JPS63284902A - 誘電体共振器 - Google Patents

誘電体共振器

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JPS63284902A
JPS63284902A JP11985687A JP11985687A JPS63284902A JP S63284902 A JPS63284902 A JP S63284902A JP 11985687 A JP11985687 A JP 11985687A JP 11985687 A JP11985687 A JP 11985687A JP S63284902 A JPS63284902 A JP S63284902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dielectric
resonators
resonator
electrode
coupled
Prior art date
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Pending
Application number
JP11985687A
Other languages
English (en)
Inventor
Yohei Ishikawa
容平 石川
Jun Hattori
準 服部
Tomiya Sonoda
富哉 園田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明はマイクロ波帯やミリ波帯においてフィルタな
どに使用される誘電体共振器に関する。
(b)従来の技術 一般に、マイクロ波帯やミリ波帯で使用されるフィルタ
としては、空洞共振器や誘電体ブロックを使用したもの
、あるいは誘電体基板上に形成したものなどがある。
誘電体基板上に形成した従来の誘電体共振器を使用した
バンドパスフィルタの全体斜視図および縦断面図をそれ
ぞれ第5図および第6図に示す。
上記バンドパスフィルタ4は、1枚の誘電体基板60の
1つの主面に円形の共振器電極51.52が形成され、
上記誘電体基板60の他の主面全体にアース電極56が
形成され、共振器電極51.52はその周縁にて誘電体
基板60の厚み方向に形成された7つのスルーホール5
3,54.55の各電極53a、54a、55aを通し
てアース電極56に接続されている。上記誘電体基板6
0、共振器電極51.アース電極5Gおよびスルーホー
ル53.55は1つの誘電体共振器61を構成している
。この誘電体共振器61の共振電極51は、誘電体基板
60の主面のコーナ一部に形成された入力電極57と静
電容量結合している。
同様に、上記誘電体基板60.共振器電極52゜アース
電極56およびスルーホール54.55は他の誘電体共
振器62を構成している。そして、この誘電体共振’!
’462は、誘電体基板6oの主面の他のコーナ一部に
形成された出力電極58と静電容量結合している。
上記構成を有するバンドパスフィルタでは、誘電体共振
器61および62は7Mモードの振動モード、より具体
的にはT M OI Oモードを用いている。この7M
モードにおいては、誘電体基板6゜の広がり方向に電磁
界が広がっている。そこで、上記のように、誘電体共振
器61では共振器電極51とアース電極56とをスルー
ホール53,55により導通させ、また誘電体共振器5
2では共振器電極52とアース電極56とをスルーホー
ル54.55により導通させてそれぞれ境界条件を設定
し、これにより電磁界の閉じ込めを行っている。そして
、誘電体共振器61と62とは漏れ磁界により結合して
いる。
(C1発明が解決しようとする問題点 このような従来の、1枚の誘電体基板上に複数の誘電体
共振器を構成したものにおいては、各誘電体共振器間は
漏れ磁界によって結合するものであるため、結合度をあ
まり高くすることができない。第5図および第6図に示
したように2つの誘電体共振器間のスルーホールを兼用
して誘電体共振器相互を近接することによって結合度を
高めることができるが、結合係数はせいぜい7%程度で
あった。また、誘電体共振器間の結合度は電極パターン
によって一義的に定まり、必要に応じて調整することは
できなかった。
この発明の目的は、7Mモードを用いた誘電体共振器が
複数段構成されたものにおいて誘電体共振器間の結合係
数を高め、さらに結合係数を調整できるようにした誘電
体共振器を提供することにある。
(d)問題点を解決するための手段 この発明の誘電体共振器は、2枚の誘電体板のそれぞれ
中央部に表面から一定深さの凹部を形成し、この凹部を
除く外表面にそれぞれ導体膜を形成した第1.第2の誘
電体共振器と、この2つの誘電体共振器の前記凹部を互
いに対向させて電気的に接合するとともに、前記2つの
凹部によって形成される空間に棒状の誘電体を収納した
ことを特徴としている。
(1141作用 この発明の誘電体共振器においては、2枚の誘電体板の
それぞれ中央部に表面から一定深さの凹部を形成し、こ
の凹部を除く外表面にそれぞれ導体膜を形成することに
よって7Mモードの2つの誘電体共振器が構成され、こ
の2つの誘電体共振器の凹部を互いに対向させて外表面
の導体膜間を電気的に接続するとともに、前記2つの凹
部が対向されてなる空間に棒状の誘電体を収納したこと
により、誘電体板の内部に発生した電界は、導体膜の形
成されていない凹部に存在する棒状の誘電体を介して積
層された他方の誘電体共振器と電界結合される。誘電体
板の中央部は電界エネルギーが高く、この部分で電界結
合するため高い結合度が得られる。また、収納する棒状
の誘電体の形状や寸法あるいは誘電率を変えることによ
って必要に応じた結合係数を得ることができる。
(f)実施例 第1図はこの発明に係る誘電体共振器をバンドパスフィ
ルタに適用した実施例の分解斜視図、第2図は組立られ
た状態を表す図、第3図はその外観を表す斜視図、第4
図はその縦断面図をそれぞれ表している。
第1図において1は第1の誘電体共振器を表し、たとえ
