JPS63291386A - シ−ズヒ−タ - Google Patents

シ−ズヒ−タ

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JPS63291386A
JPS63291386A JP12623387A JP12623387A JPS63291386A JP S63291386 A JPS63291386 A JP S63291386A JP 12623387 A JP12623387 A JP 12623387A JP 12623387 A JP12623387 A JP 12623387A JP S63291386 A JPS63291386 A JP S63291386A
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JP
Japan
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less
metal pipe
workability
sheath heater
sheathed heater
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JP12623387A
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Hideyuki Ohashi
秀行 大橋
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭電化製品および工業用電気炉などの
加熱源として広く使用されるシーズヒータに関し、特に
比較的低温域で使用されるシーズヒータの金属パイプの
改良に関するものである。
従来の技術 従来より、炊飯器やアイロンなどアルミダイキャストや
アルミ鋳込み等を行ない、比較的低温で使用される加熱
源としてシーズヒータが広く使用されている。
この種のシーズヒータは、一般には、両端に電気取出し
端子を備えたコイル状の電熱線を金属パイプの中央部に
挿入し、この金属パイプに電融マグネシア粉末からなる
電気絶縁粉末を充填し、そして圧延減径後、焼鈍熱処理
をし、所定の形状に曲げ加工するようにしていた。
また電気絶縁粉末に撥水化処理等を施した場合は焼鈍熱
処理により有機成分である撥水化剤が炭化して本来の絶
縁特性が得られないため、金属パイプに低カーボンのも
のが用いられていた(特開昭59−23432号公報)
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前述した圧延減径後に焼鈍熱処理を要す
る金属パイプは、製造工程が多く、かつ熱処理の管理も
含めてコスト高の要因となっていた。一方、特開昭59
−23432号公報に見られる低カーボンの金属パイプ
は、圧延減径後の焼鈍熱処理が不要であるため、優れて
いるが、グレインサイズが4〜5.硬度60〜80HV
になるように無酸化炉で770〜790′G、6〜8分
間という非常に狭い範囲で、金属パイプを焼鈍しておく
必要があった。さらにシーズヒータに加工する際、圧延
減径を行なうため、加工硬化による硬度の上昇があり、
曲げ加工する上での曲げ半径に制約があった。
壕だ大気中での錆発生についても低カーボン程耐食性と
しては優れているが、まだまだ不十分であった。
本発明はこのような問題点を解決したシーズヒータを提
供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、金属パイプとし
て、c:o、cos%以下、si :o、os%以下、
Mn :0.50%以下、P : 0.06%以下、S
:0.05%以下、ri:0.001〜0.03%、F
e:残部から成る金属パイプを用いてシーズヒータの加
工を行なうようにしたものである。
作用 まず上記化学成分の限定理由を以下に述べる。
Cは、特開昭59−23432号公報に見られるように
、含有量が低い程優れた特性を示す。現在の最先端の技
術を用いた場合でo、oo1%程度が限界であり、コス
ト面も考慮して、0.006%以下とした。Siは含有
量が少ない程良いが、現在の技術力、コスト面から0.
06%以下とした。
Mnは引張り強さをもたらす成分ではあるが、硬度の上
昇も考慮して0.60%以下とした。Pは有害物質であ
るが、技術的困難さから0.05%以下とした。Sは有
害物質であり、O,OS%以下とした。T1は最も重要
な添加成分であり、絞り性に優れた強い(111)集合
組織を形成し、完全非時効性とするため、炭化物及び窒
化物を形成するように添加した。すなわち、T工の添加
により微量の固溶炭素及び固溶窒素が、炭化チタン、窒
化チタンとして固定されるわけである。またT1の添加
は焼鈍時の過度の粒成長の抑制や肌荒れの防止にも効果
がある。しかし、添加量が多いと。
Tiの固溶や析出による硬化があるため、添加量は必要
最少限にする必要がある。望ましくはC量の4倍〜C+
