JPS63294805A - 粉末系固型化粧料を充填した化粧料カ−ドの製造方法 - Google Patents

粉末系固型化粧料を充填した化粧料カ−ドの製造方法

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JPS63294805A
JPS63294805A JP62132834A JP13283487A JPS63294805A JP S63294805 A JPS63294805 A JP S63294805A JP 62132834 A JP62132834 A JP 62132834A JP 13283487 A JP13283487 A JP 13283487A JP S63294805 A JPS63294805 A JP S63294805A
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cosmetic
card
cosmetics
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田中 弓夫
野末 年延
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SHIYANSON KESHOHIN HONPO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、プレス工程を経ることなく、粉末系固型化粧
料を所定の凹部に充填させて形成させた超薄型の化粧料
カードを製造する方法に関するものである。
(発明の背景) 従来、化粧料を販売する際の商品形態は、凹部を有する
容器の内部に化粧料を充填固型化させるようにした形式
のものが殆んどである。
そして、上記のような容器に化粧料を充填させる方法と
しては、所定の化粧料にバインダー全混合攪拌し、これ
を容器の充填部に充填した後、プレスによって成形させ
るのが一般的である。
上記の従来知られる化粧料充填の容器として製造される
商品は、通常3〜5mm程度以上の厚みで化粧料を充填
した形式のものとなっていて、これをそれ以上薄くした
状態で凹部に化粧料を充填させ、したがって充填容器自
体を掻く薄くしたもの(以下該形式の容器を用いたもの
を化粧料カードという)は、例外的な場合を除いて見ら
れていない。
このような化粧料を掻く浅い凹部に充填させるようにし
た化粧料カードの商品形態が見られていない理由は、か
かる商品の需要が従来あまりなかったことにもよるが、
より基本的には、化粧料の使用時にその取扱いに支障が
ない程度の性状をもたせた当該商品の製造が、従来のプ
レス方式では困難であったという理由に基づいている。
すなわち、上記従来のプレス方法によって固型状の化粧
料を充填させた化粧料カードを製造する場合、化粧料が
薄くなると固型強度は弱くなるからプレスによって適当
な固型強度を与えることが難かしく、また化粧料が薄く
面積が大きいとプレス前のレベリング(平坦化)が十分
行なわれていないとプレスが困難となるからである。例
えば、この化粧料カードの凹部に充填されている所定の
化粧料を、通常の使用態様(例えばパフ、化粧用チップ
、ブラシ等で摺る)で使用できる程度の硬さく軟らかさ
)にプレスするものとすると、その落下試験等で明らか
となるように、該カードの使用時あるいは携帯時等の移
動時に化粧料が破損し易くなってしまい、反対に上記の
携帯時等の破損がない程度の硬さに化粧料をプレスする
と、化粧料が硬すぎてパフ、化粧用チップ、ブラシ等で
はとれにくくなり、実用的な化粧料としては適当でなく
なる。また化粧料の容器からの剥離、破損等の問題を解
消するためにバインダーの添加量を多くすることも考え
られるが、これによって化粧料の硬度は高くなり、この
ためパフによるどれが悪くなる他、とれても肌へののび
が悪く通常の化粧料としての使用に適当でない。
したがって上記従来のプレス方式による場合、掻く薄い
カード状等の容器の凹部に化粧料を充填させる形式のも
のは、例外的な例のものを除き実質的に困難であった。
ところで、例えばアイシャドウや頬紅、ファンデーショ
ン等を組合せて一つの容器に収めたメークアップ化粧料
は現在数多く提供されてきていて、これらのほとんどは
1色について20〜30回の使用を前提とした商品とさ
