JPS63294338A - ラベラ−のラベル補充装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明はラベラーのラベル補充装置に係り、特にラベル
マガジンに供給される新たなラベルを、ラベラーへの連
続的なラベル供給に支障を与えることなく自動的に受け
取ることができるラベルマガジンに装着されるラベラー
のラベル補充装置に間する。

（従来の技術） 従来から壜に連続的にラベルを貼付する装置としてラベ
ラーがある。この種のラベラーは数百枚の単位で重ね合
わせたラベルを複数組ラベルマガジンに収容しておき、
これらラベルをラベルマガジンの取出口方向へ押圧しつ
つ、その取出口からラベルを１枚ずつ取出して場に貼付
するようになっている。そして、ラベルマガジンへ新た
なラベルを補充するには、運転を継続しつつ手作業によ
りラベルマガジンの後端から重ね合わせたラベルを装填
するようにしている。即ち、ラベルをマガジン取出口方
向へ押圧している押圧部材の作動を解除して、その代わ
りに既にラベルマガジン内に収容されているラベルの後
端を片手でマガジン取出口方向へ押圧しつつ、もう一方
の手で補充すべきラベルをラベルマガジン内へ供給した
後、上記押圧部材を再び作動位置へ戻すようにしている
。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上述のように手作業によるラベルマガジ
ンへのラベル補充では、常時ラベラーに作業者をつけて
置かなければならず、無人連続運転が不可能であるとい
う問題点がある。また、作業者にとってもラベル補充の
作業が煩雑であり、機械化、省力化が望まれている。

本発明は上述の事情に鑑み創案されたもので、その目的
とする処は、ラベラーのラベルマガジンに供給される新
たなラベルを自動的に受け取ることができる機械化、省
力化が達成できるラベル補充装置を提供することにある
。

〔発明の構成〕

（間ｕ点を解決するための手段） 上述した問題点を解決するために本発明は、多数のラベ
ルをラベルマガジンに収容してラベル後端を押圧部材に
より取出口方向へ押圧しつつこの取出口からラベルを１
枚ずつ取出して場に貼付するラベラーにおいて、上記押
圧部材の押圧力に抗してこの押圧部材をラベルマガジン
の後方へ押し戻すための押圧部材後退装置と、上記押圧
部材をマガジン内の押圧位置から外部へ逃がすための押
圧部材逃がし装置と、上記押圧部材の後方に位置しマガ
ジン内に供給される新たなラベルを受け取って把持する
ための一対のクランプ用フィンガを有したクランプ装置
と、このクランプ装置をマガジン取出口方向へ押圧する
ためのクランプ装置押圧１置と、この押圧装置の押圧力
に抗して上記クランプ装置をマガジン後方へ押し戻すた
めのクランプ装′ｆ１後退装置と、上記クランプ装置の
クランプ用フィン力をマガジン内のクランプ位置から外
部へ逃がすためのクランプ装置逃がし装置とを備えたこ
とを特徴とするものである。

（作　用） 本発明は上記手段により、クランプ装置後退装置を作動
させてクランプ装置を後退位置に待機させておき、この
状態で一対のクランプ用フィンガによりマガジン内に供
給された新たなラベルを受け取ってクランプし、クラン
プ装置後退装置を解除してクランプ装置押圧装置により
クランプ用フィンガ及び新たなラベルを既に補充されて
いるラベルの後尾につけ、その後押圧部材をやや後方に
押し戻して押圧部材逃がし装置によりマガジン外へ逃が
し、そして押圧部材を押圧部材後退装置によりクランプ
装置後方まで押し戻し、押圧部材逃がし装置を解除して
押圧位置に戻し、次に押圧部材後退装置を解除して押圧
部材を補充されたラベルのｆ＆尾につけ、その後クラン
プ装置を逃がし、これにより補充されたラベル及び既に
補充されているラベルが一体となって押圧部材によりラ
ベル取出口方向へ押圧されラベル補充工程が終了する。

（実施例） 以下、本発明に係るラベラーのラベル補充装置の一実施
例を第１図乃至第８図を参照して説明する。

第１図はラベラーＭの概略平面図を示すものであり、同
図において符号１は糊パレットステーションを示すもの
であり、この糊パレットステーション１には複数の糊パ
レット２が配設されている。

