JPS63298366A - 複写機のトリミング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複写機のトリミング機能と、さらに、上記ト
リミング機能に拡大縮小機能を加えた複写機のトリミン
グ装置に関するものである。

従来の技術 近年、複写機は、機能の充実に主眼がおかれている。特
に、機能については、トリミングや拡大縮小が重要視さ
れている。上記機能の達成には、マイクロプロセッサを
用いて、光学系、および感光ドラムの速度を変える方法
がとられている。

発明が解決しようとした問題点 しかしながら、マイクロプロセッサを用いて、光学系、
および、感光ドラムの速度を変える方法は、複写機の回
路が複雑になり、安価で簡単な構成としたことが困難で
ある。

本発明は、上記問題点を鑑み、複写機のトリミングおよ
び拡大縮小機能を、安価で簡単な構成で実現しようとし
たものである。

問題点を解決するための手段 本発明は、上記問題点を解決するために、複写機の原稿
台に一定間隔のパターンを有するスケールを具備し、上
記スケールを検出できるセンサを光学系に具備し、上記
センサからの信号と複写機の入力装置からのトリミング
範囲と倍率とをもとに、トリミングには露光部と現像部
間の感光ドラム面近傍に設けた光源を制御し、さらに、
拡大縮小には光学系と感光ドラムの駆動装置を制御する
ものである。

作用 本発明は、上記のごとく安価で簡単な構成にて、複写機
のトリミングおよび拡大縮小機能を有することができる
ものである。

実施例 以下本発明の一実施例の複写機のトリミング装置につい
て図面を参照しながら説明する。

第１図は、本発明の実施例における構成を示す概略図で
ある。

第１図にて、１は複写機本体の原稿台、３は等速ユニッ
ト、４は半速ユニット、５は感光ドラム、２０は露光部
、２１は現像器である。２は原稿台ｌに取り付けた一定
間隔で構成された白黒パターンを有するスケールで例え
ば第２図に示すものである。

６はスケール２を検出するために等速ユニット３に取り
付けた白黒の濃淡を判別できるセンサで例えば反射型ホ
トセンサ、７はピーク検出回路、８はパルス化回路、９
はカウンタ回路、１１はトリミング範囲を設定する入力
装置、１０はカウンタ回路９と入力装置１１の値を比較
する比較回路、１２は露光部２０と現像器２１間の感光
ドラム５面近傍に設置した光源１７をオン・オフするオ
ンオフ回路である。

以上のように構成された複写機のトリミング装置につい
て、以下第１図を用いて、その動作を説明する。

まず第１図にて、トリミング範囲は入力装置１１にて設
定する。その設定方法としては、例えば原稿台上に書か
れた目盛を数値で入力する方法がある。上記トリミング
範囲は比較回路１０に設定する。

ここで、複写機を起動すると、等速ユニット３、半速ユ
ニット４、および、感光ドラム５が動き、スケール２に
対して、等速ユニット３と共にセンサ６が、同時に動く
。従って、センサ６からの信号は、スケール２の濃淡に
応じたもの、つまり、等速ユニット３の動きに応じたも
のとなる。この信号は、ピーク検出回路７にてスケール
２の濃淡に応じたピークを検出し、パルス化回路８にて
スケール２の濃淡に応じたパルスを発生し、そのパルス
をカウンタ回路９にてカウンタする。上記比較回路１０
にて上記カウンタ値と上記入力袋？＆１１にて設定され
たトリミング範囲とを常に比較する。

上記比較において一敗した場合、光源１７をオンするよ
うにオンオフ回路１２に信号を送り、所定の複写機能が
終了すると上記オンオフ回路１２はオフする。従って、
不要な部分は光源１７により消すことができる。また、
オンオフ回路１２は、通常は常にオフ状態になっている
ものである。上記のようにして、自由にトリミング範囲
を設定できるようにしたものである。

