JPS63292470A - 磁気ヘッド位置決め装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置の磁気ヘッド位置決め装置に
関し、特にボイスコイルモータによって駆動されて回動
運動によって位置決め動作を行う磁気ディスク装置の磁
気ヘッド位置決め装置に関する。

〔従来の技術〕

磁気ヘッドを磁気ディスクの所定のシリンダ上に位置決
めを行うための磁気ディスク装置の磁気ヘッド位置決め
装置の駆動方式には、磁気ヘッドに直線往復運動を行わ
せる＋７　ニヤ形と、磁気ヘッドに固定の軸の廻りの回
動運動を行わせる回転形（スイングアーム形）との２種
類があり、これらのうち回転形の磁気ヘッド位置決め装
置は、部品数が少くかつ装置の長さを短くし易いので、
特に小形の磁気ディスク装置に多用されている。

このような回転形の磁気ヘッド位置決め装置の駆動源と
しては、ボイスコイルモータやステッピングモータ等各
種のものが採用されているが、特に高速の位置決め動作
を行わせる必要のめる磁気ディスク装置にはボイスコイ
ルモータが用いられている。

ボイスコイルモータを駆動源として磁気ヘッドの位置決
め動作を行うときは、磁気ヘッドの動作位置と動作速度
とを検出してサーボ制御をかける必要があるので、ボイ
スコイルモータにエンコーダ（一般に磁気ディスクのシ
リンダに対応した黒白の縞模様を有する光学的エンコー
ダが多用されている）を付設し、固定して設けた検出素
子をこれと組合せて、検出素子から選出するヘッド位置
検出信号によって位置決め動作中の磁気ヘッドの動作速
度を検出し、この検出した動作速度と磁気ディスク装置
がその内部に保有している標準速度プロファイル曲線と
を比較し、それらの差を補正するようにボイスコイルに
供給する電流値を制御して磁気ヘッドの運動速度のフィ
ードバック制御を行っている。仁れは、磁気ヘッドの位
置決め動作時における最高速度から目標シリンダ上への
停止までの減速を円滑に行って、最小の整定時間（セト
リングタイム：目標シリンダ上において振動が減衰して
停止する迄の時間）で停止できるようにして１位置決め
動作時間（シークタイム）を最小にするためである。

第４図は、上述のような目的に使用されている従来の磁
気ヘッド位置決め装置の一例の主要部の構成を示す平面
図である。

第４図において、先端に読出し書込み素子（几／Ｗ素子
）２を有する磁気ヘッド３は、固定軸４を回転中心とす
る回動運動（矢印Ａ）を行って磁気ディスク１の目標シ
リンダ上に１（、／Ｗ素子２を位置決めする位置決め動
作を行う。固定軸４に関して磁気ヘッド３とお＼むね反
対側の位置に扁平なコイル５が設けられており、：１イ
ル５は磁気ヘッド３と一体となりて運動するように構成
されている。このコイル５の上下には、永久磁石（マグ
ネット）６が固定して配設されており、コイル５に直流
電流を供給することによってコイル５とマグネット６と
の協同作用によって磁気ヘッド３の回動運動の駆動を行
う構成となっている。

磁気ヘッド３とコイル５との間には、エンコーダ支持部
材（支持部材）７がそれらと一体となって運動するよう
に設けられている。支持部材７の先端には、透明な板に
磁気ディスクｌのシリンダに対応した黒白の縞模様を形
成したエンコーダ８が設けられており、エンコーダ８の
運動に伴なう縞模様の位置の変化を読取るため、検出素
子（センサ）９が設けられている。センサ９は発光素子
と受光素子とを組合せたものであり、それにはエンコー
ダ８の上下に固設されている。

このように構成された磁気ヘッド位置決め装置は、コイ
ル５とマグネット６とによって駆動されて矢印Ａ方向に
回動運動を行って位置決め動作を行うが、このときセ／
す９からの出力から得られる磁気ヘッドの動作速度をフ
ィードバックして上述のような制御を行っている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述のような従来の位置決め装置は、エンコーダが相当
の大きさを有する支持部材の先端に保持されているため
、位置決め装置の運動部分の慣性が大きく、従って位置
決め動作の加減速とセトリングタイムに多くの時間を要
するという欠点を有している。

