JPS63297377A - 新規アミノ酸基含有4‐ベンジル‐1‐(2h)‐フタラジノン誘導体、その製法、及び該化合物を含有する抗ぜんそく及び抗アレルギー作用を有する医薬品 - Google Patents

新規アミノ酸基含有4‐ベンジル‐1‐(2h)‐フタラジノン誘導体、その製法、及び該化合物を含有する抗ぜんそく及び抗アレルギー作用を有する医薬品

Info

Publication number
JPS63297377A
JPS63297377A JP63110635A JP11063588A JPS63297377A JP S63297377 A JPS63297377 A JP S63297377A JP 63110635 A JP63110635 A JP 63110635A JP 11063588 A JP11063588 A JP 11063588A JP S63297377 A JPS63297377 A JP S63297377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
benzyl
hydrogen
alkyl
amino
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63110635A
Other languages
English (en)
Inventor
ユルゲン・エンゲル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asta Medica GmbH
Original Assignee
Asta Pharma AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asta Pharma AG filed Critical Asta Pharma AG
Publication of JPS63297377A publication Critical patent/JPS63297377A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D403/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00
    • C07D403/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00 containing two hetero rings
    • C07D403/04Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D401/00 containing two hetero rings directly linked by a ring-member-to-ring-member bond
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P11/00Drugs for disorders of the respiratory system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • A61P37/08Antiallergic agents

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来技術 西ドイツ国特許第2164058号明FA曹のnMは次
式: R 〔式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、トリフルオルメ
チル基、低級アルキル基又はアルコキシ基t−表ワL、
Eti4−ヘルヒドロアゼビニル基、〜−メチルー4−
ベルヒドロアゼピニル基、3−キヌクリジル基、3−ト
ロノ母ニル基、3−ノルドロバニル基、N−メチル−3
−ピロリジニル−メチル基又はN−メチル−2−ピロリ
ジニル−メチル基を宍わす〕の塩基性置換生−ペンシル
−1−(2)−フタラジノン誘導体並びく該誘導体の生
理学的に認容性の酸付加塩である。
これらの化合物は抗ヒスタミン作用を有する。
発明の構成 前記の化合物に対して、一般式I: 〔式中、R1及びR2は水素、弗素、塩素、臭素、トリ
フルオルメチル基、C1〜C6−アルキル基又はC1〜
C6−アルコキシ基を表わし、基Aはインドリル−(3
)−メチル基、イミダゾリル−(4)−メチル基、C1
〜C1゜−アルキル基を表わすか、又はR5はカルゲキ
シ基、C7〜C6−アルコキシカルボニル基、アミノカ
ルゲニル基、ヒドロキシ基、C1〜C6−アルコキシ基
、02〜C6−アルカノイルオキシ基、メルカプト基、
01〜C6−アルキルチオ基、02〜C6−アルカノイ
ルメルカプト基、フェニル基、 ヒドロキシフェニル基
、ジヒドロキシフェニル基、アミノ−C1〜C6−アル
キルチオ基、アミノ−C1〜C6−アルキルオキシ基、
アミノ基、ウレイド基(82NGONH−)又はグアニ
ジノ基により置換されたC1〜C1o−アルキル基を表
わすか、又はR3は構造部分、CH(NHR4)と共に
ピロリジン−2−イル基(プロリン基)又は4−ヒドロ
キシ−ピロリジン−2−イル基を表わし、R4は水素、
ベンジル基又はC1〜C6−アルキル基を表わし、R5
は水素、ベンジル基、C1〜C6−アルキル基、(ここ
でR3及びR4は前記のものを表わし、かつR6は水素
、ベンジル基又は02〜C6−アルカノイル基を表わす
)t−表わす)を表わす〕の本発明による化合物は次の
意外な作用によシ優れている:この化合物は抗ぜんそく
、抗アレルギー、Paf−拮抗(Paf=pJateM
t activatingtactor;特にぜんそく
を惹起する媒体)並びにロイコトリエへン阻害に作用す
る。
次に本発明において重要なことを詳細に説明する。
基R1は有利にフェニル珈の4位に存在する。
式■中におけるアルキル基、アルコキシ基、アルキルア
ミノ基、アルカノイルアミノ基、アルカノイルオキシ基
、アルカノイルメルカプト基もしくは全く一般的なアル
カノイル基は直鎖又は分枝鎖であってよい。四じことは
、アルキル基及びアルキルオキシ基(=アルコキシ基)
が他の複合基の構成分である棒金(f・1えばモノアル
キルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アルカノイルアミ
ノ基、アルコキシカルボニル基、アミノアルキルチオ基
、アミノアルキルオキシ基及び類似の基)、これらのア
ルキル基、及びアルキルオキシ基にもあてはまる。
ハロゲン原子とは特に塩素及び弗素である。
アルキル基及びアルコキシ基ハそのもの自体として、又
