JPS63293620A - ディジタル情報処理システム - Google Patents

ディジタル情報処理システム

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JPS63293620A
JPS63293620A JP62128194A JP12819487A JPS63293620A JP S63293620 A JPS63293620 A JP S63293620A JP 62128194 A JP62128194 A JP 62128194A JP 12819487 A JP12819487 A JP 12819487A JP S63293620 A JPS63293620 A JP S63293620A
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JP
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clock signal
frequency
circuit
clock
logic
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JP62128194A
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Mitsuo Usami
光雄 宇佐美
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ディジタル情報処理システムに関するもの
で、例えば、超高速コンピュータシステムなどに利用し
て特に有効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
複数相のクロック信号に従って同期動作される演算論理
ユニット等のディジタル回路を含むコンピュータシステ
ムがある。また、与えられた基本クロック信号に従って
基本クロック信号に位相同期されかつ基本クロック信号
の整数倍の内部クロック信号を形成するPLL回路があ
る。
このようなPLL回路については、例えば、1986年
2月20日、東京電機大学出版局発行の角田秀夫著rP
LLの基本と応用−に記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
コンピュータシステムには、第3図に例示的に示される
ように、それぞれ複数の論理LSI(大規模半導体集積
回路)又はマルチチップモジエールを含む複数の実装ボ
ード83〜B4と、これらの論理LSIに対して例えば
4相のクロック信号φ1〜φ4を供給するクロック発生
装置CGEが設けられる。クロック信号φ1〜φ4は、
クロック発生装置CGEからフラットケーブル又は高周
波同軸ケーブル等を介して各マルチチップモジュール又
は実装ボードB3〜B4に供給され、さらに内部配線を
介して各論理LSIに分配される。
各論理LSIに含まれる論理回路は、クロック信号φ1
〜φ4に従って同期動作し、情報処理に必要な論理演算
やデータ授受等を行う。
ところが、このようなコンピュータシステムのマシンサ
イクルが高速化されるにともなって、次のような問題が
生じることが本願発明者等によって明らかになった。す
なわち、前述のように、従来のコンピュータシステムで
は、複数相のクロック信号φ1〜φ4がそれぞれ別個の
供給経路を介して各論理LSIに供給される。マシンサ
イクルの高速化にあわせてクロック信号φ1〜φ4の周
波数が高くされることで、各論理LSIに入力される複
数相のクロック信号の間にはクロックアンプやケーブル
等の電機的特性のバラツキによるクロックスキニーが発
生する。このため、コンピュータシステムの同期動作が
不安定となり、マシンサイクルの高速化を妨げる一因と
なっている。
この発明の目的は、ディジタル情報処理システムのクロ
ックスキニーを低減し、マシンサイクルの高速化を図る
ことにある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろ
う。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、ディジタル情報処理装置を構成する論理LS
I内にそれぞれPLL回路を設けるとともに、各論理L
SIで必要とされるクロック信号の整数分の−の周波数
