JPS632848A - 耐衝撃性の改善されたレジンコンクリ−ト - Google Patents

耐衝撃性の改善されたレジンコンクリ−ト

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JPS632848A
JPS632848A JP14318486A JP14318486A JPS632848A JP S632848 A JPS632848 A JP S632848A JP 14318486 A JP14318486 A JP 14318486A JP 14318486 A JP14318486 A JP 14318486A JP S632848 A JPS632848 A JP S632848A
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JP
Japan
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resin
resin concrete
concrete
chlorinated polyethylene
weight
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JP14318486A
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JPH0460063B2 (ja
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幸男 田中
川辺 隆正
中尻 恒夫
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Osaka Soda Co Ltd
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Osaka Soda Co Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は耐衝撃性の改善されたレジンコンクリートに関
する。
(従来技術) レジンコンクリートは有機高分子材料(レジン)を結合
材として母材、充填材及びレジンの硬化剤等を混練りし
て硬化させたものである。
レジンコンクリートは、セメントを結合材として骨材を
混合した、いわゆるセメントコンクリートに比べて下記
のような特徴を持っている。
(イ)圧縮強度1曲げ強度及び引張強度が大きい。
(ロ)従って材料の薄肉化が可能であり軽量化できる。
(ハ)耐薬品性が滞れている。
(ニ)速硬化性であり生産性が高い。
(ホ)外観性に優れる。
上記のような特性を利用してレジンコンクリートは地下
埋設用マンホール、工場排水路用パイプ。
電線型1漬用トラフ、通信ケーブル用トラフ、排水トラ
フ、化粧内装材などに既に使用されている。
レジンコンクリートのレジンとしては、従来主に不飽和
ポリエステルが使用されているが、上記のような浸れた
特性を有するにかかわらず、耐衝撃性の点ではまだ不十
分であった。高強度を生かし製品を薄肉化して軽量化す
ればする程耐衝繋[生は小さくなり、レジンコンクリー
トの成形現場や製品の輸送途上おるいは施行現場などで
の取扱い不注意による破損や欠は等のトラブル発生が避
けられなかった。
従来レジンコンクリートの耐衝撃性を改善する目的でレ
ジンに天然ゴム、ブタジェンゴム、スチレン−ブタジェ
ンゴム、アクリロニトリルーブタジエンゴム、エチレン
−プロピレンターポリマー。
クロロプレンゴム等のゴムや酢酸ビニル樹脂、エチレン
酢酸ビニル樹脂、アクリル酸エステル樹脂。
ポリエチレン等の熱可塑性樹脂を溶解してレジン自体を
改質する方法やレジンコンクリートに補強材として普通
丸鋼、異形丸鋼、高張力異形鋼、ガラスファイバー等を
埋め込む方法が提案されたが、レジン自体を改質する方
法は溶解のための設備機器を必要とするため経済性に問
題がある他、改質材を均一に溶解させて品質を安定に保
持することが実際上困難なため殆んど実用化されていな
い。
また上記鋼材等で補強する方法は、レジンコンクリート
の成形現場での対応性には優れているが、その埋め込み
に手間が掛ること、また鋼材等が表面に出て美粧性を損
ねること、ファイバーの場合には分散が均一に行われ難
いこと、などの欠点がおる。
(発明の目的) 本発明の目的は、現有の機械設備及び現行の作業条件を
そのまま利用しうる耐衝撃性の改善されたレジンコンク
リートを提供することである。
(発明の構成) 本発明者らは、上記目的に沿って鋭意検討を行った結果
、改質材として粉末状の塩素化ポリエチレンを用いると
レジンコンクリートの耐衝撃性が著しく改善されるとい
う知見を得たものである。
すなわら、本発明は、粉末状塩素化ポリエチレンを混合
したことを特徴とする耐衝撃性の改善されたレジンコン
クリートである。
本発明に用いられる塩素化ポリエチレンはポリエチレン
を水性懸濁下または有機溶剤に溶解せしめた溶液中で塩
素ガスと反応させることによりjqられるが、特に水性
懸濁法による塩素化ポリエチレンは粉末状で得られるた
め本発明において好ましく用いられる。原料のポリエチ
レンは、分子量が15X104〜30x104のものが
本発明の目的のためには特に好ましい。塩素化ポリエチ
レンの塩素含量は通常20〜60重量%のもので、残存
結晶が10%以下のゴム弾性を有しているものがよい。
上記範囲外のものは、通常ゴム弾性を失い耐衝撃性改善
効果が低下する。塩素化ポリエチレンは、これを粉末の
状態でレジンコンクリート内に均一に分散させるために
はその粒径がタイラー篩20メツシュパスの出来るだけ
細かい粒子のものを用いることが望ましい。
粉末状塩素化ポリエチレンの添加量は、レジン100重
量部に対して0.5ii部以上、多くとも10重量部の
範囲である。0.5重量部未満では耐衝撃性改善効果が
乏しく、10重四部を超えるとレジンコンクリート自体
の強度低下の原因となる。
本発明の対象となるレジンコンクリートは従来知られて
いるものであり、レジンとしては不飽和ポリエステル、
エポキシ樹脂、フラン樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノ
ール樹脂等の熱硬化性樹脂、タールエポキシ樹脂、ター
ルウレタン樹脂等のタール変性樹脂、アスファルト、エ
ポキシアスファルト、ゴムアスファルト等のアスファル
トもしくは変性アスファルト、メタクリル酸メチル、ス
チレン等のビニル系モノマーが挙げられる。これらレジ
