JPS63295811A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

内燃機関の動弁装置

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JPS63295811A
JPS63295811A JP12515187A JP12515187A JPS63295811A JP S63295811 A JPS63295811 A JP S63295811A JP 12515187 A JP12515187 A JP 12515187A JP 12515187 A JP12515187 A JP 12515187A JP S63295811 A JPS63295811 A JP S63295811A
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JP
Japan
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opening
intake
valve
point
timing
Prior art date
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JP12515187A
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English (en)
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Inventor
Tomonori Niisato
新里 智則
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)  産業上の利用分野 本発明は、内燃機関の動弁方式、特に、吸気弁の開き始
め時期を、クランク角上、排気弁の閉じ終る前に設定し
、吸気弁を閉じ終り時期を、クランク角上、下死点後に
設定した動弁方式に関する。
(2)従来の技術 従来、かかる動弁方式では、吸気弁の最大開き時期を、
液弁の開き始め時期と閉じ終り時期との中点に設定して
、吸気弁の開閉動作曲線が対称形をなすようにしている
(例えば特開昭59−231120号公報参照)。
(3)発明が解決しようとする問題点 ところが、一般に動弁方式においては、吸気弁の開き始
めから上死点までの期間よりも下死点から液弁の閉じ終
るまでの期間の方を長く設定するものであるから、従来
のように、吸気弁の最大開き時期を、液弁の開き始め時
期と閉じ終り時期との中点に設定すると、その最大開き
時期は、クランク角上、上死点後90″の点を過ぎてし
まうことになる。これは機関の吸気行程中、ピストンの
下降速度が減少してから吸気弁の開度が最大となること
であり、ここに機関の充填効率の向上の余地がある。
本発明は、かかる点に着目してなされたもので、機関の
充填効率を高めて出力の向上をもたらし得る内燃機関の
動弁方式を提供することを目的とする。
B8発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、吸気弁の最大開
き時期を、液弁の開き始め時期と閉じ終り時期との中点
より開き側に、且つクランク角上、上死点後90″′の
点を越えないように偏らせて設定したことを特徴とする
(2)作 用 上記構成によれば、吸気弁の所定の開閉時期を確保しつ
つ、機関の吸入行程中、ピストンの下降速度が最大とな
る点、もしくはその近傍で吸気弁の開度を最大にするこ
とができ、これにより充填効率を高めることができる。
しかも、吸気弁の最大開き時期の開き側への偏りに伴い
、液弁の閉じ動作は緩やかになり、その結果、吸気弁の
閉弁衝撃が少なくなるので、高速運転状態でも吸気弁の
バウンシングが起こりにくい。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明する。
先ず第1図において、シリンダブロック1の上面にはシ
リンダへラド2が重合して結着される。
このシリンダ゛へラド2には、シリンダヘッド・ンク1
内のピストン3の上面が臨む燃焼室4と、その燃焼室4
に開口する吸、排気ポー)5i、5eとが形成されると
共に、これらボート54,5eを開閉する吸、排気弁6
i、6eが設けられる。
これら吸2排気弁6i、6eは、それぞれの弁頭に向っ
て互いに軸間距離を広げるように配設されると共に、こ
れら吸、排気弁6i、6eを開閉作動するための動弁装
置7がシリンダヘッド2の上部に配設される。
この動弁装置7は、吸、排気弁6i、6eをそれぞれ閉
じ方向に付勢する弁ばね8i、8eと、吸、排気弁6i
、6e間を通るように配設され、吸気カム91及び排気
カム9eを備えた一本のカム軸9と、このカム軸9の上
方で吸気弁61寄りの位置に配設される吸気ロッカ軸1
0iと、同じくカム軸9の上方で排気弁6e寄りの位置
に配設される排気ロッカ軸10eと、吸気ロッカ軸lO
1に揺動自在に支持されて、内端のスリッパ面を前記吸
気カム91に係合させると共に外端を吸気弁61の頭部
に当接させる吸気ロッカアーム11iと、排気ロッカ軸
10eに揺動自在に支持されて、内端のスリッパ面を前
記排気カム9eに係合させると共に外端を排気弁6eの
頭部に当接させる排気ロッカアームlieとから、所謂
5OHC型に構成される。
カム軸9は、図示しないクランク軸から調時伝動装置を
介して駆動され、その回転方向Rは、吸気カム91が吸
気ロッカアームlliのスリッパ面を吸気ロッカ軸10
iと反対の方向に向って滑るトレーリング方向とされる
而して、カム軸9が回転すると、機関の吸気行程では、
吸気カム91と弁ばね81との協働により吸気ロッカア
ームlliをロッカ軸101周りに揺動して吸気弁61
に開閉動作を与え、排気行程では、排気カム9eと弁ば
ね8eとの協働により排気ロッカアームlieをロッカ
軸10e3周りに揺動して、排気弁6eに開閉動作を与
える。
上記吸、排気弁6i、6eの開閉動作は第2図の開閉動
作曲線に従う。第2図中、■は吸気弁61の開閉動作曲
線、Eは排気弁6eの開閉動作曲線であり、TDCはク
ランク角上の上死点、BDCは下死点であり、lは吸、
排気弁6i、6eの無効リフトで、一般に略1.Omm
と設定され、この無効リフトの線上で吸、排気弁6i、
6eの開閉時期は設定される。
而して、曲線Eから明らかなように、排気弁6eの開き
始め時期Aeは、クランク角上、BDC前356、閉じ
終り時期BeはTDC後10″に設定される。また曲線
Iから明らかなように、吸気弁61の開き始め時期Ai
は、クランク角上、TDC前10″、閉じ終り時期Bi
はBDC後lO°に設定される。したがって、吸、排気
弁61゜6eが共に開いている期間、即ち弁重合角αは
20@とされる。こうすることは、機関の高速運転状態
