JPS63296818A - 排ガス処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ルーバー型集塵器を右する排ガス処理装置に
於いて、ルーバー型集塵器のブ［１−ダウンカス量を制
御できるようにした排ガス処理装置に関覆る。

［従来の技術］ ルーバー型集塵器は、圧ノＪ屓失が少なく、構造が簡単
であり、人し１ダスト溌度が大きく変化してもダスＩ−
捕集効率への影響が比較的少ないことから古くから利用
されてきたか、他の集塵器に比して、分離限界粒径が比
較的大きく、ルーバー型集塵器単独では十分に清浄なガ
スを得ることが国難である為、利用範囲はあまり広くな
かった。

然し乍ら、構造が簡単で圧ノＪ損失が少ないので、製鉄
プロセス等で発生ずる高温９人＠量、高含塵ガスのプレ
コレクター等には十分利用でき、設係の小型化、メンテ
ナンスの容易さなどを期待できる。

上記ルーバー型集塵器のダス（・捕集効率は、集塵粗粒
ダストと共に抽気するブト１−ダウン流量に影響され、
このブ「１−ダウンカス量の増７ＪＤと共に」口昇する
。このような特性を右するルーバー型集塵器は、従来第
４図に示すような配置で利用されており、ルーバー型集
塵器１のブローダウンカスは土耕１！＠機２とは別個に
設置された補助ファン３により吸引されていた。この第
４図のような排ガス処理設備では、処理ガス量の変動に
伴い、ブローダウンガス量も変化する為、常に一定した
ダスト捕集率を得ることは困難であった。

この為、製鉄プロセス、特に操業がバッチ運転となり、
発生ガス量か短時間の間に大きく変化する転炉等に用い
る製鋼プロセスには実際に使用されることがなかった ［発明の目的］ 本発明は上記問題点を解決すべくなされたもので、ルー
バー型集塵器のダスト捕集効率を安定して持続させるこ
とができるように、ルーバー型集塵器のブローダウンガ
ス流量を一定に制御できるようにした排ガス処理装置を
提供することを目的とする。

１問題点を解決するための手段］ 上記問題点を解決するだめの本発明の排ガス処理装置は
、カス冷却器に連なる排ガスダクトにルーバー型集塵器
を設け、その下流に二次集塵器を設け、さらにそのＪＺ
流に土耕＆１機を設けた排カス処理装置に於いで、ルー
バー型集塵器のジスｌ−仇き管の下端にダストホッパー
を設け、途中にブローダウン管を接続し、該ブローダウ
ン管は途中にブローダウン系集塵器を設け、さらにぞの
■流にて流量調節弁、流量調節弁開度設定器、流量ｈ１
を組込み、ブローダウン管の先端を主排風機の手前で排
ガスダクトに接続したことを特徴とするものである。

［作　用］ 上記の如く構成された排ガス処理装置では、ルーバー型
集塵器、二次集塵器を通過するガス量が変化し、主排風
機の人口圧力も変動して、ルーバー型集塵器を通過する
ブローダウンガス量が変化すると、ブローダウン管の途
中の流量計によりブローダウンガス量が測定され、その
結果によりブローダウンガス量が一定となるように流量
調節弁の開度が開度設定器により調節されるので、ルー
バー型集塵器のジス１〜捕集効率を常に安定しで高く保
つことかできる。

［実施例］ 本発明の排ガス処理装置の一実施例を転炉排ガス処理装
置の場合を第１図によって説明する。１０は、高炉から
供給される溶鉄をスクラップ等の精練月利と共に装入し
、図示せぬランス及び／又は炉底ノズルから吹込む酸素
により精練して鋼を作る転炉である。１１は精練時に転
炉１０から発生する高温、高含塵の大量のガスを導いて
適当な温度まで冷却力るガス冷却器である。１２はガス
冷却器１１に連なる排ガスダクト、１３は排気ガスダク
１〜に設りられたルーバー型集塵器、１４はそのルーバ
ー型集塵器１３の下流に設（プられた湿式ベンチュリー
等の二次集塵器、１５はその二次集塵器１４の下流に設
（ブられた主排風機、１６はその主排風機１５の下流で
゛排ガスダク１−１２をガス放散煙突１７への通路１８
とガスホルダー１９への通路２０とに分岐したその分岐
部に設けた三方切替弁である。

