JPH1163401A - 自熔炉廃熱ボイラー操業方法 - Google Patents

自熔炉廃熱ボイラー操業方法

Info

Publication number
JPH1163401A
JPH1163401A JP9232645A JP23264597A JPH1163401A JP H1163401 A JPH1163401 A JP H1163401A JP 9232645 A JP9232645 A JP 9232645A JP 23264597 A JP23264597 A JP 23264597A JP H1163401 A JPH1163401 A JP H1163401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste heat
furnace
heat boiler
flash
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9232645A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Shirasawa
恒男 白沢
Izumi Kawaguchi
泉 川口
Yoshihiko Hoshikawa
嘉彦 星川
Koji Yamada
耕司 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOSAKA SEIREN KK
Dowa Holdings Co Ltd
Kosaka Smelting and Refining Co Ltd
Original Assignee
KOSAKA SEIREN KK
Kosaka Smelting and Refining Co Ltd
Dowa Mining Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOSAKA SEIREN KK, Kosaka Smelting and Refining Co Ltd, Dowa Mining Co Ltd filed Critical KOSAKA SEIREN KK
Priority to JP9232645A priority Critical patent/JPH1163401A/ja
Publication of JPH1163401A publication Critical patent/JPH1163401A/ja
Priority to CA002273903A priority patent/CA2273903A1/en
Priority to US09/327,614 priority patent/US6228144B1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B15/00Obtaining copper
    • C22B15/0026Pyrometallurgy
    • C22B15/0028Smelting or converting
    • C22B15/0047Smelting or converting flash smelting or converting