とされる単相の基本クロック信号をクロック発生装置に
よって形成し等価的に同長とされるクロンク供給線を介
して各論理LSIに供給して、各論理LSIで必要とさ
れる動作クロック信号をそれぞれ内蔵するPLL回路に
よって形成するものである。
〔作  用〕
上記手段によれば、各論理LSIにおいて形成される動
作クロック信号間のクロックスキニーを低減しシステム
のマシンサイクルの高速化を図ることができるとともに
、クロック供給経路を単一化しかつそのクロック供給経
路を介して伝達される基本クロック信号の周波数を低く
してシステムの実装コストを抑えることができる。
〔実施例〕
第1図には、この発明が通用された超高速コンピュータ
システムの一実施例の接続図が示されている。この実施
例のコンピュータシステムは、クロック発生装置CGE
と、それぞれ複数の論理LSI(半導体集積回路装置)
を搭載する複数の実装ボードB1〜B2を含む、これら
の実装ボード81〜B2は、それぞれこのコンピュータ
システムの演算論理ユニット等の回路ブロックを構成す
る。また、特に制限されないが、各実装ボードに搭載さ
れる論理LSIのうちのいくつかはマルチチップモジュ
ール形態とされる。
この実施例のコンピュータシステムのクロック発生装置
CGEは、各論理LSIで必要とされる動作クロック信
号のN分の−の周波数とされる基本クロック信号φ/N
を形成する。この基本クロック信号φ/Nは、例えば高
周波同軸ケーブルを介して各実装ボードB1〜B2に供
給され、さらに各実装ボード内の配線を介して各論理L
SIに供給される。高周波同軸ケーブル及び実装ボード
内の配線を含めた各クロック供給経路は、等価的に同一
の長さとされる。各論理LSI内には、必要に応じてP
LL回路が設けられる。このPLL回路は、後述するよ
うに、クロック発生装置CGEから供給される基本クロ
ック信号φ/Nをもとに、論理LSIの動作を同期化す
るための4相のクロック信号φ1〜φ4を形成する。各
論理LSIのPLL回路により形成されるこれらのクロ
ック信号φl〜φ4間のクロックスキューは、基本クロ
ック信号φ/Nが等価的に同長のクロック供給線を介し
て供給されることから極めて少ないものとされる。これ
により、超高速コンピュータシステムの高速動作を安定
化し、そのマシンサイクルを高速化できるとともに、ク
ロック供給経路を単一化しかつ基本クロック信号の周波
数を低くすることができ、システムの実装コストを抑え
ることができる。
第1図において、クロック発生装置CGEは、特に制限
されないが、所定の固有振動数とされる水晶発振子を基
本構成とする水晶発振回路と、この水晶発振回路によっ
て形成されるパルス信号を増幅・分配するクロック分配
回路を含む。このパルス信号の周波数は、コンピュータ
システムの動作クロ7り信号φ1〜φ4の周波数のN分
の−とされる。上記クロック分配回路の出力信号すなわ
ちクロック発生装置CGEの出力信号は、基本クロック
信号φ/Nとされる。
基本クロック信号φ/Nは、特に制限されないが、それ
ぞれ対応する高周波同軸ケーブルを介して各実装ボード
81〜B2に供給され、さらに各実装ボード内の配線を
介して各論理LSIに供給される。クロック発生装置C
GE内のクロック分配回路とこれらの高周波同軸ケーブ
ル及び実装ボード内配線を含むクロック供給経路は、実
質的にそれぞれの遅延特性が同一となるように設計され
、等価的に同長とされる。これにより、各論理LSIの
PLL回路に入力される基本クロック信号φ/N間の位
相ずれは小さくされ、所定の条件を満足するものとされ
る。
実装ボード81〜B2には、第1図の実装ボードB1及
びB2に例示的に示されるように、それぞれ複数の論理
LSIを搭載される。このうち、実装ボードB1には、
複数個の論理LSII〜L314が搭載され、特に制限
されないが、一つの論理LSI2にはPLL回路が内蔵
される。この論理LSI2には、クロック発生装置CG
Eから対応する高周波同軸ケーブル及びボード内配線を
介して基本クロック信号φ/Nが供給される。
論理LSI2に内蔵されるPLL回路PLLは、後述す
るように、位相比較回路PFC,ロウパスフィルタLP
F、電圧制御型発振回路VCO及びクロックパルス発生
回路CPGによって構成される。PLL回路PLLは、
クロック発生装置CGEから供給される基本クロック信
