JPS63295627A - 外装用rim材料および成形方法 - Google Patents

外装用rim材料および成形方法

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JPS63295627A
JPS63295627A JP13052087A JP13052087A JPS63295627A JP S63295627 A JPS63295627 A JP S63295627A JP 13052087 A JP13052087 A JP 13052087A JP 13052087 A JP13052087 A JP 13052087A JP S63295627 A JPS63295627 A JP S63295627A
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JP
Japan
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weight
molding
formula
bisphenol
tables
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JP13052087A
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English (en)
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Kenichiro Suetsugu
憲一郎 末次
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、樹脂成形品の少量多品種生産に用いられる外
装用RIM材料と、それを用いた成形方法に関するもの
である。
従来の技術 従来樹脂成形品の少量多種生産には、主にウレタンRI
M材料、エポキシRIM材料などが用いられてきたが、
ウレタンRIM材料では耐熱性が70℃から80℃と低
く、またエポキシRIM材料では衝撃特性がひく<、実
用性にとぼしかった(アイゾツト、ノツチ付きで1 、
OK?−an/cm以下)。
このため、これらの材料に代る材料として、ナイロンR
IM材料が検討された。
このナイロンRIM材料は、曲げ弾性率(20000(
Kf/d)以上)が高く、衝撃特性(アイゾツト。
ノツチ付きで、10 Kg−cm/cm以上)と熱変形
温度(18,6Kg荷重、120’C以上)とのバラン
スも良好で、しかも液状で粘度もひくく、このため成形
用型が金属でなくても良く、少量多種生産の一つである
試作品の作製に用いられてきた。この試作品対応ナイロ
ンRIM成形が実用化されるにおよび、ナイロンRIM
材料を用いて、少量多種生産に対応できる技術が検討さ
れている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、これまでのナイロンRIM材料では、ナ
イロンRIM材料の構成成分であるポリアミド基が、水
分を吸収する性質があり、このために物性値の低下、寸
法の変化などがみられた。
現状での吸水率は、2,0wt%(大気平衡)であり、
寸法変化率は0.18%になっている。このために2、
ナイロンRIM材料を実際の製品として用いることが難
しく、製品化への展開が遅れているのが現状である。
本発明は上記問題点に鑑み、吸水率が低く、吸水による
寸法変化の小さいナイロンRIM材料組成物および、そ
れを用いた成形方法を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、第1の発明は、ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂を主成分とし、これに6重量%
から70重量%の下記(1)式で表わされる脂環式変性
アミン、6重量%から20重量%の変性脂環族ポリアミ
ン及び、6重量%から30重量−の下記(II)式で表
わされるゴム成分よりなる外装RIM用材料を提供する
ことである。
・・・・・・・・・・・・・・・(1)・・・・・・・
