JPS63288540A - 多重化回線チャネル制御方式 - Google Patents

多重化回線チャネル制御方式

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JPS63288540A
JPS63288540A JP62122494A JP12249487A JPS63288540A JP S63288540 A JPS63288540 A JP S63288540A JP 62122494 A JP62122494 A JP 62122494A JP 12249487 A JP12249487 A JP 12249487A JP S63288540 A JPS63288540 A JP S63288540A
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憲治 宮保
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、局間にわたるデータの多重化伝送の際の多重
化回線チャネル制御方式に関しており、更に詳しくは、
局間でデータがフレームを組んで伝送される多重化伝送
路上で回線交換用チャネルとパケット交換用チャネルの
チャネル割り当ての動的制御を可能にするための多重化
回線チャネル制御方式に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の専用線等を用いた多重化伝送路の使用方法は、1
つの物理回線を回線交換用データのみの伝送用に使用す
るかもしくは、HDLCフレームを組んでパケット交換
用データのみの伝送用にもちいるかの2種類に限定され
ている場合が多かった。一部、ローカルエリアネットワ
ーク(LAN)などにおいて、パケット交換用と回線交
換用を構内の回線内でチャネル割り当ての境界を固定化
して、多重化している例は見られるものの、オンライン
で、通信中の状態を保ちながらパケット交換用のチャネ
ルと回線交換用のチャネルをダイナミックに割りっけを
変えるような方式は存在していなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この為、多重化伝送路上でパケット交換用のデータと回
線交換用のデータとが混在して通信を行う方式において
、パケット交換用のトラヒックと回線交換用のトラヒッ
クとが時々刻々変化する場合においては、多重回線上の
チャネルの割り当てをパケット用、回線交換用に固定す
ることは、回線上の使用効率が低くなる可能性があり、
効率的な回線運用を実現する上で問題が生ずることとな
っていた。
本発明の目的は、多重化伝送路の両端における交換局も
しくは、中継局において、パケット用トラヒックと回線
交換用トラヒックが当初のチャネル割り当ての状態から
ずれて、チャネルの有効利用の面でアンバランスが生じ
た場合に、このチャネル割り当ての境界またはチャネル
割り当てのパターンを何れか一方の局から変更するため
の制御を行う多重化回線チャネル制御方式を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では、多重化伝送路の両受信端局の一方の局から
チャネル割り当てを動的に変化させることとした。
(作用〕 本発明では、多重化伝送路の両端における交換局もしく
は中継局において、パケット用トラヒックと回線交換用
トラヒックが当初予想したトラヒック量見合いでのチャ
ネル割り当ての状態からずれて、チャネルの有効利用の
面でアンバランスが生じた場合に、このチャネル割り当
ての境界またはチャネル割り当てのパターンを何れか一
方の局から変更するためにチャネル割り当ての変更開始
の通知を行うコマンドおよび割り当てパターンの情報等
を相手局に通知し、相手局でのチャネル割当変更の準備
状態を確認しあうことにより、該多重化伝送路上の回線
交換用、パケット交換用に使用するチャネル割り当ての
境界またはチャネル割り当てのパターンを可変に制御す
るものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第11し1虹桝 第1図は本発明の一実施例として、多重化回線上で専用
