JPS6329682A - パチンコ機用硬貨ホルダ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、パチンコ機の前面ガラス片隅部に装着して
使用される複数枚の硬貨を縦方向に積み上げ状に収容す
る硬貨ホルダーに関する。

（従来技術） 近時、パチンコ店において、パチンコ機とパチンコ機と
の間に小型の玉自動販売機を挾み込むようにして設備し
、遊戯者はパチンコ機の前から離れることなく、この玉
自動販売機を利用してパチンコ玉（以下、単に玉という
）を人手できるようにした玉の販売システムが採用され
ている。

上記するような玉自動販売機は、一般に硬貨を使うよう
に出来ており、遊戯者が遊戯中に玉自動販売機を利用し
て玉を入手するには、予め多数の硬貨を用意しておくこ
とが求められる。

（発明が解決しようとする問題点） ところが、遊戯者が玉自動販売機を利用するために用意
する硬貨は、普通、遊戯者自身の被服のポケットや、財
布、或いは小銭入れ等に入れであることが多く、このま
まではいざ硬貨を取り出して玉を購入しようとする段で
甚だ面倒な面がある。

この発明は、上述の点に鑑みなされたものであって、パ
チンコ機の前面ガラスの片隅部に装着して置かれて各種
の硬貨を収容可能にし、遊戯途中における玉の購入を容
易にする便利なパチンコ機用硬貨ホルダーを提供するこ
とを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 上記の目的を達成するためのこの発明の要旨とするとこ
ろは、開放部を手前にした樋状体下端に、手前を高くし
て傾斜した受け座を設け、該受け座上に積み上げ状に硬
貨を収容するホルダー主体と、該ホルダー主体を立位に
してパチンコ機の前面ガラス片隅部に挟装される保持部
材とよりなり、前記樋状体内面に硬貨を２点で支持する
支持部を形成したことを特徴とするパチンコ機用硬貨ホ
ルダーにある。

（作　　用） この発明によれば、パチンコ機の前面ガラス片隅部に装
着した硬貨ホルダーに各種の硬貨を収容する時、これ等
の各硬貨はそれぞれに樋状体内面の２点で支持され、大
きさには無関係に樋状体中央に位置して安定し、硬貨の
出し入れが簡単に出来る。

（実施例） 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図において、１はパチンコ機、２はパチンコ機１と
パチンコ機１間に挟み込み状に配装した小型の玉自動販
売機である。

上記パチンコ機１は、その前面に設けた遊戯盤１ａに対
して玉打ちレバー１ｂの操作によって玉を打ち上げて遊
戯を楽しむ周知構成のもので、遊戯盤１ａを覆って開閉
自在に装着した前面ガラス３は枠４にガラス板３ａを嵌
挿してなる。

上記玉自動販売機２は硬貨投入口２ａから硬貨を投入す
ることによって硬貨の金額に見合った所定数量の玉がそ
の取り出し口２ｂに出て来るようにした周知構成のもの
である。

５は前面ガラス３に対して装着される硬貨ホルダーで、
この硬貨ホルダー５は第２図に示すように、ホルダー主
体６と、このホルダー主体６を立位にし、且つその上端
を若干後方に傾倒させる形にして結合した保持板７とか
らなり、ホルダー主体６は、硬貨の外周りでその略半分
程度をカバーする大きさの樋状体６ａの開放部を手前に
し、その下端に手前を高く傾斜した受け座６ｂを設けて
なり、樋状体内面には大きさの異なる各種の硬貨を総て
２点で支持するようにした支持部６ｃを形成している。

実施例の支持部６ｃは樋状体６ａの内面に設ける平行隆
起条を以て形成しているが、これはＶ字状に角度を採っ
て対向する平面構成によるものであってもよい。

尚、図中６ｄは受け座６ｂに設けた指先挿入用の切込み
溝、６ｅは同じく受け座６ｂに設けたゴミ等の排出用孔
である。

上記保持板７は、第３図に示すように前面ガラス３上に
添接されてガラス板３ａと枠４との間に保持板７の片側
縁部と下縁部を挟挿して装着されるもので、この挟挿の
ために保持板７の片側縁部には前面ガラス３の枠側部突
縁４ａが嵌挿される溝条７ａ　（第２図参照）と、枠４
に対して内側から弾発的に圧接してがたつきを防止する
ための弓状をなす弾発体７ｂが設けてあり、また下縁部
には全面ガラス３と枠側部突縁４ａとの間に楔状に押し
込まれる傾斜面７ｂが設けてあって、これで保持板７は
前面ガラス３の片隅部にしっかりと装着される。

上記構成において、硬貨ホルダー５の受け座６ｂ上に遊
戯者が手持ちの硬貨Ａを積み上げ状に収容すると、全硬
貨は受け座６ｂの傾斜により手前側を高（して傾き、各
硬貨Ａはそれぞれに樋状体６ａ内面に設けた支持部６ｃ
によりその最低部位を浮かせるように支持されて安定す
るもので、硬貨の大きさが異なる場合は、第４図に示す
ように各硬貨Ａｌ、Ａ２．Ａ３は自然に樋状体６ａの中
央に位置するようになる。

（効　　果） 従ってこの発明によれば、次のような効果を奏する。

（１）パチンコ機の前面ガラスの片隅部に装着した硬貨
ホルダーに対して遊戯者は手持ちの硬貨を一時的に収容
して置（ことが出来るから、遊戯途中で玉の購入に使う
金が直ぐに使用出来る。

（２）硬貨ホルダーに収容される硬貨は、手前が開放さ
れた樋状体に対して大きさには関係な（全ての硬貨がホ
ルダーに対しては２点で接触してそれぞれに重量をホル
ダーに預ける形をとるから、各硬貨は自然にホルダー中
央に位置して硬貨の取り扱いを便利にし、安定性も高く
実用上からホルダーに対して加わる衝撃程度では硬貨が
外へ飛び出すようなこともない。

（３）硬貨ホルダーから硬貨を一枚づつの取り出しには
、最上位硬貨の上面に指先を当てて手前に引き出すよう
にすると、硬貨はその傾斜分を上向きにスライドして引
き出されるようになるから、取り出される硬貨は確実に
一枚が素早く簡単に取り出される。

（４）硬貨ホルダーに収容の全硬貨を一括して取り出す
には、その最上位硬貨と最下位硬貨との間で二つの指で
挟んでそのまま手前に引き出せばよく、複数枚の硬貨を
一括して出し入れする取り扱いにも極めて便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示すパチンコ機の正面図、
第２図は硬貨ホルダーの斜視図、第３図は前面ガラスに
装着状態にある硬貨ホルダーの縦断面図、第４図は硬貨
ホルダー内に於ける硬貨の支持状態を示す断面図である
。 １・・・パチンコ機、２・・・玉自動版売機、３・・・
前面ガラス、４・・・枠、５・・・硬貨ホルダー、６・
・・ホルダー本体、７・・・保持板、Ａ・・・硬貨。 −、Ｊ 第　　　２　　　図 第　　　３　　　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）開放部を手前にした樋状体下端に、手前を高くし
   て傾斜した受け座を設け、該受け座上に積み上げ状に硬
   貨を収容するホルダー主体と、該ホルダー主体を立位に
   してパチンコ機の前面ガラス片隅部に挟装される保持部
   材とよりなり、前記樋状体内面に硬貨を２点で支持する
   支持部を形成したことを特徴とするパチンコ機用硬貨ホ
   ルダー。
2. （２）前記支持部が樋状体内面に設けた平行隆起条から
   なる特許請求の範囲第１項記載のパチンコ機用硬貨ホル
   ダー。