JPS6329768B2 - - Google Patents

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JPS6329768B2
JPS6329768B2 JP55099382A JP9938280A JPS6329768B2 JP S6329768 B2 JPS6329768 B2 JP S6329768B2 JP 55099382 A JP55099382 A JP 55099382A JP 9938280 A JP9938280 A JP 9938280A JP S6329768 B2 JPS6329768 B2 JP S6329768B2
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JP
Japan
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oil
impregnated
general formula
insulating
electrical device
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JP55099382A
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Atsushi Sato
Naoya Takahashi
Keiji Endo
Hitoshi Yagishita
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Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Petrochemicals Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/276,709 priority patent/US4347169A/en
Priority to SE8103954A priority patent/SE446041B/sv
Priority to FR8112622A priority patent/FR2485563B1/fr
Priority to GB8119817A priority patent/GB2082626B/en
Priority to DE19813125762 priority patent/DE3125762A1/de
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は油含浸電気機器に関するものである。
コンデンサ、ケーブル、変圧器などの電気機器
は、近年、高圧化、小型化の傾向が著しく、それ
に伴つて絶縁材料として、従来の絶縁紙に代え
て、または絶縁紙と併用する形式で、合成樹脂フ
イルムなどが使用されるようになつてきた。その
結果電気絶縁油に要求される性能が一層厳しくな
つている。 従来、油含浸電気機器用の絶縁油として、鉱
油、アルキルベンゼン、ポリブテン、アルキルナ
フタレン、アルキルビフエニル、ジアリールアル
カンなどが提案され使用されている。しかし、こ
れらの絶縁油の性能は、上記のような電気機器の
発展に充分対応し得ていない。特に合成樹脂フイ
ルム絶縁体を使用した電気機器においては満足す
べきものではない。 すなわち、前記の電気機器類の高圧化や小型化
に伴い、使用する絶縁油に要求される性能は、絶
縁破壊電圧が高いこと、誘電損失の原因となる誘
電正接が低いことの他、水素ガス吸収性が優れて
いることなどが要求されている。 水素ガス吸収性は、高電圧下におけるコロナ放
電に対する絶縁油の安定性を示すもので、ガス吸
収性が大きい程コロナ放電が発生し難く、安定性
が優れた絶縁油である。 一方、前記の電気機器の高圧化の要求に対し
て、油含浸電力ケーブル、コンデンサーなどの電
気機器に使用されている絶縁体または誘電体に
は、従来の絶縁紙の代りにポリオレフイン、ポリ
スチレン、ポリエステルなどのプラスチツクフイ