の制御チャネルを使用して相手局にチャネル割り当て指
示を行う場合に必要となる通信シーケンスの一例を示し
たシーケンス図である。
使用する多重化伝送路として、例えば1.544M b
 / sの多重化速度をもつ場合を想定する。1゜54
4 M b / sの多重化速度は64Kb/sのチャ
ネルに換算すると、24チャネル分に対応している。多
重化回線上のチャネル割り当てを64Kb / s華位
で行う場合を例にとり、以下に説明する。64 K b
 / sチャネル単位で各チャネルに番号を割り振った
時に例えば第2図(a)に示すように、多重化伝送路上
でのチャネル割り当ての変更前では、#2〜5が回線交
換用に使用しており、#6〜#24がパケット交換用に
使用している場合を考える。ただし、この例では#1の
チャネルはデータフレーム同期やチャネル割り当ての制
御用に使用する場合を想定しており、回線交換、パケッ
ト交換用にチャネルを割り当てる対象は#2〜#24ま
でとしている。
第1図に戻り、A局でパケット用のトラヒックが増加し
、現状の多重化伝送路でパケット用に割り当てられてい
るチャネル容量では、パケット転送遅延時間の増大、パ
ケットバッファ使用率の増大をきたすことが検出された
場合を想定する。
この場合には、現在のチャネル割り当ての状態から次に
割り当てるべきチャネル割り当ての状態′に移行させる
旨を相手局(第1図ではB局に相当)に制御用チャネル
を用いて通知する必要がある。
この例では#4.#5のA局−B局およびB局=A局へ
の両方向のチャネルを回線交換用からパケット交換用に
同時に割り当てを変更する場合を説明する。この時のチ
ャネル割り当て変更の通知用パケットのフォーマットの
一例を第3図に示す。
第3図(a)、  (b)に示す各パケットフォーマッ
トでは、局間でのチャネル割り当て制御に関する情報通
知であることを示すためのヘッダとしての局間チャネル
制御情報と第1図に示した各種確認応答等の制御を指示
するためのコマンド(またはチャネル割り当て変更用デ
ータ)とで情報フレームを構成している。第3図(b)
の例では、64Kb/Sチャネル単位で94. #5の
チャネルをパケット用に割り当てるため、チャネル割り
当て変更データは該フィールド内での#4.15ビット
位置が“0”となり、これらのチャネル番号を上り下り
の双方向の多重化伝送路に対して同時にパケット通信用
に割り当てる旨を指示することとしている。
なお、#1は制御用ピントであるが、ここでは“1″と
しである。
また、このチャネル割り当て変更用データはA局−B局
の方向およびB局=A局の方向の両方向の伝送路のチャ
ネルに対して、同じ割りつけ方法を規定しているものと
想定している。また、#4゜#5が現時点で回線交換用
チャネルとして通信中の状態である場合には、局側では
これらのチャネル番号を予め閉塞して、これらの回線交
換呼の通信が終了した時点で、新たに発生した別の回線
交換用の呼に該チャネルが再び割り当てられないように
する予閉塞処理が必要である。
第1図のシーケンスにおいては、A局−B局へのパケッ
ト通信用のチャネルの割り当てを増加させるため、■で
A局側でのチャネル割り当て変更開始とチャネル割り当
て変更用データの通知を行う制御情報を送出する。B局
では■によりB局での受信確認をA局に対して行い、A
局では■の受信と共に多重化回線上でのチャネル割り当
ての変更を開始し、前述の予閉塞処理を行った#4.#
5のチャネルを用いた回線交換用の通信呼が終了した時
点でチャネル割付は変更用の処理が完了している場合に
■でA局でのチャネル割り当て変更終了の通知を行う。
B局ではA局からの■の通知を受信することにより、A
局側が新しいチャネル割り当ての下での通信を開始でき
る準備ができたことを認識する。
この後、B局では、A局側からのチャネル割り当て変更
指示に基づいた新しいチャネル割り当ての下での受信が
可能となる状態に移行した時に、■により新しいチャネ
ル割り当tに基づいてのA局からのデータ送出開始指示
(A局−B局の方向)を行う。B局側が■の送出を行う
