JPS63287271A - Ｐｌｌ映像検波回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明はテレビジョン受像器等におけるＰＬＬ映像検波
回路に関する。

（ロ）　従来の技術 テレビジョン受像機における映像検波回路には、バズ・
ビートの低減や、ＤＧ（微分利得）、ＤＰ（微分位相）
の改善のためＰＬＬ方式によるものが用いられる場合が
ある。

乙のＰＬＬ映像検波回路は特開昭５８−２１０７７１号
公報（ＨＯ４Ｎ　　５／４８）にも示されているが、例
えば第３図の様な構成のものである。即ち、同図におい
て、（１）は中間周波増巾回路、（２）はこの中間周波
増＋ｊ＋回路出力を一人力とし、同期検波を行なう同期
検波回路、（３）は映像中間周波数（５８，７５ＭＨｚ
　＞で発振するｖ　ｃ　ｏ　ｃ’を圧制御型発振器）、
（４）はこのｖＣＯ出力及び前記中間周波増巾回路（１
）出力を入力とし位相検波を行なう位相検波回路であり
、前記ｖＣＯ及びローパスフィルタと共にＰＬ　Ｌ　’
ｌ構成する。（５）はこの位相検波回路出力杏平滑し、
その出力で前記ＶＣＯ（３）を制御するローパスフィル
タ、（６）は前記ｖＣＯ出力を９０′″移相する９０３
移相器でこの出力は前記同期検波回路の仕入力となる。

上述の回路において、中間周波増巾回路（１）で増巾さ
れた映像中間周波信号は位相検波回路（４）でＶＣＯ（
３）出力と位相検波され、その出力はローパスフィルタ
（５）で平滑される。そして、このローパスフィルタ出
力はＶＣＯ（３）の位相を、前記中間周波信号との位相
差が９０°となる様に制御する。

マタ、前記ＶＣＯ（３）出力は９０’移相器（６）で９
０°移和され、映像中間周波信号と同位相に訪れた後、
同期検波回路（２）で同期検波され、映像検波出力及び
４．５Ｍ）ｌｚの音声中間周波信号が出力される。

ここで映像（６号をＶ　ｖｍ　Ａ、　ｃｏｓ（Ｗ　Ｃｔ
＋φ。）キャリアをＶｃ＝　Ａ、）　ｋ　ｃｏｓ（ｐｔ
十〇）とすると、ＡＭ波である中間周波１８号ｅ□は、 ｅ　Ｉｒ　−Ａｏ　（ｌ”ｋ　　ｃｏｓ（ｐｔ十〇　）
）　°ｃｏａ（Ｗｅｔ＋φ　０）＝　Ａ、　・ｃｏｓ（
Ｗｃｔ＋　４　ｏ　）＋Ａｏｋ／２・ｃｏｓ（（Ｗｃ＋
ｐ）ｔ＋φ　。十〇　）＋Ａｏｋ／２・ｃｏｓ（（Ｗｅ
−ｐ）ｔ＋ｉ　　ｏ−〇　）、となり、位相検波回路（
４）の出力ぞ、。はソ、。

ＶＣＯ（３）出力との積であるから ｅ　、Ｄｍ　ｅ　、　、　Ｘ　ｃｏｓ（Ｗｅｔ＋ψ）”
　Ａｏｃｏｓ（Ｗｃｔ＋φｏＬｃｏｓ（Ｗｅｔ＋ψ）”
Ａｏｋ／２・ｃｏ＝４（Ｗｃ＋ｐ）ｔ＋φ０＋θｌ−＋
：ｏｓ（ｌＪｃｔ＋ψ）＋Ａ、に／２ｃｏｓ（（シｃ−
ｐ）ｔ＋φ。−〇）・ｃｏｓ（ｙａｔ＋ψ）＝　Ａｏ／
２・（ｃｏｓ（２＄Ｊｃｔ＋φ　０＋ψ　）＋ｃｏｓ（
φ　０−ψ　））４Ａｏｋ／ｉ［ｃｏｓ（（２Ｗｃ＋ｐ
）ｔ＋Ｊ　ｏ＋θ４ψ）”Ｃ０５（ｐｔ−→４゜＋θ−
ψ）］”Ａｏｋ／４・［ｃｏｓ（（２Ｗｃ−ｐ）ｔ＋６
１．−θ十ψ）＋ｃｏｓ（ｐｔ−＋２（ｏ＋θ＋ψ）］
そして、この出力ｅＰＤをローパスフィルタ（５）に通
すと、２ＳＪｃ近くの成分は除去きれ、ローパスフィル
タ出力はｅｏ、は、 ｅ　１．ＦＦ−１＋ｏ／２・ｃｏｓ（φ０−ψ）＋Ａ、
に／４・（ｃｏｓ（ｐｔ＋φ０十〇−ψ）＋ｃｏｓ（ｐ
ｔ−φ。＋θ＋ψ））”　Ａｏ／２’Ｃ０９（ｄｉ　６
−ψ　）＋Ａｏｋ／２　　ｃｏｓ（ｐｔ、十〇　）・Ｃ
Ｏ’３　（φ０−ψ） ”　Ａｏ／２・ｃｏｓ（’ｄ＋　ｏ−ψ）・（＋、＋ｋ
　ｅｏ！３（ｐｔ、４θ））となる、ここでＰＬＬが引
き込んだ状態ではＶＣＯ出のと中間周波信号の位相差（
ｉｏ−ψ）は９０”でトるから’　ＬＰＦはＯｖとなり
ＶＣＯは安定して発振する。

