JPS63293313A - 接合部の締付力表示装置 - Google Patents

接合部の締付力表示装置

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JPS63293313A
JPS63293313A JP12865487A JP12865487A JPS63293313A JP S63293313 A JPS63293313 A JP S63293313A JP 12865487 A JP12865487 A JP 12865487A JP 12865487 A JP12865487 A JP 12865487A JP S63293313 A JPS63293313 A JP S63293313A
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JP
Japan
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plate
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JP12865487A
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English (en)
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大河内 恒雄
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明に、部材の接合部の接合状態を確認するための
締付力表示装置に関する。
〔従来の技術〕
第6図は従来における部材の接合部を示しておシ、図に
おいて、(1)は部材、(2)はこの部材(1)に接合
される他の部材、(3)はこの部材(1)と(2)とを
接合させるためのボルト、(4)はボルト(3)と部材
(2)との間に介装された座金である0なお、部材(2
)Kはボルト(3)を挿通させるための貫通孔が形成さ
れ、部材(1)にはボルト(3)用のめねじが刻設され
た孔が形成されている。
しかして部材(1)と(2)とを接合する場合には、部
材(1)と(2)とを重ね合わせ、座金(4)を介装し
て、ポルト(3)を部材(2)の貫通孔に挿通し、かつ
部材(1)の孔にねじ込み、スパナ等の工具を用いてこ
のボルト(81を締め付けることにより、両部材(1)
、(2)゛を接合している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のような従来の部材接合手段では、
接合状態を確認するために、例えば所定の締付はトルク
でボルトを締付けることができるスパナ(いわゆるトル
クレンチ)を用いて締付けると、締付は作業の度に締付
はトルクを設定しこれを確認しなくてはならず、設定や
確認に手間がかかり、確認忘れが生じるという問題点が
あった。
また、上述のようなトルクレンチの代りに通常のスパナ
を用いてボルトを締付けた場合には、締付は作業後に、
締付圧力測定器を用いて締付圧力を測定しなければなら
ず、測定の手間がかかるとともに、測定忘れが生じると
いう問題点もあった0この発明は上記のような問題点を
解消するためになされたもので、ボルトの締付圧力の確
認が第三者でも容易にでき、また締付は確認の手間を著
しく軽減できる接合部の締付力表示装置を得ることを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る接合部の締付力表示装置は、ボルト等の
締結部材により複数の接合部材を締結固定する際に、介
装部材を上記接合部材と締結部材との間に介在させると
ともに、この介装部材を、底板と、この底板に対向して
配置された上板と、底板と上板との間に介装された発色
剤及び顕色剤とから構成し、上記上板は光が透過可能と
し、上記発色剤及び顕色剤は両板に加わる圧力を発色に
よシ表示可能にしたものである。
〔作用〕
この発明においては、底板と上板との間に発色剤及び顕
色剤を介装させたため、両板に圧力が加わると発色をし
、この色彩の変化は、光が透過可能な上板を介して、作
業者でも作業者以外の第三者でも外部から容易に確認す
ることができる。
〔実施例〕
以下この発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
。第1〜6図はこの発明の第1実施例を示しており、第