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 銅自溶炉製錬における煙灰の強酸化を防止
し、ボイラー水管への煙灰付着を低減させて、稼働率お
よび生産性指数を向上させる。 【解決手段】 銅自溶炉製錬における自溶炉廃熱ボイラ
ーのボイラー火炉2内に、火炉壁面に設けた吹込み口6
から窒素ガスと空気との混合ガスを吹き込むことによ
り、火炉出口の温度を大幅に下げると共に、火炉内の雰
囲気をコントロールする。これにより自溶炉1内で発生
し、ボイラー火炉2,ボイラー火炉出口8、ボイラー過
熱器3、サイクロン4、電気集塵機5を通過して硫酸工
場へ送られる排ガスによって運ばれる煙灰が、付着性の
低いものとなるようにし、煙灰の発生量を低減化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銅製錬における自熔炉
廃熱ボイラー操業方法に関し、特に自熔炉廃熱ボイラー
内部に配管されている水管への煙灰付着量を低減させる
煙灰付着防止技術に関する。
【0002】
【従来の技術】銅自熔炉製錬は、硫化銅精鉱をバーナー
の火炎と共に自熔炉内に投入し、空気や酸素と気相反応
をおこさせることによって行われる。この製錬処理時に
飛散する煙灰は、自熔炉廃熱ボイラーの水管に付着し、
ボイラーの蒸気発生量を減少させてボイラーの廃熱回収
の能力を低下させる原因となっている。なお、ここで、
自熔炉廃熱ボイラーとは、自熔炉から排出される煙灰を
含む高温排ガスを冷却して得られる廃熱を回収して利用
に供する機能を有し、内部に廃熱回収のための水管が配
管されているものである。
【0003】上記問題に対処するため、自熔炉廃熱ボイ
ラー内に窒素ガスを吹き込むことで煙灰の強酸化を抑
え、自熔炉廃熱ボイラー水管へ付着する煙灰を硬くさせ
ず、除去しやすい特性のものとし、さらには炉内のガス
の冷却とボイラー内でのガスの乱流発生などにより廃熱
ボイラー水管への付着を抑制する方法を提案した(特開
平6ー347001号公報参照)。
【0004】特開平6ー347001号公報記載の発明
の実施例1によれば、酸素濃度2%の窒素ガスを吹き込
むことで、自熔炉廃熱ボイラー出口でガス温度は吹き込
み前と比べて30℃低下し、廃熱ボイラー水管への煙灰
付着量が減少し、硬質化も緩和される。
【0005】また、上記公報記載の発明の実施例2によ
れば、電気集塵機で回収される煙灰の浸出率が低い場合
には、酸素濃度5%の窒素ガスを吹き込んで廃熱ボイラ
ー内の酸素分圧を上昇させることで、未硫酸化煙灰を酸
化または硫酸化させて赤色の非付着性煙灰にして浸出し
やすくしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の方法では、実際の操業時に発生した煙灰の水管
への付着を必ずしも十分に抑制することができないとい
う場合のあることが判明した。これは、鉱石中に含まれ
る鉛や亜鉛等の元素が揮発しやすい性質をもっているた
め、水管への煙灰付着を皆無とすることができないから
である。このため、煙灰発生量をより低減し、煙灰の水
管への付着をより効果的に防止できる技術の開発が望ま
れていた。
【0007】本発明は、上述の背景のもとでなされたも
のであり、銅自熔炉製錬において、自熔炉廃熱ボイラー
の水管等への煙灰の付着量をより低減させることを可能
にする自熔炉操業方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めの手段として、請求項1の発明は、銅自熔炉製錬にお
いて、自熔炉廃熱ボイラー内に窒素ガスと空気とを吹き
込むことを特徴とする自熔炉廃熱ボイラー操業方法であ
る。
【0009】請求項2の発明は、銅自熔炉製錬におい
て、自熔炉廃熱ボイラー火炉出口の温度を600℃以下
とすることを特徴とする自熔炉廃熱ボイラー操業方法で
ある。
【0010】請求項3の発明は、銅自熔炉製錬におい
て、自熔炉廃熱ボイラー出口の酸素濃度を4〜8%とす
ることを特徴とする自熔炉廃熱ボイラー操業方法であ
る。
【0011】請求項4の発明は、銅自熔炉製錬におい
て、自熔炉廃熱ボイラー内に窒素ガスと空気とを吹き込
み、かつ、自溶炉廃熱ボイラー火炉出口の温度を600
℃以下とすることを特徴とする自熔炉廃熱ボイラー操業
方法である。
【0012】請求項5の発明は、銅自熔炉製錬におい
て、自熔炉廃熱ボイラー内に窒素ガスと空気とを吹き込
み、かつ、自熔炉廃熱ボイラー出口の酸素濃度を4〜8
体積%とすることを特徴とする自熔炉廃熱ボイラー操業