契機はA局が■をB局に対して送出した場合と同様に、
予閉塞処理を行った回線交換用の通信呼が終了した時点
でチャネル割付は変更用の処理が完了している場合とす
る。
B局はこの■送出後の時点で新しいチャネル割り当ての
もとてのデータ転送をB局=A局の方向に対して行う。
上述の■の通知をA局が受信した直後からは既にA局−
B局の方向に対しては、新しいチャネル割り当ての下で
データ転送が可能となっている。
実際には、B局からの■送出直後からA局が■を受信し
て新しいチャネル割り当ての下でのデータ転送を開始す
るまでの僅かな時間の間においては、A局からB局への
データ転送は以前に設定したチャネル割り当てのままで
行われるため、この時にB局に届いたパケットデータに
関しては、B局側では受信不可能または、Fe2誤り発
生等の事象が生起する。このために受信誤り等の発生し
た上記データに関しては、新しいチャネル割り当てのも
とで、HDLC手順に基づいた再送制御等による回復手
順を実行する必要がある。
更に■をB局からA局へ送出後の直後のB局からA局へ
のデータ転送においても、新しいチャネル割り当ての下
でデータ転送が行われる場合には、上述と同じようにA
局側で受信不可能となる事象が発生する場合があるため
、同様な回復手順が必要となる。また、回線交換用の呼
制御用のデータに関しても上記のパケットと同様な誤り
回復手順を適用することが可能である。
これらの誤り制御用の回復動作を避けるもしくは、回復
動作を極力少なくする場合の手段としては、A局側で、
第1図における■の制御信号を送出後にB局側が新しい
チャネル割り当ての基での受信が可能となるまでの間十
分なタイミングをとることとし、この後に新しいチャネ
ル割り当てのもとてデータ転送を再開する方法も可能で
ある。
B局側でも同様に、■をA局側に送出後に、A局側が新
しいチャネル割り当ての下でのデータ受信が可能となる
までの間タイミングをとることとし、この後に新しいチ
ャネル割り当ての下でデータ転送を再開する方法をとる
ことも可能である。
第1図のシーケンスに示した実施例では各局での動作モ
ードを逐次に通知することを想定した手順をとって説明
しているが、チャネル割り当ての制御方法はこのシーケ
ンスに限定されることはなく、例えば、第1図における
■、■のシーケンスを省略する方法も容易に実現可能で
ある。
更に、この実施例ではA局−B局、B局=A局での両方
向のチャネル割り当てパターンを同じに変更する場合を
示したが、第3図(b)において、チャネル割り当て変
更用データを48ビツト(=24X2)用意して、この
情報を用いて、A局−B局の方向およびB局=A局の方
向でのチャネル割り当てを独立に規定することも容易に
可能である。また、B局=A局へのデータ転送において
はチャネル割り当て制御は以前に設定された割り当て状
態のままで使用することも可能である。このような制御
を行う場合には、第3図(b)でのチャネル割り当て変
更データをA局−B局へのチャネル割りつけ変更用に用
いるものとし、B局−A局へのチャネル割りつけ変更に
関しては、第1図での■〜■と同じ動作をB局がA局に
対してチャネル割りつけ変更開始指示を行う形でのシー
ケンスを追加すればよい。
以上説明した例では、チャネル割りっけを変更する時点
での回線交換用に使用されている通信中のチャネルをパ
ケット交換用に割り当てる場合についての説明であるが
、回線交換用のチャネルの割りっけを減らしてパケット
交換用のチャネル割り当てを増やす場合に以下の処理手
順を用いれば、各局でのチャネル割付は変更に要する時
間は短縮化が可能となる。
即ち、回線交換用チャネルの一部をパケット交換用に割
り当て変更する場合に、現時点で通信中でない回線交換
用のチャネルの中から、パケット用に割り当てる一つも
しくは複数のチャネルを選択することとし、かつパケッ
ト用に割り当てる予定となった該チャネルについては即
座に一時的に閉塞を行い、回線交換用の呼が新たに生起
した時には回線交換用に使われないようにする処理を前
提とすれば、第1図における■の制御信号の送出に当た
っては、A局側で回線交換用の通信中のチャネルが解放
