JPS603919Y2 - 太陽熱利用開き窓 - Google Patents

太陽熱利用開き窓

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Publication number
JPS603919Y2
JPS603919Y2 JP273880U JP273880U JPS603919Y2 JP S603919 Y2 JPS603919 Y2 JP S603919Y2 JP 273880 U JP273880 U JP 273880U JP 273880 U JP273880 U JP 273880U JP S603919 Y2 JPS603919 Y2 JP S603919Y2
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JP
Japan
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door
glass
window
solar heat
blinds
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Expired
Application number
JP273880U
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English (en)
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JPS56105095U (ja
Inventor
正 栗田
Original Assignee
新日軽株式会社
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Publication date
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Publication of JPS56105095U publication Critical patent/JPS56105095U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、太陽熱利用窓、さらに詳しくは、二重開き
戸を構成する外側ガラス開き戸と内側ガラス開き戸の間
にブラインド型太陽熱吸収・反射装置を設け、かつ、障
子に通気孔を設けることにより、太陽熱を室内空調に有
効に利用できるようにした窓に関するものである。
二重引き戸開にブラインド型太陽熱吸収・反射装置を窓
に備えて、太陽熱を室内空調に利用する技術思想は既に
提案されている。
しかし、この種の二重引き戸の窓においては、一枚の障
子分しか開放できないため以下のような欠点があった。
第一にブラインドスラットの掃除がしにくい。
第二に内外窓を取り付けた後にブラインドを装着すると
きは、引き戸が邪魔になり、装着しにくい。
第三に換気をする際、窓部全面を開放できないので、短
時間に完全換気を敏速に行うことができない。
そこで、この考案は、前記欠点を改良するために考案さ
れたそのである。
すなわち、窓全面を開放可能にしてブラインドのスラッ
トの掃除及びブラインドの取付けを容易にするとともに
窓部を広くとらなくても敏速な完全換気ができる太陽熱
利用窓を提供することを目的とするものである。
次に、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、この考案に係る太陽熱利用窓の縦断面図を示
し、第2図は、同横断面図である。
第1図及び第2図において、外側ガラス開き戸1と内側
ガラス開き戸2を離間して設け、これらの開き戸開に形
成された空間部3にブラインド4が装着されている。
前記外側ガラス開き戸1及び内側ガラス開き戸2は、ヒ
ンジ5,5′により縦6,6を中心に開閉自在に窓枠7
,7′に支持され、窓枠には内側に各々戸当り部8,8
′を有している。
外側ガラス窓と内側ガラス窓の間に設けられた空間部3
において、スラット9がまぐさ10に直付けされ、さら
にそのスラット9にブラインドのトップレール11が支
持されている。
空間部3の左右の縦辺12には、ブラインド4が昇降す
るとき揺動し、柱に直接ぶつかり、傷つけたり、騒音を
立てることを防止するため、緩衝材13が設けられてい
る。
好ましくは、画定枠間においては柱が露出されないよう
に、画定枠間を延長するカバー材14が装着され、その
カバー材14に前記緩衝材13が固着されている。
さらにカバー材14に合成樹脂を用いれば、断熱効果が
増大する。
また空間部3の上下辺においても、前記カバー材と同様
の図示されていないカバー材を取付け、その上辺のカバ
ー材に前記スラット9を固着してもよい。
内・外ガラス開き戸1,2には、その上下に既知の任意
の構成の通気孔15.15’が外側ガラス開き戸1又は
内側ガラス開き戸2の一方または双方に設けられている
なお、この実施例は、片開き戸について図示したが、両
開き戸にしてもよい。
本考案は、このような構成になっているため、以下のよ
うな作用・効果を有する。
第一に窓を閉めて通気孔も閉めたときは、防音性及び断
熱性が得られる。
さらにブラインドを降ろし、スラットを閉じたときは、
断熱性が増大される。
第二に通気孔を開けて防犯性を備えたまま換気が可能で
ある。
第三に冬期は、暖房効果を助長し、夏期は冷房負荷を軽
減する。
すなわち、冬期は外側ガラス開き戸の通気孔を閉じ、内
側ガラス開き戸の通気孔を開け、かつ、ブラインドの傾
きを適当に調節することにより、内外ガラス開き戸開の
空間の空気を暖める。
その結果内部の暖められた空気は上昇し、内側ガラス窓
の上部通気孔から室内に流出する。
また、室内の冷たに空気は、内側ガラス開き戸の下部の
空気孔より流入し、再び暖められる。
上記プロセスが繰り返えされ、室内の暖房効果を助長す
る。
また夏期は、外側ガラス開き戸の通気孔を開き、内側ガ
ラス開き戸の通気孔を閉じ、かつブラインドを降ろして
、スラットを立てる。
その結果、太陽熱はブラインドで反射されるとともに、
内外ガラス開き戸開の暖められた空気は、外側ガラス開
き戸の上部通気孔から室外に流出し、下部通気孔から、
冷たに空気が流入する。
そのため、内外ガラス開き戸開の空気の温度上昇が防止
され、同時に室内に入る熱線を遮蔽し、冷房負荷を軽減
する。
上記ブラインドを太陽熱利用型(スラットの表面が反射
面で、裏面が吸熱面のもの)を使用すると上記作用効果
は一層高まる。
第四に内外ガラス開き戸を開放状態にし、ブラインドを
上昇させ、敏速に完全換気が行える。
第五には、この考案は開き戸を用いているため窓面を全
部開放可能であるのでブラインドを降ろせば、スラット
の掃除が容易である。
第六には、この考案は開き戸を用いているため、内外ガ
ラス開き戸を取付けた後も、ブラインドの取付けが容易
である。
このように、本考案は太陽熱利用二重開き戸としたため
、窓全面が開放可能となり、スラットの掃除及び内外窓
の取付は後のブラインドの取付けが容易となり、かつ、
敏速な完全換気を行うことができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、太陽熱利用開き窓の縦断面図、第2図は内側
窓枠及び外側窓枠を一体構造とした実施例における横断
面図である。 1・・・・・・外側ガラス開き戸、2・・・・・・内側
ガラス開き戸、3・・・・・・空間部、4・・・・・・
ブラインド、15゜15′・・・・・・通気孔、16,
16’・・・・・・錠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外側ガラス開き戸と内側ガラス開き戸を離間して設け、
    これらの開き戸開に形成された空間部にブラインドを装
    着すると共に、該空間部と室外あるいは、該空間部と室
    内のいずれか一方又は双方を選択的に連通可能なように
    上記間き戸の上下部に開閉自在の通気部を形成してなる
    太陽熱利用開き窓。
JP273880U 1980-01-14 1980-01-14 太陽熱利用開き窓 Expired JPS603919Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP273880U JPS603919Y2 (ja) 1980-01-14 1980-01-14 太陽熱利用開き窓

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JP273880U JPS603919Y2 (ja) 1980-01-14 1980-01-14 太陽熱利用開き窓

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Publication Number Publication Date
JPS56105095U JPS56105095U (ja) 1981-08-17
JPS603919Y2 true JPS603919Y2 (ja) 1985-02-02

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ID=29599557

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JP273880U Expired JPS603919Y2 (ja) 1980-01-14 1980-01-14 太陽熱利用開き窓

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JP6730913B2 (ja) * 2016-11-02 2020-07-29 Ykk Ap株式会社 建具

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JPS56105095U (ja) 1981-08-17

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