本発明の目的は、上述のような従来の磁気ヘッド位置決
め装置の欠点を除去して、運動部分の慣性を小さくし、
高速位置決め動作（高速アクセス）を可能とする磁気デ
ィスク装置の磁気ヘッド位置決め装置を提供することに
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の磁気ヘッド位置決め装置は、先端部に続出し書
込み素子を有して固定軸のまわりに回動運動自在な磁気
ヘッドと、前記磁気ヘッドと一体となって運動するコイ
ルと、前記コイルに対応して固定して配設された永久磁
石とを備える磁気ヘッド位置決め装置において、前記コ
イルに近接して設けられたエンコーダと、前記エンコー
ダに対応して固定して設けられた検出素子とを備えて構
成される。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の第一の実施例の主要部の構成を示す平
面図である。

第１図において、磁気ディスク１に情報の書込み読出し
を行うＲ，／Ｗ素子１２をその先端部に有する磁気ヘッ
ド１３と、磁気ヘッド１３の回動運動の支点となる固定
軸１４と、固定軸１４に関して磁気ヘッド１３のは譬反
対側に配設されて磁気ヘッド１３と一体となって運動す
るコイル１５と、コイル１５に対応して固定して配設さ
れたマグネッ）１６との構成は第４図に例示した従来の
磁気ヘッド位置決め装置のそれらと基本的に同じである
が、エンコーダ１８およびセンサ１９の配設位置が異り
ている。

すなわち、エンコーダ１８はコイル１５の外方（固定軸
１４から遠い方）にすぐ隣接して設けられており、コイ
ル１５を巻回しているボビン（図示省略）を利用して設
けられている。従って第４図の例のようなエンコーダを
支持するための特別な支持部材を必要としない。センサ
１９はエンコーダ１８に対応した位置に固設されている
。

上述のように構成された磁気ヘッド位置決め装置の位置
決め動作の駆動とその速度制御は、第４図の例において
説明したのと全く同様に行われるが、このときの磁気ヘ
ッド位置決め装置の運動部分の慣性が従来のものに比し
て小さいため、その加速および減速に要する時間および
セトリングタイムを小さくすることができ、従ってシー
クタイムを短縮した高速動作を行わせることができる。

第２図は本発明の第二の実施例の主要部の構成を示す平
面図である。

本実施例は、第一の実施例に比してエンコーダ２８とセ
ンサ２９の配設位置が異なっている。すなわち、エンコ
ーダ２８はコイル２５の内部に設けられており、ボビン
を利用して設けられていることは同様である。センサ２
９はこのエンコーダ２８に対応した位置に固設されてい
る。その他の構成については第１図に示した第一の実施
例と基本的に同じであり１本実施例の作用も第一の実施
例と同じである。

第３図は本発明の第三の実施例の主要部を示す平面図で
ある。

本実施例は、第一の実施例がエンコーダをコイルの外方
に隣接して配設したのに対し、コイルの内方に隣接して
配設した点が異りている。すなわち、エンコーダ３８は
、コイル３５の内方（固定軸３４に近い方）に配設され
ており、コイル３５を巻回しているボビン（図示省略）
またはそれを担持しているコイル支持部材４０を利用し
て設けられている。センサ３９はこのエンコーダ３８に
対応した位置に固設されている。その他の構成について
は基本的には第一の実施例と同じであり、その作用につ
いても同じである。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように１本発明の磁気ヘッド位置決
め装置は、エンコーダをボイスコイルモータの近傍に配
設することによって、その運動部分の慣性を小さくする
ことができるので、位置決め動作の所要時間を短縮する
ことができるという効果があり、従って本発明の磁気ヘ
ッド位置決め装置を用いた磁気ディスク装置を、高速動
作の可能な性能のすぐれたものとすることができるとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第一の実施例を示す平面図。 第２図は本発明の第二の実施例を示す平面図、第３図は
本発明の第三の実施例を示す平面図、第４図は従来の磁
気ヘッド位置決め装置の一例を示す平面図である。 １・・・・・・磁気ディスク％　２，１２，２２，３２
・・・・・・Ｒ／Ｗ素子％　３，１３，２３，３３・・
・・・・磁気ヘッド、４．１４．２４．３４・・・・・
・固定軸、５．１５．２５゜３５°°°°°°コイル、
６，１６．２６．３６・・・・・・マグネット、８．１
８，２８．３８・・・・・・エンコーダ、９゜第　１　
凹 ′−／′　　第２凹 ′／　第４フ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 先端部に読出し書込み素子を有して固定軸のまわりに回
   動運動自在な磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドと一体とな
   って運動するコイルと、前記コイルに対応して固定して
   配設された永久磁石とを備える磁気ヘッド位置決め装置
   において、前記コイルに近接して設けられたエンコーダ
   と、前記エンコーダに対応して固定して設けられた検出
   素子とを備えることを特徴とする磁気ヘッド位置決め装
   置。