つぎに本発明の第一の実施例に拡大縮小機能を加えた第
二の実施例について図面を参照しながら説明する。

第３図は、本発明の実施例における構成を示す概略図で
ある。

第３図にて、第１図と同等な機能を有するものには同一
の番号を付している。ここでは、第１図と異なる点につ
いて説明する。１８はトリミング範囲および拡大縮小値
を入力する入力装置、１３は光学ユニット駆動回路１５
と感光ドラム駆動回路１６をコントロールするコントロ
ール回路１４に入力装置１１からの倍率値に応じた信号
をパルス化回路８からの信号をもとに変換して送信する
ものである。

以上のように構成された複写機のトリミング装置につい
て、以下第３図を用いて、その動作を説明する。

まず、第３図にて、トリミング機能については第一の実
施例と同様であるため、ここでは説明を省略する。

拡大縮小値は入力装置１８にて設定する。その入力方法
としては、例えば複写機に数値入力装置を設ける方法が
ある。上記拡大縮小値は倍率決定回路１３に設定する。

ここで、複写機を起動すると、上記第−の実施例と同様
にセンサ６からの信号は、スケール２の濃淡に応じたも
の、つまり、等速ユニット３の動きに応じたパルスにパ
ルス化回路８にて整形し、そのパルスは倍率決定回路１
３に入力する。上記倍率決定回路１３にて上記倍率値と
上記パルスとを比較して光学ユニット駆動回路１５と感
光ドラム駆動回路１６を駆動するのに必要な信号を作り
出すコントロール回路１４に信号を与える。上記のよう
にして、自由に拡大縮小値を設定できるようにしたもの
である。

なお、本実施例において、スケールを原稿台上に取り付
けたが、等速ユニットに取り付けたセンサが上記スケー
ルを読み取ることができれば、複写機本体のどこに位置
してもよい。

さらに、センサの種類としては、磁気式や静電式であっ
ても上記方式のセンサが検出できるようなスケールを設
けることで同一の効果が得られる。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、複写機にて従来マイク
ロプロセッサを用いておこなっていたトリミングや拡大
縮小機能を、簡単な構成にて実現し、さらに、上記機能
は入力装置にて任意に設定できるものでもある。従って
、本発明は、複写機のトリミングや拡大縮小機能を実現
する上で実用上極めて有益である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の複写機のトリミングおよび拡大縮小装
置の構成図、第２図はスケールの構成図、第３図は本発
明の第二の実施例の構成図である。 １・・・・・・原稿台、２・・・・・・スケール、３・
・・・・・等速ユニット、４・・・・・・半速ユニット
、５・・・・・・感光ドラム、６・・・・・・センサ、
７・・・・・・ピーク検出回路、８・・・・・・パルス
化回路、９・・・・・・カウンタ回路、１０・・・・・
・比較回路、１１．１８・・・・・・入力装置、１２・
・・・・・オンオフ回路、１３・・・・・・倍率決定回
路、１４・・・・・・コントロール回路、１５・・・・
・・光学ユニット駆動回路、１６・・・・・・感光ドラ
ム駆動回路、１７・・・・・・光源、２０・・・・・・
露光部、２１・・・・・・現像器。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　はか１名第　１　ロ ア　　　　？　　　　ｙ　　　　　／θ第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複写機を原稿台に一定間隔のパターンを有するス
   ケールを取り付け、さらに、上記スケールを検出できる
   センサを上記複写機の光学系に取り付け、上記スケール
   と上記センサとにより得られる信号と、複写機の入力装
   置より設定したトリミング範囲とを比較し、上記比較結
   果をもとに複写機内部の露光部と現像部間の感光ドラム
   面近傍に設けた光源を制御し、所定のトリミングを行な
   うことを特徴した、複写機のトリミング装置。
2. （２）上記スケールと上記センサにより得られる信号と
   、複写機の入力装置にて設定した倍率とをもとに、上記
   複写機内の光学系と感光ドラムの制御を行ない、所定の
   倍率となるように拡大縮小することを特徴とした特許請
   求の範囲第（１）項記載の複写機のトリミング装置。