸
入密着し、陰極体として働くこと等により他種のコンデ
ンサと比較して小形で大容量のものが得られる。また、
内部に駆動用電解液を含有しているため、高温になれば
蒸発し易く、かつ低温になれば固化し易く、電解コンデ
ンサの作動性も蒸発や固化状態では著しく劣るというよ
うに、電解コンデンサの性能は駆動用電解液により左右
される。一方、電解コンデンサの寿命を決めるのは、内
部の駆動用電解液の蒸発を防止する封口体であり、この
封口体の材料により駆動用電解液の構成材料との反応性
、溶解性等が決まり制限を受ける。
れていること、誘電体皮膜が櫃めて薄いこと、誘電率が
高いこと、複雑に入り込んだ電極面へ駆動用電解液が浸
入密着し、陰極体として働くこと等により他種のコンデ
ンサと比較して小形で大容量のものが得られる。また、
内部に駆動用電解液を含有しているため、高温になれば
蒸発し易く、かつ低温になれば固化し易く、電解コンデ
ンサの作動性も蒸発や固化状態では著しく劣るというよ
うに、電解コンデンサの性能は駆動用電解液により左右
される。一方、電解コンデンサの寿命を決めるのは、内
部の駆動用電解液の蒸発を防止する封口体であり、この
封口体の材料により駆動用電解液の構成材料との反応性
、溶解性等が決まり制限を受ける。
すなわち封口体により駆動用電解液の特性を決め、その
上電解コンデンサの使用最高温度においても封口体によ
り決まることから、電解コンデンサの性能を決めるのは
封口体であると言っても過言ではない。
上電解コンデンサの使用最高温度においても封口体によ
り決まることから、電解コンデンサの性能を決めるのは
封口体であると言っても過言ではない。
発明が解決しようとする問題点
このような従来の電解コンデンサに用いられている封口
体は、駆動用電解液の蒸発乾固をできるだけ防止できる
ように、溶媒透過性が小さく、かつ圧縮永久歪率の小さ
い材料が望まnていた。この−例としてインブチレンと
インプレンから成るブチルゴムは透過性が少なく一般的
に用いられる。
体は、駆動用電解液の蒸発乾固をできるだけ防止できる
ように、溶媒透過性が小さく、かつ圧縮永久歪率の小さ
い材料が望まnていた。この−例としてインブチレンと
インプレンから成るブチルゴムは透過性が少なく一般的
に用いられる。
ところで、このブチルゴムは、ゴムであるため加硫成型
の必要があり、加硫方法としてイオウ加硫、キノイド加
硫、樹脂加硫が開発されてきた。特にイオウ加硫は従来
より種々検討がなされ、最適化がなされてきた。このイ
オウ加硫は、加硫時間も短く作業性が良いが、熱ストレ
スに対して、圧縮永久歪が劣る。組立完了済の電解コン
デンサのリード部に外部からねじVや引張り等の物理ス
トレスを加えた場合又温度サイクルを実施したりすると
、電解コンデンサとしての特性に変化を与えたり、内部
に含有する駆動用電解液が漏れだし、プリント基板や回
路に損傷を与える等の品質上の重大な問題が発生する。
の必要があり、加硫方法としてイオウ加硫、キノイド加
硫、樹脂加硫が開発されてきた。特にイオウ加硫は従来
より種々検討がなされ、最適化がなされてきた。このイ
オウ加硫は、加硫時間も短く作業性が良いが、熱ストレ
スに対して、圧縮永久歪が劣る。組立完了済の電解コン
デンサのリード部に外部からねじVや引張り等の物理ス
トレスを加えた場合又温度サイクルを実施したりすると
、電解コンデンサとしての特性に変化を与えたり、内部
に含有する駆動用電解液が漏れだし、プリント基板や回
路に損傷を与える等の品質上の重大な問題が発生する。
さらには、未反応の遊離イオウが駆動用電解液中に溶は
出し、腐食を誘発させたり、電極の誘電体皮膜を劣化さ
せ特性変化を生じさせたり、外部リード線の錫や半田メ
ッキと反応し黒化させ、半田付は性を悪くしたりする。
出し、腐食を誘発させたり、電極の誘電体皮膜を劣化さ
せ特性変化を生じさせたり、外部リード線の錫や半田メ
ッキと反応し黒化させ、半田付は性を悪くしたりする。
さらに、高温になると劣化し耐熱性が劣る。又、キノイ
ド加硫は、イオウより結合力が強く架橋密度も上り耐熱
性も優れるが反応不充分なキノイド基が残りやすかった
り、架橋しているキノイド環が大きく溶媒透過性が大き
くなる。又、樹脂加硫においては、加硫に時間がかかる
ことと、加硫剤中にハロゲンを含むため、電解コンデン
サ用としては不向である。このような状況下で、各々の
加硫方法の欠点を補うべく、過酸化物加硫の検討がなさ
れてきているが、炭素結合を起さすと同時に、直鎖の結
合が切れ実用化が無理であった。
ド加硫は、イオウより結合力が強く架橋密度も上り耐熱
性も優れるが反応不充分なキノイド基が残りやすかった
り、架橋しているキノイド環が大きく溶媒透過性が大き
くなる。又、樹脂加硫においては、加硫に時間がかかる
ことと、加硫剤中にハロゲンを含むため、電解コンデン
サ用としては不向である。このような状況下で、各々の
加硫方法の欠点を補うべく、過酸化物加硫の検討がなさ
れてきているが、炭素結合を起さすと同時に、直鎖の結
合が切れ実用化が無理であった。