号φ/Nをもとに、その周波数が基本クロック信号φ/
Nの周波数のN倍とされそれぞれの位相が基本クロック
信号と所定の時間関係を持つようにされる4相のクロッ
ク信号φl〜φ4を形成する。これらのクロック信号φ
1〜φ4は、ボード内配線を介して、実装ボードBl内
の他の論理LSII及びLSI3〜LSI4に供給され
る。
実装ボードB1に搭載される論理LSII〜LSI4は
、特に制限されないが、比較的大きな動作マージンを持
つ、これらの論理LSIは、上記論理LSI2に内蔵さ
れるPLL回路により形成されるクロック信号φ1〜φ
4に従って同期動作し、所定の論理演算処理を行う。
実装ボードB2には、同様に複数個の論理LSK5〜L
S18が搭載される。これらの論理LSI5〜LSI8
は、特に制限されないが、いずれも複雑な論理演算回路
を含みその動作マージンが少ない、このため、論理LS
I5〜LSr8には、それぞれPLL回路PLLが内蔵
される。これらのPLL回路PLLは、上記実装ボード
B1の論理LSI2に内蔵されるPLL回路PLLと同
一の回路構成とされる。また、論理LSI5〜LS■8
のPLL回路PLLには、上述のクロック発生装置CG
Eから対応する高周波同軸ケーブル及びボード内配線を
介して基本クロック信号φ/Nがそれぞれ供給される。
実装ボードB2の論理LSI5〜1,318に内蔵され
る各PLL回路PLLは、クロック発生装置cGEから
供給される基本クロック信号φ/Nをもとに、その周波
数が基本クロック信号φ/Nの周波数のN倍とされそれ
ぞれの位相が基本クロック信号φ/Nと所定の時間関係
を持つようにされる4相のクロック信号φ1〜φ4をそ
れぞれ形成する。これらのクロック信号φ1〜φ4は、
それぞれ対応する論理LSI5〜LSIB内の各論理演
算回路に供給される。
各論理LSI5〜LSI8は、それぞれの論理LSIに
内蔵されるPLL回路PLLにより形成されるクロック
信号φl〜φ4に従って同期動作し、所定の論理演算処
理を行う。
前述のように、実装ボード81〜B2の論理L512な
いしLSI5〜LSI8に内蔵されるPLL回路PLL
に供給される基本クロック信号φ/Nは、それぞれ等価
的に同長とされるクロック供給経路を介して伝達され、
その位相ずれは所定の条件を満足するように設計される
。したがって、各PLL回路PLLによって形成される
クロック信号φ1〜φ4間のクロックスキューは、それ
ぞれが別個のPLL回路によって形成されるにもかかわ
らず、極めて小さなものとされる。
第2図には、論理LSI2に内蔵されるPLL回路PL
Lの一実施例の回路ブロック図が示されている。実装ボ
ードB2の論理LSI5〜LSI8に内蔵されるPLL
回路PLLも、すべて同一の回路構成とされる。同図の
各回路ブロックを構成する回路素子は、論理LSI2の
他の回路ブロックとともに、単結晶シリコンのような1
個の半導体基板上に形成される。
第2図において、クロック発生装置CGEから供給され
る基本クロック信号φ/Nは、位相比較回路PFCの一
方の入力端子に入力される0位相比較回路PFCの他方
の入力端子には、後述する内部基準クロック信号φ0を
N分の−に分周することによって形成される分周基準ク
ロック信号φo/Nが入力される。
位相比較回路PFCは、クロックパルス発生回路CPG
から供給される基本クロック信号φ/Nと分周基準クロ
ック信号φo/Nの位相(周波数)を比較し、位相差信
号up及びd ownを選択的に形成する。すなわち、
分周基準クロック信号φo/Nの位相が基本クロ7り信
号φ/Nの位相よりも遅れている場合、言い換えると分
周基準クロック信号φo/Hの周波数が基本クロック信
号φ/Nよりも低い場合、位相差信号upをその位相差
に相当する時間だけ選択的にハイレベルとする。また、
分周基準クロック信号φo/Nの位相が基本クロック信
号φ/Nの位相よりも進んでいる場合、言い換えると分
周基準クロック信号φ0/Nの周波数が基本クロック信
号φ/Nよりも高い場合、位相差信号downをその位
相差に相1当する時間だけ選択的にハイレベルとする。
基本クロック信号φ/N及び分周基準クロック信号φ0
/Nの位相及び周波数が一致している場合、位相差信号
up及びd ownはともにロウレベルとされる。これ
らの位相差信号up及びdownは、ロウパスフィルタ
LPFに供給される。