は他の複合基の構成分として特に炭素原子数1〜4、有
利に1又は2からなる。アルカノイル基、例えばアルカ
ノイルアミノ基、アルカノイルオキシ基又はアルカノイ
ルメルカプト基は特に炭素原子数2〜4、有利に2〜3
からなる。
Rは例えば、C1〜C6−アルキル基であって、このア
ルキル基は1−12−13−14−15−又tIi6位
(数値はアルキル基が残りの分子と結合する位置で始ま
る)でアミノ基(特に3位又は手付)、メルカプト基又
はヒドロキシ基(断に1位又は2位)、アミノ−02〜
C4−アルキルチオ基、アミノ−02〜C4−アルコキ
シ基、カルyJr−+シ基、C1〜C6−アルコキジカ
ルゲニル基、ウレイド基又はグアニジノ基を有する。
例えば基−CO−NH(NR4R5’)−R,もしくは
−CO−NH(NR4R6)−R,は次のアミノ酸から
由来する:アスパラギン酸(DL−型)、アス/4”)
ギン、α−アミノ酪酸、ロイシン、イソロイシン、アス
ノeラギン酸エチルエステル(L−型)、−/)ルリン
rH2N−CO−NH−(CH2) 、−CHrNH2
) −Co2H,1(L−型)、オルニチン(L−W)
、アルギニン、牛−チアリジン(H2N−CH2−CH
2−8−CH2−CH(NH2−COOH)、2.6−
ジアミツーエナント酸(ε−メチルリジン)、イーオキ
サリジン〔HN−CHCH−0−CH−CH(NH2)
−COOH)、グリシン、N−メチル−グリシン、N、
N−ジメチルグリシン、フロリン、ヒドロキシプロリン
、アラニン、β−アラニン、3.4−ジヒドロキシフェ
ニルアラニン、フェニルアラニン、チロシン、ドリフト
ファン、システィン、ホモシスティン(DL−型)、メ
チオニン、(ニジラミン、リジン(特にL−リジン)、
バリン、バリンメチルエステル(’L−型)、スレオニ
ン、ヒスチジン、セリン、ホモセリン、グルタミン酸、
グルタミン、α、β−ジアミノゾロピオン酸、ザルコシ
ン、エチオニン、α、γ−ジアミノー酪酸(L−型)、
α−アミノアジピン酸(L−型)。
製法によれば、生成物中に及在するヒドロキシ基、メル
カプト基及び/又は1級もしくは2級アミノ基はアルキ
ル化又はアシル化されていてよい。
アルキル化け、例えば式MHaJ、Ar5020M及び
So(OM)2(ココテ、HaJU/%C1”/原子(
特【塩素、臭素又は沃素)を表わし、Arは芳査族基(
filえば、場合により1つ以上の低級アルキル基によ
り、12換されたフェニル基又はナフチル基)を表わし
、MはC1〜C6−アルキル基、フェニル−C〜C4−
アルキル基、ハログンフに ニル−C1〜C4−アルキル基又は係挿され念アミノ基
を有するアミノ−01〜C6−アルキル基を表わす)の
化合物との反応により行なわれる。例としては、p−)
ルオールースルホン酸−C〜C−アルキルエステル、C
1〜C6−ノアルキルスルフェート、01〜C6−アル
キルハロゲン什物及び相応するものを挙けることかでき
る。前記の化合物において、アルキル基は直鎖又は分枝
鎖であってよい。アルキル化反応及びアシル化反応は、
場合により常用の酸結合剤、例えばアルカリ金属水酸化
物、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属炭酸水素塩、ア
ルカリ土類金属炭酸塩、アルカリ金属酢酸塩、3級アミ
ン(例えば、トリエチルアミンのようなトリアルキルア
ミン)、ピリジン又はアルカリ金属水素化物の添加下に
、0〜200℃、有利に40〜140″Cの温度で、不
活性溶剤又は懸濁媒体中で実施する。溶剤又は懸濁媒体
としては次のものを挙げることができる:芳香族炭化水
素、例エバペンゾール、トリオール、キジロール;脂肪
族ケトン、例えばアセトンメチルエチルケトン;ハロゲ
ン化炭化水素、倒えはクロロホルム、四塩化炭素、クロ
ルベンゾール 塩化メチレン;脂肪族エーテル、例えば
ブチルエーテル;環状エーテル、例えばテトラヒドロフ
ラン、ジオキシド;3緑陰アミド、例えばジメチルホル
ムアミド、N−メチル−ピロリドン、ヘキサメチル燐酸
トリアミド;脂肪族アルコール、例、t ハメタノール
、エタノール、イソプロパツール、アミルアルコール、
tert−ブタノール、脂環式炭化水素、例えばシクロ
ヘキサン等。前記溶剤の水性混合物を使用することもで
きる。しばしば、使用した溶剤もしくは懸濁媒体の還流
温度で作業する。しばしば、アルキル化反応成分を過剰
に使用する。アルキル化はアルカリ金属水酸化物と組み
合わせてテトラアルキルアンモニウム塩(特にハロゲン
什物)の存在において、0〜100°C1有利に20〜
80℃の温度で非プロトン溶剤中、又はクロロホルム又
は塩化メチレン中で実施することができる。非プロトン
溶剤としては特に次のものが挙げられる:3級アミド(
ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ヘキサ
メチル燐酸トリアミド)、ジメチルスルホキシド、アセ
トニトリル、ジメトキシエタン、アセトン、テトラヒド
ロフラン。
アシル化においては、例えばC2〜C6−アルカノイル
基、C,〜C6−アルキルカルボニル基、場合により0
1〜C6−アルキル基1つ又は2つにより置換されたカ
ルバモイル基又は基−C〇−CH(NR4R6)−R3
を導入する。この際、自体公知法で、有利に相応するハ
ロゲン化物(例えばカルブ−C4〜C6−アルコキシハ
ロゲン化物、02〜C6−アルカノイルハロダン化物)
、相応する無水物の使用下に、又は公知縮合剤の存在で
相応する酸の使用下に(f1′えば方法a)n照)実施
する。反応温度は例えば30℃〜120℃である。
場合により、アルキル化すべき、もしくはアシル化すべ
き化合物を不活性溶剤、例えばジオキサン、ジメチルホ
ルムアミド、ペンゾール又はドルオール中でアルカリ金
属、アルカリ水素化物又はアルカリアミド(/+4Fに
ナトリウム又はナトリウム化合物)又はブチルリチウム
と共に0〜150℃の温度で反応させることにより、ま
ずアルキル化すべき、もしくはアシル化すべき化合物か
らアルカリ化合物を製造し、かつ次いでアルキル化剤を
添加するというようにアルキル化及びアシル化を行なう
こともできる。
記載したアルキル化剤及びアシル化剤のかわシに、化学
において常用の化学的に同熱の他の薬剤を使用してもよ
い(例えば・ L、F及び崗「yFieser著″Re
a、gents for Organic 5ynth
esis“、John WiJey and 5ons
出版社、ニューヨーク、1967年第1巻、第1303
〜4頁及び第2巻、W471頁参照)。
本発明方法のために使用する出発物質中にはヒドロキシ