本発明は電解コンデンサの耐熱性を向上させることを目
的とする。
的とする。
問題点を解決するための手段
本発明はこのような問題点を解決するためのものであυ
、陽極箔と陰極箔をセパレータとともに巻回し、駆動用
電解液を含浸してなるコンデンサ素子をケース内に収納
し、かつインブチレンとイソブレンとジビニルベンゼン
との共重合体からなるブチルポリマを過酸化物加硫して
65度以上の硬度とした封口部材を用いてケースを封口
するものである。
、陽極箔と陰極箔をセパレータとともに巻回し、駆動用
電解液を含浸してなるコンデンサ素子をケース内に収納
し、かつインブチレンとイソブレンとジビニルベンゼン
との共重合体からなるブチルポリマを過酸化物加硫して
65度以上の硬度とした封口部材を用いてケースを封口
するものである。
作用
このような本発明による封口部材によれば、ジビニルベ
ンゼンには二重結合として反応性に富むビニル基が存る
ため、ポリイソブチレンの主鎖の切断反応よυもビニル
基の方が反応し易く、ベンゼン環を介して付加反応を起
こし、結果的に架橋反応となる。このような過酸化物加
硫では、炭素原子どうしの結合であり、強固なため熱劣
化も少なく、経時変化も少ないゴムとなるため、これを
電解コンデンサの封口部材として用いると、耐熱性の向
上となる。
ンゼンには二重結合として反応性に富むビニル基が存る
ため、ポリイソブチレンの主鎖の切断反応よυもビニル
基の方が反応し易く、ベンゼン環を介して付加反応を起
こし、結果的に架橋反応となる。このような過酸化物加
硫では、炭素原子どうしの結合であり、強固なため熱劣
化も少なく、経時変化も少ないゴムとなるため、これを
電解コンデンサの封口部材として用いると、耐熱性の向
上となる。
実施例
本発明の一実施例を図を用いて説明する。図において1
はコンデンサ素子で、高純度アルミニウム箔を電気化学
的に粗面化し、その後陽極酸化を行って誘電体酸化皮膜
を形成してなる陽極箔と、粗面化した陰極アルミニウム
箔とを間に絶縁紙を介して巻回し、そしてその巻回物に
、駆動用電解液を含浸することにより構成されている。
はコンデンサ素子で、高純度アルミニウム箔を電気化学
的に粗面化し、その後陽極酸化を行って誘電体酸化皮膜
を形成してなる陽極箔と、粗面化した陰極アルミニウム
箔とを間に絶縁紙を介して巻回し、そしてその巻回物に
、駆動用電解液を含浸することにより構成されている。
このコンデンサ素子1は有底筒状の金属ケース2内に収
納さnている。また前記コンデンサ素子1の陽極箔と陰
極箔とにはリード線4が接続されている。そして金属ケ
ース2の開放端には、インブチレンとインプレンとジビ
ニルベンゼンとの共重合体からなるブチルポリマーを過
酸化物加硫して成る封口部材7を装着し、絞り加工を施
こすことにより封口されており、これにより電解コンデ
ンサ本体が構成されている。また、前記コンデンサ素子
1に接続したリード線4は、封口部材7を貫通して同一
端面より外部に引出されている。8は電子部品本体のリ
ード線4を引出した端面に当接するように配設した絶縁
板であり、この絶縁板8には前記リード線4が貫通する
貫通孔8aが設けられている0 この様に構成されたチップ形電解コンデンサの封口部材
硬度を60°から90°まで変化させ、260℃中での
雰囲気中に120秒放置した後、86℃中にて定格電圧
を印加し特性の変化を見た。
納さnている。また前記コンデンサ素子1の陽極箔と陰
極箔とにはリード線4が接続されている。そして金属ケ
ース2の開放端には、インブチレンとインプレンとジビ
ニルベンゼンとの共重合体からなるブチルポリマーを過
酸化物加硫して成る封口部材7を装着し、絞り加工を施
こすことにより封口されており、これにより電解コンデ
ンサ本体が構成されている。また、前記コンデンサ素子
1に接続したリード線4は、封口部材7を貫通して同一
端面より外部に引出されている。8は電子部品本体のリ
ード線4を引出した端面に当接するように配設した絶縁
板であり、この絶縁板8には前記リード線4が貫通する
貫通孔8aが設けられている0 この様に構成されたチップ形電解コンデンサの封口部材
硬度を60°から90°まで変化させ、260℃中での
雰囲気中に120秒放置した後、86℃中にて定格電圧
を印加し特性の変化を見た。
次表に86℃、2000時間経過後の特性を示す。
なお、表は定格esoV 、1 μFで、試料数は10
個である。
個である。
発明の効果
以上のように、本発明の電解コンデンサによれば、熱ス
トレスに対しても安定であり、安価に製造できるという
効果が得られる。
トレスに対しても安定であり、安価に製造できるという
効果が得られる。
図は本発明の一実施例による電解コンデンサを示す断面
図である。 1・・・・・・コンデンサ素子、2・・・・・・金属ケ
ース、4・・・・・・リード線、7・・・・・・封口部
材、8・・・・・・絶縁板。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名1−