れており、比較的長期かつ使用量の多い方式のものとな
っていたため、上述プレス方式の化粧料であっても格別
の問題はなかった。
しかし近時における傾向は、需要者の要望が多様化し、
また比較的頑繁に変化を求める場合が大きくなってきて
いること、あるいは多種の化粧料を携帯したいという要
望もあること、更には冒険色といわれる通常使用しない
色調の化粧料を少量購入したいという希望を満足させる
こと、等々の点から、−品当り20〜30回の使用を前
提としたような従来のプレス方式によって製造されてい
た化粧料では需要者の希望を満足させることができず、
むしろ費用的な面から需要者の購買意欲を減退させたり
、2〜3回程度の使用後放置されたりするために不経済
かつ不便になるという難がある。
(発明の目的) 本発明は、以上の観点からなされたものであり、その目
的は、比較的少量の化粧料を提供しかつそのまま携帯し
て使用することにも適するカード型の化粧料カードの提
供を実質的に可能とするところにある。
また本発明の他の目的は、上記化粧料カードを容易に製
造することができる方法を提供するところにある。
また更に本発明の別の目的は、無駄のない色調見本とし
ても好適に使用できる化粧料カードの提供に利用できる
化粧料カードの製造方法を提供するところにある。これ
は、従来の色調見本は、印刷物で本物と同じ色調のもの
を作り、あるいは実物を見本として、消費者等にその色
調に対する反応を求めることが従来行なわれているが、
このような色調見本の製作は前者の場合では見本の製造
に相当程度の費用がかかって負担が大きく、また後者で
は多数の人が同一の見本を使用する結果衛生的な面での
心理的なためらいをもたらすことが考えられたのである
が、上記のような数回程度の使用によって使い切ってし
まう化粧料カードの提供が可能となれば、これらの問題
は解消するからである。また更に、量的に少量でしかも
軽量で小さなカードとして化粧料見本を提供できること
は、商品見本としての頒布の態様も比較的自由に選択可
能となり、例えばダイレクトメール方式等の頒布にも適
するという特徴が得られる。
(発明の概要) 而して、かかる目的の実現のためになされた本発明より
なる粉末系固型化粧料を充填した超薄型の化粧料カード
の製造方法の特徴は、0.1〜3+nmの深さの化粧料
充填凹部を有するカード型容器の該凹部に対し、3〜5
0重量零のバインダーを含む粉末化粧料を、揮発性溶剤
と混合し流動化させた状態で略充満するように充填させ
、その後上記溶剤を蒸発乾燥させるよにしたところにあ
る。
上記において化粧料の充填凹部を提供する容器としての
カード型容器は、その使用方法や用途の点から全体とし
て可及的に薄い平板状のものとして構成されることが望
ましく、また揮発性溶剤を含む化粧料を充填する充填凹
部を提供するという性質から、紙、布、不織布等は適当
せず、一般的にはポリエチレン、塩化ビニル。
ポリスチレン、ポリプロピレン、 ABS、アクリル系
、ポリアミド系、ポリエチレンテレフタレート、ポリア
セタール、ポリカーボネート、メラミン、フッ素系、エ
リア、エポキシ、等の合成樹脂、またはアルミニウム、
銅、鉄、ステンレス、真ちゅう等の金属板、あるいはこ
れらの複合材として構成される。特に金属性等の板の上
に、貫通開口を有する合成樹脂材等からなる枠体を接着
又は溶着した形式のカード型容器は、超薄型のカード型
容器としての機械的強度を保持し、また切削等の格別の
機械加工処理を必要としない点で大量に本発明方法によ
る生産品を提供する上で好ましく用いられる。
また、アクリル性の板の片面にアルミ等の金属蒸着を行
って樹脂性の鏡として供されるものに切削加工を行いそ
こに該化粧料を充填したものも便利性の上で好ましい。
本発明方法によれば、乾燥後の化粧料は凹部の底から半
分程度の充填料になるがこれは以下のようにして改良す
ることもできる。すなわち凹部の上にあらかじめ貫通開
口した合成樹脂性等の枠体をあわせておき、適量を充填
乾燥した後に、これをはがし凹部の表面と化粧料との表
面を同じ位置にする方法である。かかる方法をとれば数
回使用可能な化粧料カードの厚さはさらに薄くすること
が可能になり、より好ましい生産品を提供する事ができ
る。
本発明において対象とされる化粧料は、化粧料分野にお
いて通常用いられている粉末固型状の化粧料であればよ
