JPS6329595Y2 - - Google Patents

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JPS6329595Y2
JPS6329595Y2 JP13664284U JP13664284U JPS6329595Y2 JP S6329595 Y2 JPS6329595 Y2 JP S6329595Y2 JP 13664284 U JP13664284 U JP 13664284U JP 13664284 U JP13664284 U JP 13664284U JP S6329595 Y2 JPS6329595 Y2 JP S6329595Y2
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mosaic
air cylinder
plate
feeding device
wood
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【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、細長い多数の木片を互いに小間隙を
保持して連結してなる正方形状のモザイク板材
を、水平方向に連結する組合せ機に関するもので
ある。
<従来の技術> 従来の木製モザイク板材の組合せ機は、第6図
に示すように組合せ装置aと送り装置bとを鉤形
に配置する。組合せ装置aの内端部前後に角筒状
に形成した材料の収容ケース111,112を離
間させて立設し、左端にも同じく角筒状に形成し
た材料の収容ケース113,114を並べて立設
する。そして収容ケース111,112内には木
片を縦方向に並べて正方形状に形成した木製モザ
イク板材115,115が図示省略した供給装置
により裏返えした状態で重積される。収容ケース
113,114には木片を横方向に並べた木製モ
ザイク板材116,116が同じく重積される。
そして各収容ケース111,112,113,1
14の内方壁111a,112a,113a,1
14aの下端はテーブル110に対し、1枚の板
材115,116の厚さよりも若干大きく離間さ
せる(第2図参照)。各収容ケース111,11
2,113,114の外方部には、組合せ用第
1、第2、第3エアシリンダ117,118,1
19を配置し、各エアシリンダの可動ロツドには
押板117a,118a,119aを連結する。
各押板117a,118a,119aの厚さは板
材115,116と略等しくして、収容ケース1
11,112,113,114の内方壁111
a,112a,113a,114aの下方を通過
可能にする。組合せ用エアシリンダ117,11
8は同期して伸縮作動し、組合せ用第3エアシリ
ンダ119は組合せ用第1、第2エアシリンダ1
17,118と交互に伸縮作動するように設定す
る。
更に組合せ装置aの末端すなわち送り装置bの
始端に送り用エアシリンダ120を設け、該送り
用エアシリンダ120の可動ロツドに押板120
aを連結して組合せた木製モザイク板材115,
116を前方へ移送する。このため右方への移動
の際に各木片間の左右方向の間隙が前方への移動
の際前後方向の間隙がなくなるので、送り出され
てくるモザイク板材115,116は各木片が密
着した状態となる。
<考案が解決しようとする問題点> 従来の組合せ機は上記のように構成されて、送
り出されてくるモザイク板材の各木片間には間隙
がないものとなる。このため吸湿等により木片が
膨脹分を吸収する余地がない。
このため、上記モザイク板材を床面等に貼着し
た場合、その後の吸湿等による膨脹により床面か
ら上方に盛り上がつて、床面の地板から剥離する
ことがあつた。
そこで本考案は、各モザイク板材を構成する木
片を互に隙間部を有する状態で、各モザイク板材
を連結することにより、各木片の隙間部で吸湿時
等におけるモザイク板材の膨脹分を吸収し得るよ
うにしたものである。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、上記問題点を解決するために以下の
如く構成する。
即ち、重積された木製のモザイク板材を移送通
路の始端部に一重状にして送給する仕分け送り装
置と、該送給されたモザイク板材を上方から押圧
して前記移送通路の終端に向けて送出する集合送
り装置とを設け、前記集合送り装置により送られ
る途中で各モザイク板材を互いに連結する連結装
置を設ける構成にしたものである。
<作用> 上記構成によれば、各モザイク板材が、集合送
り装置により上方から押圧された状態で互いに連
結されることになり、この連結時にモザイク板材