ルムが絶縁体もしくは誘電体の一部または全部に
使用されるようになつた。また、絶縁耐力、誘電
正接、誘電率などの観点から、プラスチツクフイ
ルムとしてはポリオレフインフイルム、特にポリ
プロピレンフイルムや架橋ポリエチレンフイルム
などが使用されている。 これらのポリオレフインフイルムは、電気絶縁
油を含浸させた場合、その油の種類によつてある
程度は膨潤や溶解をする。フイルムが膨潤する
と、絶縁層の厚みが増加し、ケーブルにおいては
電気絶縁油の油流抵抗の増加、コンデンサーにお
いては、電気絶縁油の含浸不良などの現象が起
り、ボイド(油が含浸しない個所)が生じ、コロ
ナ放電電圧の低下などが起り好ましくない。 しかしながら、前記の各電気絶縁油は、絶縁破
壊電圧(BDV)および誘電正接(tanδ)はある
程度満足し得るものであるが、水素ガス吸収性、
ひいてはコロナ放電特性、およびポリプロピレン
フイルムの寸法安定性などを充分に満足させ得る
ものではない。 本発明は、従来の油含浸電気機器のこのような
欠点を解決したものであり、 (a) ジアリールアルカンの1種または2種以上、 (b) 下記一般式()で表わされるアルキル−3
−フエニルインダン誘導体の1種または2種以
上、 一般式 (上式中、R1,R2,R3およびR4は水素原子ま
たはメチル基、R1からR4の合計炭素数は0か
ら2の整数)および (c) 下記一般式()ないし()で表わされる
1,3−ジアリールブテン誘導体の1種または
2種以上、 一般式 (上記一般式()ないし()中、R1から
R4はそれぞれ水素原子またはメチル基、R1
らR4の合計炭素数は0から2の整数) を含有する電気絶縁油を含浸してなる油含浸電気
機器に関するものである。 本発明における電気機器の例としては、コンデ
ンサ、ケーブル、変圧器などのいずれも対象とな
る。 電気機器の絶縁体としては、絶縁紙、合成樹脂
フイルムおよびこれらの組合せのいずれでも使用
できる。具体的には、コンデンサの絶縁体(誘電
体)として絶縁紙を用いたもの、絶縁紙とポリプ
ロピレンフイルムを併用したものおよびポリプロ
ピレンフイルムのみを用いたものなどがある。ま
た、ケーブル(OFケーブル)の絶縁体として、
絶縁紙を用いたもの、絶縁紙とポリエチレンある
いはポリプロピレンのごときポリオレフインとを
積層したもの、絶縁紙とシラングラフトポリエチ
レンとをシラノール触媒の存在下に架橋結合した
複合フイルムを用いたもの、あるいは絶縁紙の代
りにポリエチレン、ポリプロピレンのごときポリ
オレフインフイルムを用いたものなどがある。 本発明の油含浸電気機器はこれらのいずれをも
対象とするが、特に絶縁体(誘電体)の少なくと
も一部に合成樹脂フイルムを使用したものと前記
絶縁油との組合わせが好ましい。 つぎに本発明の油含浸電気機器に使用される前
記のジアリールアルカンは、その単独または混合
物の40℃における粘度が7cSt以下のものが好まし
い。ジアリールアルカンのうち好ましい化合物は
ジアリールエタンであり、さらに好ましくは下記
一般式()で表わされるアリールフエニルエタ
ンである。 一般式 上式中、R1からR3は水素原子またはC1からC3
のアルキル基であり、かつR1からR3の合計炭素
数は3以下の整数である。 ジアリールアルカンの具体例は次の通りであ
る。1,1−ジフエニルエタン、1,1−ジ(メ
チルフエニル)エタン、1−フエニル−1−(メ
チルフエニル)エタン、1−フエニル−1−(ジ
メチルフエニル)エタン、1−フエニル−1−
(エチルフエニル)エタン、1−フエニル−1−
(メチルエチルフエニル)エタン、1−フエニル
−1−(イソプロピルフエニル)エタン、1−フ
エニル−1−(トリメチルフエニル)エタン。こ
れらは、スチレンもしくはアルキルスチレンとベ
ンゼンもしくはC1からC3のアルキル基を有する
アルキルベンゼンとをルイス酸触媒の存在下で反
応させることにより容易に製造し得る。あるい
は、エチルベンゼン製造時の副生油から分離して
得ることもできる。これらのジアリールアルカン