また、糊パレットステーション１に隣接してラベル１を
収容するラベルマガジンｍが設けられるとともに糊ロー
ラ３が設けられており、糊パレット２と糊ローラ３の接
触によりパレット全面に等しく均一に糊付けされた後、
糊パレット２とラベル１の接触によりラベルマガジンｍ
からラベルｊを取り出し糊パレットステージジン１への
移送を行なうとともにラベル」の裏面に糊付けを行なう
。

さらに、糊パレットステーション１に隣接してグリッパ
シリンダ５が配設されており、糊パレット２上のラベル
１はグリッパ６により把持されてグリッパシリンダ５に
送り出され、ここでラベル１は反転されて糊付は面（裏
面）が現われる。そして、クリッパシリフタ５上のラベ
ル１は、回転移送される壜Ｂと接触すると同時に弾性部
材からなる押圧部７により押圧されて壜Ｂの外側面に貼
着される。

しかして、ラベルマガジンｍは上述のラベル貼り工程中
、連続的にラベルを糊パレットステーション１に供給す
るために、マガジンｍの後部に新たなラベル１を補充す
るラベル補充装置１０が設置されている。

以下、ラベルマガジンｍ及びラベル補充装置１０を第２
図乃至第８図を参照して説明する。

マガジンｍは、ラベル１を載置するとともに案内するた
めの複数の長尺の板状体から形成されたラベル載置部１
１を備え、このラベル載置部１１の前部に最前部のラベ
ル外縁部と係合して押さえるための爪部材１２が設けら
れている。また、ラベル載置部１１に並列されて押しプ
レート用ガイドレール１３が設けられており、この押し
プレート用ガイドレール１３に押しプレート１４を有し
たプレート支持体１５がスプライン結合されていてガイ
ドレール１３に対して摺動可能になっている。上記プレ
ート支持体１５は、第５図に示されるようにワイヤー１
６によりマガジンｍの後部に設けられたうす巻きばねを
内装した押しプレート用スプリング１７に連結されてお
り、この押しプレート用スプリング１７により押しプレ
ート１４は常時マガジンｍの前方に引張されている。一
方、押しプレート用ガイドレール１３は第４図に示すよ
うにアーム１８を介して押しプレート用シリンダ１９に
連結されており、シリンダ１つの作動により押しプレー
ト１４がマガジン内にある作動位置とこの位置から逃げ
た逃避位置とを揺動するようになっている。

また、第３図及び第７図に示されるように押しプレート
用ガイドレール１３に隣接してブツシャ用螺子棒２１が
配設され、このブツシャ用螺子棒２１にナツト２２が螺
合されている。上記ナツト２２はガイドレール１３に摺
動可能に嵌合されたブツシャ２３と連結されており、螺
子棒２１の回転駆動によりナツト２２は前後進し、これ
に連結されたブツシャ２３が押しプレート１４をマガジ
ンｍの後方に適宜押し戻すようになっている。

一方、第２図及び第６図に示されるようにラベル載置部
１１を挾んで押しプレート用ガイドレール１３の反対側
にはクランプ用ガイドレール２５が配設されており、こ
のクランプ用ガイドレール２５に一対のクランプ用フィ
ンガｆを備えたクランプ装置２６がスプライン結合され
ていてガイドレール２５に対して摺動可能になっている
。そして、クランプ用ガイドレール２５は第４図に示さ
れるようにアーム２７．２８を介してクランプ昇降用シ
リンダ２９に連結されており、シリンダ２９の作動によ
りクランプ装置２６は、一対のクランプ用フィンガｆが
マガジンｍの後部中央部に上昇する上昇位置とこの位置
から下降した下降位置とを揺動するようになっている。

上記クランプ装置２６は、第８図に示すようにエアー作
動により一対のクランプ用フィンガｆが接離して供給さ
れた新たなラベル１をクランプするようになっている。

また、クランプ装置２６は第５図に示されるようにワイ
ヤー３１によりマガジンｍの後部に設けられたうす巻き
ばねを内装したクランプ用スプリング３２に連結されて
おり、このクランプ用スプリング３２によりクランプ装
置２６は常時マガジンｍの前方に引張されている。一方
、クランプ用ガイドレール２５の前端部に隣接して作動
杆先端にプーリ３３を備えたクランプ後退用シリンダ３
４が設けられており、クランプ装置２６にその−ｇが固
定されたワイヤ３５は、プーリ３３及びマガジン後部の
ブラケット３６に固定されたプーリ３７に巻回されてブ
ラケット３６にその他端が固定されている。