ロウパスフィルタLPFは、位相比較回路PFCから出
力される位相差信号up及びdownを積分することに
よって、制御電圧Vcを形成する。
すなわち、位相比較回路PFCによって位相差信号up
がハイレベルとされる場合、ロウパスフィルタLPFは
その出力信号すなわち制御電圧Vcを位相差信号upが
ハイレベルとされる時間に応じて直線的に高くする。一
方、位相比較回路PFCによって位相差信号downが
ハイレベルとされる場合、ロウパスフィルタLPFは制
御電圧VCを位相差信号downがハイレベルとされる
時間に応じて直線的に低くする0位相差信号up及びd
 o w nがともにロウレベルとされるとき、ロウパ
スフィルタLPFは制御電圧Vcをそのままのレベルに
保持する。制御電圧Vcは、電圧制御型発振回路VCO
に供給される。
電圧制御型発振回路VCOは、安定した周波数特性を持
つ発振回路を含む、この発振回路の出力信号すなわち内
部基準クロック信号φ0の中心周波数は、クロック発生
装置CGEから供給される基本クロック信号の周波数の
N倍となるように設計される。また、この内部基準クロ
ック信号φ0の周波数は、上記中心周波数を中心に、上
記ロウパスフィルタLPFから供給される制御電圧Vc
に従って所定の範囲だけ変化される。すなわち、制御電
圧Vcが高くされることによって内部基準クロック信号
φ0の周波数は高くされ、制御電圧Vcが低くされるこ
とによって内部基準クロック信号φ0の周波数は低くさ
れる。内部基準クロック信号φOは、クロックパルス発
生回路CPGに供給される。
クロックパルス発生回路CPGは、特に制限されないが
、遅延回路を基本構成とするクロック形成回路と各クロ
ック信号を論理LSIZ内の他の論理演算回路に供給す
るためのクロック分配回路を含む、また、クロックパル
ス発生回路CPGは、パイナリイカウンタを基本構成と
するクロック分周回路を含む。
クロックパルス発生回路CPGのクロック形成回路は、
電圧制御型発振回路VCOから供給される内部基準クロ
ック信号φ0をもとに、これと同一の周波数とされる4
相のクロック信号φ1〜φ4を形成する。これらの動作
クロック信号は、クロックパルス発生回路CPGのクロ
ック分配回路を経て、論理LSIZ内の他の論理演算回
路に供給される。一方、クロックパルス発生回路CPG
のクロック分周回路は、電圧制御型発振回路VCOから
供給される内部基準クロック信号φ0をN分の−に分周
することによって、上述の分周基準クロック信号φO/
Nを形成する。この分周基準クロック信号φo/Nは、
上記位相比較回路PFCの他方の入力端子に供給される
つまり、クロック発生装置CGEから供給される基本ク
ロック信号φ/Nに対して分周基準クロック信号φo 
/ Nの位相(周波数)が遅れている(低い)場合、位
相比較回路PFCによって位相差信号upがハイレベル
とされ、ロウパスフィルタLPFによって制御電圧Vc
が高くされる。これにより、電圧制御型発振回路VCO
の出力信号すなわち内部基準クロック信号φ0の周波数
が高くされ、結果的に分周基準クロック信号φo/Nの
周波数が高くされる。一方、基本クロック信号φ/Nに
対して分周基準クロック信号φO/Nの位相(周波数)
が進んでいる(高い)場合、位相比較回路PFCによっ
て位相差信号downがハイレベルとされ、ロウパスフ
ィルタLPFによって制御電圧Vcが低くされる。これ
により、電圧制御型発振回路VCOの出力信号すなわち
内部基準クロック信号φ0の周波数が低くされ、結果的
に分周基準クロック信号φo / Nの周波数が低くさ
れる。これらの位相制御動作は非常に高感度で実行され
るため、一旦位相同期された後における基本クロック信
号φ/N及び分周基準クロック信号φo/Nの位相(周
波数)差は極めて小さなものとなる。言い換えると、論
理LSI2に内蔵されるPLL回路PLLによって形成
されるクロック信号φl〜φ4は、その中心周波数がク
ロック発生装置CGEから供給される基本クロック信号
φ/NのほぼN倍の周波数に一致し、それぞれの位相が
基本クロック信号φ/Nの位相と所定の時間関係を持つ
ように形成されるものとなる。
前述のように、クロック発生袋ZCGEから各論理LS
Iに内蔵されるPLL回路PLLに供給される基本クロ
ック信号φ/Nの位相ずれは非常に小さな値とされる。
各PLL回路PLLにおいて上述のような基本クロック