ば縦横IQmm、厚さ3mmの誘電体板10の底面中央
部に例えば内径2mm深さ2mmの丸穴11が形成され
、誘電体板10の上面中央部に信号の入出力用電極12
が形成されている。
さらに、丸穴11および上記電極12を除く誘電体板の
外表面に恨ペーストの塗布・焼付によって導体膜13が
形成されている。このようにしてTM、、、の誘電体共
振器が構成されている。同図において2は第2の誘電体
共振器を表し、その構成は第1の誘電体共振器1と同様
であり、上下を反転した位置関係にある。すなわち角板
状の誘電体20の上面中央部に一定深さの丸穴21が形
成され、誘電体板20の底面中央部に信号の入出力用電
極22が形成され、さらに丸穴21および電極22を除
く誘電体板20の外表面に導体1f!i!23が形成さ
れている。3はたとえば直径1.9mm長さ3.9mm
の円柱状に成形された棒状の誘電体であり、その表面に
は電極は形成されていない。
第2図に示すように第1.第2の誘電体共振器を前記丸
穴11.21が互いに対向するように積層するとともに
2つの丸穴11.21によって形成される空間に棒状の
誘電体3を収納する。そして第3図に示すように2つの
誘電体共振器の接合部分Cを半田付けなどによって電気
的に接続するこのことにより、第4図に示すように2つ
の誘電体共振器の外表面が導体膜13.23により一体
的にシールドされ、中央部で電界結合された2段の誘電
体共振器からなるバンドパスフィルタが構成される。こ
の場合、導体膜13.23をアース電極とし、電極12
から信号入力すれば、第1の誘電体共振器10で発生し
た7Mモードの電界は棒状誘電体3を介して第2の誘電
体共振器2と電界結合し、電極22から信号を取り出す
ことができる。この2つの誘電体共振器の結合は電界の
集中する中央部で行われるため、高い結合度が得られる
。また、棒状の誘電体3#−とじて、高誘電率の材料を
用いることにより、結合度をより高くすることができる
なお、実施例は2つの誘電体共振器によってバンドパス
フィルタを構成した例であったが、これをさらに多段に
することもでき、その場合隣接する誘電体共振器間の結
合にこの発明を適用することができる。さらに、T M
 o +。等地のモードの誘電体共振器を用いることも
でき、凹部と棒状誘電体も丸穴や円柱状に限らず、他の
形状であっても実施することができる。
(g)発明の効果 以上のようにこの発明によれば、7Mモードの誘電体共
振器の相互を電界結合により結合させたため、高い結合
係数が得られる。さらに収納する棒状誘電体の寸法や形
状あるいは誘電体によって2つの誘電体共振器間の結合
度を設定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの発明に係る誘電体共振器を適用し
たバンドパスフィルタの構造を表し、第1図は分解斜視
図、第2図は組み立てられた状態、第3図は外観、第4
図は縦断面をそれぞれ表している。第5図と第6図は従
来の誘電体共振器を用いてバンドパスフィルタを構成し
た例を表す図であり、第5図はその外観斜視図、第6図
は縦断面図を表している。 1−第1の誘電体共振器、 2−第2の誘電体共振器、 3−棒状の誘電体、 4−バンドパスフィルタ・ 11.12−丸穴(凹部)、 13.23−導体膜。 !1 図 第2閃 1g3図 第4閾 b

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2枚の誘電体板のそれぞれ中央部に表面から一定
    深さの凹部を形成し、この凹部を除く外表面にそれぞれ
    導体膜を形成した第1、第2の誘電体共振器と、この2
    つの誘電体共振器の前記凹部を互いに対向させて電気的
    に接合するとともに、前記2つの凹部によって形成され
    る空間に棒状の誘電体を収納したことを特徴とする誘電
    体共振器。
JP11985687A 1987-05-15 1987-05-15 誘電体共振器 Pending JPS63284902A (ja)

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ID=14771967

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5324713A (en) * 1991-11-05 1994-06-28 E. I. Du Pont De Nemours And Company High temperature superconductor support structures for dielectric resonator
EP1164655A3 (en) * 2000-06-15 2003-06-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Resonator and high-frequency filter

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1164655A3 (en) * 2000-06-15 2003-06-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Resonator and high-frequency filter
US6750739B2 (en) 2000-06-15 2004-06-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Resonator and high-frequency filter
US6933811B2 (en) 2000-06-15 2005-08-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Resonator and high-frequency filter

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