基、メルカプト基、カルゲキシ基、アミノ基又はC1〜
C6−アルキルアミノ基があってよく、これらは常用の
保護基により保護されている。
ここでは加水分解又は水添分解により容易に脱吻可能で
あり、かつ反応の間又は後に脱離される常用の保護基が
重要である。ここでは、例えばJ、 F、 W、 fl
/IC0ITII e 17)本、Protectiv
eGroups in Organic Chemis
try1PAenumPress社、ニューヨーク、1
973年、第43〜143頁並びに183〜215頁に
記載されている保護基が重要である。
そのような保護基が製法の際に脱離しない場合は、反応
の後に脱離を行なう。しばしば出発物質はその製造のた
めにすでにこの種の保護基を有する。
例えば、この保護基においては、容易に溶媒化分解可能
なアシル基又は水添分解可能な基が重要である。溶媒化
分解可能な保護基を、例えば希釈した酸(flえは酢酸
、過塩素酸、塩酸、硫酸、蟻酸、トリフルオル酢酸)を
用いて、又は塩基性物質(苛性カリ、炭酸ナトリウム水
性アルカリ溶液、アルコール性アルカリ溶液、NH,)
により、温度−50℃〜150℃、特に0〜100℃で
鹸化することにより脱離する。
水添分解可能な基、例えばアリールアルキル基(ベンジ
ル基)又はアルアルキルカルボニル基(カル−ベンゾキ
シ基)を有利に常用の水添触媒(貴金属触媒)、特にパ
ラジウム触媒又は白金触媒(酸化白金)又はラネー・ニ
ッケルの存在下に溶剤又は懸濁媒体中で、場合により窩
めた圧力(例えば1〜50パール)で、20〜150”
O,特に30〜100℃、有利に40〜80℃で接触水
添により脱離する。このような保護基を脱離するための
溶剤もしくは懸濁媒体としては、例えば次のようなもの
をあげることができる:水、低級脂肪族アルコール、現
状エーテル、例えばジオキサン又はテトラヒドロフラン
、脂肪族エーテル、710グン化炭化水素、ジメチルホ
ルムアミド等並びにこれらの混合物。
水添分解により脱離可能な保護基としては、例えば次の
ものを挙げることができる:ペンジル基、α−フェニル
エチル基、ベンゼン核中に置換基を有するペンシル基(
p−ブロム−又はp−ニトロベンジル基)、カルブペン
ジキシ基もしくはカルデペンズチオ基(ここで、このよ
うな基にかいてもベンゼン核は置換されていてよい、例
えばN02により)、tert−プチルオキシカルゲニ
ル基。加水分解可能な基の例はフタリル基、トリチル基
、p−)ルオールスルホニル基、tert−プチロキシ
カルゲニル基、tert−ブチル基、ジメチルメチレン
基及び類似のもの、並びに低級アルカノイル基例えばア
セチル基、プロピオニル基、トリフルオルアセチル基、
ホルミル基及び類似のものである。
出発物質が遊離のカルボキシ基を有する塾舎、これを予
め、例えばベンジルアルコール又は他の低級脂肪族アル
コール(炭素区子数1〜6、特に1〜3)でエステル化
するのがしばしば有利である。最終生成物においては、
この棟のエステル基を塩基、例えばアルコール性アルカ
リ溶液(例えばメタノール性にOH)又は場合により鉱
酸、例えば塩酸又は愼酸を用いて、アルコール溶液又は
水性アルコール溶液中で、20℃〜100℃の製産で、
又は水素添加分解により脱離する。
特にペプチド合成において常用の保護基及びそこで常用
の脱離法を挙げることができる。詩に、このためにはJ
esse p、  GreenStein及びMiJt
on Wlnitr:(D本“Chemistry o
famino acids″′、ニュー ヨーy、19
61年、John WiAey and 5ons出版
社、」、2巻、例えば第883頁以降を示す。カルブア
ルコキシ基(例えば低分子)を挙げることができる。
本発明による化合物は7員環に、キラル中心を有し、か
つ多くの場合にはその他の非対称炭素原子をアミノ酸部
分A中に有している。従って、式■の化合物は一般にう
七ミ体としてもしくはジアステレオマーとして得られる
。このようなラセミ体を自体公知法で、例えばラセミ化
合物Iと光学活性酸又は光学活性塩基との塩の分別結晶
により、又はクロマトグラフィーによるラセミ体分割(
例えばAngewante Chemie第92/1巻
、1980年、第14頁参照)により光学活性異性体に
、もしくはエナンチオマーに分解することができる。し
かしながら、はじめから光学活性出発物質を使用するこ
とも可能であり、この際最終生成物としては相応する光
学活性型が得られる。その他の非対称炭素原子において
はジアステレオマー混合物が得られる。分離はこのため
に公知の方法により行なうことができる。
該発明はラセミ体及びジアステレオマー型並びに相応す
る光学活性右旋性及び左旋性型を包含する。
方法条件及び出発物質により、式■の最終生成物は遊離
形又はその塩の形で得られる。最終生成物の塩は自体公
知法で、例えばアルカリ、酸又はイオン交換体で、再た
び塩基にすることができる。この塩基から、有機又は無
機酸と、又は塩基性化合物と、特に治療に適用可能な塩
の形成に好適であるようなものと反応させることにより
塩を獲得する。
このような塩のための酸としては例えば次のようなもの
を挙げることができる:ハログン水素酸、硫酸、燐酸、
硝酸、過塩素酸、脂肪族、脂珍式、芳香族又は袂素珈弐
列の有機上ノー、ジー又はトリカルぎン酸並びにスルホ
ン酸。この例は、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、コハク酸
、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、
アスコルビン酸、マレイン酸、フマール酸、ヒドロキシ
マレイン酸、グルコン酸又は熱性ブドウ酸;フェニル酢
酸、安息香酸、p−アミノサリチル酸、エンゲン酸、メ
タンスルホン酸、エタンスルホン酸、ヒドロキシェタン
スルホン酸、エチレンスルホン酸;ハログンペンゾ−ル
スルホン酸、ドルオールスルホン酸、ナフタリンスルホ
ン酸又はスルファニル酸又は8−クロル−テオフィリン
である。
本発明による化合物は医薬組成物を製造するために好適
である。医薬組成物もしくは薬は本発明による化合物1
種以上を含有していてよい。
医薬調剤の製造のためには常用の担体及び助剤を使用す
ることができる。
一般式■の製法は、一般式■: 〔式中、R4及びR2は前記のものを表わす〕の化合物
を一般式■: 〔式中、R6、R4及びR5は前記のものを表わし、こ
こでカルブキシ基は活性化されていてよい〕の化合物と
反応させ、この際存在する出発化合物■の1級又は2級
アミン基、カルブキシ基、ヒドロキシ基及び/又はメル
カプト基は常用の保護基により保護されていてよく、得