信号φ/Nに従った位相制御Ivh作が行われることに
よって、各論理LSIの動作クロック信号φ1〜φ4の
周波数及び位相はほぼ一致したものとなる。これにより
、この実施例のコンピュータシステムを構成するすべて
の論理LSIの動作は、その動作クロック信号φ1〜φ
4が極めて高い周波数とされるにもかかわらず、はぼ同
期化され、安定した高速動作を行うことができる。
以上のように、この実施例のコンピュータシステムを構
成する論理LSIは、必要に応じてPLL回路PLLを
内蔵する。これらのPLL回路PLLには、共通に設け
られるクロック発生装置CGEから動作クロック信号の
N分の−の周波数とされる基本クロック信号φ/Nが供
給される。クロック発生装置CGEから各論理LSI内
のPLL回路PLLに基本クロック信号φ/Nを供給す
るためのクロック供給経路は等価的に同長とされ、各P
LL回路PLLの入力端子における基本クロック信号φ
/Nの位相ずれは極めて小さなものとされる。このため
、各論理LSIにおいて必要とされる動作クロック信号
の周波数が比較的高いにもかかわらず、クロック供給経
路を介して伝達される基本クロック信号の周波数は比較
的低(てすみ、また各論理LSIにおいて内蔵されるP
LL回路PLLによって形成されるクロック信号φ1〜
φ4の位相及び周波数はほぼ一致したものとなる。これ
により、各論理LSIの動作はほぼ同期化され、コンピ
ュータシステムの高速動作が安定化されるものである。
以上の本実施例に示されるように、この発明を超高速コ
ンピュータシステムなどのディジタル情報処理システム
に通用した場合、次のような効果が得られる。すなわち
、 (11デイジタル情報処理装置を構成する論理LSI内
にそれぞれPLL回路を設けるとともに、各論理LSI
で必要とされるクロック信号の整数分の−の周波数とさ
れる単相の基本クロック信号をクロック発生装置によっ
て形成し、等価的に同長とされるクロック供給線を介し
て各論理LSIに供給して、各論理LSIに内蔵される
PLL回路によりその周波数が基本クロック信号のN倍
とされそれぞれの位相が基本クロック信号と所定の時間
関係を持つようにされる複数相の動作クロック信号を形
成することで、各論理LSIの動作クロック間のクロッ
クスキューを低減することができるという効果が得られ
る。
(2)上記(1)項により、ディジタル情報処理システ
ムの誤動作を防止し、そのマシンサイクルをさらに高速
化できるという効果が得られる。
(3)上記+1)項により、クロック供給経路を単一化
できるとともに、クロック供給経路を介して伝達される
基本クロック信号の周波数を低くし高周波同軸ケーブル
を主体としたクロック供給経路の高周波特性を比較的低
くく抑えることができるという効果が得られる。
(4)上記(3)項により、ディジタル情報処理システ
ムの実装コストを抑え、システムの低コスト化を図るこ
とができるという効果が得られる。
以上本発明者によっ°Cなされた発明を実施例に基づき
具体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定され
るものではなく、その要旨を通説しない範囲で種々変更
可能であることはいうまでもない0例えば、この実施例
ではクロック発生装置CGEから各論理LSIに単相の
基本クロック信号を供給しているが、基本クロック信号
は2相であってもよいし、それ以上の複数相であっても
よい、これらのクロック供給線は、高周波同軸ケーブル
でなく、フラットケーブル等のような他種のケーブルで
あってもよい、また、クロック供給経路を等価的に同長
とするために、例えば可変遅延手段を設けてもよい。第
1図の実施例において、PLL回路PLLは例えば隣接
する2個の論理L31によって共Hしてもよいし、各論
理LSIの動作マージンに応じて必要散設ければよい、
第2図のPLL回路PLLでは、電圧制御型発振回路v
COから出力される内部基準タロツク信号φ0の周波数
を基本クロック信号のN倍としているが、この内部基準
クロック信号φ0の周波数は基本クロック信号のN倍の
さらに所定倍数としてもよい。
この場合、クロックパルス発生回路CPGは遅延回路を
用いることなく、内部基準クロック信号φ0を分周し組
み合わせることによって、クロック信号φ1〜φ4を形
成することができる。さらに、このPLL回路PLLの