ンの中でも特にオルソフタル酸系もしくはイソフタル酸
系の不飽和ポリエステル又はメタクリル酸メチルをレジ
ン成分としたものが塩素化ポリエチレンによる耐衝撃性
改善効果が特に潰れる。
その他の成分、充填材、骨材反び硬化剤は通常使用され
ているものが用いられる。例えば充填材としては炭酸カ
ルシウム、シリカ、フライアッシュ等、骨材としては川
砂、ケイ砂、川砂利等、硬化剤としては不飽和ポリエス
テル、ビニル系モノマーの場合には荷載過酸化物が用い
られる。その他当該技術分野において行われているよう
な他の添加剤、例えば硬化促進剤、離型剤、収縮低減剤
等の使用は自由である。またシランカップリング剤。
炭素繊維、ガラス繊維等の混入は圧縮強度1曲げ強度等
の機械的特性を向上させるので好ましい。
レジンコンクリートにおける各成分割合は既に知られて
おり、経済性や耐久性1強度、その他の性能を考慮して
定められる。本発明においてはレジン100重量部に対
して充填材100〜250重量部、骨材500〜120
0重量部の範囲が本発明の耐衝撃性効果をより一層発揮
せしめることができる。硬化剤は使用するレジンを硬化
せしめるに必要な吊が用いられる。
レジンコンクリートへの粉末状塩素化ポリエチレンの配
合には種々の方法があるが、塩素化ポリエチレンをレジ
ンコンクリート内に細かな粒子状で分散させるためには
、骨材や充填材と予め混合しておき、使用時これをレジ
ン及び硬化剤等と共にコンクリートミキサーなどで混練
する方法がよい。
上記混練された配合物は、型枠等に充填して所定時間(
通常は常温)で硬化させた後、更に高温で後硬化による
養生を行って成形物とする。
(発明の効果) 本発明は、従来行われている設備2作業条件を変えるこ
となくレジンコンクリート自体の本来布する機械的強度
を低下させずに耐衝撃性を著しく改善することができる
。従って成形物の薄肉化ができ、軽量化された素材とし
て各種用途に期待できる。
(実施例) 実施例1 下記成分よりなる配合物に塩素化ポリエチレン(塩素含
母35重量%、残存結晶O%、粒度6oメツシユパス、
原料ポリエチレンのメルトインデックス0.04 )を
3,5及び10重四部混合した配合物を調製した。
配合                  重量部オル
ソフタル酸系不飽和ポリエステル  100ナフテン酸
コバルト           0.5メチルエチルケ
トンパーオキサイド (55%溶液)1.0 粗骨材(直径2〜5mm粗砂)        600
細骨材(直径2mm以下砂>         300
微粉炭酸カルシウム           io。
まず骨材と炭酸カルラム微粉末に塩素化ポリエチレンを
加えてコンクリートミキサーでよく混合した。
これにレジン及び硬化剤等を混入して十分混練りした後
、型枠にバイブレータ−を用いて隙間なく充填し、25
℃で1時間硬化後70’Cで20時間養生して成形物を
得た。
得られた成形物についてJISK6911によるシャル
ピー衝撃試験、JISR5201による圧縮強度試験及
び曲げ強度試験を行い、その結果を表1に示した。
実施例2 レジン及び硬化剤として、メチルメタクリレート100
ffiff1部及びベンゾイルパーオキサイド(50%
ペースト)2重足部を用い、粗骨材、細骨材。
炭酸カルシウム及び塩素化ポリエチレンは実施例1と同
じものを同量用いて実施例1と同様に混練りし、バイブ
レータ−を用いて同様な型枠に隙間なく充填して25℃
で1時間硬化させ、次いで90℃で5時間養生した。得
られた成形物について実施例1と同様に試験を行って結
果を表1に示した。
尚、表1において比較例1,2は、実施例1,2におけ
る塩素化ポリエチレン無添加の配合物の結果である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粉末状塩素化ポリエチレンを混合したことを特徴とする
    耐衝撃性の改善されたレジンコンクリート。
JP14318486A 1986-06-19 1986-06-19 耐衝撃性の改善されたレジンコンクリ−ト Granted JPS632848A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14318486A JPS632848A (ja) 1986-06-19 1986-06-19 耐衝撃性の改善されたレジンコンクリ−ト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14318486A JPS632848A (ja) 1986-06-19 1986-06-19 耐衝撃性の改善されたレジンコンクリ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS632848A true JPS632848A (ja) 1988-01-07
JPH0460063B2 JPH0460063B2 (ja) 1992-09-25

Family

ID=15332834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14318486A Granted JPS632848A (ja) 1986-06-19 1986-06-19 耐衝撃性の改善されたレジンコンクリ−ト

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JP (1) JPS632848A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8365696B2 (en) 2008-12-25 2013-02-05 Teikoku Piston Ring Co., Ltd. Piston device for internal combustion engines

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8365696B2 (en) 2008-12-25 2013-02-05 Teikoku Piston Ring Co., Ltd. Piston device for internal combustion engines

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JPH0460063B2 (ja) 1992-09-25

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