られた化合物中に場合により存在する保護基を脱離し、
場合により存在する遊離ヒドロキシ基、メルカプト基、
1級又は2級アミノ基をアルキル化又はアシル化し、得
られた化合物を場合によりその塩に変換することを%賛
とする。
該方法は不活性溶剤又は懸濁媒体中で0〜150℃、有
利1c40〜100℃の間の温度で行なわれる。溶剤又
は分散媒としては例えば次のものを挙げることができる
:場合によ#)塩素又は臭素により置換された芳香族炭
化水素、例えばペンゾール、ドルオール、キジロール、
クロルベンゾール、ピリジン;低分子脂肪族ケトン(例
えば、炭素原子数3〜6)、例えばアセトン、メチルエ
チルケトン;ノ10グン化炭化水素、例えばクロロホル
ム、四塩化炭素、クロルベンゾール、塩化メチレン:低
分子脂肪族エーテル(例えば、炭素原子数4〜10)、
例えばジメトキシエタン、ブチルエーテル;飽和環状エ
ーテル、例えばテトラヒドロフラン、ジオキサン;スル
ホキシド、例えばジメチルスルホキシド;3級酸アミド
、例えばジメチルホルムアミド、テトラメチル尿素、N
−メチルピロリジン、ヘキサメチル燐酸トリアミド;ア
セトニトリル;低分子脂肪族アルコール、例えばメタノ
ール、エタノール、イソフロノ9ノール、アミルアルコ
ール、tert−ブタノール;脂環式炭化水素、例えば
シクロヘキサン;低分子の、炭素原子数1〜5の飽和塩
化炭化水素及び弗化炭化水素、この際個々の炭素原子は
1つ又は複数(2つ〜3つ)の塩素及び/又は弗素によ
り置換されていてよい、例えばクロロホルム、塩化メチ
レン。
前記の溶剤の水性混合物を使用することができる。しば
しば、使用した溶剤もしくは分散媒の還流温度で作業す
る。
場合により、一般式■の化合物を不活性溶剤、例えばジ
オキサン、ジメチルホルムアミド、ペンゾール又はト1
オール中でアルカリ金属、アルカリ金属水素化物又はア
ルカリアミド(特にナトリウム又はナトリウム化合物)
又はブチルリチウムと、0〜150℃の間の温度で反応
させることKより、アルカリ化合物(例えば、ナトリウ
ム塩、カリウム塩又はリチウム塩)を製造し、次いで化
合物■と(例えば酸)10グン化物の形で)反応させる
というように実施することもできる。
弐■の遊離酸を使用する場合、その活性化は縮合剤、例
えばジシクロへキシルカルデジイミド、亜硫酸−ビス−
アルキルアミド(flえば5o(N(CH,)、)2)
、N 、 N’−力ルゲニルゾイミダゾール等の存在に
より行なう(OrganicReactions 、第
12巻、1962年、第205〜239頁)。
本発明方法において活性化カルブキシル基を有する弐■
の酸を使用する場合、一般式:〔式中、R3、R4及び
R5は前記のものを表わし、かつWはハロゲン原子、式
−OR’又は−SR/の基、又は式−〇〇〇 −R“の
基を表わし、かつげはC1〜C6−アルキル基を夛わす
か、又は−OR’もしくは−SR’の場合にはR′はフ
ェニル基、又はニトロ基、C4〜C4−アルコキシ基、
C1〜C6−アルキル基又はハロゲン原子(塩素、弗素
、臭素)により置換されたフェニル基、シアノメチル基
又はカル?キシメチル基を表わし、R“は直鎖又は分枝
鎖C1〜C6−アルキル基、C1〜C6−アルコキシ基
、フェノキシ基又はカルがベンゾキシ基又はR−CH(
NR4R5)−を表わす〕の化合物が重要である。
Wがハロゲン原子を表わす場合、塩素、臭素又は沃素が
重要であり;ビもしくはR“がアルキル基又はアルコキ
シ基を表わす場合、これらは肩別に低分子であり、有利
には炭素原子数1〜牛からなる。′ しばしば、特にW(式■)がノ10グン原子又は基−0
CORを表わす場合、酸結合物質、例えばアルカリ金属
水酸化物、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属炭酸水素
塩、アルカリ金属アセテート、アルカリ土類金属炭酸塩
、トリアルキルアミン、ジアルキルアミン、ピリジン及
び類似物質の存在又は過剰の化合物■も有利である。
この際、酸結合剤も単独で又は他の常用の薬剤と混合し
て溶剤として使用することができる(例えばピリジン)
、未反応の出発物質■もしくは■を、特にこれが酸クロ
リドである場合、注意深く中和し、除去するように注意
する。しばしば、シリカゲルを介して反応生成物をクロ
マトグラフィーにより精製することが勧められ、この際
、例えばクロロホルム−エタノール混合物(エタノール
含量は例えば4チ)で、場合によりアンモニア水の添加
下に溶離する。
前記のカルベキシル基のための活性化剤の代わりに1他
の化学において常用の化学的に同等の薬剤を使用するこ
ともできる。この種の薬剤及び方法は例えば次の文献中
に記載されている: L、 F、及びMary Fie
ser著“ReagentS forOrganic 
5ynthesis”、Johan Wizey an
dSons出版社、ニューヨーク、1967年、第1巻
、第1303〜4頁及び第2巻、第471頁; Jak
ubke、 JeSCilkeit著、“aml no
sauren。
Pept lde %Proteine%akadem
i e出版社、ベルリン、1982年、第2改訂版、第
158〜183頁。前記文献位及び前記の頁による内容
は本願の構成要素である。
一般式Hの非公知の出発物質はドイツ国特許第216生
058号明細書もしくはドイツ国特許公開f35307
G)3号公報と同様にして得ることができる。出発物質
として使用した、相応する2−フェナセチル−安息香酸
はフェナセチル基中に基R1、及び場合によりR2を有
する。
一般に、有利には、まず7員環の窒素にメチル基を有す
る、相応する化合物■を製造し、かつこれをドイツ国特
許公開第3530793号公報の例と同様にしてカルベ
トキシ化合物を介して切断する。7員環の窒素にメチル
基を有する基礎となっている化合物Nは同様にドイツ医
特許公開第2164058号公報により、もしくは類似
の方法で製造することができる。
その他の薬理学的及び薬学的記載 本発明による化合物は覚醒モルモットでのぜんそく実験
において良好な抗ぜんそく及び抗アレルギー作用を示す
。例えば前記実験方法において、モルモツ)において体
重1 kFlあたり3In9の投与量でアレルギー性ぜ
んそくに対してぜんそく保護作用を示した。
前艷動物実験において、最少有効投与量は例えば; 経口投与   0.3■/J、 静脈内投与  0.1■/Icg、 である。
作用効果(前記の割物実験)K関する一般的な投与量範
囲としては例えば; 経口投与0.1〜30卿/に9、特に1.0〜10.0
〜/Icg、 静脈内投与0.1〜10 mQ/に−9、% K 0.
