JPS63287935A

JPS63287935A - カメラ

Info

Publication number: JPS63287935A
Application number: JP12463087A
Authority: JP
Inventors: Yukio Ogawa; 幸雄小川
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1987-05-21
Filing date: 1987-05-21
Publication date: 1988-11-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の利用分野］この発明は、リモートコントロール装置（以下にはリモ
コンと略記する）の発信部をカメラボディに取付けでき
るように構成されたカメラに関し、特に、リモコン付き
防水カメラとして好適な構造を有したカメラに関する。

［発明の背景］着脱可能なリモコンを有したカメラに関しては従来から
種々の提案が行われており、本出願人もこのようなカメ
ラ及リモコンに関する種々の提案を行ってきた。

第４図は本出願人によって提案されたリモコン付きカメ
ラの概略斜視図であり、同図において、１００はカメラ
本体、１２０は該カメラ本体１００に着脱可能なリモコ
ン発信部、である、カメラ本体１００のグリップ部には
該リモコン発信部１２０を嵌装するための凹部が形成さ
れており、該凹部の正面側壁面にはリモコン発信部１２
０内の電子回路とカメラ本体１００内の電池とを接続し
もしくは遮断するための２個の接続端子１０１及び１０
２とビン１０３とが突出している。また、該凹部の下面
には上向き方向にばね付勢されて該下面から出没可能な
係止用ビン１０４が突出し、該ビン１０４を該下面から
没入させるための操作摘み１０５がグリップ部の側面に
昇降可能に設けられている。

一方、リモコン発信部１２０の後方側の表面には該接続
端子１０１及び１０２とビン１０３が挿入されるソケッ
ト１０７〜１０９が設けられるとともに底面には該係止
用ビン１０４が挿入される孔１１０が開口されている。

該リモコン発信部１２０をカメラ本体１００に取付ける
時には操作摘み１０５を指で押下げることによって係止
用ビン１０４を該凹部の下面内に没入させた後、該リモ
コン発信部１２０を矢印に沿って該凹部内に挿入する。

リモコン発信部１２０が該凹部内に挿入されると、該凹
部内の接続端子１０１及び１０２とビン１０３とがそれ
ぞれリモコン発信部１２０のソケット１０７〜１０９に
挿入され、リモコン発信部１２０内のコンデンサとカメ
ラ本体１００内の電池とが該接続端子１０１及び１０２
を介して接続される。また、リモコン発信部１２０が該
凹部内に入った時に操作摘み１０５から指を離せば、ば
ねの力によって操作摘み１０５と一体の係止用ビン１０
４が上昇してリモコン発信部１２０の底面の孔１１０に
挿入され、その結果、リモコン発信部１２０がカメラ本
体１００に装着される。

第５図はリモコン発信部１２０がカメラ本体１００に装
着された時のカメラ本体１００内の回路とリモコン発信
部１２０内の回路との接続状態を示したものである。リ
モコン発信部１２０内には前記ビン１０３によって開か
れるスイッチ１０９があり、このスイッチ１０９と直列
電荷ｉ積用コンデンサ１１１が接続されている。また、
本体側の２個の接続端子１０１及び１０２と接続してい
る２個のソケット１０７及び１０８のそれぞれに設けら
れた接点１０７ａ及び１０８ａが該コンデンサ１１１の
両極板に接続されている。従って、カメラ本体１００内
の電池３はすそコン発信部１２０内のコンデンサ１１１
に給電し、コンデンサ１１１には電荷が蓄積されてゆく
ことになる。

なお、第５図において、１１２はカメラ本体１００内に
設けられた制御回路、１１３はリモコン発信部１２０内
に設けられた制御回路、１１４はリモコン発信部１２０
′ｌｔａ作させるためのスイッチ、１１５は発光ダイオ
ード、１１６は発光ダイオード１１５を駆動するトラン
ジスタ、１１７は発光ダイオード１１５に電荷を供給す
るコンデンサ、である。

第５図のようにリモコン発信部１２０がカメラ本体１０
０に装着されている状態では、リモコン発信部１２０内
の制御回路１１３は不図示の回路を介してカメラ本体１
００内の電池３から給電される。

第５図の如き装着状態を続けた後、カメラ本体１００か
らリモコン発信部１２０を取外すと、ビン１０３が抜か
れてスイッチ１０９が閉じられるため、それまで電池３
によって充電されてきたコンデンサ１１１が制御回路１
１３を駆動するための制御用電源となり、従つて、リモ
コン発信部１２０内に電池を搭載しなくてもリモコン発
信部１２０を単独で使用することかできる。

