JPS5811046Y2 - マイクロ波インタ−デイジタルフイルタ− - Google Patents
マイクロ波インタ−デイジタルフイルタ−Info
- Publication number
- JPS5811046Y2 JPS5811046Y2 JP756678U JP756678U JPS5811046Y2 JP S5811046 Y2 JPS5811046 Y2 JP S5811046Y2 JP 756678 U JP756678 U JP 756678U JP 756678 U JP756678 U JP 756678U JP S5811046 Y2 JPS5811046 Y2 JP S5811046Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resonant
- microwave
- interdigital filter
- coupling
- filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はマイクロ波インターディジタルフィルターに関
する。
する。
従来、マイクロ波インターディジタルフィルターは共振
棒間の結合を電磁界結合としている為、共振棒の長さ方
向に対して垂直な２つの壁の間隔は共振棒の長さの２倍
よりも短かくしている。
棒間の結合を電磁界結合としている為、共振棒の長さ方
向に対して垂直な２つの壁の間隔は共振棒の長さの２倍
よりも短かくしている。
このため周波数が高くなると（波長が短かくなると）、
その壁の間隔を近づける必要があり、したがって無負荷
Ｑが低下し通過損失が増大するという欠点があった。
その壁の間隔を近づける必要があり、したがって無負荷
Ｑが低下し通過損失が増大するという欠点があった。
第１図は従来のマイクロ波インターデジタルフィルター
の一般的な構成であり、１はケース、２は入出力接栓、
３は共振棒、４はトランスホーマ、５は周波数微調ネジ
を示す。
の一般的な構成であり、１はケース、２は入出力接栓、
３は共振棒、４はトランスホーマ、５は周波数微調ネジ
を示す。
第２図は第１図Ａ、Ａ’の断面を表わす。
ａ、ｌ）は共振棒の長さに対して垂直な壁の間隔と共振
棒の長さ方向に平行な壁の間隔であり、ｌは共振棒の長
さである。
棒の長さ方向に平行な壁の間隔であり、ｌは共振棒の長
さである。
周波数が高くなり波長が短かくなると共振棒の長さｌが
小さくなる。
小さくなる。
また、共振棒間の結合を電磁界結合とするとａ〈２１と
なる。
なる。
とくに周波数が１０ＧＨｚ以上の領域ではａが小さくな
り、無負荷Ｑが低下し通過損失が増大する。
り、無負荷Ｑが低下し通過損失が増大する。
また構造が小さくなる為製作が難かしく高価になる欠点
があった。
があった。
本考案は、これらの欠点を解決する為、共振棒間の結合
を電界結合のみとし、共振棒の長さ方向に対して垂直な
２つの壁の間隔を共振棒の長さの２倍よりも長くするこ
とにより無負荷Ｑを下げない様な構造にしたマイクロ波
インターディジタルフィルターにある。
を電界結合のみとし、共振棒の長さ方向に対して垂直な
２つの壁の間隔を共振棒の長さの２倍よりも長くするこ
とにより無負荷Ｑを下げない様な構造にしたマイクロ波
インターディジタルフィルターにある。
以下図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第３図は従来のマイクロ波インターテ゛イジタルフィル
ターの共振棒間の結合の様子を表わす図であり、第４図
は第３図の共振棒に垂直な面の断面図である。
ターの共振棒間の結合の様子を表わす図であり、第４図
は第３図の共振棒に垂直な面の断面図である。
図において６は電気力線、７は磁力線を表わし、共振棒
が丸棒の場合の偶モードにおける電磁界の様子を表わし
ている。
が丸棒の場合の偶モードにおける電磁界の様子を表わし
ている。
第５図は本考案の実施例の構成国で、８はケース、９は
入出力接栓、１０は共振棒、１１はトランスホーマ、１
２は周波数微調ネジを示す。
入出力接栓、１０は共振棒、１１はトランスホーマ、１
２は周波数微調ネジを示す。
共振棒の長さ方向に対して垂直な２つの壁の間隔は共振
棒の長さの２倍よりも長くしている為、第４図における
磁力線７による結合は無くなる。
棒の長さの２倍よりも長くしている為、第４図における
磁力線７による結合は無くなる。
第６図は本考案によるマイクロ波インターディジタルフ
ィルターの共振棒間の結合の様子を示す。
ィルターの共振棒間の結合の様子を示す。
１３は電気力線であり、共振棒間の結合はフリンジング
容量による電界結合だけで磁界による結合はない。
容量による電界結合だけで磁界による結合はない。
各共振棒の結合度は共振棒間の距離と共振棒の長さ方向
に垂直な壁との距離によって可変することができる。
に垂直な壁との距離によって可変することができる。
この値は実験により求めたグラフにより任意の結合度の
形状を得ることができる。
形状を得ることができる。
このマイクロ波インターディジタルフィルターは１０Ｇ
Ｈｚ以上の動作領域に好適である。
Ｈｚ以上の動作領域に好適である。
本考案と従来のフィルターの具体的なデータ例と挙げる
と、１５ＧＨｚすなわちｌ−＝；４．５ｍｍ（ただし、
計算上では１５ＧＨｚの＋波長は５ｍｍであるが、実際
