JPS63290061A - 電話使用料課金装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、課金パルス付き電話回線と所謂ピンク電話と
称される料金徴収機能付き電話機との間にあって、電話
回線からの課金パルスと異なった課金パルスを電話機に
送って独自の料金体系で課金を行う装置に関するもので
ある。

（従来の技術） 一般にピンクを話と称される料金徴収機能付き電話機は
、フックから受話器を一ヒげて料金を投入すると電話回
線につながって通話が可能となるもので、局から電話回
線を通して所定時間毎に送られてくる課金パルスにより
電話機内の投入硬貨を集金器に次々に落して回収するよ
うになっている。

このような料金徴収機能付き電話機は、顧客サービス用
として飲食店や公共施設内に多く設置されているが、そ
の使用料金は全て局側に回収されるものであって、設置
者には何ら金銭的な利益が無いものである。

そこで従来、電話回線からの課金パルスを全部除去して
ダイヤルに応じて独自に算出した時間間隔で独自の課金
パルスを発生し、これにより電話回線からの課金パルス
による料金よりも割高の料金を徴収するようにした課金
装置が提案されている。

（発明が解決しようとする問題点） ■−記従来の課金装置においては、ダイヤルに応じて独
白の課金パルス間隔を算出するものであるため、電話機
の設置地域により課金パルス間隔の算出基準を異ならし
めなければならないという問題点がある。

従って、本発明は、電話機の設置地域の別に無関係に、
電話回線からの課金パルスの間隔を算出基苧として独自
の課金パルスを発生させ、これによって料金徴収機能付
き電話機の料金体系を設置者において自由に定めること
ができる電話使用料課金装置を提供しようとするもので
ある。

（問題点を解決するための手段） 本発明においては、上記従来の問題点を解決するため、
課金パルス付き電話回線１と料金徴収機能付き電話機２
との間に介設される課金装置３において、電話回線１か
ら受信した信号から課金パルスを除去する課金パルス除
去回路６と、課金パルス除去回路６を経て電話回線１か
ら受信した信号に独自の時間間隔で課金パルスを付加し
、これを電話機２に送る課金パルス発生回路７と、通話
開始時から第１回目の課金パルス受信までの時間に応じ
て予め設定された所定の時間間隔で独白の課金パルスを
発生するように課金パルス発生回路７を制御する制御装
置５とを設けた。

（作　用） 電話機２は、フックから受話器を上げて料金を投入する
と電話回線１に接続され、通話が可能となる。本発明の
課金装置３は、局から電話回線１を通して通話信号と共
に送られてくる課金パルスを課金パルス除去回路６によ
り除去し、これに代わり課金パルス発生回路７から独自
の時間間隔による課金パルスを発生し、これを通話信号
と共に電話機２に送り、投入硬貨を集金器に次々に落す
。

制御装置５は、回線が接続されてから第１回目の課金パ
ルス受信までの時間に応じて予め設定された所定の時間
間隔で独自の課金パルスを発生するように課金パルス発
生回路７を制御する。従って、電話回線１からの課金パ
ルスよりも短時間間隔で独自の課金パルスを発生させる
ように制御袋！￥５を設定しておけば、通常のピンク電
話の使用料金に割り増した独自の料金を課することがで
きる。

（実施例） 図について本発明の一実施例を説明する。図は本発明の
一実施例を示すブロック線図である。

図において、１は課金パルス付き電話回線、２は料金徴
収機能付き電話機（ピンク電話機）であり、この電話機
２は、通話時間中電話回線上から所定の時間間隔で送ら
れてくる課金パルスにより、投入された硬貨を集金器内
へ落下させるようになっている。

本発明に係る電話使用料課金装置３は課金パルス付き電
話回線１と料金徴収機能付き電話機２との間に設けられ
ている。課金装置３において、４は送受信切り換え器で
、電話回線１からの呼び出し信号受信時には電話機２を
直接電話回線１に接続し、電話機２からの発信時には以
下に説明する課金パルス除去回路６、課金パルス発生回
路７を通して電話回線１に接続するように制御装置５に
よって制御されている。８は電話機のフック検出回路で
、電話機２の受話器がフックから取り上げられて硬貨が
投入され、これにより電話機が閉回路を形成したこと及
び電話機２中に通話料金硬貨がなくなって回路が開いた
ことを検出して検出信号を制御袋Ｖｔ、５に送るもので
ある。９は呼び出し信号及び課金パルス検出回路で、電
話回線からの呼び出し信号及び課金パルス信号を検出し
て検出（１１号を制御装置５に送るものである。１０は
回線接続器で、電話機２の受話器がフックから取り上げ
られて硬貨が投入されたときに電話機２側を電話回線１
に接続するように制御装置５によって制御されている。