されるのを待つ必要はなくなる。即ち、A局側でチャネ
ル割付は変更用の準備が完了した時点であれば、新たな
回線交換呼の通信の発生・終了を全く意識せずに■を送
出できる。B局側での■の送出においても、同様に通信
中のチャヱルが解放されるのを待つ必要がなくなり、チ
ャネル割付けに要する時間を短縮することが可能となる
以上説明したように、本発明によれば、対向する局間で
のチャネル割り当てを片方向単位に独立に設定すること
も可能であるため、上り下り方向でのパケット/回線用
トラヒックがアンバランスな場合においても片方向単位
でのチャネル割り当ての変更用の制御を適用することが
可能となる。
第5図には第3図で使用するコマンド種類の例を示す。
第5図の項番■〜■は第1図の■〜■に対応している。
また、第1図における■〜■が第3図の(a)のコマン
ドフォーマットを適用しており、■が第3図の(b)の
フォーマットを適用している。第1図に示した一連のシ
ーケンスが終了した時点では局間におけるチャネル割り
当ての状況は第2図の(b)に遷移していることとなる
また、この例のように、パケット交換用と回線交換用と
に割り当てるチャネルは連続している必要はなく、各チ
ャネル単位で一つ一つ、個々に独立に両交換モード用に
割り当てることも同様に可能である。この場合のチャネ
ル割り当ての状態の例を第4図に示したので参照された
い。
局間チャネル制御フィールドの情報としては、例えば、
CCITT勧告X、勧告用に定義されているパターンと
重複しないような独自のパターンを割りつけることは容
易に可能となる。
この上記のフォーマットに基づいた情報の伝送制御手順
は例えば、HDLC手順や5DLC手順を用いれば、信
頼性の高い誤り制御が可能となり、再送制御等の制御手
順は上記手順の公知の方法に従えばよい°。
以上の例では制御用チャネルは#1を用いている場合を
想定して説明したが、本発明ではこの場合に限ることは
ない。例えばチャネルの割り当て制御を高速化するため
に、他の複数のチャネルに割り当てて通知する方法も同
様である。また、上述のように、チャネル割り当て制御
専用に一つまたは複数のチャネルを確保してチャネル割
り当ての変更を相手局に通知するのではなく、パケソト
デーク伝送用に確保されたチャネルを上記のチャネル割
り当て変更通知情報転送用に共用する場合も同様に可能
である。
また、これらの例ではパケット用のトラヒックが増えた
場合をバッファ使用率、パフケトデータの転送遅延時間
をもとに検出しているが、逆に回線交換用のトラヒック
が増えた場合には、回線交換用の呼が呼損となる割合を
検出して回線交換用に割り当てるチャネル数を増やすこ
とも前述した・方法と同様な手順で可能である。更に、
これらの例では1.5 M b / sの場合で説明を
行ったが、多重化伝送路の速度が例えば6.144Mb
/sになった場合や、1.5 M b / s以下にな
った場合においても単位となるチャネル速度を64 K
 b / sに限定せず、任意の速度(例えば3.2K
b/s、 5゜4Kb/s、12.8Kb/s−−・の
系列や8Kb/s、16Kb/s、32Kb/sの系列
など)に設定してチャネル割り当て制御を行うことも容
易に可能となる。
また、各端局もしくは交換局からのチャネル割り当て要
求が衝突する場合が考えられる。局が二つのみしかない
場合については、何方か一方の局にプライオリティの高
い順位を与えておき、衝突を検出した時はその旨をプラ
イオリティの高い局もしくは小さい局から相互に通知し
あい、プライオリティの高い局での指示に従って、チャ
ネル割り当ての状態を変更するような処置を行うことを
事前に決めておけばよい。第5図に示した項番■の内容
はこのような場合に備えて設けたものである。この両局
側からのチャネル割り当て要求が衝突した場合の例を第
6図を用いて説明する。
第6図ではチャネル割り当て変更用のプライオリティに
関しては、B局がA局に対して高い場合を想定し、両局
からのチャネル割り当て変更開始通知用のコマンドが衝
突した場合の通信シーケンスの例を示したものである。
A局、B局共に、独自にチャネル割り当て変更用のコマ