方法である。
【0013】請求項6の発明は、銅自熔炉製錬におい
て、自熔炉廃熱ボイラー火炉出口の温度を600℃以下
とし、かつ、自熔炉廃熱ボイラー出口の酸素濃度を4〜
8体積%とすることを特徴とする自熔炉廃熱ボイラー操
業方法である。
【0014】請求項7の発明は、銅自熔炉製錬におい
て、自熔炉廃熱ボイラー内に窒素ガスと空気とを吹き込
み、かつ、自熔炉廃熱ボイラー火炉出口の温度を600
℃以下とし、かつ、自熔炉廃熱ボイラー出口の酸素濃度
を4〜8体積%とすることを特徴とする自熔炉廃熱ボイ
ラー操業方法である。
【0015】請求項8の発明は、窒素ガスおよび空気の
吹き込みは各々単独でもしくは両者を混合したものを吹
き込むことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに
記載の自熔炉廃熱ボイラー操業方法である。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例にかかる自
熔炉操業方法を実施する自溶炉及びその廃熱ボイラーの
概略構成図である。以下、図1を参照にしながら本発明
の実施例にかかる自溶炉操業方法を説明する。
【0017】図1において、銅精鉱は、図示しないバー
ナーの火炎と共に自熔炉1内に吹き込まれ、燃焼溶解さ
れる。これによって煙灰を含む排ガスが発生する。発生
した排ガスは廃熱ボイラー火炉2及び廃熱ボイラー過熱
器3で廃熱や煙灰が回収される。なお、回収された煙灰
は自熔炉1に繰り返される。
【0018】ボイラー過熱器3を通過した排ガスは、サ
イクロン4及び電気集塵機5に送られてさらに煙灰が除
去回収され、硫酸工場に送られる。一方、ここで回収さ
れた煙灰は湿式工場へ送られ、煙灰中の有価分の回収が
行われる。
【0019】ここで、上記自熔炉1内においては、バー
ナー火炎による燃焼溶解時に煙灰が飛散するが、この飛
散する煙灰中には、微粒子の鉱石やその酸化生成物が含
まれており、これらが廃熱ボイラー水管10に半溶融状
態で付着する。ここで、廃熱ボイラー水管10は、周知
のように、ボイラー火炉2や過熱器3の内壁全面に設置
されていると共に、ボイラー過熱器3の内部に吊り下げ
設置されている。
【0020】本発明の方法は、廃熱ボイラー火炉2の前
壁部に設けられたガス吹き込み口6及び/又は上部に設
けられたガス吹き込み口7等から窒素ガスと空気とを吹
き込むものである。
【0021】吹き込む空気と窒素ガスとの比率及び/又
は各々の吹き込み流量は、廃熱ボイラー火炉2内の酸素
濃度が所定濃度になるように選定する。
【0022】吹き込む空気は常温常圧の大気を圧縮した
ものでもよいし、ファンを使用して押し込んでもよい。
【0023】窒素及び空気は、あらかじめ一定比率とな
るように混合したものを吹き込んでもよいし、別々に吹
き込んで廃熱ボイラー火炉2内で混合させるようにして
もよい。この場合、混合を促進させるために廃熱ボイラ
ー火炉2内に混合手段を設けてもよい。
【0024】窒素及び空気の吹き込みは、廃熱ボイラー
過熱器3の出口9の近傍の測定位置11での排ガス酸素
濃度が4〜8体積%になるように吹き込むのが最適であ
る。
【0025】酸素濃度を制御することによって、煙灰の
酸化度合いをコントロールして硬い煙灰を発生させず、
廃熱ボイラー水管10に付着する煙灰を非常に除去しや
すい特性のものにすることができ、また、同時に硫酸化
度合いを調節して非付着性の煙灰とすることができる。
さらに、これによって回収後の煙灰の湿式工場での浸出
率増も図ることができる。
【0026】また、本発明者等の研究によれば、煙灰
は、温度の変化の影響をうけて酸化度も変動し、廃熱ボ
イラー火炉2の出口8の近傍の温度が600℃以上にな
ると、硫酸化が促進されることや、排ガス設備の痛みも
速くなる傾向にあることがわかった。この結果から、廃
熱ボイラー火炉2の出口8の温度が600℃以下になる
ようにすることによって上記欠点を除去できることがわ
かった。
【0027】さらに検討を重ねた結果、窒素ガスと空気
とを吹き込んで廃熱ボイラー火炉2内で混合させること
によって、排ガスが希釈冷却されて廃熱ボイラー火炉2
の出口8の近傍の温度を600℃以下に下げることがで
きることがわかった。
【0028】窒素ガスだけを吹き込んでガスの冷却効果
を利用して廃熱ボイラー火炉2の出口8の温度を600
℃以下に下げることは可能であるが、窒素ガスのみでは
煙灰の性状(酸化度合い等)を制御できず、所定の効果
を得ることができないと共に、コストの面のみをみても