2図は従来技術を示す第6図に相当する図である。第2
図中(1)、(2)はそれぞれ接合部材、(81はこれ
ら2枚の接合部材(1)、(2)を締結固定するための
締結部材であって、この実施例ではボルトの場合を示し
ている。(4)は接合部材(2)とボルト(81との間
に介在させた板状の介装部材でめる0なお、従来と同様
に、部材(1)にはめねじが刻設された孔が形成され、
部材(2)にはボルト(3)用の貫通孔が形成されてい
る。
第1図は介装部材(4)の縦断面を示してお9、図示の
ようにこの介装部材(4)は円板状をなし、中心部には
ボルト(3)を挿通させるための貫通孔(b)−Jに穿
設されている。(6)は下面(7ンが接合部材(2)に
接触する底板であり、金属、FRB又はプラスチック樹
脂材料等の材料で作られているQ(3)は底板(6)に
対向して配置され、光が透過可能な上板であり、透明プ
ラスチック又はガラス系透明材料等の透明又は半透明の
材料で作られている。
(9)は例えばロイコ染料等を用いた発色剤、■)は顕
色剤であシ、発色剤(9)は顕色剤−に触れると固有の
色彩を呈する性質を有している。これら発色剤(9)及
び顕色剤α0)は、底板(6)と上板(3)との間に介
装されて両板(6)、(3)に加わる圧力を発色により
表示可能になっている。この発色剤(9)と顕色剤(1
0) Kついては、底板(6)と上板(3)のうち一方
の板に発色剤(9)を、他方の板に顕色剤a■tイa又
は貼付することによりそれぞれ付着させている。この第
1図に示すものは、マイクロカプセルに封入された発色
剤(9)を上板(3)の下面に塗布し、同じくマイクロ
カプセルに封入された顕色剤Cl0) ft底板(6)
の上面に塗布した場合を示しているが、発色剤(9)と
顕色剤−とを上下逆にしてもよい。
次に上記発色剤(9)に用いる無色染料であるロイコ染
料の分子構造と各物質が発色した際の固有の色彩とを下
記に示す。
(ローダミンラクタム系) (OH3)2N     N(CH3)2(OH3)2
N    N(OH3)2(02H,)2N     
N(02H,)2(青味赤) (フルオラン系) p′ (黄橙)      (ピンク) (朱赤)       (暗線) (黒) 他に発色剤(9)としていわゆる「カプセルオイル」を
用いることもできるが、この物質の名称と分子構造とを
下記に示す。
ポリ塩素化ビフェニル     アルキルナフタリンジ
アリルアルカン        アルキルビフェニル水
素化ターフェニル    トリアリルジメタンフェニレ
ンオキサイド   アルキルベンゼンR2”3 R4 ベンジルナソタレン    ジアリルアルキレンアリル
インダン 次に上記顕色剤−としては、無機化合物系では「活性ク
レー」が用いられ、有機化合物系では下記に示す分子構
造をもつ物質が用いられる。
OHOHOH RRR R=アルキル基、アリル基、アラルキル基、アルキルア
リル基、ハロゲン基など RIR’−水X、ハロゲン、ヒドロキシル基、ニトロ基
、アルキル基、アリル基、 アラリル基、アルキルアリル基など 上記発色剤(9)及び顕色剤−に用いるカプセル化剤と
しては、ゼラチン、アラビヤゴム、0M01尿素樹脂等
があり、バインダーとしては、PVA、デンプン、8B
R1アクリル系エマルジヨン等がある。
また、その他、必要に応じて、酸化防止剤、UV吸収剤
、融点降下剤、耐水化剤、増感剤、滑剤、消泡剤などが
用いられる。
上記構成のものにおいて、まず、第2図に示すように、
接合部材(1)ζ(2)とを重ね、介装部材(4)全介
装して、ボルト(3)を介装部材(4)の貫通孔(6)
と部材(2)の貫通孔とに挿通し、次いで部材(1)の
孔にねじ込み、スパナ等の工具を用いてこのボルト(3
)を締め付けることにより、両部材(1)、(2)を接
合する。
このポル) (81の締め付けによシ、ボルト(3)と
接合部材(2)との間に介在する介装部材(4)には第
1図中の上下から圧縮力が加わることになる。この圧縮
力が所定値以上になると、底板(6)と上板(3)との
間に介装された発色剤(9)と顕色剤翰のマイクロカプ
セルが破壊されて、このカプセル内に封入されていた発
色剤が顕色剤に触れて化学反応を起こし、これにより発
色剤が固有の色彩に発色する。この発色剤の色彩は透明
な上板(3)を介して外部から視覚的に確認することが
できる。したがって従来必要であったトルクレンチや締
付圧力測定器等が不要となる。この発色が起こる所定の
圧力を、第5図に示すように文字で表示するようにすれ
