JPS63295035A - 素材の小突起部成形方法 - Google Patents

素材の小突起部成形方法

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Publication number
JPS63295035A
JPS63295035A JP12936987A JP12936987A JPS63295035A JP S63295035 A JPS63295035 A JP S63295035A JP 12936987 A JP12936987 A JP 12936987A JP 12936987 A JP12936987 A JP 12936987A JP S63295035 A JPS63295035 A JP S63295035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
small
small protrusion
parts
small projecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP12936987A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nakano
隆志 中野
Kazuto Kobayashi
一登 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aida Engineering Ltd
Original Assignee
Aida Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS63295035A publication Critical patent/JPS63295035A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パンチ、ダイによる圧縮加工で素材に小突起
部を成形する方法に関する。
〔従来の技術〕
パンチ、ダイによる冷間鍛造の圧縮加工で素材に小突起
部を成形することは、従来、一般的に第3図(A)の素
材31を第3図(B)のように例えば押し出し加工によ
り大変形加工するときに小突起部31Aを同時に成形す
ることにより行われていた。しかし、製造する製品によ
っては小突起部のみを成形することが必要なものがあり
、このような製品を製造するために圧縮加工を行うと、
この加工は小突起部となる部分を除いて素材の大きな面
積を圧縮する加工になるため、断面減少率が大きくなり
、押し出しによる小突起部の成形が困難になる。
そこで従来、第4図(A)、(B)による加工方法が行
われていた。この加工方法は、素材32をダイ33内に
大きな隙間35を開けてセ・ントし、小突起部成形用凹
部36Aを有するパンチ36の下降により、素材32を
パンチ36、カウンタノマンチ34で全体的に押し潰し
て小突起部32Aを成形するものである。
〔発明が解決りようとする問題点〕
この従来方法によると、素材32を全体的に押し潰すた
めパンチ36の加圧荷重を大きくしなければならず、消
費エネルギーが大きくなってしまう。またパンチ36の
加圧荷重を大きくすると、もともと応力集中発生箇所に
なっている凹部36Aの集中応力が大きくなるためパン
チ36が破損しやすくなる。さらに、成形しなければな
らない小突起部32Aの長さが長い場合には、素材32
の高さ寸法を大きくして前記隙間35を大きくしなけれ
ばならなくなり、素材32の高さ寸法は圧縮加工時に素
材32が座屈を生じない高さに制限されるため、成形で
きる小突起部32Aの長さには限界がある。また、隙間
35のためダイ33の中央に素材32をセントすること
が難しいという問題も生じる。
本発明の目的は、パンチの加圧荷重を小さくでき、また
長い小突起部の成形を行うこともできるようになり、従
来の問題点を解決できる素材の小突起部成形方法を提供
するところにある。
〔問題点を解決するための手段〕 このため本発明に係る方法は、素材の小突起部を設ける
面に例えば面取り加工により欠肉部を形成し、この素材
をダイ内にセットし、前記面を加圧する加圧面に小突起
部成形用四部が設けられたパンチによって素材を圧縮す
ることにより、前記面の周辺の肉を流動させて小突起部
を成形するようにしたものである。
〔作用〕
パンチにより素材が圧縮された場合、素材は欠肉部が設
けられた面の周辺の肉が部分的に流動することにより小
突起部の成形がなされ、この面の周辺の肉は欠肉部によ
り流動し易い状態になっているため、パンチの加圧荷重
は小さくても所定の小突起部を成形できる。
〔実施例〕
第1図(A)、(B)は本実施例に係る方法をその順序
に従って示した断面図であり、小突起部IAは素材lの
上面IBに成形される。この上面IBの角部全周は予め
面取り加工され、これにより上面IBには欠肉部である
面取り部5が形成される。この面取り加工は上面IBの
角部全周を冷間鍛造、あるいは切削することにより行わ
れる。
ダイ2の孔2Aの内径に対する素材1の外径は通常のパ
ンチ、ダイによる素材の圧縮加工時と同じ大きさに設定
される。素材1の上面IBを加圧するパンチ4の下面4
Bには小突起部成形用凹部4Aが設けられている。
第1図(A)の通り素材1をカウンタパンチ3の上面に
載せてダイ2内にセットした後、第1図(B)の通りパ
ンチ4を下降させると、パンチ4の下面4Bで素材1の
上面IBが加圧されてパンチ4とカウンタパンチ3とで
素材1は圧縮される。
この圧縮時、素材1の上面IBの周辺は面取り部5によ
り他の部分より肉量が少ないため、上面IBの周辺の肉
が流動して圧縮加工が行われることになり、この流動に
よって前記凹部4Aで素材1の上面には小突起部IAが
成形されることになる。
このように素材を全体的に押し潰して小突起部を成形す
るのではなく、パンチ4の加圧面である下面4Bで加圧
される素材1の上面IBの周辺の肉を部分的に流動させ
て小突起部IAを成形するため、パンチ4の加圧荷重は
小さなものでよく、このため消費エネルギーの低減化を
図ることができるとともに、凹部4Aに生ずる集中応力
が小さくなり、パンチ4の破損もなくなる。
さらに、素材1は圧縮されたときダイ2で外周面が拘束
されているため素材1の座屈が防止され、上面IBの周