前記ルーバー型集塵器１３のジス１〜抜き管２１の下端
にダストホッパー２２か設けられ、ダスト抜き管２１の
途中にブローダウン管２３がダス１へ抜き管２１のジス
１〜流れ方向に直交する角度より小さい角度で接続され
ている。ブローダウン管２３の途中にはセラミックスフ
ィルターを用いたブローダウン系集塵器２４（場合によ
っては４ノイクロン型集塵器、バグフィルタ−１湿式集
塵器等であっても良い。）が設けられ、該ブローダウン
系集塵器２４の下流のブローダウン管２３′　には流量
調節弁２５と流量口２６が順に設けられ、この流量計２
６と流量調節弁２５とか流量調節弁開度設定器２７を介
して連繋され、ブローダウン管２３′の先端が主排風機
１５の手前の排ガスダクト１２のスロート部２８の上流
で上側崖円周位置に、ガスの流れ方向に対し９０度より
小さい角度で接続されている。

このように構成された転炉排ガス処理装置に於いて、転
炉１０に高炉から供給された溶鉄とスクラップ等の精練
月利が共に装入され、図示せぬランス及び／又は炉底ノ
ズルから吹込まれる酸素により精練されて鋼となる。こ
の時発生する高温。

高含塵の大量のガスは、ガス冷却器１１に導かれ、適当
な温度まで冷却された後、排ガスダクト１２のルーバー
型集塵器１３に導かれ、該ルーバー型集塵器１３により
粗粒ダストが分離される。粗粒ダストか分離された低含
塵のガスは、二次集塵器１４に導かれて除塵され、清浄
ガスとして主排風機１５により吸引され、三方切替弁１
６の切替により排ガス中のＣＯ濃度の高い時期には有価
ガスとして通路２０を通ってガスボルダ−１９へ送られ
て貯蔵され、００１１度の低い時期には通路１８を通っ
てガス放散煙突１７へ送られ、頂部で燃焼の上人気中に
放散される。

一方、ルーバー型集塵器１３に捕集されたダストは、ダ
ス（−抜き管２１を経でダストホッパー２２に貯えられ
、下部の排出弁２２ａから排出される。ブ［１−ダウン
ガスと飛散するダストは、ブローダウン管２３を通って
ブローダウン系集塵器２４に入り、ダストか捕集される
。ダストが除去された後の清浄なブローダウンガスはブ
ローダウン管２３′を通って排）ｊスダク１〜１２のス
ロート部２８の上流に流入し、二次集塵器１４で除塵さ
れた後の清浄なガスと合流する。

転炉１０から発生ずるガスは、吹錬の時期、吹錬の条件
、炉内反応状況により刻々変動する。これに伴い排ガス
ダクト１２を通過するガス量が変化し、その結果主排風
機１５の人口圧力も変動して、ブローダウン量も変化し
、ルーバー型集塵器１３の効率も変化するが、ブローダ
ウン管２３′　に設けた流量計２６によりブローダウン
ガス量が測定され、その測定量が流量調節弁開度設定器
２７に送られ、予め設定された一定のブローダウンガス
量と比較演算され、ブローダウンガス量が一定となるよ
うに流量調節弁２５の開度が調節される。従って、第２
図又は第３図のように排気ガスダクト１２側を通過する
ガス量が変化しでもルーバー型集塵器１３のケス１〜捕
集効率を常に安定して高く保つことが可能である。

［発明の効果］ 以上の説明で判るように本発明のｔＪｉカス処理装置は
、ガス冷却器以降の排ガスダクトに設けたルーバー型集
塵器のブローダウンガス量を、排ガスダクト側を通過す
るガス量が変化しても一定に制御できるので、ルーバー
型集塵器のダスト捕集効率を安定して持続させることが
できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の排ガス処理装置の一実施例を示す概略
図、第２図及び第３図は本発明の排ガス処理装置に於け
る排ガスダクト側を通過するガス量とブローダウンガス
量の経時的な変化を示すグラフ、第４図はルーバー型集
塵器を備えた従来の排ガス処理装置を示す概略図である
。 １１・・・ガス冷却器　　　　１２・・・排ガスダクト
１３・・・ルーバー型集塵器　１４・・・二次集塵器１
５・・・主排風機　　　　　２１・・・ダスト抜き管２
２・・・ダストホッパー ２３、２３’　・・・ブローダウン管 ２４・・・ブローダウン系集塵器 ２５・・・流量調節弁　　　　２６・・・流量計２７・
・・流量調節弁開度設定器 第２図 第３図 時間 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ガス冷却器に連なる排ガスダクトにルーバー型集塵器を
   設け、その下流に二次集塵器を設け、さらにその下流に
   主排風機を設けた排ガス処理装置に於いて、ルーバー型
   集塵器のダスト抜き管の下端にダストホッパーを設け、
   途中にブローダウン管を接続し、該ブローダウン管は途
   中にブローダウン系集塵器を設け、さらにその下流にて
   流量調節弁、流量調節弁開度設定器、流量計を組込み、
   ブローダウン管の先端を主排風機の手前で排ガスダクト
   に接続したことを特徴とする排ガス処理装置。