ブロック構成や動作クロック信号の相数等、種々の実施
形態を採りうるちのである。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった超高速コンピュータシステムに通用
した場合について説明したが、それに限定されるもので
はなく、例えば各種のディジタル制御システムやディジ
タル通信システムなどにも通用できる1本発明は、少な
くとも複数相の動作クロック信号に従って同期動作され
る複数の論理集積回路を含むディジタル情報処理システ
ムに広く通用することができる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。すなわち、ディジタル情報処理システムを構成する
論理LSI内にそれぞれPLL回路を設けるとともに、
各論理LSIで必要とされるクロック信号の整数分の−
の周波数とされる単相の基本クロック信号をクロック発
生装置によって形成し等価的に同長とされるクロック供
給経路を介して各論理LSIに供給し、各論理L31に
おいて必要とされる動作クロック信号をそれぞれ内蔵さ
れるPLL回路によって形成することで、各論理LSI
の動作クロック間のクロックスキニーを低減してディジ
タル情報処理システムの誤動作を防止しそのマシンサイ
クルをさらに高速化できるとともに、クロック供給経路
を単一化しこのクロック供給経路を介して伝達される基
本クロック信号の周波数を低くしてシステムの実装コス
トを抑えることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明が通用されたコンピュータシステム
の一実施例を示す接続図、 第2図は、第1図のコンピュータシステムを構成する論
理!!!、債回路に含まれるPLL回路の一実施例を示
す回路ブロック図、 第3図は、従来のコンピュータシステムの一例を示す接
続図である。 CGE・・・クロック発生装置、B1−84・・・実装
ボード、LSII〜LS116・・・論理集積回路、P
LL・・・P L L回路。 PFC・・・位相比較回路、LPF・・・ロウバスフィ
ルタ、■CO・・・電圧制御型発振回路、CPG・・・
クロックパルス発生回路。 、/ 第1図 第2図 第B図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、比較的低い周波数とされる基本クロック信号を形成
    するクロック発生装置と、上記基本クロック信号をもと
    にその周波数が上記基本クロック信号の周波数の整数倍
    とされる動作クロック信号を形成するPLL回路及び上
    記動作クロック信号に従って同期動作されるディジタル
    回路を含む複数の半導体集積回路装置とを具備すること
    を特徴とするディジタル情報処理システム。 2、上記基本クロック信号は、上記クロック発生装置か
    ら、それぞれ等価的に同じ長さとされる複数のクロック
    供給線を介して、対応する上記半導体集積回路装置に供
    給されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    ディジタル情報処理システム。 3、上記動作クロック信号は、多相クロック信号とされ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載のディジタル情報処理システム。 4、上記ディジタル情報処理システムは、コンピュータ
    システムであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    、第2項又は第3項記載のディジタル情報処理システム
    。 5、上記半導体集積回路装置は、ゲートアレイ集積回路
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項
    、第3項又は第4項記載のディジタル情報処理システム
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02230821A (ja) * 1989-03-03 1990-09-13 Hitachi Ltd クロック発生装置及び周波数―電流変換回路
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