3〜5.0〜/kg、 を挙げることができる。
本発明による化合物の作用方向は公知医薬作用物質ジナ
トリウムクロモグリシン酸の作用と比較可能であるが、
これに加えて特に次のような差異がある:経ロ廟効性、
より強力な作用、長い作用時間。
本発明による化合物のための適応症としてはアレルギー
性鼻炎、気管支ぜんそくを挙げることができる。
医薬調剤形は、一般に本発明による活性成分0、1〜3
0 、有利に0.3〜l01n9を含有する。
投与はf1+えば錠剤、カプセル、丸薬、糖衣錠、生薬
、軟膏、ゼリー、クリーム、粉末、微粉末、エーロゾル
又は液状の形で行なうことができる。
液状適用形としては、例えば油状又はアルコール性もし
くは水性の溶液並びに懸濁液及び乳剤である。有利な適
用形は活性物質1〜10■を含有する錠剤又は活性物質
1〜1oft%を含有する液剤である。
本発明による活性成分の1同量は例えば次のようである
; a)経口投与剤形において、0.1〜30rno、有利
ニ1〜101n9、 b)非経口投与剤形において(例えば静脈内、筋肉内)
、0.1〜10■、有利に0.3〜50■、C)吸入投
与剤形において(溶液又はエーロゾル)、1〜101R
9、有利に3〜5rIN9、d)直腸内又は腔内適用の
ための剤形において、0,5〜50■、有利に1〜30
〜、e)皮膚及び粘嘆上への局所適用剤形において(例
えば、溶液、ローション、乳剤、軟膏等)、1〜101
n9有利に3〜5〜9゜例えば、1日3回、作用物質1
〜10■の含量の錠剤1〜2個、又は例えば、静脈内注
射において、物質0.3〜5.0雫を含有する内容量1
〜10ILtのアンプル1日1〜2回。経口投与におい
ては最少日用量は例えば111+9;最大日用量は経口
投与において、30ダを越えるべきではない。
犬及び猫の治療のためには経口1回投与量は一般に約0
.5〜30■/に9体重である;非経口投与量は0.1
〜10■/に9体重である。
馬及び家畜の治療のためには、経口1回投与量は一般に
約0.5〜30■/kgである;非経口1回投与量は約
0.1−10卿/#体重である。
すべての投与量はそれぞれ遊離塩基に対するものである
本発明による化合物のマウスに関する急性毒性H(LD
5(u9/kgにより示す; rv+tz!/er及び
Ta1nter tic ヨル方法: Proc、 S
oc、 Exper。
Bio7. a、 Med、第57巻、1944年、艙
261頁)、例えば祥口投与において250〜1000
1no/kgである。
該医薬品は人医学、獣医学において、並びに農業におい
て単独で又は他の薬理学的に活性な物質と混合して使用
することができる。
実施例 4−(p−クロル−ベンジル)−2−(ヘキサヒドロ−
1−グリシル−アゼピン−4−イル)−1−(2H)−
フタラジノン ジオキサン5Qacg中のN −tert−ブチルオキ
シ−カル−ニルグリセリン5.26?(0,03モル)
の溶液に、攪拌下に室温で1.1−カルボニルジイミダ
ゾール5j’(0,031モル)を添加する。攪拌60
分後に、ジオキサン5Qd中に溶かした4−(p−クロ
ル−ベンジル)−2−〔ヘキサヒドロアゼピン−4−イ
ル)、1−(2H)−フタラジノン(=デスメチルアゼ
ラスチン)11.P(0,03モル)の溶液を室温で滴
下し、該混合物を40〜50℃で4時間攪拌する。剤層
クロマトグラムによれば、反応混合物はなお約2C1の
未反応デスメチルアゼラスチンを含有する。従って、も
う1回N −tert−プチルオキシカルゲニルグリセ
リン1.1 i!−ラジオキサン201j中に溶かし、
カルがニルジイミダゾール1j/−と混合し、10分後
夕拌下に反応混合物に添加し、全体をもう1回40度C
で数時間(fllえば2時間)攪拌する。その後、溶剤
を回転蒸発器で除去し、残分を水と混合し、エーテルで
3回抽出する。次いで、エーテル溶液を2回水で洗浄し
、Mg So 4で乾燥し、濃縮する。
油状外分をイソプロノ母ノール50―中に溶かし、かつ
該溶液をイソプロパツール性塩酸(5〜10d)で酸性
とし、水浴上で約4時間加熱する(ブチルオキシカルボ
ニル保護基を脱離するため)。
次いで、氷で冷却すると、この際反応生成物が油状物質
として分離する。油状残分をジエチルエーテルと混合し
、強くこすり、残分を吸引濾過し、インプロパツール性
塩酸と混合し、残分をアセトン5Qtrlと混合し、再
たび回転蒸発装置斤で′P帰する。得られた固体残分を
イソプロパツール25―及び活性炭から再結晶し、エー
テルで洗浄し、50℃で乾燥ピストン中で乾燥する。
塩酸塩の融点:187℃ 収量:2.3iP。
前記の例と同様にして第19の化合物を製造する。ここ
では、例1に記載した一般式の化合物が製造される。
製造及び後処理は例IK記載したと同杆に行なう。
保護したアミノ酸(例えばN −tert−プチルオキ
シカルゲニルーアミノ#)0.03モルをそレソレ4−
− (p−クロル−ベンジル)−2−へキサヒドロアゼ
ピン−4−イル−1−(2H)−7タラジノン(=デス
メチルアゼラスチン)0.025〜0.03モルと溶剤
(ジクロルメタン、ジオキサン)中で反応させる。溶剤
がジクロルメタンの場合は、反応を還流温度下に行なう
この場合、終了後に直接水と(例えばl0C)17)混
合し、有@層を分離し、水で洗浄し、溶剤を除去する。
アミノ酸保謙基の脱1llcけ、例えばイソプロパツー
ル中の塩酸と共に加熱することにより行なわれる;1〜
4時間。
例2においては、保護基の脱離により得られた生成物(
塩酸塩)を水と混合し、不純物を除去するためにジエチ
ルエーテルで振出し、引き続き塩酸酸性塩を水溶液から
ジクロルメタンで抽出する。ジクロルメタンを除去した
後、得られる残分をジイソプロピルエーテルと共に短時
間加熱することにより、次いでまずイソプロノ譬ノール
+炭素、次いでメタノール+炭素から再結晶させること
により精製する。
例3においては、保護基の脱離vk得られた粗生成物を
水5011j中に溶かし、tert−ブチルメチルエー
テルで2回掘出し、水溶液中でNH3で塩基を遊離し、
これをジクロルメタンで抽出する。単離した塩基をアセ
トン50d中に溶かし、イソプロパツ−ル性塩酸(5r
’J  HCA ) 2.8M/で塩酸塩にする。アセ
トンを除去し、残分を無水エタエタノール中に溶かし、
エタノールを除去し、かつこのようにして得られた塩酸
塩をインゾロビルエーテル100dと共に加熱沸騰させ
、イソプロピルエーテルから側温し、乾燥するO 例4においては保護基の脱離降、塩酸酸性インプロパツ
ール反応溶液をジエチルエーテル100aと混合し、−
20℃に冷却する。反応生成物は油状物質として分離す
る。イソプロ・9ノール及びエタノール中で活性炭で処
理し、溶剤を除却した後、残分を水と混合し、NH3で
塩基を離退させ、塩基をエーテルで抽出し、エーテルの
除去後、塩基をアセトン5Qml中に溶かし、かつ塩酸
酸性イソプロパツール2.4 trlで塩酸塩を製造す
る。イソプロ・ぐノールを除去し、残分をジイソプロピ
ルエーテル100Rt中で加熱沸騰させ、冷却後塩酸酸
性塩を吸引濾過し、60°Cで真空中乾燥させる。