を形成した各木片が不用意に動くことがなく、初
期の小間隙を保持することになる。
このため、使用後において吸湿等により木片が
膨脹した際には、この膨脹分を各木片間に存在す
る隙間によつて吸収することになり、各モザイク
板材に応力が残留せず、従来のような剥離現象を
防止することができる効果を奏する。
<実施例> 次に上記構成が具体化された実施例を図面に基
づいて説明する。
図面において、第1図は本考案による実施例の
説明用平面図、第2図および第3図はその−
線および−線による要部断面図、第4図は第
1図の−線による拡大断面図、第5図はモザ
イク板材の拡大斜視図である。
図において、組合せ機Aは第1図に示すよう
に、テーブル1の上部に仕分け送り装置Bと集合
送り装置Cとを並列状に配置し、集合送り装置C
の前後両側に連結装置Dを配置してなる。
上記仕分け送り装置Aは、第1図ないし第3図
に示すようになつている。即ち、角筒状に形成し
た材料の収容ケース2,3を左右方向に離間させ
て立設する。この収容ケース2,3には、図示省
略した移送装置により、正方形状の木製モザイク
板材(以下板材という)4,5が、その木目が互
いに直方する如く仕向けられると共に、裏返えし
た状態で重積される。
なお、上記板材4,5は共に同構成であり、そ
のうちの一方の板材4は第5図に示すようになつ
ている。すなわち細長い長方形状の多数の木片4
aを互いに小間隙アを保持して裏返しに並列配置
し、各木片4aの裏面つまり上面に2条の凹溝4
b,4bを或る程度深く形成する。そして、これ
ら凹溝4b,4b内にアルミニウム製のワイヤ4
cを圧入嵌合して、相隣る各木片4a,4aを互
いに連結し、全体として正方形状に形成してな
る。この場合、上記ワイヤ4cは凹溝4b,4b
の底部に嵌入し、木片4aの上面から所定量下方
に位置させておく。
上記収容ケース2,3の左右壁2a,3aの下
端は、第2図に示すように、テーブル1に対し、
1枚の板材4,5の厚さよりも若干大きく離間さ
せる。
そして、各収容ケース2,3の左右外方に一対
の第1、第2エアシリンダ6,7を配置するとと
もに、該第1、第2エアシリンダ6,7の可動ロ
ツドに、それぞれ第1、第2押板8,9を連結す
る。この第1、第2押板8,9は、1枚の板材
4,5の厚さと略等しくして、収容ケース2,3
の左右壁2a,3aの下方を通過可能にする。
上記各収容ケース2,3の中間に位置する後方
には、第3エアシリンダ10を配置し、該第3エ
アシリンダ10の可動ロツドに第3押板11を連
結する。
そして、上記第1、第2エアシリンダ6,7は
共に同期して伸縮作動させ、第1、第2エアシリ
ンダ6,7と第3エアシリンダ10とは、交互に
伸縮作動設定する。
さらに、第1エアシリンダ6の前方に、これと
平行に第4エアシリンダ13を設け、該エアシリ
ンダ13の可動ロツドに第4押板14を連結す
る。このエアシリンダ13は、前記第3エアシリ
ンダ10と交互に伸縮作動するように設定する。
次に前述した集合送り装置Cは、第1図および
第3図に示すようになつている。
即ち、前記第4エアシリンダ13の右方に板材
4,5の移送通路12を形成し、該通路12の左
端つまり始端部に支脚15を介して第5エアシリ
ンダ16を設け、該第5エアシリンダ16の可動
ロツド16aに加圧装置17を連結する。
上記加圧装置17は、可動ロツド16aに連結
された可動ベース18の左右両端部に共に同期し
て上下方向に伸縮作動する加圧シリンダ19,1
9を取付け、該加圧シリンダ19,19の各可動
ロツド19a,19aに加圧板20を連結する。
この加圧板20は、一重状に配置した板材4,
5を一括して6枚同時に加圧できる程度に、左右
方向に延出し、その下縁には鋸歯状の歯20aを
有する。
ここで、第5エアシリンダ16は、第4エアシ
リンダ13と同期して伸縮作動するように設定す
る。また前記加圧シリンダ19、従つて加圧板2
0は、第5エアシリンダ16の伸張作動の初期時
に降下作動し、該第5エアシリンダ16の伸張終
期時に上昇作動する如く設定する。
次に前述した連結装置Dは、第1図および第4
図に示すようになつている。すなわち上記加圧板
20の往復作動域であつて、かつ移送通路12の
直上始端部に丸鋸21を配置し、該丸鋸21の直
右方に押圧ローラ22を配置し、丸鋸21と押圧
ローラ22との間の直上方にアルミニウム製のワ
イヤ24を巻回収容したドラム23を配置してな
る。
上記丸鋸21、押圧ローラ22およびドラム2
3は、移送通路12の延出方向に直列状に配置す
る。このような連結装置Dを集合送り装置Dの前
後両側に配置する。丸鋸21の下端刃は移送通路