しかしながら、実際には中間周波増巾回路（１）前段の
ＳＡＷフィルタ等で構成きれる中間周波フ１ルタ（図示
省略）を通過するため、第２図に示される様な振巾歪及
び位相歪を受けることになり、ｅ’ｌＦ及びぞＬ＋１は
夫々、 ｅ　’ＩＦ　−ＹｏＡｏ　ｃｏｓ（Ｗｅｔ＋φｏ　）＋
Ｙ−Ｊｏｌｔ／２°ｃｏｓ（（Ｗｃ＋Ｐ）ｔ＋φ　。十
△φ　、、十〇　）＋Ｙ−Ｊｏｋ／２−　ｃｍｓ（（Ｗ
ｅ−Ｐ）を十φ　。−Δφ　−７−〇　）ｅ　’　Ｌ　
ＰＦ　−Ｙ＊Ａｏ／２−ｃｏｓ（φ。−ψ）”Ｙ＋ｐＡ
ｏｋ／１ｃｏｓ（ｐｔ＋φ　。十△φ、？＋θ−ψ）＋
Ｙ−ｐＡｏｋ／４　・ｃｏｓ（ｐｔ−φ。＋△φ−２＋
θ＋ψ） となる。

２項及び第３項は残るため、ぞＬ□−〇となるためには
Ｙ＊ｐ−Ｙ−ｒ且つ△ｉや、−△φ１、？の条件が必要
となる。即ち、第２図においてＷｃの近傍で中間周波フ
ィルタの振巾特性及び群遅延特性がフラットであること
が必要である。

ところが、実際の中間周波フィルタの特性は第２図の如
くなってしまうためＣ′、□−〇とすることは不可使で
ある。このため前記ローパスフィルタ出力には不要成分
として映像信号成分（特に水平周波数成分　ｒ、、ｒ、
・・・・）が含まれることになり、バズ音としてこれが
音声に妨害を与える。

例えば、国内音声多重放送を受信する場合、副チャンネ
ル信号の復調はＳＩＦ回路で検波された複合音声信号を
増巾し、振巾制限した後、バンドパスフィルタにより２
ｆ’＋＋成分（副チャンネル信号のサブキャリヤ）を取
出しＦ　Ｍ復調しているが、前述のローパスフィルタ出
力に含まれる不要成分のうちｒ、、成分は増巾、振＋ｊ
＋制限の際に第２次高調波（２ｆ’−を発生するため複
合音声信号のサブキャリヤ（ｚｒ、）に重畳きれ、いわ
ゆるステレオバスが発生していた。

また、米国Ｊ声多重放送を受信する場合、２ｆＨのＡへ
・リヤが抑ＩＥされｒＤｓＢにより送信きれる副ザヤン
４）１信号に前述の不要成分のうち２ｆ□Ｉ戊分が混入
３されると、復調時に、抑Ｒ：された前記キャリヤを復
元するために作成した２ｆ１１のキルリヤ成分と前記不
要成分との間でビートが発生するため、ステレオ復調時
、歪率が劣化しバズ音の原因となっていた。