は単独または2種以上の化合物の混合物として使
用する。 前記一般式()のアルキル−3−フエニルイ
ンダン誘導体は、スチレンあるいはそのアルキル
誘導体を固体酸触媒等の酸性触媒で二量化するこ
とによつて得られる。 アルキル−3−フエニルインダン誘導体のう
ち、好ましい化合物は、スチレンまたはα−メチ
ルスチレン、ビニルトルエンを二量化して得られ
るものであり、1−メチル−3−フエニルインダ
ンが特に好ましい。 前記一般式()ないし()で表わされる
1,3−ジアリールブテン誘導体はスチレンある
いはそのアルキル誘導体を固体酸触媒、超強酸等
の酸性触媒で二量化することによつて得られ、い
ずれも好ましく使用できる。これらのブラン誘導
体は、共通の1,3−ジフエニルブテン骨格を有
し、その具体例としては、1,3−ジフエニルブ
テン−1、1,3−ジフエニルブテン−2、1,
3−ジメチル−1,3ジフエニルブテン−1〔4
−メチル−2,4−ジフエニルペンテン−2〕、
1,3−ジ(メチルフエニル)ブテン−1、1,
3−ジ(メチルフエニル)ブテン−2、および
1,1−ジメチル−1,3−ジフエニルブテン−
3〔4−メチル−2,4−ジフエニルペンテン−
1〕などを挙げることができる。 ジアリールアルカン自体は電気的諸特性に優
れ、かつ生分解性、熱安定性および酸化安定性に
も優れているが、アルキル−3−フエニルインダ
ン誘導体および1,3−ジアリールブテン誘導体
を併用することにより、ポリプロピレンフイルム
等のプラスチツク絶縁体を使用している電気機器
に含浸した際にプラスチツク絶縁体の寸法安定性
が著しく改善され、かつ水素ガス吸収性が改善さ
れる。 一方、アルキル−3−フエニルインダン誘導体
自体は、生分解性、耐熱性、酸化安定性および電
気的諸特性にすぐれているが、一般に流動点が高
く、例えば1−メチル−3−フエニルインダンの
場合でも流動点は−40℃であり、単独使用では必
ずしも完全に満足できるものではないが、ジアリ
ールアルカンおよび1,3−ジフエニルブテン誘
導体と併用することにより、上記のような改善効
果が得られ、かつ電気絶縁油の粘度を好ましい範
囲に調整することができる。 ジアリールアルカンとアルキル−3−フエニル
インダン誘導体および1,3−ジアリールブテン
誘導体の混合割合は任意であるが、ジアリールア
ルカンを1に対し、重量比で、アルキル−3−フ
エニルインダン誘導体を0.01〜9、および1,3
−ジアリールブテン誘導体を0.001〜0.2の割合に
することが相乗効果の点から好ましい。 本発明の電気絶縁油は上記のような諸特性を有
しているので、コンデンサー、ケーブル、変圧器
その他の各種電気機器に使用し得る。他の炭化水
素系絶縁油と比較して、極めて誘電率が高いこ
と、水素ガス吸収性に優れていること、ポリプロ
ピレンフイルムあるいはポリエチレンフイルムと
の適合性に優れていることなどの点から、絶縁体
としてプラスチツクフイルムを含むコンデンサー
あるいはケーブル用の電気絶縁油として最適であ
る。 本発明の電気絶縁油は、上記組成の混合物から
なるものであるが、これのみに限定されない。 すなわち、その一般的な電気的性能を害なわず
に、所望の電気的性能を改善する目的で、ポリブ
テンや鉱油系絶縁油、アルキルベンゼン系絶縁
油、アルキルナフタレン系、アルキルビフエニル
系その他の芳香族系絶縁油を加えて使用すること
ができる。ポリブテンは体積固有抵抗、誘電正接
を改善し、鉱油系絶縁油は破壊電圧を向上させ、
アルキルベンゼン系絶縁油および他の芳香族系絶
縁油は破壊電圧、誘電正接、流動点等を向上させ
るが、いずれも誘電率を低下させる傾向があるた
め、50%以上加えることは好ましくない。また、
必要に応じて酸化安定剤を微量添加することは差
支えない。 また、リン酸エステル系化合物、エポキシ系化
合物等電気絶縁油用の添加剤として公知の化合物
を併用することもできる。 上記電気絶縁油を含浸してなる油含浸電気機器
は以下の特長を有する。 プラスチツク絶縁体の寸法安定性にすぐれてい