12の上面に対して板材4,5の厚さ寸法よりも
若干小寸の間隙を存して配置し、押圧ローラ22
の下端は移送通路12の上面に対して、板材4,
5の厚さ寸法と略等寸の間隙を存して配置する。
次に上記実施例の作用について説明する。
まず第1、第2エアシリンダ6,7が伸張作動
すれば、第1、第2押板8,9が互いに接近方向
に移動して収容ケース2,3の下方に嵌合し、該
収容ケース2,3内最下部の板材4,5を各1枚
づつ押し出す。
次いで第3エアシリンダ10の伸張作動によ
り、第3押板11が前進して、前記押し出された
板材4,5を、移送通路12の直左方に押出す。
これにより木目方向が互いに直交する一対の板材
4,5が移送通路12の直方向に裏返えした状態
で押出される。
次に、第4エアシリンダ13の伸張作動によ
り、第4押板14が右動して上記板材4,5を移
送通路12の始端部に送給する。
上記送給された板材4,5は、加圧シリンダ1
9の伸張作動および第5エアシリンダ16の伸張
作動により、本例では6枚の板材4,5が一括し
て加圧板20に押圧された状態で移送通路12の
終端方向へ送出される。
また、板材4,5が加圧板20により加圧移送
される際に、該板材4,5が連結装置D部を通過
する。
これにより、上記板材4,5の上面、つまり裏
面に丸鋸21で溝イが形成され、次いで押圧ロー
ラ22により、上記溝イ内にワイヤ24が圧入さ
れ、各板材4,5は、これらを形成する各木片4
a,5aが所定の小間隙アを有した状態で互いに
連結されることになる。
なお、上記連結装置Dの他の例として、ドラム
20に粘着テープを巻回し、この粘着テープを押
圧ローラ22により板材4,5の裏面に押圧貼着
するようにしてもよい。
<考案の効果> 以上の実施例から明らかな如く、本考案の構成
によれば互いに組合わせた板材は、これらを形成
する各木片間に所定の隙間部を有することにな
る。
従つて、この隙間が板材の膨脹分を吸収し、施
工後に木片自身の膨張によつて地板から剥離した
りするのを防止することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による実施例を示す説明用平面
図、第2図および第3図はその−線および
−線による要部断面図、第4図は第1図の−
線による拡大断面図、第5図はモザイク板材の
拡大斜視図、第6図は従来技術を示す説明用平面
図である。 A……連結機、1……テーブル、B……仕分け
送り装置、2,3……材料収容ケース、4,5…
…木製モザイク板材、6,7……第1、第2エア
シリンダ、8,9……第1、第2押板、10……
第3エアシリンダ、11……第3押板、13……
第4エアシリンダ、14……第4押板、C……集
合送り装置、12……移送通路、16……第5エ
アシリンダ、17……加圧装置、18……可動ベ
ース、19……加圧シリンダ、20……加圧板、
20a……歯、D……連結装置、21……丸鋸、
22……押圧ローラ、23……ドラム、24……
ワイヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 重積された木製のモザイク板材を移送通路の始
    端部に一重状にして送給する仕分け送り装置と、
    該送給された各モザイク板材を上方から押圧して
    前記移送通路の終端に向けて送出する集合送り装
    置とを設け、前記集合送り装置により送られる途
    中で各モザイク板材を互いに連結する連結装置を
    設けてなる木製モザイク板材の組合せ機。
JP13664284U 1984-09-07 1984-09-07 Expired JPS6329595Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13664284U JPS6329595Y2 (ja) 1984-09-07 1984-09-07

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JP13664284U JPS6329595Y2 (ja) 1984-09-07 1984-09-07

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Publication Number Publication Date
JPS6150498U JPS6150498U (ja) 1986-04-04
JPS6329595Y2 true JPS6329595Y2 (ja) 1988-08-09

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