しかして、クランプ後退用シリンダ３４が作動状態にあ
るときは第５図の実線で示すように作動杆及びプーリ３
３は退出位置にありクランプ装置２６は後退位置にある
。シリンダ３４が非作動状態にあるときは同図の仮想線
で示すように作動杆及びプーリ３３は進出位置にありク
ランプ装置２６はクランプ用スプリング３２の付勢力に
より進出位置にある。即ち、クランプ装置２６はプーリ
３３を可動とすることによりシリンダ３４のストローク
Ｓの２倍だけ進退可能になっている。

次に前述のように構成された本発明に係るラベラーのラ
ベル補充装置の動作について第９図乃至第１５図を参照
して説明する。

先ず、第９図に示されるようにロボットのハンド４０が
所定枚数の束の新たなラベルＪａをマガジンｍに運搬し
てくる。マガジンｍ内のラベル量が少くて補充可能状態
にあれば、クランプ後退用シリンダ３４が作動状態でク
ランプ装置２６はマガジン後部の後退位置にあり、この
状態でクランプ昇降用シリンダ２つが作動してクランプ
装置２６が揺動し一対のクランプ用フィンガでか上昇す
るとともにフィンガでの間隔を広げてラベル量は取り可
能状態になる。このとき、押しプレート１４は押しプレ
ート用スプリング１７の引張力によりラベルＪｉｂをマ
ガジンｍの前方に押圧している。マガジンｍよりこのラ
ベル量は取り可能の信号がロボットに伝えられハンド４
０は下降する。

そして、ロボットより下降終了の信号を受け取ると第１
０図に示されるようにマガジンｍにおけるクランプ装置
２６が作動して一対のクランプ用フィンガｆによりラベ
ルＪａをクランプする。このラベル１ａのクランプが完
了すると、ハンド４０はラベルＪａを放して上昇し、こ
れと同時にクランプ装置２６を後退させていたシリンダ
３４のエアーが抜かれラベルｊａと一対のクランプ用フ
ィンガではクランプ用スプリング３２の引張力によりゆ
るやかに前進し既に補充されているラベルｊｂの後尾に
つく（第１１図参照）、このとき、前方のフィンガでは
押しプレート１４の凹状の逃げ部１４ａに入り込んだ状
態となり、がつ押しプレート１４よりもフィンガｆの板
厚が厚いため（本実施例では押しプレートの板厚３＋ｍ
＋、フィンガの板厚５　ｒｍ　）ラベル４１　ａ、　ｊ
　ｂ同志は接触しない（第１２図参照）、前方のクラン
プ用フィンガ・ｆがラベル１ｂの後尾に接触すると、こ
の状態を前方のフィンガｆ内の光ファイバＰにより検知
して光電スイッチＳＷを作動させモータ３８を駆動して
螺子棒２１を回転駆動し、ナツト２２及びプッむむ２３
をマガジン後方へ移動させて押しプレート１４を第１２
図の仮想線で示すように若干（本実施例ではｌ１１１＋
）押し戻す、これにより押しプレート１４は前後のラベ
ルｊ　ａ、　ｊ　ｂのいずれにも接触していない状態と
なり、ラベル１ｂをマガジンｍの前方に押圧するのはク
ランプ用フィンガでの押圧力のみとなる。