く、その用途もアイシャドウ、頬紅、ファンデーション
等特に限定されるものではなく、又化粧料を構成する粉
末原料は化粧料分野において一般的に用いられる原料(
粉末)であり親水性4発水性のいずれのものであっても
よい。例えばタルク、カオリン、マイカ、セリサイト等
の体質顔料、酸化亜鉛、酸化チタン等の白色顔料、赤色
、黄色、黒色等の酸化鉄2群青、紺青、クロム顔料、有
機顔料(例えば赤色226号、青色404号、黄色40
1号等)、チタンマイカ系パール、チタン−マイカ−有
機顔料系パール、チタン−マイカ−酸化鉄系パール、チ
タン−マイカ−紺青系パール等のパール顔料、ナイロン
パウダー、アクリル系パウダー、シリコン系パウダー、
ポリエチレン系パウダー等の有機パウダー、さらに以上
の様な粉末の表面をシリコーン(例えばメチルハイドジ
エンポリシロキサン)処理、金属石けん処理、アミノ酸
(例えばアシルグルタミン酸)IA理をして櫟水性にし
たもの等々を例示することができる。
本発明において化粧料に混合されるバインダーは、化粧
料分野で通常使用されているものを使用することができ
、例えば流動パラフィン。
スクワラン、ワセリン、マイクロクリスタルワックス、
セレシン等の炭化水素、ステアリン酸、オレイン酸、バ
ルミチン酸、ミリスチン酸等の高級脂肪酸、セチルアル
コール、オレイルアルコール、ステアリルアルコール等
の高級アルコール、イソプロピルパルミテート、イソプ
ロピルミリステート、2−オクチルドデシルミリステー
ト等のエステル、モノステアリン酸グリセリド、2−エ
チルへキサントリグリセリド、ヤシ油脂肪酸トリグリセ
リド等のグリセライド、ジメチルポリシロキサン、フェ
ニルメチルポリシロキサン等のシリコーン油、ソルビタ
ンセスキオレート、ポリオキシエチレンセチルエーテル
、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸、ジグリ
セロールモノラウレート等の界面活性剤、ラノリン、レ
シチン、ミツロウ、バチルアルコール等の天然系油脂等
を例示することができる。
これらのバインダーは化粧量に対して3〜50重量*好
ましくはlO〜30重量零の範囲で使用され、3重量1
以下では容器からの剥離、破損等が増え、また50重量
零以上ではパフ、チップ。
ブラシ等によるどれが悪くなるという問題がある。
本発明において上記化粧料をカード型容器の充填凹部に
好適に充填させる目的で使用される揮発性溶剤は、一般
的な揮発性溶剤を使用することができるが、特にエチル
アルコール、イソプロピルアルコールや、沸点が100
〜200℃位の炭化水素、沸点が100〜200℃位の
シリコーン油、環状シリコーン、水が用いられるが蒸発
速度、引火性、粘度、溶解性、匂いの点で沸点が150
〜200℃位の炭化水素及び四量体の環状シリコーンが
好ましく用いられる。
該化粧料の流動化に用いられる溶剤の粘度は0.5〜1
0cs程度の低粘度であることがよい。
粘度が高いと上記充填凹部への充填及びレベリングが難
しく、また、粘度を下げるために溶剤の量が多くしすぎ
ると、充填流し込みレベリングは容易となるものの、乾
燥時間が長くなり作業性が悪化し、また乾燥後の化粧料
としての充填量は少なくなる。これらのことから流し込
むと各の粘度を200 cs以下とし、化粧料に対する
混合の程度を0.5〜3倍程度とすることが良い場合が
多い。
本発明において化粧料を充填させる凹部の形状を概ね0
.1〜3mmの深さとした理由は、これに充満され、乾
燥により固型化される化粧料を好ましくは0.01〜1
.5 mm程度とするためであり、固型化された化粧料
が1.5 mm以上である場合には破損に対する耐久性
が悪くなり、0.01 n+m以下では、化粧料として
の通常の使用の用途では量的に少なすぎることになるか
らである。また上記充填凹部は、その開口面積が大きく
なると充填した固型化粧量の破損に対する耐久性が悪く
なることから、一つの凹部の大きさとしては50cm”
以下好ましくは30cm2以下とすることがよい。
本発明の方法によって製造された固型化粧料が、カード
型の容器の凹部内において適当な破損耐久性示し、また
化粧料として良好な性状を有することは、後述する実施
例等によって実験的に明らかとされるが、そのような性
質を示す理由は、プレス法に比べて、本発明方法により
充填され固型化された化粧料は、化粧料内部の空間が多