一一コンデン+)″素子 2−−一金属ケース 4−−−リード線 7−−−卦り口上Vせ と−一一組刹矢板 手続補正書 昭和62年// 月l?日 昭和62年特許願第135098号 2発明の名称 電解コンデンサ 3補正をする者 事件との関係 特 許 出 願 人
住 所 大阪府門真市大字門真1006番地名 称
(582)松下電器産業株゛式会社代表者 谷
井 昭 雄 4代理人 〒571 住 所 大阪府門真市大字門真1006番地松下電器
産業株式会社内 6補正の対象 6、補正の内容 (1)明細書第1頁の特許請求の範囲の項を別紙の通り
補正いたします。 (2)同第7頁第9行の「封口部材硬度をe o Oか
ら90°」を「封ロ部材つォーレス硬度を65〜85度
」に補正いたします。 2、特許請求の範囲 陽極箔と陰極箔をセパレータとともに巻回し、駆動用電
解液を含浸してなるコンデンサ素子をケース内に収納し
、かつインブチレンとインプレンとジビニルベンゼンと
の共重合体からなるブチル以上の硬度とした封口部材を
用いてケースを封口した電解コンデンサ。
図である。 1・・・・・・コンデンサ素子、2・・・・・・金属ケ
ース、4・・・・・・リード線、7・・・・・・封口部
材、8・・・・・・絶縁板。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名1−
一一コンデン+)″素子 2−−一金属ケース 4−−−リード線 7−−−卦り口上Vせ と−一一組刹矢板 手続補正書 昭和62年// 月l?日 昭和62年特許願第135098号 2発明の名称 電解コンデンサ 3補正をする者 事件との関係 特 許 出 願 人
住 所 大阪府門真市大字門真1006番地名 称
(582)松下電器産業株゛式会社代表者 谷
井 昭 雄 4代理人 〒571 住 所 大阪府門真市大字門真1006番地松下電器
産業株式会社内 6補正の対象 6、補正の内容 (1)明細書第1頁の特許請求の範囲の項を別紙の通り
補正いたします。 (2)同第7頁第9行の「封口部材硬度をe o Oか
ら90°」を「封ロ部材つォーレス硬度を65〜85度
」に補正いたします。 2、特許請求の範囲 陽極箔と陰極箔をセパレータとともに巻回し、駆動用電
解液を含浸してなるコンデンサ素子をケース内に収納し
、かつインブチレンとインプレンとジビニルベンゼンと
の共重合体からなるブチル以上の硬度とした封口部材を
用いてケースを封口した電解コンデンサ。
Claims (1)
- 陽極箔と陰極箔をセパレータとともに巻回し、駆動用電
解液を含浸してなるコンデンサ素子をケース内に収納し
、かつイソブチレンとイソブレンとジビニルベンゼンと
の共重合体からなるブチルポリマを過酸化物加流して6
5度以上の硬度とした封口部材を用いてケースを封口し
た電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13509887A JPS63299315A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13509887A JPS63299315A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 電解コンデンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63299315A true JPS63299315A (ja) | 1988-12-06 |
Family
ID=15143788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13509887A Pending JPS63299315A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 電解コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63299315A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55158621A (en) * | 1979-05-30 | 1980-12-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Electrolytic condenser |
-
1987
- 1987-05-29 JP JP13509887A patent/JPS63299315A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55158621A (en) * | 1979-05-30 | 1980-12-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Electrolytic condenser |
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