次に、押しプレート用シリンダ１９を作動させ、ガイド
レール１３及び押しプレート１４をマガジンｍの外部の
逃避位置に揺動させて押しプレート１４を抜き（第１３
図参照）、再び螺子棒２１を回転駆動して押しプレート
１４を後方位置まで押し戻し、押しプレート１４は最後
端で下降する（第１４図参照）、すると、前記モータ３
８が逆転してナツト２２及びブツシャ２３がマガジン前
方へ前進し、これに伴ない押しプレート用スプリング１
７の引張力により押しプレート１４も前進し、ラベルｊ
ａの後尾に接触する。なお、押しプレート１４がラベル
ｊａの後尾に接触した後もナツト２２及びブツシャ２３
は前進し続け、最前部で停止する。押しプレート１４が
ラベルｊａ後尾に接触した時点で、ラベルをマガジン前
方に押圧する押圧力はクランプ用フィンガでと押しプレ
ート１４の両方により与えられる。そして、この押しプ
レート１４とラベル１ａとの接触を後方のフィンガｆ内
の光ファイバＰにより検知して光なスイッチＳＷを作動
させ、ラベルをクランプしているクランプ用フィンガｆ
のクランプ解除を行った後クランプ昇降用シリンダ２９
を作動させ、クランプ装置２６を揺動させて一対のフィ
ンガｆを下方へ引き抜く、これに伴ない、押しプレート
１４の押圧力によりラベルｊａは前進してラベルＪｂと
一体になる（第１５図参照）、そして、クランプ後退用
シリンダ３４が再び作動状態となり、クランプ装置２６
はマガジン後部の後退位置に戻り、次のラベルが補充可
能な状態であれば第９図に示すようにクランプ用フィン
ガｆが再び上昇するととらにフィンガｆの間隔を広げて
ラベル受け取り可能状態になる。

〔発明の効果〕

以上、実線例の説明から明らかなように本発明はラベル
マガジンに供給される新たなラベルを、ラベラーへの連
続的なラベル供給に支障を与えることなく自動的に受け
取ることができ、従来の手作業によるラベルマガジンへ
のラベル補充を排除して無人連続運転を達成でき、省力
化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はラベラーの概略平面図、第２図は本発明に係る
ラベラーのラベル補充装置の一実施例を示す平面図、第
３図は第２図の■矢視図、第４図は第２図の■矢視図、
第５図は押しプレート及びクランプ装置を引張するため
の各ワイヤと各スプリングとを示す説明図、第６図は同
装置の押しプレート及びクランプ装置の側面図、第７図
は押しプレート、螺子棒及びナツトの詳細図、第８図は
クランプ装置の側面図、第９図乃至第１５図は同装置の
動作説明図である。 Ｍ・・・ラベラー、ｍ・・・マガジン、１・・・ラベル
、１・・・糊パレットステーション、２・・・糊パレッ
ト、３・・・糊ローラ、５・・・グリッパシリンダ、６
・・・グリッパ、７・・・押圧部、１０・・・ラベル補
充装置、１１・・・ラベル載置部、１２・・・爪部材、
１３・・・押しプレート用ガイドレール、１４・・・押
しプレート、１５・・・プレート支持体、１６・・・ワ
イヤー、１７・・・押しプレート用スプリング、１つ・
・・押しプレート用シリンダ、２１・・・ブツシャ用螺
子棒、２２・・・ナツト、２３・・・ブツシャ、２５・
・・クランプ用ガイドレール、２６・・・クランプ装置
、ｆ・・・クランプ用フィンガ、２９・・・クランプ昇
降用シリンダ、３２・・・クランプ用スプリング、３３
．３７・・・プーリ、３４・・・クランプ後退用シリン
ダ、３５・・・ワイヤ。 第４図 第　　７　　図 第　　８　　図 第９図 第１０図 第１１図 第１２図 第１４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 多数のラベルをラベルマガジンに収容してラベル後端を
   押圧部材により取出口方向へ押圧しつつこの取出口から
   ラベルを１枚ずつ取出して壜に貼付するラベラーにおい
   て、上記押圧部材の押圧力に抗してこの押圧部材をラベ
   ルマガジンの後方へ押し戻すための押圧部材後退装置と
   、上記押圧部材をマガジン内の押圧位置から外部へ逃が
   すための押圧部材逃がし装置と、上記押圧部材の後方に
   位置しマガジン内に供給される新たなラベルを受け取つ
   て把持するための一対のクランプ用フィンガを有したク
   ランプ装置と、このクランプ装置をマガジン取出口方向
   へ押圧するためのクランプ装置押圧装置と、この押圧装
   置の押圧力に抗して上記クランプ装置をマガジン後方へ
   押し戻すためのクランプ装置後退装置と、上記クランプ
   装置のクランプ用フィンガをマガジン内のクランプ位置
   から外部へ逃がすためのクランプ装置逃がし装置とを備
   えたことを特徴とするラベラーのラベル補充装置。