現実的でない。
【0029】本発明の方法においては、廃熱ボイラー過
熱器3の出口9の近傍での排ガス酸素濃度が4〜8%
(より望ましくは5〜7%)になり、同時に、廃熱ボイ
ラー火炉2の出口8の温度が600℃以下になるよう
に、窒素ガスと空気とを吹き込むことによって最良の結
果が得られる。これによれば、従来の方法に比較して、
廃熱ボイラー水管10に付着する煙灰の量を略2/3以
下にすることができ、自熔炉の休転操業時間を大巾に短
縮することが可能になった。
【0030】(実施例1)銅精鉱を自熔炉1の上部の精
鉱バーナーから装入量48t/Hrの割合で装入した。
溶解に伴って発生する煙灰を含有する排ガスは、自熔炉
1に連接する廃熱ボイラー火炉2に引き込まれるが、こ
の時の廃熱ボイラー火炉2の入口の温度は約1250℃
であった。
【0031】廃熱ボイラー火炉2の前壁上段に設けられ
たガス吹込孔6を通じ、窒素ガスに空気を混合して酸素
濃度を13体積%とした混合ガスを2500Nm3 /H
rの割合で吹き込んだ。このとき廃熱ボイラー過熱器3
の出口9の近傍での排ガス酸素濃度は5体積%であり、
また廃熱ボイラー火炉2の出口8の近傍の温度は585
℃であった。
【0032】この実施例において、自熔炉の休転操業中
に廃熱ボイラー水管10の表面を調べたところ、ボイラ
ー入り口付近で煙灰の付着が認められたがその厚さは数
mm以下と非常に薄いものであった。ちなみに、従来
は、水管全体で付着が認められていたと共にこの入り口
付近では100〜200mm以上の厚さに達していたも
のである。
【0033】(実施例2)銅精鉱を自熔炉1の上部の精
鉱バーナーから装入量48t/Hrの割合で装入した。
溶解に伴って発生する煙灰を含有する排ガスは、自溶炉
1に連接する廃熱ボイラー火炉2に引き込まれるが、こ
の時の廃熱ボイラー火炉2の入口の温度は約1230℃
であった。
【0034】廃熱ボイラー火炉2の前壁上段に設けられ
たガス吹込孔6を通じ、窒素ガスに空気を混合して酸素
濃度を16体積%とした混合ガスを3000Nm3 /H
rの割合で吹き込んだ。このとき廃熱ボイラー過熱器3
の出口9の近傍での排ガス酸素濃度は6.5体積%であ
り、廃熱ボイラー火炉2の出口8の温度は583℃であ
った。
【0035】この実施例において、自熔炉の休転操業中
に廃熱ボイラー水管10の表面を調べたところ、廃熱ボ
イラー水管10の表面にある程度の煙灰の付着は認めら
れたものの、硬質化したものではなく、すでに所々亀裂
が入っており、自然に剥離し易い性状の煙灰となってい
たことが確認された。
【0036】(実施例3)銅精鉱を自溶炉1の上部の精
鉱バーナーから装入量46t/Hrの割合で装入した。
溶解に伴って発生する煙灰を含有する排ガスは、自熔炉
1に連接する廃熱ボイラー火炉2に引き込まれるが、こ
の時の廃熱ボイラー火炉2の入口の温度は約1200℃
であった。
【0037】廃熱ボイラー火炉2の前壁上段に設けられ
たガス吹込孔6を通じ、窒素ガスに空気を混合して酸素
濃度を14体積%とした混合ガスを2500Nm3 /H
rの割合で吹き込んだ。このとき廃熱ボイラー過熱器3
の出口9の近傍での排ガス酸素濃度は4体積%であり、
廃熱ボイラー火炉2の出口8の温度は590℃であっ
た。
【0038】この実施例において、自熔炉の休転操業中
に廃熱ボイラー水管10の表面を調べたところ、煙灰の
付着は認められたものの、点検時の冷却によって自然に
落下するような性状のものがほとんどであった。ちなみ
に、従来は人手によらなければ取り除くことができない
硬質化した性状の煙灰が付着していたものである。
【0039】(比較例)銅精鉱を自熔炉1の上部の精鉱
バーナーから装入量46t/Hrの割合で装入した。溶
解に伴って発生する煙灰を含有する排ガスは、自熔炉1
に連接する廃熱ボイラー火炉2に引き込まれるが、この
時の廃熱ボイラー火炉2の入口の温度は約1210℃で
あった。
【0040】廃熱ボイラー火炉2の前壁上段に設けられ
たガス吹込孔6を通じ、窒素ガス(酸素濃度を0体積
%)を1500Nm3 /Hrの割合で吹き込んだ。この
とき廃熱ボイラー過熱器3の出口9での排ガス酸素濃度
は1体積%であり、廃熱ボイラー火炉2の出口8の近傍
の温度は700℃であった。
【0041】この実施例において、自溶炉の休転操業中
に廃熱ボイラー水管10の表面を調べたところ、入り口
付近をはじめとして表面の多くの部分に厚さ数百mmの
剥離性に乏しい性状の煙灰が付着していた。
【0042】本発明によれば、煙灰取りの間隔をより長