・・・・・・・・(II)また第2の発明は、ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂を主成分とし、これに5重量%
から70重量%の下記(4)式で表わされる脂環式変性
アミン、6重量%から20重量−以下の変性脂環族ポリ
アミン、5重量%から30重量%の下記(II)式で表
わされるゴム成分を加え、更に平均アスペクト比が6以
上15以下の繊維状かまたはフレーク状の充てん剤と平
均アスペクト比が1以上3以下の球状フィラーを10重
量%から50重量%混合したRIM材料を提供するもの
である。
・・・・・・・・・・・・・・・(I)・・・・・・・
・・・・・・・・(II)更に第3の発明はビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂よりなるA液と、6重量%から7
o重量%の下記(1)式で表わされる脂環式変性アミン
、6重量%から20M量チの変性脂環族ポリアミン、及
び6重量%から30重量−の下記(I)式で表わされる
B成分を、ミキシングヘッド内で混合し、真空チャンバ
ー内のゴム型、または樹脂型に注入して成形物を炸裂す
る方法を提供するものである。
・・・・・・・・・・・・−(1) ・・・・・・・・・・・・・・(II )作  用 本発明においてビスフェノールA型エポキシ樹脂は主剤
であり、機械的な強さを保持する作用をする。脂環式変
性アミンは、成形材料の耐衝撃値を向上させる作用をし
、変性脂環族ポリアミンは耐熱性を向上させる作用をす
る。また(II)式で表わされるゴム成分は、成形材料
の耐衝撃性を向上させるのと同時に、成形材料にクリー
プ特性を向上させる作用をする。平均アスペクト比が5
以上15以下の充てん剤は、液状材料の粘度をあげるこ
となく、機械的強度を向上させる作用をし、平均アスペ
クト比が1以上3以下の充てん剤は、材料の収縮率を安
定させる充てん剤としての作用をする。
ミキシングヘッドは、A液、B液を気泡が極少で混合す
るはたらきをし、真空チャンバーは、注液中の材料から
気泡をとりのぞくのと同時に、大気圧に開放後、1Kg
1cdiの大気圧を自然にかけ、寸法精度を向上させる
作用をする。
実施例 次に本発明について、実施例に基づきさらに詳しく説明
する。
〔実施例1〕 A液として、エポキシ樹脂(油化シェル(株)製。
牟828 )を1oOy、B液として脂環式変性アミン
(油化シェル(株)IIIQX−3)を15.30゜4
6およびeoy 、変形脂環式ポリアミン(油化シェル
(株)q、YL−ooe)を20y、$’よびCTBN
モノマー(大部産業(株))を10Fの混合液これらを
それぞれ60℃に加熱して、熱変形試験片用金型、衝撃
試験片用金型にそれぞれ流しこんで試験片を得た。この
物性値を第1表に示す。
第    1    表 第1表より、耐衝撃性、耐熱性が良好なRIM材料が得
られたことがわかる。このRIM材料は、着色剤(大日
化精(株)製)を混合しても、その硬化が阻害されず、
外観良好な成形品が得られた。
なお(1)式で表わされる脂環式変性アミンが6重量%
未満では衝撃値が10以下となり、70i量チを超える
と熱変性温度が90℃以下となった。また、変性脂環族
ポリアミンが6重量%未満では硬化時間が15分以上と
なり、20重tチを超えると衝撃値が10以下となった
。さらに、(II)式で表わされるゴム成分が6重量%
未満では「ねばり」がなく、ネジ締めなどを行うとクラ
ックが入り、30重量%を超えると、熱変形温度が90
℃以下となった。
〔実施例2〕 実施例1において配合したRIM材料に対し、平均アス
ペクト比が11のミルドファイバー(日東紡績(株)、
F2O3)が、50 、30 、20 。
1o、6重量%に対応して、平均アスペクト比1のガラ
スピーズ(東芝バロソティ一二(株)、30μ以下)が
、10 、20 、30 、40 、45重量%となる
ように混合した。これらを便宜上、A1゜A2.A3.
A4.A、と呼ぶ。これらを金型に流しこんで、試験片
を炸裂した。
これを実施例1と同様にして、物性値を測定した。結果
を第2表に示す。
第    2    表 これらの結果から、物性値がそれぞれ良好なものが得ら
れている事がわかる。さらに成形収縮率が1.2〜3%
程度であるものの、この補強によって成形収縮率が0.