医薬調剤形の例 例1による化合物4■を有する錠剤 例1による作用物質40?、乳糖46o?、トウモロコ
シデンプン150?及びアエロジル10?を篩(メツシ
ュ巾0.811 )を通し、混合し、かつ5%ゼラチン
水溶液200?と流動層で造粒する。乾燥した顆粒、微
細晶セルロース242JF−、)ウモロコシデンプン8
01F及びステアリン酸マグネシウム8jF−を過飽(
メツシュ巾0.8111)L、均一に混合し、常法で打
錠して重jt100M9及び直径6nの錠剤とする。
1錠は作用物質41n9を含有する。
例2による化合物8W9を含有するカプセル9112に
よる作用物質80iP、  )ウモロコシデンプン50
F−1燐酸水素カルシウム、・2水和物1040P及び
高紳度二酸化珪素(アエロジル)10?を篩(メツシュ
巾0.811118 )を介して加え、均質化し、流動
層中で10係ゼラチン水溶液200?と共に造粒する。
トウモロコシデンプン200?及び乾燥した顆粒を過飽
しくメツシュ巾0.80)、均質化し、常法で大きさ3
の硬質ゼラチンカプセル中に140ダまで投与する。1
カプセルは作用物質81n9を含有する。
代理人 弁浮士  矢 野 敏 雄ニー5.1.。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼  I 〔式中、R_1及びR_2は水素、弗素、塩素、臭素、
    トリフルオルメチル基、C_1〜C_6−アルキル基又
    はC_1〜C_6−アルコキシ基を表わし、基Aは基−
    CO−CH−R_3(ここで、R_3は水素、NR_4
    R_5 フェニル基、インドリル−(3)−メチル基、イミダノ
    リル−(4)−メチル基、C_1〜C_1_0−アルキ
    ル基を表わすか、又はR_3はカルボキシ基、C_1〜
    C_6−アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基
    、ヒドロキシ基、C_1〜C_6−アルコキシ基、C_
    2〜C_6−アルカノイルオキシ基、メルカプト基、C
    _1〜C_6−アルキルチオ基、C_2〜C_6−アル
    カノイルメルカプト基、フェニル基、ヒドロキシフェニ
    ル基、ジヒドロキシフェニル基、アミノ−C_1〜C_
    6−アルキルチオ基、アミノ−C_1〜C_6−アルキ
    ルオキシ基、アミノ基、ウレイド基(H_2NCONH
    −)又はグアニジノ基により置換されたC_1〜C_1
    _0−アルキル基を表わすか、又はR_3は構造部分>
    CH(NHR_4)と共にピロリジン−2−イル基(プ
    ロリン基)又は4−ヒドロキシ−ピロリジン−2−イル
    基を表わし、R_4は水素、ベンジル基又はC_1〜C
    _6−アルキル基を表わし、R_5は水素、ベンジル基
    、C_1〜C_6−アルキル基、C_2〜C_6−アル
    カノイル基又は基 ▲数式、化学式、表等があります▼(ここでR_3及び
    R_4は前記のものを表わし、かつR_6は水素、ベン
    ジル基又はC_2〜C_6−アルカノイル基を表わす)
    を表わす)を表わす〕の新規アミノ酸基含有4−ベンジ
    ル−1−(2H)−フタラジノン誘導体及びその生理学
    的に認容性の塩。 2、一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ I 〔式中、R_1及びR_2は水素、弗素、塩素、臭素、
    トリフルオルメチル基、C_1〜C_4−アルキル基又
    はC_1〜C_6−アルコキシ基を表わし、基Aは基▲
    数式、化学式、表等があります▼(ここで、R_3は水
    素、 フェニル基、インドリル−(3)−メチル基、イミダゾ
    リル−(4)−メチル基、C_1〜C_1_0−アルキ
    ル基を表わすか、又はR_3はカルボキシ基、C_1〜
    C_6−アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基
    、ヒドロキシ基、C_1〜アルコキシ基、C_2〜C_
    6− C_6−アルコキシ基、C_2〜C_6−アルカノイル
    オキシ基、メルカプト基、C_1〜C_6−アルキルチ
    オ基、C_2〜C_6−アルカノイルメルカプト基、フ
    ェニル基、ヒドロキシフェニル基、ジヒドロキシフェニ
    ル基、アミノ−C_1〜C_6−アルキルチオ基、アミ
    ノ−C_1〜C_6−アルキルオキシ基、アミノ基、ウ
    レイド基(H_2NCONH−)又はグアニジノ基によ
    り置換されたC_1〜C_1_0−アルキル基を表わす
    か、又はR_3は構造部分>CH(NHR_4)と共に
    ピロリジン−2−イル基(プロリン基)又は4−ヒドロ
    キシ−ピロリジン−2−イル基を表わし、R_4は水素
    、ベンジル基又はC_1〜C_6−アルキル基を表わし
    、R_5は水素、ベンジル基、C_1〜C_6−アルキ
    ル基、C_2〜C_6−アルカノイル基又は基▲数式、
    化学式、表等があります▼(ここ でR_3及びR_4は前記のものを表わし、かつR_6
    は水素、ベンジル基又はC_2〜C_4−アルカノイル
    基を表わす)を表わす)を表わす〕の新規アミノ酸基含
    有4−ベンジル−1−(2H)−フタラジノン誘導体又
    はその生理学的に認容性の塩を製造するための方法にお
    いて、一般式II: ▲数式、化学式、表等があります▼II 〔式中、R_1及びR_2は前記のものを表わす〕の化
    合物を一般式III: ▲数式、化学式、表等があります▼III 〔式中、R_3、R_4及びR_5は前記のものを表わ
    し、ここでカルボキシ基は活性化されていてよい〕の化
    合物と反応させ、この際存在する出発化合物IIIの1級
    又は2級アミノ基、カルボキシ基、ヒドロキシ基及び/
    又はメルカプト基は常用の保護基により保護されていて
    よく、得られた化合物中に場合により存在する保護基を
    脱離し、場合により存在する遊離ヒドロキシ基、メルカ
    プト基、1級又は2級アミノ基をアルキル化又はアシル
    化し、得られた化合物を場合によりその塩に変換するこ
    とを特徴とする新規アミノ酸基含有4−ベンジル−1−
    (2H)−フタラジノン誘導体の製法。 3、一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ I 〔式中、R_1及びR_2は水素、弗素、塩素、臭素、
    トリフルオルメチル基、C_1〜C_6−アルキル基又
    はC_1〜C_6−アルコキシ基を表わし、基Aは基▲
    数式、化学式、表等があります▼(ここで、R_3は水
    素、 フェニル基、インドリル−(3)−メチル基、イミダゾ
    リル−(4)−メチル基、C_1〜C_1_0−アルキ
    ル基を表わすか、又はR_3はカルボキシ基、C_1〜
    C_6−アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基