には、共振棒間および対ケース間の結合容量により約４
．５ｍｍとなる。
と、１５ＧＨｚすなわちｌ−＝；４．５ｍｍ（ただし、
計算上では１５ＧＨｚの＋波長は５ｍｍであるが、実際
には、共振棒間および対ケース間の結合容量により約４
．５ｍｍとなる。
）において、従来のフィルターすなわちａ−６ｍｍ（＜
２ ｌ ）では無負荷Ｑは約１０００であるのに対して
、本考案によるフィルターすなわちａ ＝９．５ｍｍ（
＞２７ ）では約１２００の無負荷Ｑとなる。
２ ｌ ）では無負荷Ｑは約１０００であるのに対して
、本考案によるフィルターすなわちａ ＝９．５ｍｍ（
＞２７ ）では約１２００の無負荷Ｑとなる。
以上述べた様にマイクロ波インターディジタルフィルタ
ーの形状を従来のものの様に小さくする必要がない為、
無負荷Ｑを大きくとることができ、通過損失も少なく、
機構的にも安価に製作することができる。
ーの形状を従来のものの様に小さくする必要がない為、
無負荷Ｑを大きくとることができ、通過損失も少なく、
機構的にも安価に製作することができる。
以上説明したように、本考案による構成のマイクロ波フ
ィルターは、従来のインターディジタルフィルターより
も通過損失を少なくすることができ、製作可能な上限の
周波数をさらに高くすることができるので、マイクロ波
通信装置、衛星利用のマイクロ波通信装置、マイクロ波
測定器等に広く応用できる。
ィルターは、従来のインターディジタルフィルターより
も通過損失を少なくすることができ、製作可能な上限の
周波数をさらに高くすることができるので、マイクロ波
通信装置、衛星利用のマイクロ波通信装置、マイクロ波
測定器等に広く応用できる。
第１図は従来のマイクロ波インターテ゛イジタルフィル
ターの構成図、第２図は第１図ＡＡ’の断面図、第３図
は従来のマイクロ波インターテ゛イジタルフィルターの
共振棒間の電磁界図、第４図はその面電磁界図、第５図
は本考案の実施例の構成図、第６図は本考案による電界
図である。 図において、１，８・・・・・・ケース、２，９・・・
・・・入出力接栓、３，１０・・・・・・共振棒、４，
１１・・・・・・トランスホーマ、５゜１２・・・・・
・周波数微調ネジ、６．１３・・・・・・電気力線、７
・・・・・・磁力線である。
ターの構成図、第２図は第１図ＡＡ’の断面図、第３図
は従来のマイクロ波インターテ゛イジタルフィルターの
共振棒間の電磁界図、第４図はその面電磁界図、第５図
は本考案の実施例の構成図、第６図は本考案による電界
図である。 図において、１，８・・・・・・ケース、２，９・・・
・・・入出力接栓、３，１０・・・・・・共振棒、４，
１１・・・・・・トランスホーマ、５゜１２・・・・・
・周波数微調ネジ、６．１３・・・・・・電気力線、７
・・・・・・磁力線である。
Claims (1)
- 共振棒の長さ方向に垂直な２つの壁の間隔を前記共振棒
の長さの２倍以上にすることを特徴とするマイクロ波イ
ンターディジタルフィルター
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP756678U JPS5811046Y2 (ja) | 1978-01-24 | 1978-01-24 | マイクロ波インタ−デイジタルフイルタ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP756678U JPS5811046Y2 (ja) | 1978-01-24 | 1978-01-24 | マイクロ波インタ−デイジタルフイルタ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54111443U JPS54111443U (ja) | 1979-08-06 |
| JPS5811046Y2 true JPS5811046Y2 (ja) | 1983-03-01 |
Family
ID=28815463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP756678U Expired JPS5811046Y2 (ja) | 1978-01-24 | 1978-01-24 | マイクロ波インタ−デイジタルフイルタ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5811046Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5811344U (ja) * | 1981-07-15 | 1983-01-25 | アルプス電気株式会社 | アンテナ・ブ−スタ−ミキサ−付きｒｆモジユレ−タ− |
| JPS59110201A (ja) * | 1982-12-15 | 1984-06-26 | Nippon Dengiyou Kosaku Kk | コムライン型帯域通過ろ波器の製法 |
-
1978
- 1978-01-24 JP JP756678U patent/JPS5811046Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54111443U (ja) | 1979-08-06 |
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