ンドを送出(■、■)した後に相手局からのチャネル割
り当て変更開始通知コマンドを受信した場合には、相互
に衝突を確認するために、衝突がおきたことを通知する
ためのコマンドを送出する(■、■)。
第6図ではA局のプライオリティが低いために、A局側
では、自局のチャネル割り当て変更開始コマンド■は8
局側でキャンセルされたものとし、逆にB局からのチャ
ネル割り当て変更開始コマンド■に応じて以後のチャネ
ル割り当て変更処理を行うために、■を受信したことを
通知するための受信確認コマンド■を8局側に送出する
。以後の通信シーケンス(■、■等)は第1図における
■。
■と同等である。
また、第6図において、衝突通知用の■、■のコマドシ
ーケンスは省略することも可能である。
この場合には、A局側でも衝突がおきたことを既に認識
し、更に、A局のプライオリティがB局に比べて低いた
めに、B局ではA局からの受信確認コマンド■を受信を
もって、A局がB局からのチャネル割り当て変更開始コ
マンドの受は入れを行ったものと解釈して以後の通信シ
ーケンスを進めることも可能である。
また、第7図に示すように、B局がチャネノヒ割り当て
変更開始用、のコマンドをA局に対して送出しようとす
る直前にA局からチャネル割り当て変更開始コマンドを
受信(■)した場合には、B局はA局に対して衝突の検
出通知を行い(■)、B局がA局よりもプライオリテイ
ガ高いために、引続き、チャネル割り当て変更開始用の
コマンド(■)を送出し、A局からの受信確認(■)の
受信待ち状態に入るような通信シーケンスも可能である
。第7図において、■の衝突検出通知用のコマンドを省
略して、B局では■受信後に即座にA局でのチャネル割
り当て変更要求をキャンセルし、■のチャネル割り当て
変更用コマンドを送出するシーケンスも同様に可能であ
る。
第8図は、この考え方は3つ以上の局が存在し、ネット
ワークを組む場合にも容易に適用可能であることを示す
ためのブロック図である。例えば局が3つある場合には
第8図に示すように各局相互でシステムの設置時に独自
のプライオリティを決めておく。プライオリティlはプ
ライオリティ2よりも優先度が高く、衝突時はこのプラ
イオリティに従ってチャネル割り当てを実施するように
制御すればよい。このようにしてチャネル割り当て変更
要求に対して、衝突が生じた場合においても、多重化回
線上での回線/パケット用のチャネル割り当てを片方向
単位で可変に制御することが可能となる。
第9図は、本発明を実施する場合の伝送端局(または交
換局)でのシステム構成の一例を示した説明図である。
同図において、90は伝送端局または交換局におけるシ
ステム構成、901は中継用多重化回線制御部であり、
多重化回線用終端装置91を介して多重化回線92と直
接インタフェースを持っている。9011は多重化回線
用終端装置91とインタフェースをとるために91の出
力がCMI符号形式であることを想定した時のCMI符
号をTTLレベルに変換するためのエンコーダ/デコー
ダである。(91の出力が例えばAMl等のCMIと異
なる符号形式の場合にはそれに対応したエンコーダ/デ
コーダで構成する必要がある。)9012は通常の8K
IIzのPCMフレーム同期をとるための制御メモリ 
(制御用の回路も含む)であり、9013は9012の
出力のうち、パケット用のチャネルと回線交換用のチャ
ネルとを9016のチャネル割り当て制御用メモリを用
いて分離・多重化を行うための回路である。9016は
多重化回線92の速度が例えば1.544Mb/s(同
期用に8 K b / sを使用し、正味のデータ転送
用の速度が1.536 M b / sと仮定ンで64
Kb / s単位にチャネル割り当て制御を行う場合に
は、24ワード(= 1536÷64)構成となり、各
ワード単位(#l〜#24ワードが64Kb/sチャネ
ル単位での#1〜#24チャネルに相当)にパケット用
か回線交換用かをデータ多重化・分離回路9013に識
別させるための情報を提供する。従って、多重化回線上
でのチャネル割り当ての変更は、チャネル割当制御メモ
リ9016の設定情報をプロセッサ902からの制御に