ところで、前記の如く構造の着脱可能なリモコン発信部
を具備している公知のカメラの場合、接続端子１０１及
び１０２が外部に露出しているので降雨中や水中で使用
することができないという欠点があった。また、リモコ
ン発信部１２０をカメラ本体に取付けた状態においては
リモコン発信部が露出しているためカメラを取落した時
やカメラに外部物体が衝突した時にはリモコン発信部及
びカメラの接続端子が損傷される可能性が大きく、また
、リモコン発信部がカメラから脱落することも起りやす
い、等の欠点があった。

［発明の目的］この発明の目的は、リモコン発信部とカメラ本体との電
気的接続部が水で濡れる心配がなく、また、リモコン発
信部が外部物体によって衝撃を受けたりカメラ本体から
脱落する恐れのない、改良されたリモコン着脱カメラを
提供することである。

［発明の概要］この発明による改良されたカメラにおいては、リモコン
発信部が電池とともに電池室に収容され、該電池室の開
口部と該電池室の蓋との少くとも一方に防水装置が形成
されており、従って、リモコン発信部をカメラ本体に装
着した状態では該リモコン発信部とカメラ本体との電気
的接続部が水に濡れる恐れがなく、また、該リモコン発
信部が外部物体と衝突したり、或いは該リモコン発信部
がカメラ本体から脱落することがない。

［発明の実施例］以下に第１図乃至第３図を参照して本発明による改良さ
れたカメラの実施例について説明する。

第１図及び第２図は本発明の第１実施例のカメラの要部
構造を示したものであり、第１図は該カメラを下側から
見た図、第２図は第１図のＡ−Ａ矢視断面図、である。

第１図及び第２図において、１はカメラ本体、１ａはカ
メラ本体１のグリップ部の中に形成された電池室である
。電池室１ａは本実施例ではカメラ本体の下面に開口し
ており、電池室１ａの開口部はカメラ本体１に軸４ａに
よって枢着された回動型の蓋４によって閉じられるよう
になっている。蓋４はカメラ本体１の下面から側面にか
けて直角に屈曲した形状に構成されており、Ｎ４の先端
にはカメラ本体１の側面に形成された溝１ｂに係止され
るフック部４ｂが設けられている。また、Ｍ４の内側の
面には電池室１ａの開口縁に沿って閉曲線状に延在する
溝が形成されており、該溝の中には０リング等の防水用
シール材５が嵌入され、該シール材５はＭ４の内面から
突出している。従フて、Ｍ４を閉じた状態では、該シー
ル材５が電池室開口部の端面に強く圧接されて電池室１
ａが密封される。

電池室１ａは電池３とともにリモコン発信部２を収納で
ざるように構成されており、本実施例では、リモコン発
イ＝部２がカメラの前方側の位置に収納される一方、電
池３がカメラの後方側の位置に収納されるように該電池
室１ａが設計されている。電池室１ａの底面すなわち、
電池室１ａの天井面、には第２図に示すようにリモコン
発信部２内の回路とカメラ本体側の回路との接続のため
に接Ｍｉｌｌ子６ａ及び６ｂとビン１４とが設けられて
おり、接続端子６ａはリモコン発信部２のソケット１３
ａに、接続端子６ｂはリモコン発信部２のソケット１３
ｂに、また、ビン１４はリモコン発信部２のソケット１
５に、それぞれ挿入されるようになっている。また、接
続端子６ａはカメラ本体側で接地されるとともにばね７
ａにより先端側に向って付勢されており、接続端子６ｂ
はカメラ本体内の電源に接続されるとともにばね７ｂに
より先端側に向って付勢されている。

一方すモコン発信部２のソケット１３ａ。

１３ｂ及び１５の中には、接続端子６ａと係合する接点
１２ａ、接続端子６ｂと係合する接点１２ｂ１ピン１４
によって開かれるスイッチ１６、がそれぞれ設けられて
いる。

なお、接続端子６ａは第４図及び第５図の接続端子１０
１に相当し、接続端子６ｂは第４図及び第５図の接続端
子１０２に相当し、ビン１４は第４図及び第５図のビン
１０３に相当するものである。

また、リモコン発信部２の接点１２ａは第５図の接点１
０７ａに相当し、接点１２ｂは第５図の接点１０８ａに
相当し、スイッチ１６は第５図のスイッチ１０９に相当
するものであり、リモコン発信部２内の回路及びカメラ
本体ｉ内の回路は共に第５図に示した回路と同じ回路で
ある。

従って第２図のようにリモコン発信部２が電池室ｌａ内
の所定の位置に収納された状態では、カメラ本体側の回
路とリモコン発信部２内の回路は第５図のように接続さ
れ、リモコン発信部２内の電源用コンデンサに電池３か
ら充電が行われる。