N量が適当であるが1本発明では0.001〜0.03
%とした。Faは本材料ノ基本成分である。゛ 以上の説明から明らかなように極低カーボンで。
かつTiを適当量添加したことにより、焼鈍熱処理によ
る過度の粒成長を抑えることができ、その結果、グレイ
ンサイズの調整が容易となり、焼鈍熱処理時の温度管理
が760〜820℃、6〜8分間とラフにすることがで
きる。またCが炭化チタンとして固定されるため、Fa
中の固溶炭素が極端に少なくなり、その結果、シーズヒ
ータの加工時の加工硬化も少なくなって加工性を大巾に
改善し1曲げ半径を小さくしても割れやピンホールなら
びに肌荒れが生じなくなる。また加工硬化が少ないため
、フープ材から金属パイプに加工しても焼鈍熱処理をす
る必要がなく、そのまま使用できるという利点があり、
さらにFe中の固溶炭素が極端に少ないため、大気中の
水分による錆の発生も極端に少なくなるものである。
実施例 以下、本発明の具体的な実施例を説明する。まず1表1
に示す3つの組成の金属パイプを用いて図に示した直線
状のシーズヒータを試作した。試作は、両端に電気取出
し端子1を備えたコイル状のニクロム線からなる電熱線
2を準備し、この電熱線2を表1の組成の金属パイプ3
の中央に挿入し、かつシリコーン樹脂粉末を添加した電
融マグネシア粉末から成る電気絶縁粉末4を充填し、そ
して9.0mmの外径からB、0rtanに圧延減径し
た。
このシーズヒータを用いて任意の曲げ半径でU字状に曲
げ加工したときの肌荒れ、割れの発生結果を表2に示し
た。
表2 曲げ加工時の肌荒れ1割れの発生状況(発生率%
) 煮1の従来例ではR13,O+o+で1oo%割れが発
生した。また42の従来例ではR’ 11.0−から肌
荒れが発生し、R10,O+aから割れが発生し始めた
。一方、屋3の本発明ではR8,Oonで肌荒れが発生
し始めるが、割れは発生しなかった。
以上の説明から明らかなように、極低カーボンにし、か
つTiを適当量添加したことにより、効果が発揮される
とともに、小さな曲げ半径でも曲げ加工ができ、かつ肌
荒れも起こシにくくなった。
従って、曲げ半径を小さくした設計が可能となり、その
結果、製品の形状をコンパクトにでき。
かつ低コストの製品を供給し得るようになった。
さらに、この金属パイプ3の機械的性能と加工時の硬度
の変化を表3に示す。
表3  金属パイプの機械的性能 表3の特性から、本発明のシーズヒータに使用した金属
パイプは、グレインサイズも小さく、かつ伸びも大きく
、しかも加工による硬化が少ないことがわかる。
このことからも加工時の割れ等の発生が少ないことが裏
付けられるとともに、加工硬化が少ないため、金属パイ
プへの加工後の焼鈍熱処理も省略することが可能となり
、製品コストの低減に大きく寄与することが判明した。
一方、40℃、相対湿度96%の高温多湿雰囲気中での
錆発生度を調べた結果を表4に示す。
表4 高温多湿雰囲気中での錆発生状況表4から明らか
なように、本発明のシーズヒータは、錆の発生がほとん
どなく、金属パイプの保管やシーズヒータの保管時の管
理はほとんど不要となった。これは、Tiの添加により
Fe中の固溶炭素が極端に少なくなったことによるもの
である。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明のシーズヒ
ータは、金属パイプとして、c:o、osチ以下、Si
:0.06%以下、Mn:0.50s以下、P:o、o
es%以下、S:0.05%以下、Ti:0.01〜0
.03係、Fe:残部から成る金属パイプを用いている
ため、耐食性に優れ、かつ加工硬化が少なく、しかも曲
げ加工が容易で小さな曲げ半径まで加工でき、さらには
金属パイプの予備焼鈍熱処理を省略することができ、そ
の結果、コンパクトで特性に優れ、かつ安価なシーズヒ
ータを提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すシーズヒータの断面図であ
る。 2・・・・・・電熱線、3・・・・・・金属パイプ、4
・・・・・・電気絶縁粉末。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属パイプ内に電熱線を装備するとともに、電気絶縁粉
    末を充填したシーズヒータにおいて、前記金属パイプと
    して、C:0.005%以下、Si:0.06%以下、
    Mn:0.50%以下、P:0.05%以下、S:0.
    05%以下、Ti:0.001〜0.03%、Fe:残
    部から成る金属パイプを用いたことを特徴とするシーズ
    ヒータ。
JP12623387A 1987-05-22 1987-05-22 シ−ズヒ−タ Expired - Fee Related JPH0787111B2 (ja)

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