ば、締付圧力を容易に確認することができる。この文字
表示の手段としては、例えば、第3図のように、rl 
00KfJの文字形状の透明部が形成された非透明の板
を、上板(3)上面全体に覆設しておけば、圧力付加に
よって該文字部が発色することになる。
また、該文字形状をなし、上板(3)と同じ色彩のもの
を該上板(3)に設けておけば、圧力付加によって、該
文学部以外の全体部が発色し、これによυ文字が判読で
きることになる。
第4図はこの発明の第2実施例を示しており、この実施
例のものは、底板(6)と上板(3)のうち一方の板に
発色剤と顕色剤とを付着させた構成であって、この図で
は、共にマイクロカプセルに封入された発色剤(9)と
顕色剤−とを、上板(3)の下面に塗布した場合を示し
ている。
第5図はこの発明の第5実施例を示しており、この実施
例のものは、発色剤(9)及び顕色剤−がそれぞれ封入
されているマイクロカプセルの強度を異ならせて、該発
色剤(9)及び顕色剤(至)を、(、)〜(d)のよう
な帯状に付着させ、各帯状部(a)〜(d)を異なつた
圧力で発色させる構成としている。即ち、例えば帯状部
(a)のマイクロカプセルは締付力50y4f殉誹で、
帯状部(b)のマイクロカプセルは締付力100に9f
で、帯状部(c)のマイクロカプセルは締付力200に
9fで、それぞれ破壊するようにしておけば、発色した
帯状部の場所を視覚的に確認することによって、締付力
の値を容易に判別することができる。
なお、上記各実施例では接合部材が2枚の場合を示した
が、複数であればよく、6枚以上であってもよい。また
第1.4.5図には介装部材(4)が円板状の場合を示
したが、円形に限られるものではなく矩形やその地異形
のものであってもよい。
ところで、上板(3)に充分な強度があれば、底板(6
)に省略してもよい。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、底板と、光が透過可能
な上板との間に、発色剤及び顕色剤を介装させ、両板に
圧力が加わると発色をする構成をとったことから、上板
を介して外部から、締付部材による締付力を視覚的VC
確認できることとなシ、締付けの有無の確認の手間を著
しく軽減し、かつ確実な確認ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示す縦断面図、第2図
は同じく接合部を示す正面図、第3図は同じく介装部材
の平面図、第4図はこの発明の第2実施例を示す第1図
相当図、第5図はこの発明の第5実施例を示す第1図相
当図、第6図は従来の接合部を示す第2図相当図である
。 (1) I (2) :接合部材   (3):締結部
材(4):介装部材     (6):底板(3):上
板       (9):発色剤−:顕色剤    (
−)〜(d):帯状部なお、各図中同一符号は同−又は
相当部分を示す0

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の接合部材をボルト等の締結部材により締結
    固定する際に、上記接合部材と締結部材との間に介装部
    材を介在させ、この介装部材を、底板と、この底板に対
    向して配置され、光が透過可能な上板と、この底板と上
    板との間に介装されて両板に加わる圧力を発色により表
    示可能な発色剤及び顕色剤とから構成したことを特徴と
    する接合部の締付力表示装置。
  2. (2)底板と上板のうち一方の板に発色剤を、他方の板
    に顕色剤をそれぞれ付着させたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の接合部の締付力表示装置。
  3. (3)底板と上板のうち一方の板に発色剤と顕色剤とを
    付着させたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の接合部の締付力表示装置。
  4. (4)発色剤及び顕色剤を、これらが封入されているマ
    イクロカプセルの強度を異ならせて帯状に付着させ、各
    帯状部を異なつた圧力で発色させる構成としたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか
    1項に記載の接合部の締付力表示装置。
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