１１は使用機器の切り換え器であって、電話機２で通話
するかファクシミリ等の他の通信機器１２で通話するか
を選択するためのものである。課金パルス除去回路６は
、回線接続器１０を介して電話回線１から受信した信号
中の直流成分を除去することによって課金パルス信号を
除去し、′市１話機側へ音声信号のみを通過させるもの
である。課金パルス発生回路７は、課金パルス除去回路
６を介して受信した音声信号に電話機駆動用の直流電流
及び独白の時間間隔による課金パルスを付加して電話機
側に送るものであり、課金パルスの時間間隔は制御装置
５により制御されている。即ち、制御装置５は、電話機
２が電話回線１に接続されてから最初の課金パルスを受
信するまでの時間を検知して、この時間に応じて独自の
料金体系を基礎に算出した時間間隔で課金パルスを発生
させるように課金パルス発生回路７を制御する。例えば
、現在のＮＴＴの課金パルス付き電話回線においては、
市外通話の場合最長８０秒毎に、市内通話の場合３分毎
に課金パルスが送られてくる。市外通話の場合の課金パ
ルスの時間間隔は８０秒以内で距離によりさらに細かく
区別されている。従って、制御装置５は、例えば電話回
線１に電話機２が接続されてから第１回口の課金パルス
を受信するまでの時間が８０秒以下である場合にはその
時間に応じて第２回目からこれよりも適当に短い間隔で
、また第１回目の課金パルスが８０秒以内に来ない場合
には第１回目から３分より適当に短い間隔で独自の課金
パルスを発生させるように設定すればよい。要するに制
御装置５は。

電話回線上に電話機２が接続されてから第１回目の課金
パルス受イ４までの時間に応じて予め設定された所定の
時間間隔で独自の課金パルスを発生するように課金パル
ス発生回路７を制御する。

１３は切り換えスイッチであって、これを操作すること
によって使用機器の切り換え器１１を動作させ、電話機
２で通話するかファクシミリ等の他の通（、Ｙ機器１２
で通話するかを選択するものである。また１４は料金を
表示するカウンタである。

次にこの装置の動作を説明する。電話機のフックから受
話器を取り上げて硬貨を投入すると、フック検出回路８
がこれを検知して検知信号を制御装置５に送り、これを
受けて制御装置５は回線接続器１０を電話回線１に接続
するよう制御する。

これで通話が可能となり、電話回線１からは通話距離に
応じた所定の時間間隔をもって課金パルスが送られてく
る。呼び出し信号及び課金パルス検出回路９は、電話回
線からの第１回目の課金パルス信号を検出して検出信号
を制御袋Ｐ！５に送り、制御装置５は回線接続から第１
回口の課金パルス受信までの時間により、独自の課金パ
ルス間隔を算出して課金パルス発生回路７を制御する。

電話回線１からの信号は、課金パルス除去回路により課
金パルスを除去され、音声信号成分のみが課金パルス発
生回路７に送られる。課金パルス発生回路７は、制御装
置５からの指令により所定の時間間隔で独自の課金パル
スを発生すると共に、Ｗ＆話搬機駆動電流供給して音声
信号と共に電話機２側に送る。そして、電話機２はこの
課金パルスにより電話使用料金の課金を行う。電話機２
に投入硬貨が無くなった場合には、電話機２０回路が開
くので、これをフック検出回路８が検知して検知信号を
制御装置５に送り、これを受けて制御装置５が回線接続
器１０を電話回線１から切り離すように制御し、通話が
できなくなる。

一方、ｆ？！話電話に呼び出し信号が送られてきた場合
には、これを呼び出し信号及び課金パルス検出回路９が
検出して検出信号を制御装置５に送り、制御装置５は送
受信切り換え器４を直接電話回線１に接続するように制
御する。こうして受信が可能となる。

（発明の効果） 以上のように、本発明においては、課金パルス付き電話
回線１と料金徴収機能付き電話機２との間に介設される
課金装置３において、電話回線１から受信した信号から
課金パルスを除去する課金パルス除去回路６と、課金パ
ルス除去回路６を経て電話回線１から受信した信号に独
自の時間間隔で課金パルスを付加し、これを電話機２に
送る課金パルス発生回路７と、通話開始時から第１回目
の課金パルス受信までの時間に応じて予め設定された所
定の時間間隔で独自の課金パルスを発生するように課金
パルス発生回路７を制御する制御袋！ｉ！５とを設けた
ため、電話機の設置地域の別に無関係に、電話回線から
の課金パルスの間隔を算出基準として独自の課金パルス
を発生させ、これによって料金徴収機能付き電話機の料
金体系を設置者において自由に定めることができるとい
う効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すブロック線図である。 １・・・電話回線、２・・・電話機、３・・・電話使用
料課金装置、５・・・制御装置、６・・・課金パルス除
去回路、７・・・課金パルス発生回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 課金パルス付き電話同線と料金徴収機能付き電話機との
   間に介設される課金装置であって、電話回線から受信し
   た信号から課金パルスを除去する課金パルス除去回路と
   、 前記課金パルス除去回路を経て電話回線から受信した信
   号に独自の時間間隔で課金パルス付加し、これを電話機
   に送る課金パルス発生回路と、前記電話回線に電話機が
   接続されてから前記第１回目の課金パルス受信までの時
   間に応じて予め設定された所定の時間間隔で独自の課金
   パルスを発生するように前記課金パルス発生回路を制御
   する制御装置とを含むことを特徴とする電話使用料課金
   装置。