更に音声への妨害の他、画質劣化をもまねいていた。

これらの妨害を防止するためにＷｉ記ロー゛！λフィル
タの時定数を大きくして不要膜′）を滅／４１させる方
法も考えられるが、ＰＬ−Ｌの引込範囲が狭くなってし
まうため都合が悪かった。

（ハ）発明が解決しよさとする問題点 本発明は工、述の点に鑑み為されたものであり。

Ｐ　Ｌ　１．の１１−バスフィルタｗ力に含よ！ミ５不
要成分による音声及び画像への妨害をＰｌ、Ｌの引込範
囲を不必要に狭めることなく防止する；、とがでさるＰ
ＬＬ映像検波回路を提供するものである。

（ニ）　　問題点を解決するための手段本発明はＰＬＬ
映像検波回路において、位相検波回路の後段にｎｆ’、
成分を除去するトラップ回路を設けてなる。

（ホ）作用 且述の手段により、ＰＬＬのローパスフィルタ出力に含
まれる不要な妨害成分は除去される。

（へ）実施例 以下、図面に従い本発明を国内音声多重テレビジ９ン受
像機に用いた一実施例を説明する。

第１図は本実施例におけるＰＬＬ映像検波回路のブ・−
１・り図ある６本実施例の特徴は位相検波回路（４）と
ローパスフィルタ（５）との間に中心周波数がｆ□（１
５，７５ＫＨｚ）のトラップ回路（７）を設けた点にあ
る。このトラップ回路（７）は周知のＬＣ直列共振［・
１路或いはアクティブフィルタ等で構成することができ
る。

そして、ＰＬＬロック状態において、位相検波回路（４
）出力に含まれる不要成分のうら「８成分は８９７１回
路（７〉により充分減衰されるため、ローパスフィルタ
（５）出力にｆ、成分が含まれない、よって、ＶＣＯ（
３）がｆ′工成分により変動して映像検波出力に妨害を
与えることがなく、ステレオバズの発生を防止できる。

また、米国音声多重テレビジョン受像機に適用する場合
は、トラップ回路く７）の中心周波数を２　ｆ’Ｍ（３
１，５ＫＨ２）とすればステレオ復調時の歪率が改善さ
れバズ音の発生を防止できる。

また、国内或いは米国の場合、夫々ｒｎ成分及び２ｒ工
成分を充分抑圧できるのであれば、トラップ回路の中心
周波数は夫々、ｒ＋＋及び２ｆ。

から若干ずれていても良い。

更に、前記トラップ回路（７）はローパスフィルタ（５
）とＶＣＯ（３）との間に設ける様にしても良い。

（ト）発明の効果 ヒ述の如く本発明に依れば、ローパスブイ、レフ出力に
含まれる不要成分は位相検波回路の後段に設けたトラッ
プ回路により除去されるので、映像及び音声検波出力が
妨害を受ける〕とがないため、特に音声多重放送受信時
、バスの発生が防止され良好な音声が得られると共に良
好な画像が得られる。

また、【」−パスフィルタの時定数を大きくする必要が
ないためＰＬＬの引込範囲を広くすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるＰＬＬ映像検波回路
のブロック図、第２図は従来の同ブロック図、第３図は
映像中間周波フィルタの帯域特性図である。 （１）・・・中間周波増巾回路、（２）・・・同期検波
回路、ｉ３）・・・ＶＣＯｌ（４）・・・位相検波回路
、（５）・・・ローパスフィルタ、（６）・・・９０′
″８相ｍ、（７）・・・トラップ回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）映像中間周波信号を一方の入力とする位相検波回
   路と、この位相検波回路出力を平滑するローパスフィル
   タと、このローパスフィルタ出力により制御され、映像
   中間周波数を中心周波数とする電圧制御型発振器と、前
   記映像中間周波信号を一方の入力とする同期検波回路と
   、前記位相検波回路及び前記同期検波回路の各他方の入
   力に前記電圧制御型発振器出力を所定の位相差をもって
   夫々印加すべく前記発振器出力を移相する移相器とを備
   え、前記同期検波回路から映像検波出力を取り出してな
   るＰＬＬ映像検波回路において、前記位相検波回路の後
   段にｎｆ＿Ｈ（ｆ＿Ｈは水平周波数、ｎは正の整数）成
   分を除去するトラップ回路を設けてなるＰＬＬ映像検波
   回路。