るので、ケーブルの場合には、膨潤による絶縁体
の寸法変化が少ないため、絶縁油の油流抵抗が小
さく、短時間で油浸が完了する。また、プラスチ
ツクフイルムと絶縁紙との積層フイルムから成る
絶縁体を使用したケーブルにおいては、長時間絶
縁油と接触しても屈曲による剥離やしわや座屈発
生などの恐れがないので、長寿命のケーブルが得
られる。 コンデンサの場合には、プラスチツクフイルム
の膨潤が少ないので、電気絶縁油の含浸が充分に
行なわれ、ボイドが生じない。従つて、コロナ放
電が生じ難く、絶縁破壊に到る恐れがなく、極め
て長寿命のコンデンサが得られる。 また、水素ガス吸収性にすぐれているので、ケ
ーブルおよびコンデンサ共に、高電圧下における
耐コロナ放電性に優れ、長寿命の油含浸電気機器
が得られる。 さらに、複数の成分から成る絶縁油を含浸する
ことによつて、上記の諸特性の改善を達成し、か
つ各成分自体の優れた電気的特性、生分解性、耐
熱性、酸化安定性を維持すると共に、粘度、流動
点を好ましい範囲に調節することができるので、
油含浸電気機器の製造が効率的に行なわれ、使用
条件による制約なしに高い性能を発揮する油含浸
電気機器を得ることができる。 以下に実施例により本発明に使用する電気絶縁
油およびその絶縁油を含浸した電気機器について
更に詳細に説明する。 実施例および比較例 (1) 絶縁油の電気的特性試験 表1に示す各種の絶縁油について、電気的特性
を測定した。その結果を表2に示す。表1中、絶
縁油3および4は本発明の油含浸電気機器に使用
する絶縁油であり、絶縁油1,2および5は比較
例である。表2中、流動点、引火点および電気的
性能はいずれもJIS C 2101の試験法に従つて測
定したものであり、酸化安定性の試験は115℃、
96時間空気加熱で行なつたものである。
【表】
【表】
【表】 (2) 絶縁油とポリプロピレンフイルムとの適合性
試験 つぎに表1に記載の絶縁油を用いて、ポリプロ
ピレンフイルムとの適合性の試験を行なつた。 (イ) 厚み変化率の試験 クラフト絶縁紙/ポリプロピレンフイルム/ク
ラフト絶縁紙(厚み43μ/49μ/43μ)の構成の、
クラフト絶縁紙とポリプロピレンフイルムとの複
合フイルムを10枚重ねて、1Kg/cm2の圧力をかけ
ながら100℃で24時間乾燥した後、一定加圧のま
ま同温の絶縁油を含浸させ、厚みの変化を測定し
た。 含浸開始24時間後の、乾燥開始前に対する厚み
の変化は表3の通りであつた。表3中の数字は厚
み変化率%である。なお24時間以後は厚みの変化
率の増減は殆ど認められなかつた。
【表】 なお、クラフト絶縁紙に対する各絶縁油の厚み
変化率は同等であるから、表3に示した厚み変化
率の差は、ポリプロピレンフイルムに対する各絶
縁油の厚み変化の差を示している。 (ロ) 溶解性試験 ポリプロピレン押出しフイルム(厚み49μ)を
100℃の充分量の絶縁油中に40日間浸漬した後、
油に溶解したポリプロピレンをメタノールで析出
させ、ポリプロピレンの溶解量を求めた。その結
果を表4に示す。
【表】 以上の結果から、本発明において使用する絶縁
油は諸性能が優れており、またポリオレフインフ
イルムに対する適合性も良好であることが解る。 (3) 油含浸コンデンサーの試験 誘電体として18μのポリプロピレンフイルムを
3枚重ねたものを使用し、電極としてアルミニウ
ム箔(厚み6μ、巾80mm)を使用して、長さ9.5m
のものを常法に従つて巻回して積層し、モデルコ
ンデンサーを作製した。 このコンデンサーに真空下にて前記(1)項の各絶
縁油を含浸させ、静電容量約0.5μFの油含浸コン
デンサーを作製した。これらに電圧を印加し、コ
ロナ放電開始電圧(CSV)およびコロナ放電消
滅電圧(CEV)を測定した。測定温度は30℃で
単位はkV/mmである。 結果は以下の表5の通りであつた。
【表】 (4) 油含浸ケーブルの試験 以下に述べる方法で、モデルケーブルを作製し
た。 (イ) ポリプロピレン−クラフト紙複合フイルムの
作製 誘電体として、2枚のクラフト絶縁紙(厚み
