JPS6329832Y2 - - Google Patents

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JPS6329832Y2
JPS6329832Y2 JP14960582U JP14960582U JPS6329832Y2 JP S6329832 Y2 JPS6329832 Y2 JP S6329832Y2 JP 14960582 U JP14960582 U JP 14960582U JP 14960582 U JP14960582 U JP 14960582U JP S6329832 Y2 JPS6329832 Y2 JP S6329832Y2
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JP
Japan
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plate
air
sound
opening
attached
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Application number
JP14960582U
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English (en)
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JPS5951987U (ja
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Landscapes

  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は遮音換気装置付きサツシに関するもの
で、サツシのガラスの一部に形成した孔部に遮音
換気装置を設けてサツシを締め切つた状態で換気
が行なえるようにすると共に換気のための通路を
流れる音が遮断されるようにし、更に室外側に向
く空気流通口から浸入した雨水が装置内部の吸音
材迄達せずに外部に排出されるようにすることを
目的とする。
以下本考案を実施の一例を示す図面に基づいて
説明する。図において1は窓の内側の防音サツ
シ、2は窓の外側の防音サツシで、各防音サツシ
1,2はサツシ枠3,4の下端部に設けた車輪
5,6が窓枠7下端に設けたレール8,9上に載
つて開閉できるようになつている。10,11は
各防音サツシ1,2のガラスである。12は前記
内側の防音サツシ1において、サツシ枠3の上端
を横長さ方向全長に亘つて切除し且つガラス10
の上端から適当長さ下方との間を横長さ方向全長
に亘つて切除して形成される孔部で、この孔部1
2に遮音換気装置13が室内14に飛び出すよう
に取り付けられる。この遮音換気装置13はサツ
シ枠3の上端切除部を埋める上枠部15を上端に
一体に有する後板16と、この後板16の下端に
取り付けられ前記孔部12の下端におけるガラス
10の上端に外嵌する下枠部17と、前記後板1
6及び下枠部17との間で内部空間18を形成す
る前カバー19とから本体を形成している。この
本体はアルミ製であり、後板16には下端より上
方に向つて適当長さの長孔状の空気流通口20が
横長さ方向適当間隔おきに形成され、前カバー1
9の前板部21にも下端近傍より上方に向つて適
当長さの長孔状の空気流通口22が横長さ方向適
当間隔おきに形成されている。前記下枠部17及
び前カバー19には夫々前記内部空間18内にお
いて前記両空気流通口20,22間で蛇行状通路
を形成する上下方向に向く立ち上がり板部23
a、水平板部23b及び板部24が一体に設けら
れ、側断面形状において後板16の空気流通口2
0から入つた空気は上向きに立ち上がり、その後
下向きに流れ、その後上向きに流れて前板部21
の空気流通口22から室内14に出るように蛇行
状通路が形成されている。尚この蛇行状通路にお
いて前記板部23a,24の互いに対向する面、
板部23bの上面並びに前カバー19の上端部内
面にはウレタンフオーム等の吸音材25,26が
装着され、前記蛇行状通路内を前記空気と共に流
れる音を吸音するようになつている。又後板16
に対向する板部23aの上端には凹状の水返し部
23cが形成されている。更に図中27は前記前
カバー19の前板部21の空気流通口22の内側
につまみ28によつて左右即ち装置13の横長さ
方向にスライド可能に設けられた開閉板で、装置
13による換気を必要としないときはこの開閉板
27により空気流通口22を閉じておくようにな
つている。詳細に述べると、前記空気流通口22
の横幅Aは隣設する空気流通口22との間の前板
部21の幅Bよりも若干小さく形成されており、
開閉板27もこれと同じように形成されて開閉板
27の孔29が空気流通口22と合致することに
より空気が流通できるようになつている。30は
開閉板27の内側に装着した防虫網である。
ところで前記前カバー19は第2図二点鎖線で
示すように後板16及び下枠部17に対して回転
できるように両側の蓋31,31に対し軸32で
下端部が枢支されており、第2図二点鎖線で示す
ように前カバー19を開くことによりメンテナン
スを行なえるようになつている。通常は前カバー
19は第2図実線で示すように閉じている。その
とき前カバー19の上端は両側の蓋31,31に
対しねじ33で固定されている。又前記遮音換気
装置13の両側はサツシ枠3の左右両側部に支持
されている。
従つて防音サツシ1,2を完全に締め切つた状
態で換気(給気)を行なうときは前記開閉板27
の孔29を空気流通口22と合致させておくこと
により、外気は後板16の空気流通口20から前
記蛇行状通路を通つて空気流通口22より室内1
4に流入し、給気される。このとき外音も内部空
間18内に流れ込むが、内部空間18内の通路が
蛇行状に長く形成されていることと、この通路に
は吸音材25,26が設けられていることで、こ
の吸音材25,26によつて外音が吸収され、上
記の如く換気を行なつていても優れた遮音効果が
得られる。尚前記遮音換気装置13は外音の遮断
のみならず、室内14の音が外部に漏れるのを防
止することもできる。更に雨水は前記後板16の
空気流通口20から入るが前記下枠部17の上下
方向に向く立ち上がり板部23aに当つてそれよ
り内部への浸入が防止され、雨水は空気流通口2
0から排出される。尚立ち上がり板部23aの上
端には凹状の水返し部23cが形成されているの
で雨が強くなつてもこの水返し部23cでそれよ
り内部への浸入を防止される。
本考案遮音換気装置付きサツシは以上述べたよ
ううに実施し得るもので、サツシを締め切つた状
態で換気が行なえ、しかも換気のための空気通路
を流れる音は遮断され、優れた防音効果が得られ
る。又室外側に向く空気流通口から浸入した雨水
は後板に対向する立ち上がり板部並びにその上端
の水返し部によりそれより内部への浸入が防止さ
れて外部に排出される。従つて雨水で装置内部の
吸音材を濡らすことなく、更には雨水が室内に浸
入することもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すもので、第1
図は遮音換気装置の斜視図、第2図は全体縦断側
面図、第3図は全体の概略正面図、第4図は遮音
換気装置の背面図である。 1,2……防音サツシ、3,4……サツシ枠、
10,11……ガラス、12……孔部、13……
遮音換気装置、14……室内、15……上部枠、
16……後板、17……下枠部、18……内部空
間、19……前カバー、20……空気流通口、2
1……前板部、22……空気流通口、23a,2
3b,24……板部、23c……水返し部、2
5,26……吸音材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 窓のサツシのガラスの一部に孔部を設け、この
    孔部に後部の空気流通口が外側に、前部の空気流
    通口が室内側に向くように遮音換気装置を取り付
    け、この遮音換気装置は本体内部に本体内面と複
    数の板部により蛇行状の通路を有すると共にこの
    蛇行状通路の適所に吸音材を装着し、又この装置
    の後板に対向する板部の面には吸音材を装着せ
    ず、又この板部の上端には凹状の水返し部を有
    し、前記後部の空気流通口により入つた雨水をこ
    の空気流通口から排出させるように構成したこと
    を特徴とする遮音換気装置付きサツシ。
JP14960582U 1982-09-30 1982-09-30 遮音換気装置付きサツシ Granted JPS5951987U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14960582U JPS5951987U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 遮音換気装置付きサツシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14960582U JPS5951987U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 遮音換気装置付きサツシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5951987U JPS5951987U (ja) 1984-04-05
JPS6329832Y2 true JPS6329832Y2 (ja) 1988-08-10

Family

ID=30332045

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JP14960582U Granted JPS5951987U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 遮音換気装置付きサツシ

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JPS5951987U (ja) 1984-04-05

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