くすることができ、図2の年間稼働率及び図3の生産性
指数に示されるように、自溶炉操業における年間稼働率
及び生産性指数が共に5%上昇する効果を得た。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、自溶炉
廃熱ボイラー内に窒素ガスと空気とを吹き込み口から吹
き込むことによって、ボイラー出口の温度や煙灰の酸化
度をコントロールし、水管への煙灰付着量を低減させる
ことを可能にしたもので、これにより、煙灰取りによる
自溶炉稼働率の低下や生産性の低下、あるいは作業員の
労働負荷の増大等の問題を大巾に改善するすることがで
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自溶炉ボイラーの概略説明図である。
【図2】 自溶炉年間稼働率の推移グラフである。
【図3】 自溶炉生産性指数の推移グラフである。
【符号の説明】
1 自溶炉 2 廃熱ボイラー火炉 3 廃熱ボイラー過熱器 4 サイクロン 5 電気集塵機 6 ガス吹き込み口 7 ガス吹き込み口 8 廃熱ボイラー火炉出口 9 廃熱ボイラー過熱器出口 10 廃熱ボイラー水管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星川 嘉彦 東京都千代田区丸の内一丁目8番2号 同 和鉱業株式会社内 (72)発明者 山田 耕司 東京都千代田区丸の内一丁目8番2号 同 和鉱業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銅自熔炉製錬において、自熔炉廃熱ボイ
    ラー内に窒素ガスと空気とを吹き込むことを特徴とする
    自熔炉廃熱ボイラー操業方法。
  2. 【請求項2】 銅自熔炉製錬において、自熔炉廃熱ボイ
    ラー火炉出口の温度を600℃以下とすることを特徴と
    する自熔炉廃熱ボイラー操業方法。
  3. 【請求項3】 銅自熔炉製錬において、自熔炉廃熱ボイ
    ラー出口の酸素濃度を4〜8%とすることを特徴とする
    自熔炉廃熱ボイラー操業方法。
  4. 【請求項4】 銅自熔炉製錬において、自熔炉廃熱ボイ
    ラー内に窒素ガスと空気とを吹き込み、かつ、自溶炉廃
    熱ボイラー火炉出口の温度を600℃以下とすることを
    特徴とする自熔炉廃熱ボイラー操業方法。
  5. 【請求項5】 銅自熔炉製錬において、自熔炉廃熱ボイ
    ラー内に窒素ガスと空気とを吹き込み、かつ、自熔炉廃
    熱ボイラー出口の酸素濃度を4〜8体積%とすることを
    特徴とする自熔炉廃熱ボイラー操業方法。
  6. 【請求項6】 銅自熔炉製錬において、自熔炉廃熱ボイ
    ラー火炉出口の温度を600℃以下とし、かつ、自熔炉
    廃熱ボイラー出口の酸素濃度を4〜8体積%とすること
    を特徴とする自熔炉廃熱ボイラー操業方法。
  7. 【請求項7】 銅自熔炉製錬において、自熔炉廃熱ボイ
    ラー内に窒素ガスと空気とを吹き込み、かつ、自熔炉廃
    熱ボイラー火炉出口の温度を600℃以下とし、かつ、
    自熔炉廃熱ボイラー出口の酸素濃度を4〜8体積%とす
    ることを特徴とする自熔炉廃熱ボイラー操業方法。
  8. 【請求項8】 窒素ガスおよび空気の吹き込みは各々単
    独でもしくは両者を混合したものを吹き込むことを特徴
    とする請求項1ないし7のいずれかに記載の自熔炉廃熱
    ボイラー操業方法。
JP9232645A 1997-08-28 1997-08-28 自熔炉廃熱ボイラー操業方法 Pending JPH1163401A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9232645A JPH1163401A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 自熔炉廃熱ボイラー操業方法
CA002273903A CA2273903A1 (en) 1997-08-28 1999-06-08 Method for operating waste heat boiler in flash-smelting furnace
US09/327,614 US6228144B1 (en) 1997-08-28 1999-06-08 Method for operating waste heat boiler in flash-smelting furnace