    、ヒドロキシ基、C_1〜C_6−アルコキシ基、C_
    2〜C_6−アルカノイルオキシ基、メルカプト基、C
    _1〜C_6−アルキルチオ基、C_2〜C_6−アル
    カノイルメルカプト基、フェニル基、ヒドロキシフェニ
    ル基、ジヒドロキシフェニル基、アミノ−C_1〜C_
    6−アルキルチオ基、アミノ−C_1〜C_6−アルキ
    ルオキシ基、アミノ基、ウレイド基(H_2NCONH
    −)又はグアニジン基により置換されたC_1〜C_1
    _0−アルキル基を表わすか、又はR_3は構造部分>
    CH(NHR_4)と共にピロリジン−2−イル基(プ
    ロリン基)又は4−ヒドロキシ−ピロリジン−2−イル
    基を表わし、R_4は水素、ベンジル基又はC_1〜C
    _6−アルキル基を表わし、R_5は水素、ベンジル基
    、C_1〜C_6−アルキル基、C_2〜C_6−アル
    カノイル基又は基▲数式、化学式、表等があります▼(
    ここでR_3及びR_4は前記のものを表わし、かつR
    _6は水素、ベンジル基又はC_2〜C_6−アルカノ
    イル基を表わす)を表わす)を表わす〕の新規アミノ酸
    基含有4−ベンジル−1−(2H)−フタラジノン誘導
    体又はその生理学的に認容性の塩並びに常用の担体物質
    及び/又は希釈剤もしくは助剤を含有する抗ぜんそく及
    び抗アレルギー作用を有する医薬品。 4、一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ I 〔式中、R_1及びR_2は水素、弗素、塩素、臭素、
    トリフルオルメチル基、C_1〜C_6−アルキル基又
    はC_1〜C_6−アルコキシ基を表わし、基Aは基▲
    数式、化学式、表等があります▼(ここで、R_3は水
    素、 フェニル基、インドリル−(3)−メチル基、イミダゾ
    リル−(4)−メチル基、C_1〜C_1_0−アルキ
    ルを表わすか、又はR_3はカルボキシ基、C_1〜C
    _6−アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル基、
    ヒドロキシ基、C_1〜C_6−アルコキシ基、C_2
    〜C_6−アルカノイルオキシ基、メルカプト基、C_
    1〜C_6−アルキルチオ基、C_2〜C_6−アルカ
    ノイルメルカプト基、フェニル基、ヒドロキシフェニル
    基、ジヒドロキシフェニル基、アミノ−C_1〜C_6
    −アルキルチオ基、アミノ−C_1〜C_6−アルキル
    オキシ基、アミノ基、ウレイド基(H_2NCONH−
    )又はグアニジノ基により置換されたC_1〜C_1_
    0−アルキル基を表わすか、又はR_3は構造部分>C
    H(NHR_4)と共にピロリジン−2−イル基(プロ
    リン基)又は4−ヒドロキシ−ピロリジン−2−イル基
    を表わし、R_4は水素、ベンジル基又はC_1〜C_
    4−アルキル基を表わし、R_5は水素、ベンジル基、
    C_1〜C_6−アルキル基、C_2〜C_6−アルカ
    ノイル基又は基▲数式、化学式、表等があります▼(こ
    こでR_3及びR_4は前記のものを表わし、かつR_
    6は水素、ベンジル基又はC_2〜C_6−アルカノイ
    ル基を表わす)を表わす)を表わす〕の新規アミノ酸基
    含有4−ベンジル−1−(2H)−フタラジノン誘導体
    又はその生理学的に認容性の塩を常用の医薬担体物質及
    び/又は希釈剤もしくはその他の助剤と共に加工して医
    薬調剤形にするか、もしくは治療に適用可能な形にする
    ことを特徴とする抗ぜんそく及び抗アレルギー作用を有
    する医薬品の製法。
JP63110635A 1987-05-08 1988-05-09 新規アミノ酸基含有4‐ベンジル‐1‐(2h)‐フタラジノン誘導体、その製法、及び該化合物を含有する抗ぜんそく及び抗アレルギー作用を有する医薬品 Pending JPS63297377A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3715273 1987-05-08
DE3715273.4 1987-05-08

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63297377A true JPS63297377A (ja) 1988-12-05

Family

ID=6327046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63110635A Pending JPS63297377A (ja) 1987-05-08 1988-05-09 新規アミノ酸基含有4‐ベンジル‐1‐(2h)‐フタラジノン誘導体、その製法、及び該化合物を含有する抗ぜんそく及び抗アレルギー作用を有する医薬品

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4868175A (ja)
EP (1) EP0289939A1 (ja)
JP (1) JPS63297377A (ja)
DK (1) DK247888A (ja)
FI (1) FI882121A (ja)
NO (1) NO881997L (ja)
PT (1) PT87428B (ja)
ZA (1) ZA883240B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6838170B2 (en) 1999-06-18 2005-01-04 Hitachi Chemical Company, Ltd. Adhesive, adhesive member, interconnecting substrate for semiconductor mounting having adhesive member, and semiconductor device containing the same

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5232919A (en) * 1987-11-13 1993-08-03 Asta Pharma Aktiengesellschaft Azelastine embonate and compositions which contain it
US6127529A (en) * 1988-06-29 2000-10-03 Wallac Oy Metal-chelating 2,6-disubstituted pyridine compounds and their use
ATE107643T1 (de) * 1989-05-05 1994-07-15 Asta Medica Ag Salze des azelastins mit verbesserter löslichkeit.