より、書き替えることに対応している。
この書替えのための制御方法としては、中継用多重化回
線制御部901の中に個別にプロセッサを持った処理用
の回路を内蔵させて書替え制御を実施することも容易に
可能である。多重化伝送路上で端末に割り当てる速度帯
域を例えば、3.2Kb / sチャネル単位で確保し
ようとする場合には、例えばCCITT勧告x、勧告環
のマルチフレーム同期を、多重化・分離回路9013に
よって分離された回線交換用のデータに対してとる必要
がある。9014はこのためのマルチフレーム同期用回
路であり、9014により、多重化伝送路上のデータは
マルチフレーム同期がとられた後に、通話路バス907
経出で通話路スイッチ903により交換されて再び、通
話路バス907経由して所望の回線交換用の相手通信端
末93に回線交換用終端装置904を経由して出力され
る。
一方、多重化分離回路9013によって分離されたパケ
ット交換用のデータはHDLC手順等のレイヤ2制御を
行う制御回路(バッファメモリ、その他のファームウェ
アを含む)9015に渡された後に、レイヤ3以上のレ
ベルの信号を内部バス906経出でプロセッサ902に
伝送し、プロセッサ902はレイヤ3の処理を行った後
に内部バス906を経由してバケッI・用回線終端装置
905を経由して所望の相手のパケット端末94に伝送
する。
なお、この例では、中継用多重化回線のレイヤ2の制御
を行うプロセッサと端末回線および中継用多重化回線の
信号のレイヤ3の処理を一括して行うプロセッサとを分
離した場合の例を示しているが、これらのプロセッサを
統合して一つのプロセッサによりレイヤ2とレイヤ3の
処理を行う方法も同様に可能である。
第1図に示したシーケンスを実現する場合に、特定の制
御用チャンネル情報または共用されたパケットチャネル
を用いて指定を行うチャネル割り当て変更用の情報は、
データ多重化・分離回路9013によってパケット用の
チャネルに分離され、内部バス906を通してプロセッ
サ902に通知される。このプロセッサ902はチャネ
ル割り当て制御用の変更情報に基づいてチャネル割り当
て制御メモリ9016の内容を書き替え、多重化回線上
でのパケット用および回線交4負用のチャネル割り当て
を変更できる。
第1θ図はチャネル割り当て制御メモリの構成例を更に
詳しく説明するための図である。90161は多重化回
線92に同期したクロック、90162は該クロックに
より起動されるシーケンシャルカウンタ、90163は
、シーケンシャルカウンタ90162で指示されたアド
レスに基づいてパケット用チャネルまたは、回線交換用
チャネルの識別情報を90163のセレクタに与えるた
めのチャネル割り当て指示用メモリである。
90163は例えば、1.544 M b / sの多
重化回線上で64 K b / s単位にチャネル割り
当てを行う場合には24ワード構成となり、また、現在
のチャネル割り当て状況を保持しているフィールド1と
チャネル割り当て変更を実施後のチャネル割り当て状況
を保持するフィールド2とから構成されている。901
64のセレクタには90163のどちらのフィールドの
データを用いるかがプロセッサ902の指示により設定
される。例えば、チャネル割り当て変更前にフィールド
lが使用されている場合には、第1図において、B局側
から■の指示コマンドがA局に到着した時点で、セレク
タ90164の選択信号を切り換えて、フィルード2の
情報をデータ多重・分離回路9013に出力することに
なる。以後、再び、チャネル割り当ての変更が生じるま
でフィールド2が使われることとなる。チャネル割り当
ての変更が再度体じた場合には今度はフィールド1が使
用されることとなる。
これらの状況を踏まえて、交換局でのチャネル割り当て
変更時でのシステム構成90の処理フローの一例を第1
1図に示すので、同図を参照されたい。
以上説明した動作は全て、多重化回線92から伝送端局
または交換局の90へ向かう方向での場合について説明
しているが、この逆の方向すなわち端末からの信号が多
重化回線92へ交換または多重化された後にでていく場
合の動作についても同様に説明ができる。