43μ)をポリプロピレンフイルムで溶融接着し
て、ポリプロピレン−クラフト紙複合フイルムを
得た。 得られたフイルムの構成はクラフト紙
(43μ)/ポリプロピレン(49μ)/クラフト紙
(43μ)であつた。 (ロ) 油含浸ケーブルの作製 導体として30mmφの銅パイプに、20mm巾の上記
誘電体フイルムを巻回した。巻付け圧力は0.5
Kg/20mmで巻付け厚さは4.5mmであつた。 巻付け層の外側をカーボン紙を介してアルミニ
ウムで被覆し、これを110℃×10-3mmHgで12時間
乾燥し、次に脱気乾燥した絶縁油を含浸させてモ
デルケーブルを作製した。 (ハ) 油含浸ケーブルの試験 初期及び、100℃×30日間加熱後のインパルス
破壊強度と、加熱前後の絶縁層の厚み変化率とを
測定した。その結果を次の表6に示す。
【表】 表5および表6の結果から、前記絶縁油3及び
4を含浸したケーブルおよびコンデンサーは、比
較例の絶縁油を使用したものと比較して、電気特
性が優れていることが解る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 絶縁体または誘電体の少なくとも一部に合成
    樹脂フイルムを使用した油含浸電気機器におい
    て、 (a) ジアリールアルカンの1種または2種以上、 (b) 下記一般式()で表わされるアルキル−3
    −フエニルインダン誘導体の1種または2種以
    上、 一般式 (上記一般式中、R1,R2,R3およびR4は水素
    原子またはメチル基、R1からR4の合計炭素数
    は0から2の整数)および (c) 下記一般式()ないし()で表わされる
    1,3−ジアリールブテン誘導体の1種または
    2種以上、 一般式 (上記一般式()ないし()中、R1,R2
    R3およびR4はそれぞれ水素原子またはメチル
    基、R1からR4の合計炭素数は0から2の整数) を含有する電気絶縁油を含浸してなる油含浸電気
    機器。 2 前記ジアリールアルカンがアリールフエニル
    エタンである特許請求の範囲第1項に記載の油含
    浸電気機器。 3 前記一般式()のアルキル−3−フエニル
    インダン誘導体が1−メチル−3−フエニルイン
    ダンである特許請求の範囲第1項に記載の油含浸
    電気機器。 4 前記一般式()の1,3−ジアリールブテ
    ン誘導体が、1,3−ジフエニルブテン−1であ
    る特許請求の範囲第1項に記載の油含浸電気機
    器。 5 前記一般式()の1,3−ジアリールブテ
    ン誘導体が、1,3−ジフエニルブテン−2であ
    る特許請求の範囲第1項に記載の油含浸電気機
    器。 6 前記油含浸電気機器がコンデンサである特許
    請求の範囲第1項から第5項のいずれかに記載の
    油含浸電気機器。 7 前記油含浸電気機器が油浸ケーブルである特
    許請求の範囲第1項から第5項のいずれかに記載
    の油含浸電気機器。 8 前記合成樹脂フイルムがポリプロピレンフイ
    ルムもしくはポリエチレンフイルムである特許請
    求の範囲第1項から第7項のいずれかに記載の油
    含浸電気機器。 9 前記ジアリールアルカンの1に対して、いず
    れも重量比で、前記アルキル−3−フエニルイン
    ダン誘導体が0.01〜9、および前記1,3−ジア
    リールブテン誘導体が0.001〜0.2存在する電気絶
    縁油を含浸してなる特許請求の範囲第1項に記載
    の油含浸電気機器。
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JPS5713613A (en) * 1980-06-30 1982-01-23 Nippon Petrochemicals Co Ltd Electrically insulating oil

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