JPH04198180A (ja) * 1990-11-28 1992-07-17 Eezai Kagaku Kk ベンジルフタラゾン誘導体の製造方法
DE4207234A1 (de) * 1992-03-07 1993-09-09 Asta Medica Ag Neue aminocarbonsaeure-derivate mit antiallergischer/antiasthmatischer wirkung und verfahren zu deren herstellung
US20070020330A1 (en) 2004-11-24 2007-01-25 Medpointe Healthcare Inc. Compositions comprising azelastine and methods of use thereof
US8758816B2 (en) 2004-11-24 2014-06-24 Meda Pharmaceuticals Inc. Compositions comprising azelastine and methods of use thereof
NZ555501A (en) 2004-11-24 2010-01-29 Medpointe Healthcare Inc Compositions comprising azelastine and methods of use thereof
US20090105225A1 (en) * 2006-04-20 2009-04-23 Glaxo Group Limited 2-Substituted 4-Benzylphthalazinone Derivatives as Histamine H1 and H3 Antagonists
US20100216799A1 (en) * 2007-10-11 2010-08-26 Glaxo Group Limited Phthalazine and pyrido[3,4-d]pyridazine compounds as h1 receptor antagonists

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3894015A (en) * 1971-03-27 1975-07-08 Cassella Farbwerke Mainkur Ag Basically substituted 1(2H)-phthalazinone derivatives
US3813384A (en) * 1972-01-17 1974-05-28 Asta Werke Ag Chem Fab Basically substituted benzyl phthalazone derivatives,acid salts thereof and process for the production thereof
ATE49205T1 (de) * 1984-09-14 1990-01-15 Asta Pharma Ag Substituierte benzylphthalazinon-derivate.
DE3634942A1 (de) * 1985-11-11 1987-05-14 Asta Werke Ag Chem Fab Neue 4-benzyl-1-(2h)-phthalazinon-derivate
US4746656A (en) * 1986-07-21 1988-05-24 E. R. Squibb & Sons, Inc. 1,2,4,7-tetrahydro-2-oxopyrazolo[1,5-a]pyrimidine derivatives

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6838170B2 (en) 1999-06-18 2005-01-04 Hitachi Chemical Company, Ltd. Adhesive, adhesive member, interconnecting substrate for semiconductor mounting having adhesive member, and semiconductor device containing the same

Also Published As

Publication number Publication date
EP0289939A1 (de) 1988-11-09
ZA883240B (en) 1988-12-28
PT87428A (pt) 1989-05-31
PT87428B (pt) 1992-09-30
DK247888A (da) 1988-11-09
FI882121A0 (fi) 1988-05-06
US4868175A (en) 1989-09-19
NO881997L (no) 1988-11-09
NO881997D0 (no) 1988-05-06
FI882121A (fi) 1988-11-09
DK247888D0 (da) 1988-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7893279B2 (en) Cyclohexanecarboxylic acid compound
RU2544856C2 (ru) НОВЫЕ ПРОИЗВОДНЫЕ 2,3,4,5-ТЕТРАГИДРО-1-ПИРИДО[4,3-b]ИНДОЛА И СПОСОБЫ ИХ ПРИМЕНЕНИЯ
EP1753725B1 (fr) Derives de tetrahydroisoquinolilsulfonamides, leur preparation et leur utilisation en therapeutique
CA2007117A1 (en) Beta-adrenergic agonists
JPS62230757A (ja) ヒドロキシルアミン誘導体
US5519019A (en) N-acyl-2,3-benzoidazepine derivatives, pharmaceutical compositions containing them and process for preparing same
WO1994004513A1 (en) Pharmaceutically active diketopiperazines
EP0340064B1 (fr) Benzodiazépines, leur procédé et intermédiaires de préparation et leurs applications en thérapeutique
JPS63297377A (ja) 新規アミノ酸基含有4‐ベンジル‐1‐(2h)‐フタラジノン誘導体、その製法、及び該化合物を含有する抗ぜんそく及び抗アレルギー作用を有する医薬品
FR2620121A1 (fr) ((pyrimidinyl-2)-aminoalkyl)-1 piperidines, leur preparation et leur application en therapeutique
JP2000327575A (ja) ジケトピペラジン誘導体含有炎症疾患治療剤および新規なジケトピペラジン誘導体
US5639751A (en) N-acyl-2,3-benzodiazepine derivatives for treating acute and chronic neurodegenerative disorders
US5521174A (en) N-acyl-2,3-benzodiazepine derivatives and a method of treating spasms of the skeletal musculature therewith
EP0657166A1 (de) Kombinationspräparate, enthaltend ein Chinoxalin und ein Nukleosid
DE69002474T2 (de) Carboxyalkyl-ether von 2-Amino-7-hydroxytetralin.
FR2483929A1 (fr) Nouvelles adenosines n6-substituees utiles comme medicaments antihypertenseurs, compositions therapeutiques et formes pharmaceutiques les contenant, et leur procede de preparation
DE69813886T2 (de) Naphthalin derivate
DE69029198T2 (de) Cholecystokinin-antagonisten
DE69910787T2 (de) Neuartige, pharmazeutisch aktive verbindung
JPS6026114B2 (ja) ベンゾジアゼピン誘導体の製造方法
JPH037280A (ja) 新規ベンゾチオピラニルアミン
JP2004269547A (ja) キノキサリンジオン類の製造方法
JPS62114946A (ja) フエニルセリンアミド誘導体およびそれを有効成分とする中枢神経系用剤
EP0057631A1 (fr) Nouveaux dérivés de l'acide ((indol-3 yl)-3 amino-2 propionyloxy)-2 acétique, procédés pour leur préparation et médicaments les contenant
US4021421A (en) Benzodiazepine derivatives