策l■叉施斑 第1の実施例においてはチャネル割り当ての制御用にH
DLC,5DLC等の伝送制御手順を用いる場合につい
て説明を行ったが、本発明はこのような手順のみでなく
、更に簡易な制御手順を用いても実現可能である。
第2図で使用した#lの制御用の専用チャネル(8ピン
ト)の別の使い方を第12図に示す。D1〜D4は第1
3図に示すコマンドコードもしくは、チャネル割り当て
制御用のデータを割り当てることとし、DI−D4がコ
マンドかもしくはチャネル割り当て制御用のデータかの
識別はD6ビツトを用いて行う場合の例を示している。
またD7ビツトはチャネル割り当て変更に要する制御情
報の授受に関する同期用または、応答確認用の目的で使
用4し、Dθビットは多重化回線上のマルチフレーム同
期用(例えばX、50等に従う同期方式)に用いるピン
トとして使用する場合を示している。この場合にはHD
LCや5DLC等の制御手順に比べて、より簡易な伝送
制御手順を用いているため、第13図に示すようにデー
タの送信終了通知や、再送要求通知等のコマンドコード
等が新たに追加された形式となっている。
前述したように、1.5 M b / s多重化伝送路
上でのチャネル割り当て変更用に、各64 K b /
 sチャネルにそれぞれ回線交換もしくはパケット交換
指示用にビットを割り当てて制御する場合には、設定情
報として24ビツトが必要となる。従って、第12図に
示すように1つのデータ転送用に4ビツト(DI〜D4
)割り当てて送る場合には、データ送出時は24ビツト
を4ビット単位で6回に分けて送出すればよい。
第14図は同期用のビットの使い方を示すものであり、
最も単純な場合として送出データが(データ(1))、
  (データ〔2〕)の2オクテツトある場合について
説明する。
一方の伝送端局または交換局から、チャネル割り当て変
更を行うために、まず、(データ〔l〕)を送出し、相
手局からの確認応答がD7ビツトにより通知された段階
で次のデータ(データ〔2〕)を送出する場合を示して
いる。第14図には、この相手局との確認応答のシーケ
ンスが同時に示されている。この例では相手局からの確
認応答がくるまではデータ送出局は同じ(データ〔1〕
)を送出し続ける場合を想定しているが、この方法に特
に限定するものではない。例えば、送出データの再送要
求が来ない限りはただ1回の送出に止めるという方法も
可能である。
第14図における各種○記号は次の状態を示すこととす
る。
■:制御チャネル上の送信データをセットすると同時に
同期用ビットを反転 ■:受信側で同期用ビットの反転をTif!認した後、
送信局側に確認用の目的で同期用ビットを反転・ ■:送信局側で次のデータをセットした旨を通知■:■
の目的と同様で同期用ビットを反転■:送信データが終
了の場合には、同期用ビットの反転を行わずに、送出用
データビットを0として、アイドル状態データある旨を
通知第15図は実際にチャネル割り当て変更を実施する
場合に伝送端局または交換局から変更用制御情報を相手
の局に送出する場合のシーケンスの一例を示したもので
ある。
最初のデータとして送出する■は第13図のコマンド内
容に示すように、チャネル割り当て変更指示を示すコマ
ンドで、次にチャネル割り当てに関する変更内容が後続
することを示す。最後の■はデータの送信終了を示すコ
マンドである。
なお、D6はD1〜D4の内容がデータ情報かコマンド
かを識別するために用いる方法が考えられる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば多重化伝送路上で
パケット交換用のデータと回線交換用のデータとが混在
して通信が行われる場合に、多重回線上でのパケット交
換用、回線交換用へのチャネルの割り当てを局間伝送路
上でチャネル割り当て制御用の情報を授受しあうことに
より、最適に設定することが可能となる。本発明は特に
、パケット交換用のトラヒック量と回線交換用のトラヒ
ック量とが時々刻々変化する時において回線上の使用効
率を高める上で効果的な手段を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は多重化回線上で、チャネル割り当て制御用のチ