において排気の脈動効果を利用して新気の充填効率の向
上をもたらす、また、吸気弁61を前述′のようにBT
C後に閉じることは、機関の高速運転状態において吸気
慣性を利用して、同じく充填効率の向上に寄与する。
更に吸気弁61の最大開き時期Tは、液弁の開き期間(
開き始め時期Aiから閉じ終り時期Biまでの期間)の
中点Cよりもクランク角上、TDC後90°側に偏らせ
て、望ましくはその90゜の点に設定される。このよう
にすると、吸気行程中、ピストン3の下降速度が最大と
なるTDC後90°の近辺で吸気弁61の開度が最大と
なるので、これによっても新気の充填効率が更に高めら
れ、機関出力の向上をもたらすことができる。しかも、
吸気弁61の開閉動作曲線■は、最大開き時期Tに関し
て非対称の形状となり、該曲線I中、開き側の変曲点係
数より閉じ側の変曲点係数が小となる。その結果、吸気
弁61の閉じ動作を比較的緩徐に行わせることができ、
高速運転時でも吸気弁の閉弁衝撃を和らげ、バウンシン
グ現象を回避することができる。
前記曲線I、Eは、基本的には吸、排気カム9t、9e
のカムプロフィルによって決定されるが、そのカムプロ
フィルの形成に当ってはカム91゜90の回転に伴う吸
、排気ロッカアーム111゜lieの有効レバー比の変
化を考慮する必要がある。
例えば、吸気ロッカアームlliの有効レバー比につい
て考察するに、吸気カム91が前述のR方向に回転する
とすれば、吸気ロッカアーム111のスリッパ面と吸気
カム91との接点は、吸気弁6量の開き始めから最大開
き時期の手前までの期間では吸気ロッカ軸10iに近づ
くように移動するため、吸気ロッカアームlliの有効
レバー比は大となり、それ以後の期間では、上記接点が
吸気ロッカ軸10iから遠ざかるように移動するため、
吸気ロッカアームlliの有効レバー比は小となる(第
3図参照)。
このような吸気ロッカアームlliの有効レバー比の変
化を考慮すると、吸気弁61の所定の開閉動作曲線■を
得るための吸気カム91のカムプロフィルは第4図の線
Pのようになる。
ところで、上記カムプロフィルPでは、開き側の凹曲面
の最大曲率が吸気弁61の開閉動作曲線Iの開き側のそ
れより小さく、閉じ側の凹曲面の最大曲率が曲線■の閉
じ側のそれより大きい、したがって、最小直径が決めら
れている回転砥石で吸気カム91を研削する際には、曲
率の大きい閉し側の凹曲面が研削しにくくなる。
ところが、前述のように吸気弁61の最大開き時期Tを
、その開き期間の中点Cよりも開き側に偏らせると、カ
ムプロフィルPの閉じ側の凹曲面はならだかになり、即
ち曲率が減少するようになるので、その凹状曲面を研削
する上にも有利となる。
C1発明の効果 以上のように本発明によれば、吸気弁の最大開き時期を
、液弁の開き始め時期と閉じ終り時期との中点より開き
側に、且つクランク角上、上死点後90″の点を越えな
いように偏らせて設定したので、吸気弁の所定の開閉時
期を確保しつつ、吸気行程中、ピストンの下降速度が最
大となる点、もしくはその近傍で吸気弁の開度を最大に
できることと、吸気弁の閉弁衝撃が少なく、高速運転状
態でもバウンシングが生じにくいこと等により、充填効
率を確実に高め、出力向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は内燃期
間の要部の縦断面図、第2図は上記機関における吸、排
気弁の開閉動作曲線図、第3図は上記機関における吸気
ロッカアームの有効レバー比変化線図、第4図は上記吸
気弁の開閉動作曲線と吸気カムのプロフィルとの対比図
である。 At・・・吸気弁の開き始め時期、Bi・・・吸気弁の
閉じ終り時期、BDC・・・下死点、TDC・・・上死
点、C・・・吸気弁の開き期間中点、T・・・吸気弁の
最大開き時期、α・・・弁重合角 6i、6e・・・吸、排気弁、9・・・カム軸、9I・
・・吸気カム、9e・・・排気カム、Ili・・・吸気
ロッカアーム、lle・・・排気ロッカアーム特許出願
人 本田技研工業株式会社 代理人 弁理士 落  合     鍵箱1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 吸気弁の開き始め時期を、クランク角上、排気弁の閉じ
    終る前に設定し、吸気弁の閉じ終り時期を、クランク角
    上、下死点後に設定した内燃機関の動弁方式において、
    吸気弁の最大開き時期を、該弁の開き始め時期と閉じ終
    り時期との中点より開き側に、且つクランク角上、上死
    点後90°の点を越えないように偏らせて設定したこと
    を特徴とする、内燃機関の動弁方式。
JP62125151A 1987-05-22 1987-05-22 内燃機関の動弁装置 Expired - Lifetime JPH07116924B2 (ja)

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JPH07116924B2 JPH07116924B2 (ja) 1995-12-18

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005017322A1 (ja) * 2003-08-18 2005-02-24 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha ローラ・ロッカアームを有する動弁装置、4サイクルエンジンおよび4サイクルエンジンを搭載した自動二輪車

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JPS60182309A (ja) * 1984-02-29 1985-09-17 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の吸排気弁駆動装置

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US7204219B2 (en) 2003-08-18 2007-04-17 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Valve operating mechanism with roller rocker arm, 4-cycle engine, and motorcycle having 4-cycle engine mounted thereon

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JPH07116924B2 (ja) 1995-12-18

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