JPS63290417A - ダイバ−シチアンテナ - Google Patents

ダイバ−シチアンテナ

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JPS63290417A
JPS63290417A JP12646787A JP12646787A JPS63290417A JP S63290417 A JPS63290417 A JP S63290417A JP 12646787 A JP12646787 A JP 12646787A JP 12646787 A JP12646787 A JP 12646787A JP S63290417 A JPS63290417 A JP S63290417A
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JP
Japan
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antenna
communication
receiving
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standing wave
Prior art date
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Application number
JP12646787A
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English (en)
Inventor
Akira Nishi
西 璋
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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、インテリジェントビル等における電波を利用
した構内ワイヤレス通信に利用されるダイバーシチアン
テナに関する。
(従来の技術) オフィス内の業務の効率化のための、ビル内の遠隔通話
、防災・防犯設備における各種センサと、受信機間の通
信配線の工事の省力化、ビル、室内への出入管理等のた
め、個人が予め携帯しているIDカードからドア制御盤
へのIDコードの送信等、ビル構内で電波を利用したシ
ステムを設置することが最近多くなりつつある。
工事現場、火災等の災害現場、レジャー等、屋外での遠
隔通話には、多く電波が利用され、通信の信頼性に高い
評価を得ている。
しかし、前記のように構内において電波による通信を行
うシステムが多く使われると、当初、期待した程の通信
距離を確保できない事例が多く発生している。
甚だしいときは、新規に配線工事を施し、有線による通
信方式にシステム全体の再構成を強いられている場合も
ある。
このような不都合が生じる主要な原因は、下記3点にあ
ると考えられる。
■ 電波の利用分野が拡がるにしたがい、低コスト、か
つより高い利便性が市場から要求されるようになり、国
の許認可手続を必要としない微弱電波を使用した機器が
主流となっている。
したがって、送信電力の上限が強く規制される。
さらに、新しく制定された電波法により、この上腰の実
効値は、さらに下げられるようになった。
すなわち、これ等システムに求められる通信性能を得る
には、より高感度の受信機が要求されているが、技術的
に対応するのが困難な領域になりつつある。
■ 構内においては、電波が周囲の壁を反射して受信ア
ンテナに受かる量が、直進して受かる量と比して無視で
きない程多く、同等のレベルになる場合が多い。
その結果、室内に定在波が発生し、定在波の“節”の位
置では、電界強度が極端に低下し、高感度の受信機でも
、受信不能となる。
このような“節”が生じる場所は、天井の高さ。
壁間の距離、使用する電波の波長等で決り、例えば、微
弱電波等に一般に使用される300MHz位の周波数で
あれば、0.5〜1m間隔で“節”が生ずる。
室内に生じる“節”の位置は、送信局からの距離とは、
相関がなく、送信局から20m離れた位置で通信できた
のに、15mに近づいたら通信不能となるようなことも
度々発生している。
■ トランシーバ等による通話の場合は、会話をしなが
ら、通信が良好となる方向にアンテナの向きを変えたり
することにより、簡単に通信障害を解消できたので、問
題とならなかった。
しかし、防災・防犯設備等、据置き形の通信設備となる
と、一度、“節”の位置に通信機を設置されると、殆ど
通信不能となってしまう。
なお、仮に設置された場所が“節゛でなく、通信を正常
に行っている場合でも、室内のレイアウトの変更等によ
り、例えば金属性のロッカーが持ち込まれたり金属性の
ホワイトボードの位置が変わったりすると、“節”の位
置が変動し通信機の設置点が“節”になる場合も十分想
定される。
上記定在波の1節゛が原因となる通信障害を低減するた
めの既存の技術として、下記のようなダイバーシナ法が
ある。
(1)1/4〜1/2波長離した2個の同種のアンテナ
の出力を合成する。
(2)垂直偏波用アンテナと、水平偏波用アンテナの出
力を合成する。
(3)方向性のあるアンテナを複数個異なった方向に向
け、これ等の出力を合成する。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、前記(1)項で示したダイバーシチアンテナは
、例えば、微弱電波として認められている322MHz
以下の周波数の電波を用いる場合、50cm程度離した
2本のアンテナを組み合せる必要が生じ、寸法が大きく
なり、実用上支障が起こり得る。
同様に前記(2)項で示したアンテナでは、2本の同種
のアンテナを水平、垂直に立体的に配置することとなり
、(1)項と同様寸法が大きくなる欠点がある。
また、(3)項もやはり、複数のアンテナを立体的に配
置する必要があり、(2)項同様、寸法上の欠点がある
さらに、(11,(21,(31項の従来形ダイバーシ
チ方式は“節”の発生する場所および、隣接する“節間
の距離が不確定に変動する室内においては、“節”によ
る通信障害を避けられないことが起こり得る。
本発明の目的は、室内に発生する定在波による通信障害
を解決できる、例えば同一プリント基板上に形成した性
質の異なる2個のアンテナを設けて構成したダイバーシ
チアンテナを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本発明によるダイバーシチ