電池室１ａ内の電池収容場所には電池室の開口部に近い
位置に電池３の端面と係合する電池脱出防止部材８が設
けられている。該部材８は第１図において紙面に直交す
る方向の軸１０を中心として回動可能であり、ばね９に
より軸１０を中心として常に時計方向に付勢されており
、第１図の状態ではス］−ツバ−１１に当接して静止し
ている。従って、該部材８が電池室１８の開口部に近い
位置で電池３の８勤（第１図において紙面に対して直交
する方向の移動）を阻止しているため、ｆＥ４を下にし
てＭ４を開いても電池３が電池室ｌａ内から脱落する恐
れはｆｔ　＜、リモコン発信部２のみを電池室１ａから
取出すことができる。

第３図は本発明の第２実施例のカメラを下側から見た図
である。この実施例のカメラではカメラの前面側に向っ
て開口する電池室１ｃがグリップ部に形成されており、
該電池室１ｃの間口部を開閉するＭ２Ｏはグリップ部の
前面に配置されている。

なお、５は第１実施例で説明した防水用シール材、２０
ａはＭ２Ｏをカメラ本体１に枢着している軸、１ｂはカ
メラ本体１の側面に形成された溝、２０ｂは該溝１ｂに
係止される背蓋２０のフック部、３は電池室Ｉｃ内に収
容された電池、２１はリモコン発信部、である。

本実施例ではリモコン発信部２１が電池室開口部に近い
位置に収容されるように電池室１ｃが設計されており、
また、電池室の蓋２０がカメラ前面に設けられているの
で、リモコン発信部２１を電池１ｃ内から取出しもしく
は電池室１ｃ内に入れる時に第１図の実施例よりも操作
が容易になるとともに電池蓋を開いたときの電池の脱落
が起る確率が低くなるという利点がある。

なお、第３図の実施例では、リモコン発信部２１とカメ
ラ本体１との電気的接続は、リモコン発信部２１の側面
及び上下面に設けられた３個のアダプター２３と、該ア
ダプター２３に接触するように電池室ＩＣの内面に設け
られた板ばね状の接片２２と、によって行われ、原理的
には第１．第２図と同様である。

［発明の効果］以上に説明したように、本発明のカメラでは、リモコン
発信部が電池室内に収納されるとともに該電池室内で該
リモコン発信部とカメラ本体との電気的接続が行われ、
更に該電池室が防水機能を有した益で密封されるように
構成されているので、リモコン発信部とカメラ本体との
電気的接続部分が水漏れしたり、該リモコン発信部や該
電気的接続部分が他の物体と衝突したり、該リモコン発
信部が脱落したり、という種々の事故を発生する恐れが
全くなくなった。

従って、本発明によれば降雨中や水中ぐも使用すること
ができ、また、リモコン発信部の脱落を心配する必要の
ないカメラを提供することかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例のカメラの下面図、第２図
は第１図のＡ−Ａ矢視断面図、第３図は本発明の第２実
施例の一部破断下面図、第４図は従来のカメラの分解斜
視図、第５図は第４図に示したカメラの一部の回路図、
である。１・・・カメラ本体２・・・リモートコントロール装置発信部３・・・電池
　　　　　　　４・・・蓋１ａ及びＩｃ・・・電池室　
５・・・防水用シール材６ａ及び６ｂ・・・接続端子７ａ及び７ｂ・・・ばね　　８・・・脱落防止部材９・
・・ばね　　　　　　　１０・・・軸１１・・・ストッ
パー１２ａ、ｌび１２　ｂ　・・・接点１３ａ及び１３ｂ・・・ソケット１４・・・ビン　　　　　　１５・・・ソケット１６・
・・スイッチ　　　　２０・・・蓋２１・・・リモート
コントロール装置発信部２２・・・接片　　　　　　２
３・・・アダプター１００・・・カメラ本体１０１及び１０２・・・接続端子１０３・・・ビン　　　　　１０４・・・係止用ピン１
０５・・・操作用摘み１０６・・・レリーズボタン１０７〜１０９・・・ソケット１１０・・・孔　　　　　　１１１・・・コンデンサ１
２０・・・リモートコントロール装置発信部第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）カメラに着脱しうるリモートコントロール装置発
信部とカメラ用の電池とを収納しうるように構成される
とともに該リモートコントロール装置発信部のための接
続端子が内面に設けられている構造の電池室を具備し、
該電池室の開口部を開閉するための蓋と該開口部との少
くとも一方に防水装置が設けられていることを特徴とす
るカメラ。
（２）特許請求の範囲第１項において、該電池室は、該
リモートコントロール装置発信部が該電池よりも該開口
部に近い位置に収納されるように構成されていることを
特徴とするカメラ。
（３）特許請求の範囲第１項において、該電池室を含め
て全体が防水構造に構成されていることを特徴とするカ
メラ。