ャネルを用いて、相手局にチャネル割り当て変更指示を
行う場合の本発明の一実施例を示す通信シーケンス図、
第2図は多重化回線上でのチャネル割り当てが変更され
る様子を示すための概念図、第3図はチャネル割り当て
変更通知用パケットフォーマットの一例であり、(a)
はコマンドのみの場合、(b)はチャネル割、り当て変
更データを伴う場合の例を示す説明図、第4図は第2図
と同様なチャネル割り当て変更の様子を示す概念図、第
5図は第3図で使用する各種コマンドのフォーマット例
説明図、第6図、第7図はそれぞれ各局でチャネル割り
当て変更開始用の通知コマンドが衝突した場合の通信シ
ーケンス例を示すシーケンス図、第8図は各局相互間で
チャネル割り当て要求に関するプライオリティの決め方
の一例を示す説明図、第9図は本発明を実施する上での
伝送端局または交換局の構成例を示す説明図、第10図
はチャネル割り当て制御メモリの構成例を示す説明図、
第11図はチャネル割り当て変更動作を行うためのシス
テム90の処理フローを示す流れ図、第12図は簡易な
制御手順を用いた場合の制御チャネルの使用方法を示す
説明図、第13図は第12図の使用を想定した時の各種
コマンドの内容説明図、第14図は相手局との確認応答
シーケンスの例(2オクテツト送出時)を示すシーケン
ス図、第15図は相手局との確認応答シーケンスの例(
局間でのチャネル割り当て変更用のデータとして24ピ
ントの情報と各種コマンドを送出時)を示すシーケンス
図、である。 符号の説明 90・・・伝送端局または交換局におけるブロック、9
1・・・多重化回線用終端装置、92・・・多重化回線
、93・・・回線交換用端末、94・・・パケット交換
用端末、901・・・中継用多重化回線制御部、902
・・・プロセッサ、903・・・通話路スイッチ、90
4・・・回線交換用終端装置、905・・・パケット交
換用終端装置、906・・・内部バス、90?・・・通
話路用バス、9011・・・CMIエンコーダ/デコー
ダ、9012・・・PCMフレーム同期用回路、901
3・・・データ多重化・分離回路、9014・・・マル
チフレーム同期回路、9015・・・レイヤ2制御回路
、9016・・・チャネル割り当て制御メモリ、901
61・・・伝送路に同期したクロック、90162・・
・カウンタ、90163・・・チャネル割り当て指示メ
モリ、90164・・・セレクタ。 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 代理人 弁理士 松 崎   清 12図 (a)(チャネル割当て変更前) I【 雪21311!1−一;111        
                 奪24第4図 P+啼−・−++1争−+中・ρ−かe嘴骨−V電嗜中
第8図 第  10  図 31112図 113図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)時分割多重化フレームを組んでデータの伝送される
    時分割多重化伝送路上で、回線交換用のチャネルとパケ
    ット交換用チャネルとを混在多重化させる多重化回線制
    御方式において、 該多重化伝送路の両受信端局の一方の局からチャネル割
    り当ての変更開始の通知を行うための制御情報を相手側
    の局に通知し、変更対象となっている当該チャネルに対
    してはチャネル割り当ての変更が完了するまでの間は予
    閉塞の処理を行い、両端の局で相互にチャネル割り当て
    変更の準備の完了を通知するための制御情報をやりとり
    することにより、回線交換呼およびパケットの交換呼の
    通信中の状態を保ちながら、上記多重化伝送路上の回線
    交換用、パケット交換用に使用するチャネル割り当ての
    境界またはチャネル割り当てのパターンを片方向単位で
    可変に制御することを特徴とする多重化回線チャネル制
    御方式。
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