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9232645A JPH1163401A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 自熔炉廃熱ボイラー操業方法
CA002273903A CA2273903A1 (en) 1997-08-28 1999-06-08 Method for operating waste heat boiler in flash-smelting furnace

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1163401A true JPH1163401A (ja) 1999-03-05

Family

ID=32327234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9232645A Pending JPH1163401A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 自熔炉廃熱ボイラー操業方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6228144B1 (ja)
JP (1) JPH1163401A (ja)
CA (1) CA2273903A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005512012A (ja) * 2001-12-13 2005-04-28 オウトクンプ オサケイティオ ユルキネン 冶金融解炉における廃熱ボイラの容量増大方法および装置
CN111974953A (zh) * 2020-08-28 2020-11-24 攀钢集团研究院有限公司 瓦斯灰作为铁水保温剂的用途

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1772672A1 (de) * 2005-10-05 2007-04-11 Oschatz Gmbh Vorrichtung zur Abkühlung von Abgasen
CN102445088A (zh) * 2011-12-07 2012-05-09 中南大学 一种抑制闪速炼铜余热锅炉结渣的方法及其装置
FI126836B (fi) 2013-09-18 2017-06-15 Outotec Finland Oy Menetelmä ja järjestely pyrometallurgisesta uunista jätelämpökattilaan virtaavan prosessikaasun käsittelemiseksi
CN104613783B (zh) * 2015-01-23 2017-03-15 铜陵有色金属集团股份有限公司金冠铜业分公司 顶吹炉的烟气处理系统
CN111121471A (zh) * 2019-12-12 2020-05-08 铜陵有色金属集团股份有限公司 铜冶炼阳极炉烟气的处理方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1379168A (en) * 1972-02-18 1975-01-02 Babcock & Wilcox Ltd Use of heat exchanging furnaces in the recovery of heat in waste gases
FI86578C (fi) * 1990-07-04 1992-09-10 Ahlstroem Oy Foerfarande och anordning foer avkylning av heta gaser.
JPH06347001A (ja) 1993-06-03 1994-12-20 Dowa Mining Co Ltd 自溶炉ボイラーの煙灰付着防止方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005512012A (ja) * 2001-12-13 2005-04-28 オウトクンプ オサケイティオ ユルキネン 冶金融解炉における廃熱ボイラの容量増大方法および装置
JP2008164280A (ja) * 2001-12-13 2008-07-17 Outokumpu Oy 冶金融解炉における廃熱ボイラの処理能力の増大方法および装置
JP4551442B2 (ja) * 2001-12-13 2010-09-29 オウトクンプ オサケイティオ ユルキネン 冶金融解炉における廃熱ボイラの処理能力の増大装置
CN111974953A (zh) * 2020-08-28 2020-11-24 攀钢集团研究院有限公司 瓦斯灰作为铁水保温剂的用途

Also Published As

Publication number Publication date
US6228144B1 (en) 2001-05-08
CA2273903A1 (en) 2000-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5687617A (en) Steel making method using arc furnace
JPH1163401A (ja) 自熔炉廃熱ボイラー操業方法
KR100331739B1 (ko) 비철제련로의노내부부착물제거방법및장치
TWI448557B (zh) 鉛熔渣還原
JPS62268987A (ja) 溶鉱炉におけるガス処理中の粉塵付着を減少させるための方法および装置
CN108425021A (zh) 一种粗铜火法连续精炼工艺
US4611339A (en) Method and apparatus for removal of impure gases at time of scrap preheating
CN106039863B (zh) 一种电解锰阳极渣处理铅氮硫的设备系统
US2811435A (en) Treatment of fumes in steelmaking operations
JPH04183828A (ja) 銅の製錬方法
CN212610846U (zh) 一种低品位锡物料连续烟化的冶炼炉
JPH11114361A (ja) 製鋼用電気炉の排ガス処理方法
JP2001181727A (ja) 電気炉の炉内状況監視方法
WO2015196889A1 (zh) 侧吹炼锡装置
JPH1089601A (ja) 廃熱ボイラーへのダスト付着防止方法及び該方法を適用した自溶炉
JP4422305B2 (ja) 銅製錬炉の操業方法及びそれに用いる送風ランス
JPH0253493B2 (ja)
JP2001311588A (ja) 排ガス処理方法及び装置
JP3336167B2 (ja) 電気炉ダストの処理方法
JP4237463B2 (ja) 排ガス中に酸素とso2を含む非鉄製錬炉排ガスの処理方法
CN207811837U (zh) 一种单系统连续炼铜装置
JPS63296818A (ja) 排ガス処理装置
JPH02115322A (ja) 自熔製錬炉の操業方法
JP6985163B2 (ja) 自溶炉の操業方法
JPH06347001A (ja) 自溶炉ボイラーの煙灰付着防止方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050815

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060124