くしたがって密度が小さく、このためにパフ、ブラシ等
で化粧する際のパフ等へのどれが良好となり、しかも肌
への伸びがよくムラにならないためと考えられ、また流
動化して容器の凹部に流し込むようにしているため、該
凹部の内壁との濡れ性に優れ、接着性を増すためと考え
られる。そして本発明方法によれば、化粧料の厚みが厚
くなるとプレス法に比べてむしろ破損に対する耐久性は
低下する傾向を示され、これは上記のように密度(通常
1:0.7〜0.5)が低いために化粧料粒子同士の粘
着性が弱いためと考えらる。したがってこの点からも本
発明の方法により製造される化粧料カードの化粧料充填
凹部の深さは上述した範囲とされることがよい。
本発明において、流動化した化粧料をカード型の容器の
凹部に充填した後に行なわれる乾燥は、一般的な乾燥方
法に従って行なえばよいが、特に遠赤外線セラミックヒ
ータ−による方法は効率性、防爆性の点で好ましい。
(発明の実施例) 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
るための粉末原料、バインダーを混合攪拌し、これをハ
ンマーミル等の粉砕機を通して均一化ために粉砕処理し
た後、流動化のための揮発性溶剤を、流し込みに必要十
分な量だけ加えて混合流動化させ、これを第2図に示し
た予め準備されているカード状の容器1の凹部2に充満
するように充填し、常温又は加熱して乾燥させることに
より上記溶剤を揮発させて化粧料カードの製品を得る。
上記において、化粧量の一般的な一回当りの使用量は、
アイシャドウ5〜20mg、頬紅10〜25mg5 フ
ァンデーション150〜300mgであることから、本
例ではこれらの2〜3回程度の使用に適する量を考え、
第2図に示したアルミニウム製、プラスチック製等の予
め準備されるカード状容器1を、厚みを1mm、複数の
凹部の深さ0.7+nm、各凹部のうちファンデーショ
ン充填部2の面積を約30cm2.頬紅充填部3の面積
を約20ff12、アイシャドウの充填部4の面積を約
オ/、5cm2のものとして形成した。
実施例1 下記組成のファンデーション用化粧料の100重量部に
揮発性溶剤(環状シリコーン(四量体))200重量部
を添加して調整した混合物を、上記にしたがってアルミ
ニウム製のカード状容器1の充填部2に充填し、遠赤外
線セラミックヒータで雰囲気温度80℃、15分乾燥さ
せた。
この充填部2に充填したファンデーション用化粧料の厚
みを種々変化させて調整した下記表1に記載のそれぞれ
について落下試験を行なったところ、通常の5回前後の
落下試験で破損しない基準に対し1.5mm程度以下の
ものがこの基準を満足した(表1参照)。また充填部面
積を小さく (1,5cm2) シて同様の試験を行な
ったところ、いずれも落下に対する耐久性は高く得られ
た(表2参照)。なお破損に対する耐久性試験は、50
cmの高さよりガラス板の上にカードを落下させて破損
が生じた時点でその回数を記録することで行なった。
赤酸化鉄           0.8重量部黄酸化鉄
           0.1重量部具酸化鉄    
       2.0重量部シリコーン処理酸化チタン
   10.0重量部シリコーン処理セリサイト   
20,0重量部シリコーン処理タルク     27.
5 f[凹部アミノ酸処理マイカ      15.0
重量部ナイロンパウダー       5.0重量部ス
テアリン酸亜鉛       2.0重量部ソルビタン
セスキオレート   1.0重量部流動パラフィン  
      5.0重量部マイクロクリスタリンワック
ス 0.5重量部モノステアリン酸グリセリド  1.
0重量部オクチルドデカノール     10.0重量
部ブチルパラベン        0.1重量部表  
 1   (30cm2) 表   2   (1,5cm2) 比較例1 実施例1の組成のファンデーション用化粧料を同じカー
ド状容器の充填部(30cm2および1.5cm” )
にプレス法によって30kg/(,2及び8kgでプレ
スして充填固形化させた。この化粧料の落下試験を行な
ってその結果を下記表3゜4に示した。
表    3  (3ocm”  )   プレス圧3
0kg/cm’表    4  (1,5cm2)  
プレス圧8kg/cm2また30cm”の充填部に1.