2〜0.5チのものが得られた。
ここで、平均アスペクト比が15を超える充てん剤は、
その繊維長が大きいために粘度が著しく増大し、成形に
適さない。平均アスペクト比が6未満では充てん剤とし
ての働きがなく、補強効果が得られなかった。
〔実施例3〕 M1図に示すマスターモデルMの型どりを行なったゴム
型を60℃の恒温槽中に3時間放置して加温する。
同時に、実施例1のA液、B液を、60℃の恒温槽中に
放置して加温する。このA液、B液を第2図に示すタン
ク1.タンク2.タンク9にそれぞれ流しこみ、同時に
、3液を混合するスタティックミキサー4の先端と、S
OCに加湿したゴム型6のゲート口とを連結する。次い
でこれらを真空チャンバー7内に設置した後、吸引口8
より脱気する。真空チャンバー内が一76副H(Jにな
ったのを確認して、混合弁3を開放して混合液をゴム型
θ内に流しこむ。流入後、約6分間放置して真空チャン
バー内を常圧にもどし、ゴム型e内に成形されたマスタ
ーモデルの複製物であるエポキシRIM材料の成形物6
をとシ出し、ゲートやパリなどを除去して後仕上げを行
なった。
この成形物を23℃、50RHで200時間放置し、従
来のナイロンRIM材料で形成したものとの比較を行な
った。それを第3表に示す。
第    3    表 *a、b、cは第1図参照 これらの結果より、従来のナイロンRIM材料に比べて
、寸法変化率が1/20以下のものが得られた。なお、
この方法により得られた成形品は、従来の成形品に比べ
、気泡が少なく、外観にすぐれた成形品が得られた。
発明の効果 以上、本発明によれば、ビスフェノールA型エポキシ樹
脂と6重量%から70重量%の脂環式変性アミン、5重
量%から20重量%の変性脂環族ポリアミン、6重量%
から30重量%のゴム成分よりなる外装RIM用材料、
または、このエポキシRIM材料中に、平均アスペクト
比が5以上15以下の繊維状かまたはフレーク状の充て
ん剤と平均アスペクト比が1以上3以下の球状フィラー
を10重量%から50重量%混合したRIM材料は、低
温(SOC)で硬化可能で、耐熱性、耐衝撃性。
ともに特性のバランスが良好でこれまでにない新規な性
能を発揮し、硬化時間が30分以内という従来の1/6
以下の硬化時間であることに効果を発揮する。また、R
IM材料のA液、B液をミキシングヘッドで混合し、真
空チャンバー内の成形型に注入して得られた成形物は、
マスター寸法からのずれが1/2o以下となり、また気
泡などの少ない外観にすぐれたものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はマスターモデルの斜視図、第2図はエポキシR
IM材料組成物を用いた成形方法に使用する装置の概要
図である。 1・・・・・・エポキシRIM材料のA液タンク、2・
・・・・・エポキシRIM材料のB液タンク、3・・・
・・・3液温合バルブ、4・・・・・・スタティックミ
キサー、6・・・・・・マスターモデルを模写した成形
物、6・・・・・・ゴム型、7・・・・・・真空チャン
バー、8・・・・・・脱気口。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ビスフェノールA型エポキシ樹脂を主成分とし、
    これに5重量%から70重量%の下記( I )式で表わ
    される脂環式変性アミン、5重量%から20重量%の変
    性脂環族ポリアミン及び、5重量%から30重量%の下
    記(II)式で表わされるゴム成分を加えた外装用RIM
    材料。 ▲数式、化学式、表等があります▼……………( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼……………(II)
  2. (2)ビスフェノールA型エポキシ樹脂を主成分とし、
    これに5重量%から70重量%の下記( I )式で表わ
    される脂環式変性アミン、5重量%から20重量%の変
    性脂環族ポリアミン、5重量%から30重量%の下記(
    II)式で表わされるゴム成分を加え、更に平均アスペク
    ト比が5以上15以下の繊維状かまたはフレーク状の充
    てん剤と平均アスペクト比が1以上3以下の球状フィラ
    ーを10重量%から50重量%混合した外装用RIM材
    料。 ▲数式、化学式、表等があります▼……………( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼……………(II)
  3. (3)ビスフェノールA型エポキシ樹脂よりなるA液と
    、5重量%から70重量%の下記( I )式で表わされ
    る脂環式変性アミン、5重量%から20重量%の変性脂
    環族ポリアミン、5重量%から30重量%の下記(II)
    式で表わされるB成分をミキシングヘッド内で混合し、
    真空チャンバー内のゴム型または、樹脂型に注入して成
    形物を作製する外装用RIM材料の成形方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼…………( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼……………(II)
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114854266A (zh) * 2022-03-23 2022-08-05 毕玛时软包装(苏州)有限公司 一种透气且可以在多种基材上热合的易揭热封涂胶

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114854266A (zh) * 2022-03-23 2022-08-05 毕玛时软包装(苏州)有限公司 一种透气且可以在多种基材上热合的易揭热封涂胶

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