アンテナは、電界を受信するストリップダイポールアン
テナと、磁界を受信するスロットアンテナのそれぞれの
出力の位相を整合させて合成することにより定在波によ
るフェージングを低減させるように構成されている。
(作用) 前記構成によるアンテナは、定在波においては、電界と
磁界が互いにπ/4ずれていること、すなわち、電界波
が最小となる“節”の位置では磁界波は最大となり、磁
界波が最小となる“節゛の位置では電界波は最大となる
という定在波の物理的性質を利用し、電界受信用アンテ
ナと、磁界受信用アンテナを組み合わせたものである。
“節”の現れる位置に関係なく、電界波と磁界波をそれ
ぞれのアンテナで受信し出力を合成するダイバーシチ方
式である。
そのため、従来方法と比較し、 (1)2個のアンテナを空間的に離す必要がない。
(2)2個のアンテナの受信波が同時に“節゛となるこ
とは起こらないため、ダイバーシチ効果が確実に得られ
る。
という利点が生じ、本発明の実施により、定在波による
通信障害を確実に低減できる。
小形の平面アンテナを実現できる結果、微弱電波を用い
た場合でも、ビル内で信頼性の高いワイヤレス通信が可
能となり、これを用いた、防災・防犯設備等のシステム
の信頼性を向上できるとともに、その普及に寄与できる
(実施例) 以下、図面等を参照して、本発明をさらに詳しく説明す
る。
第1図は、本発明によるダイバーシチアンテナの実施例
を示す表面図である。
第2図は同アンテナの切断端面図、第3図は裏面図であ
る。
このアンテナは、高誘電率のアルミナ基板1の両面に銅
箔2,3および4を貼りつけたタイプのいわゆるマイク
ロストリップアンテナである。
この実施例はアルミナ基板1を略200 mmX 20
05mの面積として受信周波数を320MHzで段重し
たものである。
第1図の斜線部は、銅箔2,3の部分、点線は裏面の銅
箔4の無い部分である。
第3図に示されているように裏面は全体に銅箔4を貼り
、Bの部分をスリット状に銅箔4を切り抜いである。
第1図の銅箔4のAの部分は、磁界受信用のマイクロス
トリップダイポールアンテナ部分、銅箔4のSAの部分
はAの部分で受信した電力の給電線である。
lAはSAの部分の長さを示す。
裏面の銅箔4を切り抜いた部分Bは電界受信用のマイク
ロストリップスロットアンテナである。
SBはこのアンテナ部分Bの給電線、IBはその長さで
ある。
ここで、A、B部分の形状は、基本的には、アルミナ基
板1の誘電率と、電波の周波数により寸法が決定される
また、給電線の長さIA、  IBは各アンテナA。
Bの位置により受信するH波、E波の位相のずれを補正
するもので、A、B部分の位置と、アルミナ基板1の誘
電率により長さが決る。
第4図は、給電線部分の長さ7!A、  IBによりA
、Bのアンテナ出力が位相補正がされて端子部分CA、
CB端に現れるそれぞれの出力波を示すグラフである。
第4図の横軸Xは、この室内おける空間の距離を波長で
表したものである。
P点は、H波、E波がそれぞれ最大になる位置、すなわ
ち、定在波でいう“腹”+Q点は、H波。
E波がそれぞれ最小になる位置“節”を示す。
第4図のように、このアンテナを設置した場所が、Rの
位置とすると、磁界波が最小となり、アンテナのA部で
は、略通信不能であるが、電界波は最大となっているた
め、アンテナのB部で良好な通信が可能である。
したがって、出力端子C^、CBの合成出力CA+CB
を受信ユニットに入力すれば、このアンテナの位置に関
係なく、定在波の中で、常に、安定した良好な通信が可
能となる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明のアンテナを使
用することにより、定在波の発生しているビル内での通
信が安定して、良好な状態に保てる。特に、その動作原
理から、レイアウトや壁材。
間仕切りの変更等に関係なく、通信状態が平均している
。したがって、微弱電波のように送信電力を制限された
通信システム等に著しい効果がある。
小形の平面アンテナを実現できる結果、微弱電波を用い
た場合でも、ビル内で信頼性の高いワイヤレス通信が可
能となる。これを用いた、防災・防犯設備等のシステム
の信頼性を向上できるとともに、その普及に寄与できる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるダイバーシチアンテナの実施例
を示す表面図である。 第2図は前記ダイバーシチアンテナの実施例の切断端面
図である。 第3図は前記ダイバーシチアンテナの実施例の裏面図で
ある。 第4図は各アンテナの出力波を示すグラフである。 1・・・アルミナ基板 2.3.4・・・銅箔 A、B・・・ダイポールアンテナ部 SA、SB・・・ダイポールアンテナの給電線部分特許
出願人    西      璋 代理人 弁理士  井 ノ ロ  壽 ■ 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電波を利用したワイヤレス通信のダイバーシチアンテナ
    において、電界を受信するストリップダイポールアンテ
    ナと、磁界を受信するスロットアンテナのそれぞれの出
    力の位相を整合させて合成することにより定在波による
    フェージングを低減させるように構成したことを特徴と
    するダイバーシチアンテナ。
JP12646787A 1987-05-22 1987-05-22 ダイバ−シチアンテナ Pending JPS63290417A (ja)

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JP12646787A JPS63290417A (ja) 1987-05-22 1987-05-22 ダイバ−シチアンテナ

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JPS63290417A true JPS63290417A (ja) 1988-11-28

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JP12646787A Pending JPS63290417A (ja) 1987-05-22 1987-05-22 ダイバ−シチアンテナ

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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