5gの化粧料を入れて30.40,50.60 kg/
 cm2の各プレス圧でプレスしたところ、50kg/
cm2以上のプレス品では、パフによるどれが悪く、肌
に対するのりも悪くなって実用に供し得ないものとなっ
た。また40kg/ cm2のプレスを行なった場合に
は3okg/cm2の場合と大きな相違がなく、実用に
供し得る程度の破損耐久性の確保は困難であった。
なお上記実施例1と比較例1の化粧料の硬度を測定した
( MKSショア一定圧荷重硬度計H5180A型:丸
菱科学機械製作所製)ところ、シ目アA硬度で実施例1
は6であったのに対し、比較例1では25となり約4倍
の相違が示された。
実施例2 下記組成のアイシャドウ用化粧料の100重量部に揮発
性溶剤としイソパラフィン(軽質流動パラフィン;アイ
ソパーH:エクソン化学社製)150重量部を添加して
調整した混合物を、上記にしたがってアルミ板の上に貫
通開口を有するポリプロピレン製の枠体を接着したカー
ド状容器1の充填部(1,5cm2) 4に充填して乾
燥させた。
これを実施例1と同様の方法でイソパラフィンを蒸発乾
燥させてアイシャドウ用化粧料を得た。この実施例2の
化粧料と、下記比較例2の化粧料について実施例1.比
較例1と同様の落下破損試験を行なったところ、実施例
1.比較例1と略同様の結果が得られた(下記表5参照
)。なお実施例2の化粧料の厚みは、比較例2のプレス
法による場合の1.6倍であった。
青色404号          1.5重量部群青 
            0,5重量部酸化チタン  
        2.0重量部マイカ        
    20.5重量部雲母チタン         
 21.0重量部紺青処理雲母チタン      30
.0重量部ステアリン酸亜鉛       4.0重量
部メチルフェニルポリシロキサン 6.2重量部香料 
            0.1重量部比較例2 実施例2のアイシャドウ用化粧料を比較例1と同様にプ
レス法によって8kg/cm2でプレスして実施例2の
カード状容器に充填して固形化させた。
表   5 実施例3 下記組成の頬紅用化粧料の100重量部に揮発性溶剤と
しエタノール300重量部を添加して調整した混合物を
、上記にしたがって塩化ビニル製のカード状容器1の充
填部(2cm2)3に充填して乾燥させた。
これを赤外線ランプで30分でエタノールを蒸発乾燥さ
せて頬紅化粧料を得た。この実施例3の化粧料と、下記
比較例3の化粧料について実施例1.比較例1と同様の
落下破損試験を行ないその結果を上記表5に示した。
赤色202号          1.2重量部赤酸化
鉄           1.0重量部黄酸化鉄   
        0.1重量部シリコン処理セリサイト
    37.7重量部シリコン処理タルク     
 35.0重量部ステアリン酸アルミニウム   3.
0重量部ワセリン           1.0重量部
スクワラン          1.0 !i量部オク
タン酸セチル       1.0重量部ミリスチン酸
オクチルドデシル 0.5重量部ラノリル      
     0.3重量部比較例3 実施例3の頬紅用化粧料を比較例1に準じてプレス法に
より15kg/ cm2でプレスして実施例3のカード
状容器に充填して固形化させた。
(発明の効果) 以上述べた如く、本発明よりなる化粧料カードの製造方
法によれば、比較的少量の化粧料を充填し、そのまま携
帯して使用することにも適したカード型の化粧料を好適
に提供することを可能とする効果があり、また化粧料カ
ードを容易に製造することができる効果がある。
また更に本発明方法によって製造された化粧料カードは
、無駄のない色調見本としても好適に利用できるという
効果もあり、その有用性は極めて大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本発明よりなる方法の手順を説明するフロ
ー図、第2図は本発明において使用されるカード状容器
の外観斜視図、第3図(a)。 (b) 、 (c)は第2図の各A−A線、B−B線、
C−C線の断面を示した図である。第4図はカード状容
器の化粧料充填部を拡大して示した図である。 にカード状容器 2:ファンデーション充填部 3:頬紅充填部 4:アイシャドウ充填部 ・、−、暑 新部興冶!− 第1図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)0.1〜3mmの深さの化粧料充填凹部を有する
    カード型容器の該凹部に対し、3〜50重量%のバイン
    ダー(結合剤)化粧料を、揮発性溶剤と混合し流動化さ
    せた状態で略充満するように充填させ、その後上記溶剤
    を蒸発乾燥させることを特徴とする粉末系固型化粧料を
    充填した化粧料カードの製造方法。
  2. (2)上記化粧料充填凹部が、それぞれ50cm^2以
    下であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記
    載の粉末系固型化粧料を充填した化粧料カードの製造方
    法。
  3. (3)上記揮発性溶剤が、エチルアルコール、イソプロ
    ピルアルコール、低沸点炭化水素、低沸点シリコーン油
    、環状シリコーン、水、あるいはこれらの混合物である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項又は第(2
    )項記載の粉末型化粧料を充填した化粧料カードの製造
    方法。
  4. (4)上記化粧料充填凹部が、カード型容器に複数設け
    られていることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    ないし第(3)項のいずれかに記載の粉末系固型化粧料
    を充填した化粧料カードの製造方法。
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