辺の肉が大きく流動することと併せ、長い小突起部IA
を成形できるようになり、小突起部IAの長さを十分に
長くすることは前記面取り部5の大きさ、形状の設定に
より可能となる。
また、従来技術と異なり素材1とダイ2との間に大きな
隙間を設ける必要がないため、ダイ2の中央に素材1を
容易にセットできる。
第2図は、カウンタパンチ13の高さ寸法を高くする等
して素材1’lの上面11Bをダイ12の上面から突出
させて素材11をダイ12内にセットした場合の実施例
を示す、この実施例によると、パンチ14の強度を増す
ためにパンチ14の直Bを大きくしても、素材11の上
面lIBの角部全周に面取り部15が設けられているた
め、パンチ14の下降によりパンチ14の凹部14Aで
上面11Bに小突起部11Aが成形されたとき、上面1
1Bの角部に外方へ延びるパリが生ずるのを防止できる
ようにもなる。
以上の各実施例ではパンチ4,14の下面に設けた凹部
4A、14Aにより小突起部IA、11Aを成形するよ
うになっていたが、小突起部はカウンタパンチ3,13
の上面に凹部を設けることにより成形するようにしても
よい。
次に実験結果について説明する。
この実験は、第1図の本発明に係る実施例の方法と第4
図の従来方法とを行うことにより第5図で示す製品を製
造することにより行った。第5図(A)は製品の縦断面
図であり、第5図(B)はその平面図である。この製品
の断面減少率は92%である。従来方法による実験は第
6図で示す素材を用いて行われ、この素材の外径は、ダ
イとの間に隙間が生ずるものであって圧縮加工時に素材
が座屈しない大きさのものに設定された。本発明に係る
実施例の方法による実験は第7図で示す素材を用いて行
われ、この素材は上面の角部全周を面取り力U工したも
のであり、この面取り加工は図示の通り上面の直径20
1III11を超える部分について30度で行った。
第6図の素材についての実験では、パンチの加圧力が1
00kg/lll112であるとき、小突起部の長さh
は0.4mo+となった。一方、第7図の素材について
の実験では、パンチの加圧力が80kg/mm2である
とき、小突起部の長さhは1.5酬となった。
この実験結果により、本発明に係る実施例の方法によれ
ば、パンチの加圧力が小さいのにもかかわらず従来の方
法よりも長さが3倍以上の小突起部を成形できることが
明らかになった。
なお以上の実施例では面取り部5.15を素材1.11
の欠肉部としていたが、パンチで加圧される素材の面に
例えばカンタ−で溝を設けたり、あるいは鍛造により窪
み部を設けることにより、これらを欠肉部としてもよい
。しかし、前記実施例のように欠肉部を断面三角形状の
面取り部5゜15とし、これにより、素材1,11の断
面形状が素材1.11の圧縮方向に次第に幅広となるよ
うにしておけば、パンチ4.14により素材1゜11が
圧縮された場合に肉を円滑に流動させて長い小突起部I
A、IIAを確実に成形できるという効果を得られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、パンチの加圧荷重を小さくでき、また
これにもかかわらず長い小突起部の成形を行うことがで
きるようになり、従来の方法による問題点を解決できる
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、(B)は本発明に係る実施例の成形方法
をその順序に従って示した断面図、第2図は別の実施例
の成形方法を示す第1図CB)と同様の図、第3図(A
)、(B)は従来の大変形7J■工時に小突起部を成形
する場合における素材と製品の断面図、第4図(A)、
(B)は素材とダイとの間に隙間を設けて行う従来の成
形方法をその順序に従って示した断面図、第5図(A)
。 (B)は実験により製造された製品の縦断面図と平面図
、第6図は第4図の従来の方法により第5図の製品を製
造する場合に使用した素材の断面図、第7図は第1図の
実施例の方法により第5図の製品を製造する場合に使用
した素材の断面図である。 1.11・・・素材、IA、IIA・・・小突起部、2
゜12・・・ダイ、3.13・・・カウンタパンチ、4
,14・・・パンチ、4A、14A・・・小突起部成形
用凹部、5.15・・・欠肉部である面取り部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)素材の小突起部を設ける面に欠肉部を形成し、こ
    の素材をダイ内にセットし、前記面を加圧する加圧面に
    小突起部成形用凹部が設けられたパンチによって前記素
    材を圧縮することにより、前記面の周辺の肉を流動させ
    て小突起部を成形することを特徴とする素材の小突起部
    成形方法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、前記欠肉部は前
    記面の角部を面取り加工した面取り部であることを特徴
    とする素材の小突起部成形方法。
JP12936987A 1987-05-25 1987-05-25 素材の小突起部成形方法 Pending JPS63295035A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5577941A (en) * 1978-12-06 1980-06-12 Sanshu Press Kogyo Kk Projection extruding process on wide face of metal plate
JPS55133840A (en) * 1979-04-03 1980-10-18 Hiroshi Asouda Bulging part forming device for front end engagement of fuel injection pipe
JPS5964134A (ja) * 1982-10-01 1984-04-12 Yoshiaki Obayashi 左官用鏝の背金の製造方法
JPS63203241A (ja) * 1987-02-19 1988-08-23 Honda Motor Co Ltd フランジ付きボスの成形方法

Patent Citations (4)

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